白老・戸田町長 問われる3期目の真価 課題山積、町の進路は
- 2019年10月23日
任期満了に伴う白老町長選で15日、無投票3選を果たした現職戸田安彦氏(50)。23日に初登庁し向こう4年間の町政運営をスタートさせたが、人口減少時代の中で持続可能なまちづくりをどう進めるか、3期目の真価が問われている。 無投票当選が決まった15日夕、戸田氏は選挙事務所に集まった支援者と万歳
任期満了に伴う白老町長選で15日、無投票3選を果たした現職戸田安彦氏(50)。23日に初登庁し向こう4年間の町政運営をスタートさせたが、人口減少時代の中で持続可能なまちづくりをどう進めるか、3期目の真価が問われている。 無投票当選が決まった15日夕、戸田氏は選挙事務所に集まった支援者と万歳
胆振東部地震から1年が過ぎたのを機に、早期復興とその先の地域の在り方について語り合う復旧・復興シンポジウムが21日、厚真町総合福祉センターで開かれた。「震災復興からこの先の地域創生へ」をテーマにパネルディスカッションや専門家の基調講演などが行われ、厚真、安平、むかわの3町から集まった約140人が復
今年3月までむかわ町地域おこし協力隊のメンバーだった三輪和美さん(47)が、穂別地区の中心部にハンドメードカフェ「すりりんぐ工房Cafe」(同町穂別64)をオープンさせた。昨年9月に発生した胆振東部地震による被災を乗り越え、もともと飲食店だった店舗を改装。「夢だった北海道でカフェをオープンできてう
白老町立図書館は、戦争と平和をテーマにした絵本や写真集などの書籍コーナーを設け、利用を呼び掛けている。 「平和について考える資料展」と題した企画。同町が2004年10月に行った「平和のまち宣言」にちなみ、毎年10月に資料展を実施している。 コーナーには戦争・平和の関連書籍約100冊
むかわ町教育委員会の長谷川孝雄教育長(60)がこのほど、2019年度地方教育行政功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受けた。小中学校の施設や子どもたちの学習環境の整備などに尽力した功績が評価され、「素直にうれしい。支えてくれた方たちに感謝です」と話している。 長谷川教育長は、1999年6月に旧
苫小牧市がまとめた市内公共交通に関する現況調査の中間集計によると、路線バスとタクシーは顕著な減少傾向が見られたが、JR苫小牧駅の乗車人員はほぼ横ばいとなった。人口減少や少子化などを踏まえ、都市構造に合わせた効率的な交通ネットワーク構築が急務としている。 市は今年度から2カ年のスケジュールで
苫小牧市中心部の商店街で、店主らが専門知識や技術を客に教える「とまこまい得する街のゼミナール(まちゼミ)」が市民の間で定着している。7年目を迎え、ここ数年は300人台のペースで参加があり、リピーターだけではなく初めて体験した市民からも好評という。今年は9月26日から今月30日まで開催中で、22店が
イラストレーターの和田誠さんが亡くなった。たばこのパッケージのデザイン、週刊誌の表紙、本の装丁など多方面で活躍した。エンターテインメントの世界にも造詣の深く、音楽や映画にまつわるエッセーも多い。若い頃、著作を探しては買い求めた。中でも、古い映画満載の「お楽しみはこれからだ」のシリーズが好きで、何度
胆振総合振興局は15日現在の管内の農作物生育状況をまとめた。10月前半は気温が高く降雨量も多かった影響で、秋まき小麦と大豆の生育が平年より3~4日早く、テンサイは平年並みで推移している。収穫作業は家畜飼料向けのサイレージ用とうもろこしが8日早く、水稲と小豆が平年並みで終了した。 このほか、
環境省と苫小牧市が共同管理するウトナイ湖野生鳥獣保護センター(同市植苗)が2018年度、市民の通報や持ち込みなどで救護した鳥獣は、前年度比22個体減の129個体で、過去5年間で最少だった。巣立ち前のひなの持ち込みなどが減っており、19年度上半期(4~9月)も前年度同期比19個体減の72個体。同セン
家庭で不要になった洋服を持ち寄って交換し合いませんか―。苫小牧市は26日午前10時から、市内沼ノ端のリサイクルプラザ苫小牧で「お洒落服の交換会 ばくりっこ」を初開催する。市の担当者は「ただ捨てるのはもったいない。誰かに着てほしい洋服があればぜひ持参してほしい」とアピールしている。 当日のル
苫小牧市錦岡の森で、マタタビがたわわに実っていた。艶やかな野生の果実が、高い樹木の枝に巻き付いたつるからたくさんぶら下がる様子は実りの季節を思わせる。 マタタビ科の落葉つる性植物。市内では、樽前山麓の森でよく見られる。緑色の果実は滋養強壮に効果があるとされ、生食のほか塩漬け、果実酒にしたり
21日午後10時55分ごろ、苫小牧市美沢の国道36号でヒグマ2頭が道路を横切るのを、車で走行中の男性が目撃し、苫小牧署に通報した。 同署によると、現場は道道新千歳空港線との交差点から苫小牧側に300メートル付近。それぞれ空港側から安平側に横切ったという。
苫小牧市の沼ノ端北栄町内会(佐野輝幸会長)は18日の日没後、地域の防犯強化を目的に苫小牧署と合同で町内パトロールを実施した。 同町内会では年5回、防犯ボランティアがパトロールを実施している。 今回は11~20日の全国地域安全運動期間の活動の一環で取り組み、ボランティア9人のほか、苫
苫小牧署はこのほど、車上狙いや特殊詐欺を防ぐための啓発活動を市内糸井の温浴施設ほのか(岡村博樹支配人)で行った。 警察と民間団体が犯罪や事故のない社会の実現を目指す全国地域安全運動(11~20日)の一環。運動初日に啓発イベントをイオンモール苫小牧で開いており、市内西部でも実施することにした
苫小牧泉野小学校は18日、6年生対象に実施しているプログラミングの授業を同校で初めて公開した。市内の小中学校の教諭や市教育委員会の関係者約30人が見学に訪れた。 2020年度の小学校におけるプログラミング教育の必修化を前に、道教委は4月、全道20校の研究実践校の一つに泉野小を指定。同校は、
苫小牧西高校(田邊裕二校長)は18日、3年生を対象に「命の大切さを学ぶ教室」を開いた。約150人が北海道交通事故被害者の会代表の前田敏章さんの講演を通じ、命の尊厳について考えた。 前田さんは、1995年に当時高校2年生だった長女の千尋さんを前方不注意の車によって亡くした。以来、交通事故撲滅
元松竹映画製作プロデューサー楢部一視さん(87)=札幌市在住=による映画に関するお話し会がこのほど、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。市民ら40人が参加して楢部さんの講話を聞き、家族の絆をテーマとした映画「ホーム・スイートホーム」(2000年公開)の一場面を楽しんだ。 同センター
道内経済4団体は21日午後、札幌市内で記者会見し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の本道誘致実現に向けた緊急共同宣言を発表した。▽全国上限3カ所のうち1カ所は北海道で実現を▽道は早期に誘致表明を行い、実施方針策定の具体手続きを―の2点を求める内容。鈴木直道知事の政治決断が年内に迫る中、経済界
鈴木直道知事は21日に道庁で開いた東京2020オリンピック聖火リレー北海道実行委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の暑さ対策として、陸上のマラソンと競歩を札幌開催に変更する代替案の検討に入っていることについて「道としてはどのような結論になろうとも、東京大会の成功に向けてしっかりと取
(23日) 苫小牧 北海道港湾協会中央要望(東京都内)。 千 歳 午前10時、千歳市成年後見支援センター開設式(社会福祉協議会)。午後2時、北海道河川環境整備促進協議会研修会(ANAクラウンプラザホテル千歳)。午後5時30分、北海道河川環境整備促進協議会懇親会(ANAクラウンプラザホテ
トヨタカローラ苫小牧は19日、市内柳町のとまこまい店(山口陽一店長)で苫小牧署と連携した高齢者向け交通安全イベントを開いた。60歳以上の11人が参加し、安全運転に必要な知識を確認した。 社会貢献活動の一環で、同店の高齢の利用客を対象に初めて開催した。 参加者はJAF札幌支部の担当者
苫小牧市日吉町の苫小牧バプテスト・キリスト教会は26日、子どもから高齢者まで楽しめるイベント「秋のふれあい会」を開く。 地域住民に教会を身近に感じてもらおう―と企画。教会内に金魚すくいや輪投げを楽しめるゲームコーナー、喫茶コーナーなどを設け、来場者に自由に巡ってもらう内容でミニバザーも行う
認知症や知的障害などで判断力に不安がある人を支援する成年後見支援制度の普及を目的とした講演会が19日、苫小牧市民会館で開かれた。市社会福祉協議会が運営する市成年後見支援センターの主催で市民110人が来場。この中で、市社協の職員や市民後見人らで8月に結成した「劇団社協」の12人が、制度の紹介を織り交
苫小牧工業高等専門学校の第55回高専祭が19、20の両日、同校キャンパスで開催された。芸能人のゲストライブも初開催され、にぎわいを見せた。 今年の高専祭テーマは「高専坂55」。55回目を迎える今年、学生や教職員らが坂道を登るように高専祭をつくり上げてきたという。 19日はテレビなど
千歳市東雲町5の富樫電気工事(富樫昭大社長)は、地域の情報を発信する地域情報ウェブサイト「まいぷれ千歳・恵庭」を立ち上げ、10月から営業を本格スタートさせた。情報分野への進出は初。道内では7エリア目となる。富樫社長は「地域を元気にし、地域貢献ができる事業への参入を決めた」と異業種進出への熱い思いを
恵庭恵明中学校1年の高階凌君(12)がこの秋、競技ダンスの日本ダンススポーツ連盟が指定する準強化選手に抜擢された。国内外の試合で好成績を修めた実力を認められた。「次は全日本強化選手になって、将来は日本チャンピオンに」と目を輝かせ、日々練習に励んでいる。 ダンススポーツは、社交ダンスをベース
沖縄県竹富町在住のシンガーソングライター、つちだきくおさんが20日、むかわ町道の駅「四季の館」で復興応援ライブを開いた。沖縄の音楽やユニークな語りを繰り広げ、町内外から駆け付けた来場者に元気を届けた。 つちださんは竹富町の観光大使を務め、全国各地で音楽活動を展開するほか、地元の80歳から1
福祉用具の正しい知識や適切な選定、使用方法について指導、提供する北海道プラネット(福祉用具研究ネットワーク北海道)主催「災害時の福祉機器対処方法研修会」が20日、厚真町総合福祉センターで開かれた。道内から介護施設関係者ら40人ほどが集まり、福祉用具の専門家から災害時における現状や課題について学んだ
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で19日、日本古来の「たたら製鉄」の実演会が開かれた。 同資料館で開催中の特別展「日本の刀の魅力・短刀の輝き展」の関連行事。たたらは、炉に砂鉄と木炭を交互に投入して高温で熱し、鉄を生成する日本独自の製鉄法で、日本刀の原材料の鉄を作る技術として現代に継承されてい