往来自粛要請 地域経済への影響懸念、市内事業者は動向注視
- 2020年11月17日
道と札幌市は16日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、道民に同市と他地域との往来自粛などを要請する方針を固めた。17日にも正式決定する。札幌に近い苫小牧からは週末を中心に行き来する人が多く、自粛による交通機関などへの影響が懸念されるが、バス事業者や宿泊、観光関連事業者らは「現時点で影響は見通せ
道と札幌市は16日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、道民に同市と他地域との往来自粛などを要請する方針を固めた。17日にも正式決定する。札幌に近い苫小牧からは週末を中心に行き来する人が多く、自粛による交通機関などへの影響が懸念されるが、バス事業者や宿泊、観光関連事業者らは「現時点で影響は見通せ
苫小牧の冬の一大イベント「とまこまいスケートまつり」の実行委員会(市町峰行委員長)は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来年2月6、7日に開催予定だった第55回のまつりを中止すると正式に決定した。1967年に始まって以来初めて。毎年約5万人が訪れる大型催事だが、コロナ感染者が増えていること
年の瀬に向け、苫小牧市内のしめ縄製造卸、中山商事(中山稔代表)では、しめ縄や正月飾りの製作が追い込み時期に入っている。 同社は春先から正月飾りの製作を開始。タイやおかめ、小判など縁起物をあしらった飾りを作る細かな作業から始まり、むかわ町の農家から仕入れたわらを芯材に、青森県産の乾燥スゲを編
苫小牧市は2021年度から6カ年で進める第3期市地域福祉計画案をまとめた。人間関係の希薄化や相談体制の不足など顕在化する地域課題に対応するため、相談機能の包括的な体制構築や権利擁護の推進といった福祉施策を柱に掲げている。市民からの意見公募(パブリックコメント)などを経て年度内の策定を目指す。
苫小牧勇払小学校が、今年度の税を考える週間(11月11~17日)にちなんだ苫小牧税務署の租税教育推進校表彰に選ばれた。16日に栗本信二署長が同校を訪れて森晶子校長に感謝状を贈った。 同校では2003年に、同署職員らを外部講師に呼んだ租税教室を開始。6年生を対象に年1回行っており、今年度も1
鶏卵製品や菓子製造販売のマザーズ(本社白老町、川上一弘社長)が同町社台で4月にオープンした新店舗「マザーズ+(プラス)」が、日本デザイン振興会(東京都)の2020年度グッドデザイン賞を獲得した。鶏舎をモチーフにした建物の優れたデザインや、鶏卵・鶏肉の加工や調理などの過程が見学できる仕掛けが高く評価
開拓者やアイヌ民族を題材にした小説を手掛け、緻密な取材を続けてきた直木賞作家の乃南アサさんが14日、白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪ねた。国立アイヌ民族博物館の展示物や体験交流ホールの伝統芸能、工房のアイヌ文様刺しゅう、チセ(伝統家屋)を見学した乃南さんは、ポロト湖畔の立地を称賛した上で、
むかわ町教育委員会がインターネットに公開している動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」チャンネル「むかわ学」の動画記事がこのほど100本に到達した。新型コロナウイルス感染拡大が長続きする状況下とあって、学校の教材や町民に情報提供する貴重な資料として役立っている。 動画は感染症防止
白老町は、老舗百貨店「高島屋」(本社大阪市)とタイアップしたふるさと納税返礼品の取り扱いを始めた。 返礼品は、魚の干物やたらこなど水産物加工品、白老牛肉やハンバーグ・シチューのレトルト商品、チーズケーキやアップルパイといったスイーツ詰め合わせなど。町内の事業者が製造販売する商品を高島屋が選
縄文時代の生活文化や遺跡・出土品等をパネルなどで紹介する「北の縄文パネル展」が18日から、むかわ町道の駅「四季の館」いこいの広場で開かれる。 道内における縄文文化に対する理解を深めてもらおうと、胆振総合振興局が企画。縄文時代の生活や文化を紹介するパネル31枚のほか、町教育委員会が協力して町
厚真町社会福祉協議会は、新型コロナウイルス感染症が胆振管内で拡大している状況を踏まえ、17日に町総合福祉センター、18日に東和生活会館、25日に厚南会館でそれぞれ予定していた「ふれあいサロン」を中止にした。
2020年度第2回新千歳空港の運営に関する協議会(会長・阿部直志北海道エアポート新千歳空港事業所長)が16日、新千歳空港内で開かれた。6月の空港の民間運用開始後に関係者が顔合わせするのは初。横田隆一千歳市副市長や福原功苫小牧市副市長、道、国交省の関係行政機関、入口博美千歳商工会議所会頭など地元経済
札幌南法人会恵庭支部(玉川豊支部長)は16日、「公民」の授業で税金について学ぶ恵庭市内の中学3年生(5校)に租税教材620冊を贈った。 将来の納税者になる青少年に、税に関する知識や関心を持ってもらうのが狙い。「税を考える週間」(11月11~17日)に合わせ毎年実施している。 この日
千歳中学校のPTAおやじの会(中島真矢会長)が企画するキャリア講座「My ゴールサポート」が13日、同校で始まった。 「背中でしゃべくる大人」と名付け、おやじの会メンバーを講師に、放課後に集まった生徒に自らの仕事を語り、それぞれの夢の実現をサポートしようという企画。今年度は3回実施する。
(18日) 苫小牧 在庁執務。 千 歳 午前10時、企業訪問(千葉県)。午後1時5分、千歳市における自衛隊の体制強化を求める期成会秋季中央要望(東京)。午後8時5分、帰千。 恵 庭 午前10時、北海道地方治水関係合同要望(東京)。 白 老 在庁執務。 安 平 午前10
第35回苫小牧民報杯将棋大会(日本将棋連盟苫小牧支部・苫小牧民報社主催)が15日、苫小牧市民会館で開かれた。世代を超えた総勢18人が参加し、盤上で熱い戦いを繰り広げた。【電子版に動画】 開会式で中條範広支部長は「歴史と伝統のある大会、フェアな戦いで頑張ってください」とあいさつ。上級者向けの
マルトマ苫小牧卸売の西田浩一社長による講演会が14日、苫小牧市民活動センターで開かれた。苫小牧で水揚げされる魚介類や特産のホッキの食べ方などを紹介。「苫小牧の魚をもっと食べて」と呼び掛けた。 苫小牧消費者協会が、意外と知らない地元産の魚について理解を深めようと開催した消費生活セミナー。25
むかわ町在住の画家で、新道展会員の木内弘子さん(62)の絵画展が、苫小牧市表町のファッションメールプラザで開催されている。人間の心象を表現した複雑かつ深みを感じさせる抽象画16点が展示されている。入場無料で、29日まで。 独特な色使いや大胆な筆致、躍動的な絵の具の飛び散りなどで表現した作品
苫小牧税務署(栗本信二署長)は13日、2020年度納税表彰式を行い、苫小牧間税会の市町峰行会長が札幌国税局長表彰を受賞した。また、苫小牧地方法人会の猪俣浩一理事、苫小牧地方青色申告会連合会の小玉誠副会長、苫小牧間税会の半澤敏夫常任理事の3人が苫小牧税務署長表彰を受けた。 国税庁は租税の意義
苫小牧市の市民活動団体「みらいづくりハマ遊の友」(高橋承子代表)はこのほど、朗読会「宮沢賢治の詩と手紙を読む」を市内住吉町2のコミュニティーサロン「ハマ遊の友」で開催した。地域住民ら10人が、同団体の理事が読み上げる賢治の詩の世界観に触れた。 朗読会では木村一男さん(71)が藏重「ざしき童
苫小牧市柏木町の青空幼稚園(冨樫聖子園長)は今月5日から13日にかけて6日間、園児が遊戯や劇を披露する活動発表会を同園で開いた。 活動発表会は例年、市文化交流センターで1日で行っている。今年は新型コロナウイルスの影響で同センターを利用できず、同園を会場に。2部制にして1日2クラスペースで全
苫小牧市の柏木町町内会(柳谷昭次郎会長)はこのほど、同町内会館で今年度初めての「ふれあいサロン」を開いた。しらかば地域包括支援センターの看護師、武田邦子さん(65)が「インフルエンザと新型コロナの予防」の演題で講演。症状の特徴や予防法などを語り、地域住民10人が耳を傾けた。 サロンは例年、
清涼飲料水を製造する丸善市町植苗工場(苫小牧市植苗)で、シャンパン風の炭酸飲料「シャンメリー」の生産が本格化している。クリスマス向けの商品で、従業員は琥珀(こはく)色などに輝く液が注がれたガラス瓶にキャップを取り付け、梱包(こんぽう)する作業に追われていた。 同工場では砂糖や果糖ブドウ糖液
道と札幌市などは14、15の両日、新型コロナウイルスの感染者が新たに439人(14日230人、15日209人)確認されたと発表した。日別の新規感染者は4日連続で200人を超え、3桁台は11日連続となった。うち166人(14日73人、15日93人)の感染経路を追えていない。道は80代男性と年代非公表
全日本空輸(ANA)は16日までに、12月1日~1月5日の減便を発表した。新千歳空港発着路線では12月に13路線で635便、1月1~5日は2路線で22便を減らすが年末年始を中心に、当初計画にはなかった臨時便を運航する。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う航空需要減少を受けた措置。当初計画と比
名だたるアイスホッケー選手を輩出してきたこの地で取材しながら考えることがある。母なる氷都、苫小牧―。樽前山はうっすら雪化粧し、冬の気配が色濃くなった。 今月1日まで、王子イーグルスはホームの苫小牧で栃木日光アイスバックスと2戦して2回とも5―2の勝利を収めた。 1回戦後、追い上げ及
苫小牧市が2020年度上半期(4月~9月末)に受けたドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数は速報値で延べ185件に上り、前年同期比で49件増えた。一方、市内の民間団体が運営する緊急避難所(シェルター)の利用者は減っている。シェルターの関係者は、新型コロナウイルスに起因する生活不安で加害者から
苫小牧市を通る国道36号の交差点で、直進と右折レーンに赤と青のカラー舗装を施し、車をスムーズに誘導する対策を北海道開発局が進めている。急ブレーキや急なハンドル操作などによる追突事故の抑制効果に期待が懸かる。 カラー舗装は交差点の造りや事故傾向に合わせて直進レーンを赤、右折レーンを青に塗り、
北海道鉄道OB会苫小牧支部(斉藤和夫支部長)は14日、苫小牧市科学センターの屋外に展示されている蒸気機関車(SL)「たるまえ号」の今年最後の清掃活動を行った。積雪を前に、メンバー12人が布や紙やすりを使って車体の輝きを復活させた。 「たるまえ号」は1938年製造のC11形機関車で、長さ12
5日(木)▽遺失物横領 木場町=大型スーパーで買い物カートに忘れたエコバッグ 6日(金)▽発生なし 7日(土)▽発生なし 8日(日)▽窃盗 糸井=娯楽遊技場内に置き忘れた現金約1万円入りの財布 9日(月)▽器物損壊 高丘=月極駐車場に駐車していた車両前後左右に線状の