記者コラム 風 負けたくない
- 2021年6月9日
先日、昔お世話になった本屋の店主から携帯電話に着信があった。通話中、「コロナになんて絶対に負けたくない」という言葉が、頻繁に使われることに違和感を感じた。 店主との出会いは学生時代。バイト終わりの明け方、始発まで公園で時間をつぶしていると「寒いからうちに入れ」と声を掛けてくれた。30歳も離
先日、昔お世話になった本屋の店主から携帯電話に着信があった。通話中、「コロナになんて絶対に負けたくない」という言葉が、頻繁に使われることに違和感を感じた。 店主との出会いは学生時代。バイト終わりの明け方、始発まで公園で時間をつぶしていると「寒いからうちに入れ」と声を掛けてくれた。30歳も離
《中止》 【6月】 26日 男女(あなた)の声により添う いのちと暮らしの相談会(市民活動センター)※19日の予約受け付けも中止。 《延期》 【6月】 心のベストコンディション~ストレスにとらわれないココロの育て方(市男女平等参画推進センター)7月6日に延期。
苫小牧市の地域経済対策「プレミアム(割り増し)付き商品券」の購入申請冊数が、割増率20%と60%各10万冊の発行予定を大幅に上回ったことが、7日までの市の集計で分かった。このため1人各2冊の購入上限まで全ての申請者には行き渡らず、市は世帯人数に応じて調整することを決めた。 市によると、5月
苫小牧市は7月1日から、12歳以上64歳以下で基礎疾患のある市民と、高齢者施設の従事者を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種券を先行配布する。いずれも自己申告制で、事前申請が必要。申請はオンラインで25日まで受け付ける。 先行配布を受けられる基礎疾患の種類は15種。慢性的な呼吸器の病気、
道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに147人確認し、15人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が150人を下回るのは5月3日(114人)以来、5週間ぶり。道内の死者は累計で1206人、感染者は延べ3万9639人(実人数3万9551人)となった。 死亡を確認したのは、
主要航空各社は5月の利用実績(速報値)をまとめ、本道発着路線の旅客数は前年同月と比べて、日本航空(JAL)は3・1倍、全日本空輸(ANA)は4倍に増えた。新型コロナウイルス感染拡大により、昨年も今年も国の緊急事態宣言の発令中だったが、落ち込みは今年の方が少なかった。 5月の本道発着路線旅客
国民の命がないがしろにされている気がして仕方がない。医療が逼迫(ひっぱく)し、必要な治療を受けられないまま亡くなる人を含め、全国で日々何十人もの命が新型コロナウイルスで奪われている。その中でただただ東京五輪開催に突き進む政府の姿勢を疑う。 先週、政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾見茂会長
日本軽金属苫小牧製造所(苫小牧市晴海町)は18日付人事で、綿引義昌製造所長(63)が異動し、後任に栗田勤製造所次長(57)が昇進する。併せて日軽北海道(同)の社長も、綿引氏から栗田氏に代わる。 栗田氏は小樽市出身、明治大卒。1988年4月に日本軽金属入り。化成品事業部化学品部長などを歴任し
王子製紙苫小牧工場が明治から昭和初期にかけて運行し、「山線」の愛称で親しまれた王子軽便鉄道の映像が新たに発見された。千歳市の支笏湖畔での工事風景や湖畔駅とみられる場所の近くに停車する列車、走りだす列車の窓から笑顔を見せる詰め襟(学ラン)の少年の姿などが記録されている。山線の動画発見は、1982年8
在宅医療への理解を広げよう―と、とまこまい医療介護連携センターは、医療従事者向けのハンドブックを作成した。在宅医療と往診の違いや知っておきたい制度、診療報酬などを紹介。実際に在宅医療に従事している苫小牧市内の医師らのインタビューも掲載している。 在宅医療は医師だけでなく、看護師、薬剤師、栄
苫小牧市港町の海の駅ぷらっと港市場内の青果店「MOCO(モコ)」は7日、市内新中野町の認定こども園苫小牧中央幼稚園(田山和男園長)に夕張メロン30玉を寄贈した。1~5歳児クラスの園児145人が、みずみずしく甘い果肉に舌鼓を打った。 同店は給食用の野菜を同園に卸している縁から、新型コロナウイ
樽前自然木工房(小沼和夫代表)は18日まで、苫小牧市川沿町の苫小牧信用金庫川沿支店のロビーで新作時計展を開いている。木製の時計など約50点が並んでおり、小沼代表は「丹精込めて仕上げた作品たちを見に来てほしい」と呼び掛ける。 信用金庫の日(15日)にちなんだ催し。同工房のメンバー3人が手掛け
6日午前0時半ごろ、室蘭市の室蘭港北外防波堤で釣りをしていた苫小牧市ウトナイ北、会社員高橋満春さん(42)が海に転落した。約1時間後、室蘭海上保安署や遊漁船に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は水死。 同署によると、高橋さんは5日夕から知人2人と遊漁船を使い、岸から約600
帝国データバンク札幌支店は、2021年度(21年4月~22年3月)の道内企業の設備投資に関する調査結果を発表した。設備投資計画が「ある」と回答した企業は54・3%となり、前回(20年4月実施)比で2・9ポイント上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大が長期化していることを背景に、設備投資を行わない企
道と国土緑化推進機構は、10月10日に札幌市豊平区の道立総合体育センター(北海きたえーる)で開く第44回全国育樹祭の式典行事の参加者を募集している。 募集期間は7月9日までで、定員は350人程度。抽選で参加者を決め、7月下旬に招待状を送る。 申し込みはインターネット、郵送、ファクス
国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、札幌市内で開かれた党道連総会にリモートで出席した後に記者会見し、10月までに行われる次期衆院選比例道ブロックに、元衆院議員の山崎摩耶氏(74)を擁立すると正式に発表した。 総会では、道連代表代行だった山崎氏を代表に選任した。玉木氏は「道連の新体制が発足した
(9日) 苫小牧 午前11時、定例記者会見。 千 歳 午前9時、全国市長会総会運営委員会(Web会議)。午前10時30分、全国市長会通常総会(Web会議)。 恵 庭 午後4時、新型コロナウイルス感染症対策本部会議。 白 老 在庁執務。 安 平 午後7時、安平町の自然を
むかわ町は7日、ブロードバンドタワーグループの「ジャパンケーブルキャスト」(本社東京)と防災・ICT(情報通信技術)の利活用・観光推進に関する包括連携協定を結んだ。同日、町役場に併設する産業会館と都内をオンラインでつないで締結式が行われ、協定書を確認した。同社が協定を結ぶのは全国でむかわ町が初めて
白老町は、2021~28年度を期間とした第4次定員管理計画を策定し、運用を開始した。民間業務委託の推進や新規採用の抑制などを図りながら、職員を徐々に減らして人件費の抑制につなげる。計画最終の28年度の正職員数は、20年度比で21人削減の方針を示した。 第3次(17~20年度)に続く第4次計
胆振東部消防組合の職員として40年にわたって活躍し、地域防災に尽力した元同組合消防署厚真支署長の吉村正弘さん(69)=町内在住=が今春の危険業務従事者叙勲で瑞宝単光章(消防功労)を受章した。7日に町役場で表彰伝達が行われ、宮坂尚市朗町長から賞状と勲章が手渡された。 吉村さんは同組合が発足し
東京競馬場で6日行われたGI安田記念を制したダノンキングリー。生産した浦河町杵臼の三嶋牧場(三嶋昌春代表)はGI初制覇の喜びに沸いた。7度目のG1出場で悲願の優勝を果たした。 同牧場は戦前から馬を生産してきた老舗の牧場で1960年に法人化。現在は約40人の牧場スタッフが約100頭の繁殖牝馬
新型コロナウイルス感染拡大によるクラスター(感染者集団)が発生しているむかわ町穂別地区の高齢者施設は5~7日の3日間で新たに1人の陽性が確認され、利用者1人が亡くなった。 町や施設によると、5日に職員1人の感染を確認したが、6、7日と2日続けて新規感染者はおらず、この間、利用者、職員合わせ
安平町は、「起業創業」と「移住」を連動させた新たな事業として「Fanfareあびら起業家カレッジ」を今年度からスタートさせる。皮切りとなるオンラインによるイベント(説明会)を13日に開催するに当たり、町内で起業、または事業展開を検討する人を対象に参加者を募集している。居住地は町内外を問わない。
住民基本台帳に基づく白老町の5月末人口は1万6207人となり、前月比で31人、前年同月比では262人それぞれ減少した。 男性は7686人で前月に比べて13人減。女性は8521人で18人減った。 自然動態は出生4人に対し死亡25人で21人減、社会動態は転入26人に対し転出人36で10
苫小牧市錦町のラウンジバー「ラピス」はこのほど、店内のテーブルやいす、カウンターなどを光触媒でコーティングし、抗菌・抗ウイルス化した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、5月16日から休業中で、深澤薫オーナーは「再開後、安心して来店いただけるような環境を整えたい」と話す。
岩倉建設(本社札幌市)は2日、JR苫小牧駅北口の市道木場町中央通沿いで、清掃と花壇整備を行った。苫小牧市木場町にある同社苫小牧本店の従業員35人が参加して、市中心部の美化に汗を流した。 同社が2010年から毎年続けている地域貢献活動。参加者は同店を出発し、ごみをトングで拾い集めながら同駅北
生命保険の大樹生命苫小牧支社はこのほど、市社会福祉協議会の愛情銀行に使用済み切手1・8キロを寄贈した。全国の大樹生命で実施している「古切手回収キャンペーン」を今年4月から苫小牧営業部でも始めて集めた。 道面博支社長、早崎秀祐営業部長、城川幸子さんの3人が市社協を訪れ、渡辺敏明市社協会長に善
2016年7月にむかわ町で創業した。長野県産のそば粉を取り寄せて作った甘みと香りが豊かな自家製麺を提供する。粗びきで引いた粉を混ぜ合わせ、甘みと香りの良さを一層引き立てているという。 メニューの中でも1番人気は、冷たいそばとさくさくのゴボウの天ぷらを掛け合わせた「ごぼう天ざるそば」(840
北海道の良質な酒米と水、冷涼な気候は日本酒醸造に適した環境―と、道内では酒蔵の開設が相次いでいる。現在、13市町に14酒蔵15製造所。道は2~3月に実施した飲食店経営者や一般消費者へのアンケート調査を基に、道産日本酒の品質向上と振興を図る方針。 道は2~3月に札幌、渡島、上川、十勝管内の飲
◇苫小牧市社会福祉協議会の「だけボラ」事業近くスタート(31日) 花壇整備やごみ分別など限定的な内容に特化したボランティア活動。誰でも気軽に参加でき、新型コロナウイルスの影響で希薄になりがちな新たなコミュニティー形成を目指す。 ◇絶滅危惧種シマクイナ、勇払原野で繁殖確認(1日) 北大大学院