オミクロン、せき・倦怠感増 専門医「長期化の傾向」
- 2022年6月4日
新型コロナウイルスのオミクロン株感染による後遺症の実態が、少しずつ分かってきた。デルタ株以前より、せきや倦怠(けんたい)感を訴える割合が多いが、味覚・嗅覚障害は少ないとされる。専門医は「後遺症は長期化傾向がある。感染時は軽症でも油断は禁物だ」と呼び掛ける。 東京都は5月下旬、都立・公社病院
新型コロナウイルスのオミクロン株感染による後遺症の実態が、少しずつ分かってきた。デルタ株以前より、せきや倦怠(けんたい)感を訴える割合が多いが、味覚・嗅覚障害は少ないとされる。専門医は「後遺症は長期化傾向がある。感染時は軽症でも油断は禁物だ」と呼び掛ける。 東京都は5月下旬、都立・公社病院
任期満了に伴う苫小牧市長選(12日告示、19日投開票)は、無投票が確実視される。出馬を表明したのは5選を目指す現職の岩倉博文氏(72)のみで、立憲民主党も3日までに、候補の擁立を正式に断念した。告示まであすで1週間。無風となれば、前回(2018年6月)から連続となる。 立憲民主党苫小牧支部
苫小牧市は3日、小学校に設置する放課後児童クラブについて、2023年度から民間事業者に業務委託する方針を明らかにした。市議会定例会で牧田俊之氏(改革フォーラム)の一般質問に答えた。7月に利用者への説明会を開いた後、補正予算案などの準備を進め、12月に事業者を決定する考え。 小学校内の放課後
政府は、新型コロナウイルスの感染状況改善を受け、観光支援事業「Go To トラベル」を近く再開する方向で調整に入った。複数の関係者が3日明らかにした。7月の再開を軸に検討しているが、月内への前倒しを探る動きもある。感染拡大に柔軟に対応できるよう仕組みを変更し、イメージ刷新へ名称を変える案も検討され
函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の4月貿易概況(速報値)によると、輸出入総額は前年同月比で63%増の1272億5100万円と、15カ月連続で前年同月を上回った。 輸出は41%増の220億6500万円で、14カ月連続の増加。中国向けの冷凍ホタテや韓国向け石油製品、米国向け自動車部品な
道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1038人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続1000人を超えたが、前週の同じ曜日を20日連続で下回った。このうち469人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ36万2262人となった。 死亡したのは、札幌市の
北海道エアポート(HAP)がまとめた新千歳空港の航空概況によると、4月の国内線旅客数は前年同月比約1・6倍の90万6793人となり、6カ月連続で前年実績を上回った。 主な幹線の内訳は、羽田線が約1・5倍の42万1038人、伊丹線が約1・9倍の6万19人、関西線が約2倍の5万3182人、成田
コロナ禍で中止や延期、観覧制限の続いていた孫の運動会の画像が届いた。ウイルスの中休みにマスクから解放されて走る元気な姿だ。 昔なら現像や焼き付けを経て何枚かの静止画像に収まり、手紙と一緒に封筒に入れられ、郵便局を経由して数日がかりで届いていた。撮影前後のできごとや会場の様子は、電話で補って
苫小牧署管内の今年の死亡交通事故は、6月に入っても0件が続いている。統計が残る1989年以降、遅くとも3月末までには発生しており、死亡事故ゼロの年間最長記録を更新中だ。同署は交通事故が増える夏本番に向け速度超過の取り締まりを強化するとともに、高齢者の運転免許自主返納を促すなど事故抑止に全力を挙げる
苫小牧市内の小学校は6月が運動会のピーク。4日は3校で行われ、紅白の体育帽をかぶった児童たちが日頃の練習の成果を発揮しようと全力で競技に臨んでいた。 晴天に恵まれた同日、苫小牧西小学校(大塚志保校長、児童数191人)は全校一斉に実施。昨年は1~3年と4~6年の3学年ずつで行われ、種目は徒競
苫小牧美園小学校(手塚敏校長、児童数452人)は3日、全学年一斉に春の遠足を行った。学年ごとに目的地が異なる中、1年生72人は6年生69人の付き添いで、緑ケ丘公園展望台(高丘)を訪れた。 この日が小学生になって初めての遠足となった1年生たちは約2キロの道のりを異学年交流で満喫。弁当やおやつ
野外音楽イベント「沼ノ端新栄公園ステージフェスティバル(沼フェス)」(実行委員会主催)が7月3日、苫小牧市北栄町3の新栄公園で3年ぶりに開催される。スペシャルゲストとして、札幌市出身のシンガー・ソングライター福原みほさんを迎える。 4回目の今年は、苫小牧を拠点に活動するシンガーと三味線のユ
苫小牧山草盆栽愛好会(守屋久義会長)の展示会が4日、苫小牧市サンガーデンで始まった。会員11人が丹精込めて育てた山野草、樹木、草花などの盆栽約120点を展示している。5日まで。 新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となっており、3年ぶりの開催。今年で40回目となる。 会場にはカラ
知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、国土交通省がカズワンと同じ航行区域を設定している全国の小型船舶について、「浸水拡大を防ぐ『水密隔壁』の設置は不要」として船舶検査を運用していることが3日、同省への取材で分かった。カズワンの隔壁には複数箇所に穴が開けられていたが、同省は
道は3日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。記者会見した鈴木直道知事は「減少しているものの感染者数はまだ高い水準にある」との認識を示し、ワクチンの3回目接種をさらに加速する姿勢を強調。特に接種率が40%台にとどまる20代と30代の「若年層の接種促進を図っていくこ
観光船3社不備12件 道運輸局 沈没事故受け検査 知床半島沖の観光船沈没事故を受け、北海道運輸局は3日、事故を起こした運航会社と同じオホーツク管内斜里町で小型観光船を運航する同業3社への通常監査で、計12件の指摘事項があったと発表した。運輸局は、営業再開前に是正を確認するとともに、必要に応じ乗
7月10日投開票が有力視される参院選道選挙区に立候補予定の立憲民主党の元衆院議員、石川知裕氏(48)が3日、苫小牧民報社を訪れた。 3年前の知事選で敗れた石川氏は「その後も北海道を元気にするという一心で政治活動を続けてきた」と語り、ポストコロナ時代に向け「新規補助金制度をつくるなど、返済に
22日公示、7月10日投開票が確実視される参院選へ向け、道選挙管理委員会(石塚正寛委員長)は3日、札幌市内で立候補予定者説明会を開き、道選挙区(改選数3)には12陣営、比例代表には7党が出席した。 石塚委員長は「ルールを守ったきれいな選挙を推進したい」と強調し、道選管としては「新型コロナウ
NHK党新人の石井良恵(61)、浜田智(59)両氏は3日、道庁でそれぞれ記者会見し、22日公示、7月10日投開票が想定される参院選道選挙区(改選数3)に立候補することを正式に表明した。 現在は無職の石井氏は留萌市生まれで、東京都練馬区在住。元電力会社員で、埼玉県蕨市の非常勤職員なども務めた
(7月1日) [転入] 出光プランテック北海道社長(徳山事業所安全環境室長)野中進▽人事課長(総務部総務課員)木戸唯介▽機械課長(千葉事業所機械課静機係長)小笠原利文▽主任部員・プロセス技術担当(愛知製油所主任部員・プロセス技術担当)相楽好治 [転出] 石油エネルギ
北海道水産会は3日、北方領土の貝殻島周辺で行われるコンブ漁に関するロシアとの交渉が妥結したと発表した。ロシアのウクライナ侵攻の影響で交渉開始が例年より遅れたが、2022年の採取量はコンブなどの褐藻類3787トン(前年3887トン)と決まった。 操業期間は前年同様6月1日~9月30日で、採取
(5日) 苫小牧 午後1時30分、苫小牧歯科医師会歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクール表彰式(市民活動センター)。 千 歳 午前8時30分、第42回千歳JAL国際マラソン(青葉公園およびスポーツセンター)。 恵 庭 午前11時、学校法人柏学園50周年記念式典(千歳市)。
不当に差別されることのない平等な社会について考える「人権パネル展」が10日まで、市役所1階ロビーで開かれている。法務省が定める人権擁護委員の日(1日)に合わせて、苫小牧人権擁護委員協議会が主催した。高齢者や子ども、外国人、女性、アイヌ民族、性的少数者などさまざまな立場から人権問題を考えるパネル17
苫小牧浴場組合(郷路正明組合長)は5日、加入の4施設でレモンを丸ごと湯船に浮かべる「レモン湯」のサービスを実施する。 苫の湯(大成町)の竹原豊光代表は男湯・女湯で各20個ほどのレモンを袋や網に入れて浮かべる。「お出掛け帰りや夕食後だと、密にならずに利用できる。レモンの香りを楽しんで、日頃の
苫小牧市議会定例会は2日から一般質問に入り、6人が質問を行った。同日の主なやりとりを紹介する。 首藤孝治氏(改革フォーラム)は、旧商業施設・苫小牧駅前プラザエガオについて、公費解体に関する市の見解をただした。岩倉博文市長は「公費で解体するには、相手との合意がなければならない。中心市街地活性
安平町内で45年の長きにわたり、国勢調査員をはじめとする各種統計活動に取り組み、瑞宝単光章(国勢調査功労)を受章した元安平町職員の藤原和夫さん(74)の叙勲伝達式が3日、町役場総合庁舎で行われた。及川秀一郎町長から勲記、勲章が手渡された。 藤原さんは、1975年10月に国勢調査員に任命され
厚真町華道同好会(上田敦子代表)は、6月6日の「いけばなの日」にちなみ、町青少年センター2階ロビーでミニ花展を開いている。会員らが生けた盛り花や花のフレームなど、35作品が並び、癒やしの空間を創出している。 いけばなの日は、「6歳の6月6日に習い事・芸事を始めると、上達する」という日本古来
白老町議会の公明党議員団(氏家裕治団長)は3日、町役場を訪れ、コロナ禍における原油価格や物価高騰による市民、事業者の負担軽減を町に求める要望書を戸田安彦町長に手渡した。 議員団は氏家団長を含む町議2人。要望事項は7項目で▽子育て世帯への支援として学校給食費などの負担軽減▽水道料金の補助など
白老北栽会(香西毅会長)は2、3両日、第39回春季盆栽展を白老町コミュニティセンターのロビーで開いた。さまざまな樹種の盆栽約40点を並べ、来場者の目を楽しませた。 盆栽は会員7人が丹精を込めて育て、枝ぶりや花の色が美しいミヤマキリシマなど。最高齢会員の94歳の女性も出品し、来場者は樹形の美
白老町と苫小牧人権擁護委員協議会は7日まで、「人権パネル展」を町総合保健福祉センターいきいき4・6のロビーで開いている。 人権擁護委員は法務大臣から委嘱された民間ボランティア。町内には6人おり、幅広い年代への啓発活動や困り事相談に応じている。 パネル展は、同委員の活動や差別のない社