北京五輪 (下) コロナ対策は徹底 ボランティアの仕事ぶりに好感
- 2022年2月23日
A 大規模大会でこれ以上はできない、というほど厳格な新型コロナウイルス感染防止対策の下で行われた大会だった。 B 入国は北京からしか認めず。大会に関わる全員が例外なく外部との接触を完全に断った「クローズド・ループ」と呼ばれる空間に入り、行動はその中に制限された。 C ループ外を通っ
A 大規模大会でこれ以上はできない、というほど厳格な新型コロナウイルス感染防止対策の下で行われた大会だった。 B 入国は北京からしか認めず。大会に関わる全員が例外なく外部との接触を完全に断った「クローズド・ループ」と呼ばれる空間に入り、行動はその中に制限された。 C ループ外を通っ
米大リーグから楽天に復帰して2年目の田中将は、調整を順調に進めている。22日にはヤクルトとの練習試合で、初めて実戦登板する予定。練習とは違い力も入るだろうが、「力むときは力んでいい。それで(課題が)出たところを一つ一つ修正を重ねて開幕を迎えられた方がいい」と捉える。 昨年のキャンプは途中合
アジアリーグアイスホッケーのレッドイーグルス北海道は26、27両日に白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で行われるジャパンカップ後期リーグ東北フリーブレイズ戦の前売り観戦券を販売している。 苫小牧建設協会(26日、試合開始午後5時)、明治安田生命苫小牧支社(27日、同午後3時)がそれぞれゲー
20日まで熱戦が繰り広げられ、日本選手の活躍が光った北京五輪。昨夏の東京五輪に続き、新型コロナウイルス下で行われた冬季スポーツの祭典を、取材に当たった時事通信の記者が振り返る。 A 日本選手団は、冬季大会で過去最多だった前回平昌五輪をさらに上回るメダル18個を獲得した。このうち金は3個。コ
カーリングは20日、女子の決勝が行われ、ロコ・ソラーレの日本は英国に3―10で敗れ、銀メダルだった。初の金メダルは逃したが、2018年平昌五輪の銅を上回る最高成績で2大会連続のメダル獲得。 日本は第5エンドで1点のスチールを許し、1―4と苦しい展開で折り返した。後半はスキップ藤沢を軸に巻き
カーリング女子決勝で敗れて銀メダルとなった日本の藤沢五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花との主なやりとりは次の通り。 ―前回よりいい色のメダル。 藤沢 決勝は自分たちの納得のいく試合ではなかったので、こんなに悔しい表彰台はあるのかと感じた。(最後の一投は)私の五輪で最後のショット
日本は北京五輪でメダル18個を獲得した。冬季で最多だった前回平昌大会の13個から5個増。新型コロナウイルス下で先が見通しにくい状況だった中、伊東秀仁選手団長は「最強のチームジャパンを実証した」と誇り、前進していることを結果で示した。 4年前との大きな違いは、銅が9個と前回の4個から倍以上に
フィギュアスケートは19日、ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がフリー5位の141・04点をマークし、合計211・89点で7位に入った。フリー、合計で自己ベストを更新し、ペアの日本勢初の入賞。これまでは1992年アルベールビル五輪の井上怜奈、
第9エンド終了時で英国との点差は7点となった。日本は負けを認める「コンシード」を宣言。「決勝が一番あっという間に時間が過ぎた。まだここに立っていたかった」とリードの吉田夕は涙を流した。憧れ続けた決勝の舞台。戦いを終えて胸中にあふれたのは充実感よりも悔しさだった。 英国は平昌五輪の3位決定戦
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が20日、北京五輪閉幕に際しての談話を日本オリンピック委員会(JOC)を通じて発表し、「応援してくださる全ての方々を失望させる結果になったが、選手やチーム同士、関係者、たくさんの方々が純粋に喜び合えるスキージャンプという素晴らしい競技の場に立つた
スピードスケートは19日、マススタートが行われ、女子の高木菜那(日本電産サンキョー)は1回戦で転倒があって敗退し、連覇はならなかった。佐藤綾乃(ANA)は8位だった。イレーネ・スハウテン(オランダ)が3000メートル、5000メートルと合わせ3冠。 男子は土屋良輔(メモリード)が6位、一戸
スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した日本代表が20日、北京市で記者会見し、高木菜那(日本電産サンキョー)は、自らの転倒が響いて連覇を逃した大会を振り返り、「すごく悔しく、つらい五輪になった」と語った。 不本意な決勝レースから5日。高木菜は「なかなか気持ちの整理がつかず、どう
◇笑顔で滑り切ろうと 三浦璃来 笑顔で滑り切れるように心掛けた。団体のフリーと比べて大きなミスがなかったので、それがこの短期間での成長。 ◇もっと上に 木原龍一 (3回目で)やっと世界と戦える自信がついて出場することができた五輪。もっと上に行きたいと思った。
▽女子決勝 日 本 010001010X●【9035】3 200110402X●【9035】10 英 国 (9エンドギブアップ)
▽…43歳で日本の冬季五輪最年長メダリストになったリザーブの石崎は、表彰台の上で涙を流した。前回の平昌大会ではテレビの解説者を務めたが、第一線を離れた本橋麻里さんに粘り強く誘われてチームに加入。「夢に見ていた場所。本当にカーリング人生、こんなことがあるのだな」としみじみ振り返った。
カーリングは19日、男子の決勝が行われ、スウェーデンが英国を延長戦の末に5―4で破り、初優勝した。 女子の3位決定戦では、前回金メダルのスウェーデンがスイスに9―7で競り勝った。
◇仕掛けたかった 土屋良輔 本当は1周目から仕掛けたかったが、圧倒的な強さを見せつけられた。もっと勢いよくいきたかった。そこはちょっと反省点。(一戸と)2人で入賞したことは良い終わり方だった。 ◇勘でレース展開 一戸誠太郎 1500メートル後に右膝を痛め、ほとんど加速できて
冬季大会で歴代最多となる18個のメダルを獲得した日本の選手らは、思い思いに閉会式を楽しんだ。スピードスケート女子の郷が開会式に続いて旗手を務めて入場すると、他の日本選手も続々と姿を見せた。カーリング女子の藤沢は携帯端末を用いて記念撮影。スピード男子の森重は他の人に担ぎ上げられ、笑みを浮かべながら登
ジャパンカップ後期リーグは19、20両日、フラット八戸=青森県八戸市=などでリーグ戦4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は東北フリーブレイズに1勝1敗。栃木日光アイスバックスは、ひがし北海道クレインズに連勝した20日 ▽2回戦(フラット八戸) レッドイーグルス北海道5―3東北フリーブレ
アイスホッケーは20日、男子決勝が行われ、フィンランドがロシア・オリンピック委員会(ROC)を2―1で破り、初の金メダルに輝いた。フィンランドは1952年オスロ大会に初参加して以来、銀2、銅4のメダルを獲得していた。 3位決定戦では、スロバキアがスウェーデンを4―0で破り、銅メダルを獲得した。
横浜グリッツは19日、チームスタッフ1人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。また、17日までに選手9人の新型コロナ陽性者が判明したが、その他12人はPCR検査の結果陰性となり26、27両日に横浜市で予定されているジャパンカップ後期リーグ栃木日光戦開催に向け準備を進めていくとした。
北京五輪のフィギュアスケートは20日、上位選手らによるエキシビションが行われ、男子4位の羽生結弦(ANA)らが華麗な演技を披露した。羽生は清塚信也さんのピアノによる「春よ、来い」で優雅に舞い、「全ての思い、幸せ、自分のスケート人生のいろんなものも込めて、表現できたのではないかと思っている」と話した
カーリングは18日、女子の準決勝が行われ、2018年平昌大会銅メダルのロコ・ソラーレの日本はスイスを8―6で破って初の決勝進出を決めた。日本カーリング史上最高成績となる銀メダル以上を確定させ、20日の決勝で金メダルを懸けて英国と対戦する。 日本は1―2の第5エンドに4点を奪って逆転。そのま
日本のカーリング界における歴史的な一歩を刻んだ。18日の準決勝で世界選手権覇者のスイスを破り、五輪初の決勝進出を果たしたロコ・ソラーレの日本。17日の1次リーグ最終戦で完敗した相手に雪辱を果たした原動力は、スキップ藤沢五月選手(30)の鮮やかな復調にあった。 お互いが後攻のエンドで1点ずつ
【北京時事】17日に行われたスピードスケート女子1000メートルで金メダルを獲得した高木美帆(日体大職)が18日、メダルプラザで開かれた表彰式に臨んだ。最終5種目目で表彰台のてっぺんに立ち、目を潤ませて「君が代は輝かしい時に流せるもの。やっとその場所に立てた。じわっとくるものもあった」。感慨深そう
ノルディックスキー複合団体の表彰式が18日、張家口のメダルプラザで行われ、渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)、永井秀昭(岐阜日野自動車)、山本涼太(長野日野自動車)の4人に銅メダルが授与された。個人ラージヒルに続き二つ目の銅となった渡部暁は、「4人以外にもチーム全員が会場に来て、みんなでメダルを
【北京時事】北京冬季五輪第16日は19日、スピードスケートのマススタートが行われ、女子は連覇を狙う高木菜那(日本電産サンキョー)が出場。佐藤綾乃(ANA)も上位をうかがう。男子は一戸誠太郎(同)と土屋良輔(メモリード)が挑む。 フィギュアスケートのペアのフリーでは、ショートプログラム(SP
フィギュアスケートは18日、ペアのショートプログラム(SP)が行われ、三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は70・85点で8位となり、上位16組による19日のフリーに進んだ。平昌五輪銀メダルの隋文静、韓聡組(中国)が84・41点で首位。世界歴代最高得点を更新した。
大会序盤、団体で日本に初のメダルをもたらす立役者となった三浦、木原組。終盤に迎えたペアのSPでは、団体でマークした自己ベストに3・60点届かず、悔いの残る結果となった。 2人が息を合わせて跳ぶ3回転トーループで、三浦の回転が抜けて2回転になった。初代表の20歳は「失敗を恐れて、ネガティブ思
スピードスケートは18日、男子1000メートルが行われ、森重航(専大)は1分9秒47の16位で、500メートルの銅に続くメダル獲得はならなかった。小島良太(エムウエーブ)は20位、新浜立也(高崎健康福祉大職)は21位。 トマス・クロル(オランダ)が1分7秒92で金メダルを獲得した。