大の里 横綱昇進、目前に
- 2025年5月23日
先に手をつき、じっと待つ。勝負を急ぐことも、立ち遅れて慌てることもない。大の里はもろ手で伯桜鵬を起こすと、さっと体を開いてはたき込み。狙い澄ましたような動きで、相手を土俵下まで勢いよく転がした。 立ち合いで圧力を十分に伝えたからこそ、難なく料理できた。本人は「落ち着いて取れた」と涼しい顔。綱と
先に手をつき、じっと待つ。勝負を急ぐことも、立ち遅れて慌てることもない。大の里はもろ手で伯桜鵬を起こすと、さっと体を開いてはたき込み。狙い澄ましたような動きで、相手を土俵下まで勢いよく転がした。 立ち合いで圧力を十分に伝えたからこそ、難なく料理できた。本人は「落ち着いて取れた」と涼しい顔。綱と
狙い澄ました縦回転のバックハンドで最後のポイントをもぎ取った。戸上は「必ず勝てると、気持ちでぶつかった」。男子シングルスの日本勢で唯一の8強入り。大の字になって倒れ込み、勝利の味をかみしめた。強打のヨルジッチとは、主戦場にするドイツリーグで何度も対戦。「競っても勝てる」と、接戦を制した経験に背中を
▽…女子ダブルス準々決勝の張本美、木原組はスピードと精度で韓国ペアを圧倒。ストレート勝ちでメダルを確定させた。第3ゲーム序盤はリードを許したものの、高速ラリーを制してひっくり返すと、最後は相手の強打に木原が右腕を伸ばし、鋭い一打を押し込んだ。「集中した」と言う木原に、張本美は「すごくいいボールで返し
▽…混合ダブルス準々決勝の松島、張本美組は、パリ五輪金メダルの中国ペアにはね返された。相手に先行を許したが追い付き、要所で松島が力のあるフォアを決めて第1ゲームを先取。ただ、その後のゲームは終盤の接戦を競り負けた。18歳の松島は「思ったよりも戦えたが、最後の一本が難しかった。そこの壁はまだまだ遠い
プロで初めて受ける手荒い祝福に白い歯がこぼれた。サヨナラ犠飛を放った楽天のドラフト1位新人、宗山は「みんなが水を持って走ってくるのを見て、『ああ、もうこれはしょうがないな』と。ヘルメットがビシャビシャ。でもうれしかった」と高揚感に浸った。 九回1死三塁の絶好機だった。西武のウィンゲンターに2球
【男子ゴルフ・日本プロ選手権】第1日(22日、岐阜・三甲GC谷汲、7337㍎=パー72、賞金総額1億5000万円、優勝3000万円) 国内メジャー大会の初戦が開幕し、昨年優勝の杉浦悠太が9バーディー、1ボギーの64をマークして単独首位に立った。 蟬川泰果が2打差の2位。さらに1打差の3位に
大相撲夏場所12日目の22日、幕下以下の各段は6番相撲を取り終え、全勝力士は次の通りとなった。 ▽幕下 大辻(兵庫県出身、高田川部屋)福崎(鹿児島、藤島) ▽三段目 鳩岡(神奈川、木瀬)琴羽黒(山形、佐渡ケ嶽) ▽序二段 峰刃(埼玉、錣山)小林(埼玉、春日野)天狼星(モンゴル、錣山)
日本ハムは22日、育成選手の孫易磊投手(20)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は96。孫易磊は本拠地エスコンフィールド北海道で記者会見し、「すごくうれしい。自分らしく投げていきたい」と話した。 台湾出身の孫易磊は2年目の今季、2軍で7試合に登板し、2勝0敗、防御率1・35。
大相撲の横綱でモンゴル出身の豊昇龍(26)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、立浪部屋=が日本国籍取得の意向を持っていることが22日、分かった。師匠の立浪親方(元小結旭豊)が明らかにした。今後、必要な手続きを進める見通し。 外国出身力士が現役引退後、日本相撲協会に親方として残り、後進の指導に
【インディアナポリス(米インディアナ州)時事】世界三大自動車レースの一つ、伝統のインディアナポリス500㍄(インディ500)決勝が25日(日本時間26日)に行われる。2番手から5年ぶり3度目の制覇を狙う佐藤琢磨(ホンダ)は22日、米インディアナポリスで公式記者会見に臨み、「レースを楽しみにしている
【ロサンゼルス時事】米大リーグは22日、各地で行われ、パドレスの松井はブルージェイズ戦の七回に登板し、1回を1安打無失点に抑えた。チームは延長十一回、6―7でサヨナラ負けを喫して6連敗。 大谷の所属するドジャース、鈴木のカブスは試合がなかった。
◇苫小牧地区U12サッカーリーグ(18日まで、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場) 【Aリーグ】 ASC A2―0アレアレア、ASC A1―0YELL A、ASC A3―0浦河、ASC A6―1北斗、ASC A2―0緑、クリアールA2―1アレアレア、クリアールA2―1緑、アレアレア5―0高静、ア
厚真町に本拠を置く陸上競技クラブのワールドローテーション(WR)では今季の高校総体へ向けて所属選手が鍛錬を積んでいる。砲丸投げ日本歴代12位の記録保持者で同町職員の大垣崇監督が昨年末に創設した団体。投てき競技者の注目株は昨年高校総体(7月、福岡県)で男子砲丸投げ4位となった大垣尊良(厚真高2年)と
第64回春季北海道高校野球大会(26日開幕、札幌円山球場)の組み合わせ=別表=抽選会が21日、札幌市内で行われた。室蘭支部代表の苫小牧中央は27日に札幌支部代表の札幌大谷、北海道栄は28日に名寄支部代表の士別翔雲とそれぞれ対戦する。 とましんスタジアム=苫小牧市=で18日まで行われた室蘭支部予
北日本産商が五回コールド勝ち。北日本産商は一回、先頭加藤諒から3者連続安打し、敵失、加藤颯の長打も絡めて4点。二回には山田、木村の長打などで3点を追加した。 Sluggersの打線は北日本・橋本に安打2本に抑えられて完封負け。 ▽予選1回戦(22日、とましんスタジアム)北日本産商4
はまなすクラブで20日、5月度月例会が行われ、男女128人が36ホール・ハンデ戦を展開。男子は92で松岡勲、女子は93で渡辺喜代子が優勝した。ベストグロスは男子が96で澤田修、女子は101の三條えみこ。結果は次の通り。▽男子 ②松崎92③伊藤94④清水94⑤澤田95▽女子 ②山本98③新栄98
大相撲夏場所11日目(21日、東京・両国国技館)綱とりに挑む大の里は小結若隆景を退けて無傷の11連勝。横綱豊昇龍は伯桜鵬との2敗同士の一番を制した。若隆景、大関琴桜に屈した安青錦が3敗に後退し、大の里を2差で追うのは豊昇龍だけに。琴桜は7勝目。両関脇は大栄翔が尊富士を、霧島が一山本を下し、ともに給
▽…若隆景は下から攻め、狙い通りに大の里の圧力を食い止めた。もろ差しも果たして前進したが、肩越しに右の上手を許して逆転負け。大関の連勝を止められず、取組後の風呂場では「あー、悔しい」と大声を出して感情をあらわにした。 力強い相撲ぶりで、三役では2023年初場所以来の勝ち越しを決めている優勝経験
【ニューヨーク時事】米大学野球のアトランティック・コースト・カンファレンス選手権は20日、ノースカロライナ州ダーラムで1回戦が行われ、岩手・花巻東高から進学した佐々木麟太郎内野手のスタンフォード大はバージニア工科大に4―7で敗れた。佐々木は6番一塁で出場し、4打数無安打。1年目のシーズンが終了し、
第7回北海道スポチャンクラブ大会第20回苫小牧市スポーツチャンバラ選手権大会は18日、苫小牧市沼ノ端コミュニティーセンターで開かれた。年齢や実力別にAからFクラスに分かれ、基本動作、小太刀、長剣フリー、得物自由の個人4種目と団体戦を展開。グランドチャンピオンにはAクラスの3種目を制した落合玲祐(どさ
【ロサンゼルス時事】米大リーグは21日、各地で行われ、ドジャースの大谷はダイヤモンドバックス戦に1番指名打者で出場し、第1打席は空振り三振だった。オリオールズの菅野はブルワーズ戦に先発し、6回を5安打2失点で勝敗は付かなかった。チームは延長十一回の末に8―4で勝ち、連敗を8で止めた。カブスの鈴
明治安田J1リーグは21日、各地で第13節の残り2試合が行われ、横浜Mは神戸に1―2で敗れ、クラブワーストの7連敗となった。神戸は勝ち点27で6位に浮上。4位の浦和は川崎と2―2で引き分け、勝ち点30とした。
苫小牧民報創刊75周年記念・第63回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会は21日、とましんスタジアムで開幕した。晴天の青空に太陽が昇り始める中、予選1回戦が行われ、港開発ペニーズが3―0の五回時間切れで風街クラブを下した。▽予選1回戦港開発ペニーズ00030|300000|0風街クラブ(五回時間
第1回苫小牧市パラスポーツ推進委員会が20日、市福祉ふれあいセンター会議室で開かれた。身体、知的障害を抱える人たちの社会への参加意欲を促すとともに、健常者にも障害者スポーツを理解してもらおうと新たに設立。委員たちは今後の活動について意見を交わした。委員会は、近年パラスポーツに注目が集まる中で、一
ハンドボールの全国高校選手権大会北海道予選会室蘭支部大会は15、16両日、室蘭市の栗林商会アリーナで開かれた。4校が総当たり戦を展開し、3戦全勝で苫小牧工業が栄冠をつかんだ。同校と2位の室蘭栄は来月18日、帯広市のよつ葉アリーナ十勝で行われる北海道予選会に出場する。 ▽総当たり戦 苫小牧工業2
大相撲夏場所10日目(20日、東京・両国国技館)綱とりに挑む大の里は一山本を圧倒し、無傷の10連勝とした。横綱豊昇龍は宇良を難なく退けて2敗で勝ち越し。伯桜鵬は関脇大栄翔に、安青錦は小結若隆景に敗れ、1敗が消えた。大関琴桜は関脇霧島に屈して4敗。若隆景が給金を直したが、返り小結の高安は平戸海に敗れ
難敵を悠々と退けた。豊昇龍は宇良の低い当たりをもろ手で受け止める。中に入れさせずにぐいぐいと押していき、圧倒した。先場所の不戦敗を含めて過去7勝6敗だった業師を下し、「集中できている。悪くない」。淡々と話す口ぶりには、日に日に落ち着きが備わってきたと感じさせる。 3、4日目に金星を与えたところ
【ドーハ時事】ドーハなどで開催されている卓球の世界選手権個人戦で、男子ダブルスの篠塚大登(愛知工大)戸上隼輔(井村屋グループ)組が3回戦を突破した。ベンチでは森薗政崇コーチ(30)が戦況を見詰め、若いペアを支えている。日本代表で長く活躍し、2017年世界選手権の男子ダブルスで銀メダルを獲得した
▽…男子シングルス2回戦の戸上は、台湾の新鋭をストレートで退けた。変則的なサーブを持つ相手に冷静に対応。要所で力のあるフォアを決めた。大会前に「一つ目のヤマ場」としていた、3回戦での張本智との対戦が決まり、「やっとスタートラインに立てたという気持ち」と力を込めた。 同世代のライバルとはこれまで
【ドーハ時事】卓球の世界選手権個人戦は20日、ドーハ近郊のルサイルなどで各種目が行われ、混合ダブルス3回戦で松島輝空、張本美和組(木下グループ)はエジプトペアにストレート勝ちし、準々決勝進出を決めた。吉村真晴(SCOグループ)大藤沙月(ミキハウス)組も8強入り。 男子シングルス2回戦では第4シ