ご縁 桃井(ももい) 直樹(なおき)
- 2023年5月11日
人生100年時代と言われるほど、近年、超高齢化が進んでいます。福祉関係の仕事の需要は当面あり、介護職などの人材は非常に必要とされています。 福祉業界で働く若い人は以前に比べると増えていますが、高齢者の方が増えているのでまだまだ足りず、若い人に定着してもらうためのサポートや環境づくりが必要で
人生100年時代と言われるほど、近年、超高齢化が進んでいます。福祉関係の仕事の需要は当面あり、介護職などの人材は非常に必要とされています。 福祉業界で働く若い人は以前に比べると増えていますが、高齢者の方が増えているのでまだまだ足りず、若い人に定着してもらうためのサポートや環境づくりが必要で
自分の中にある、不要な思い込みを捨てようと決めました。 「~しなければならない」 無意識に刷り込まれてきたことを意識してみると、言葉の節々に出ていました。こんなことも「しなきゃ」、あんなことも「しなきゃ」になっていて、その多さに驚きました。脳科学によると、「~しなければ」と思った瞬間
質問に対して、人間のような自然な対話形式で返答するチャットGPTと呼ばれる人工知能が最近話題になっている。その性能は驚異的で、誰でも簡単に利用できるため、それによるさまざまな問題が指摘されている。 学校における問題の一つは、リポートの課題に対して学生が自分の頭で文章を考えることなく、チャッ
先日公表の将来推計人口で2070年の日本の総人口は「8700万人」と厳しい数字だった。 これまで何度か人口減少社会の困難さを書いてきたが、苫小牧市はどうだろう。20年の市の「人口ビジョン・総合戦略」では、地元雇用の確保、子育て・仕事の両立支援、移住促進、産業競争力強化などで出生率を底上げ
「好きなことは人間観察です。趣味で子ども食堂をやっています」 先日、娘の学級懇談会に参加した。久しぶりの一堂に会する懇談会で、担任の先生はもちろんのこと、多くの親と初めての対面。和やかなムードの中、一人ずつ簡単な自己紹介をするよう促されたので、こっそりとこの自己紹介をすることにした。
職場では、上司、部下や同僚をどう呼ぶかという決まりはないが、ビジネスマナー的には、部長、課長などは役職名、それ以外は「さん付け」で呼ぶのが無難なように思う。 さすがに、「ちゃん付け」で呼ぶような会社はないだろうが、「君付け」していた部下が自分の上司になるとか、呼び捨てに至っては、上から目線
僕には三つの癖があります。一つ目は考え事をする癖。病名が付いていないだけで「考え病」という病気じゃないかと思ってしまうぐらいです。いつも考え事をしていて、落ち着いて椅子に座ると数時間そうしてしまいます。 実家ではテレビを見ていてもそうなので、テレビの内容が頭に入ってきません、それでもたまに
2020年5月より安平町地域おこし協力隊のシティプロモーション推進員として活動を行ってきたが、今年の4月末日をもって3年間の任期が満了となり、間もなく活動を終えようとしている。 地域おこし協力隊は都市部から過疎地域に移り住み、地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組み。
北海道大学大学院での学生生活と、札幌市立大学での教員生活と、今まで通りのアーティスト生活。今年の春は、生活全体のペースが全くつかめないまま、なだれ式に始まりました。 2月に合格通知を受け取った北大大学院では、年の離れた学友たちに教わりながら、少しずつ学校生活が快適になってきました。授業では
コロナ禍で外出などを自粛したため、活動的な日常を送りにくい時期が長く続きましたが、3月13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられるようになりました。いま一度コロナの特性を理解し、気を付けて生活することが必要になっています。 今後も、マスク着用を継続する業種は多いと思います。特に私の仕事の
先日、雪解けから初めての海岸清掃をしました。捨てられたごみ、流れ着いたごみ、かなりの量でした。 一昨年から始めた海岸清掃。全て拾い切れるわけではありませんが、少しでもきれいにしたいという思いで続ける中、ある時ふと思いました。「どうしてごみ拾いや掃除をすると気持ちがすっきりするのかな&hel
ゆのみの執筆を1年近く続けてきたが、振り返ってみると、高専の教員らしい教育や研究のことをあまり書いてこなかったことに気付いた。そこで、今回は私が現在取り組んでいる研究の一つをご紹介したいと思う。 私の研究は、人工知能(AI)を用いて、鼻から喉までの気道(上気道)を撮影した磁気共鳴画像装置(
最近話題のチャットGPTは、膨大なデータを学習した人工知能がさまざまな問いに人間が書いたような自然な文章で回答する対話型プログラムである。学習したデータ量が桁違いであるため、大まかに問題の所在を捉えられるというメリットもあるそうで、そのチャットGPTに「日本の人口減少・高齢化への対応策」を聞いてみ
16歳の頃。ある日、クラスメートが手にしていたのは、とびっきりユニークな挿絵の付いたメモ帳と白に近い金髪の子の写真。フィンランド人の文通相手だという。一瞬にして魅了されてしまった私は彼女に頼みこみ、フィンランド人の友人を紹介してもらった。 慣れない英文手紙に赤いペンでSALMAIL(船便よ
若い頃は、「上司の話を聞く時はメモぐらい取れ」という言葉をよく耳にしたが、私の場合は上司に限らずどんな場面でも基本的にメモを取る習慣がない。 30年前、私は関東圏にある日銀の支店に勤務し、金融経済動向の調査担当者として、支店長が地元企業の経営トップと面談する時には、メモ取り役として同行し報
母からよく言われたことは「若いうちにやりたいことをやっときよ、年取ったらできへんよ」です。50歳の僕が今でも次々といろんなことにチャレンジしているとは知らないだろうと思っていましたが、先日帰省した時にも「若いうちにやりたいことをやっときよ」と言われました。 「僕、もう50歳やで」と言うと、母
年が明けた頃から「間もなく自動車の車検の期限が切れます」とのメールやはがきがあちこちから届くように。車検のことをすっかり忘れてしまっていた。納車から3年たったのかという驚きとともに、久しぶりの車検でどうしたらいいものかと戸惑っていたが、ようやく車検先が決まり、ほっとしたところだ。 この自動
今年は春の訪れが早いようです。苫小牧市樽前の周辺にはたくさんのハンノキが茂っていて、すでに雄花が垂れ下がり、間もなく花が咲きそうです。ハンノキの花が咲き、コブシの花が咲くと本格的な春へ向かいます。 先日は友人たちと樽前ガローへ散策に出掛けました。森の中はまだ少し雪が残っていましたが、草花は
運転免許を取得して最初に乗った車は、親から譲ってもらった軽自動車。その後は、中古の普通車を2台乗り継ぎました。車に乗り始めた当時は、ガソリンが1リットル100円前後、灯油が35円。今はガソリンが160円前後、灯油が100円なので、大分安い時代でした。 最初に乗った軽自動車は、窓の開閉をする
先日、当団体の地域女性活躍推進事業の一環として、苫小牧市の納棺師、山田麻以氏を迎え「デスカフェ」を開催しました。参加された方たちは親子、夫婦、友人、とさまざま。デスカフェでは、一緒に参加した相手に向けて弔辞を書いてみるミニ弔辞ワークと納棺体験を行いました。 私たちは生まれた瞬間から「死」へ
私が旭川高専の学生だった頃、特に印象に残っている社会科の先生がおられた。先生は、ヨーロッパの五つの言語に加え、古代ギリシャ語とラテン語の文献も読解できた。ご専門は「法史学」という分野で、法律に基づく国家体制の変遷などを研究されていた。私と友人数人は先生に強い憧れを抱き、教員室に勝手に押し掛けて弟子
人口動向は出生・死亡・移動の3要素で決定され、移動はさておき、出生数減と死亡数増が日本の人口減少の原因とされる。 高齢化に伴い亡くなる人が増えるというのは自然のことわりだが、長生き自体は生活水準の向上など社会の蓄積の成果であろう。結婚した夫婦の子供の数は1・94人(2015年)と人口維持可
「必要なのは寄り添い」「寄り添うことが大切」。私は寄り添いという言葉を多用している。そのくせ、具体的に説明したことも、深掘りしたこともないので、今回は私の思う寄り添いについて解説してみます。 ―寄り添いとは賢さと優しさの集合体である― 普段からこう考えているのですが、では何をするこ
健康というものは、普段はあまり意識することはないが、体に異常が出てからでは遅いので、早期発見、早期治療のためにも定期的なチェックは欠かせない。 私の場合、定期健康診断とは別に、4年ほど前から年1回の内視鏡検査を受診している。というのも、最終的には問題はなかったが、胃バリウム検査の結果、「要
若い頃にお金をためて、ずっと欲しかったスポーツカーを買いました。そのスポーツカーは新型が発売されていたのですが、旧型の中古車を買いました。 2年後、友人が買った新型スポーツカーにサーキットで一気に引き離され、新型に載っているエンジンに載せ替えたいと思うようになり、車の解体屋さんで新型の事故
3月に入り、少しずつ春が近づいて来ているなと感じることが増えてきたように思う。 過酷で長い冬が終わるこの喜びは、北海道や雪の多い地域の方々にとっては特別なものに感じる。この開放感というか、ほっとした感覚は、生まれ育った大阪では絶対に感じることができない。 春の気配というのも、大阪と
作品を作る日々の中でも、3月は一年で一番の繁忙期です。それは年度内に納める作品が一気に集中するためで、年明けからは次々とやって来る締め切りを意識して制作を進めます。 新年度に自分の作品が飾られた空間で新しい春を迎えていただけることは、とてもうれしいものですから、張り切って完成図を考えます。
仕事の帰りに最寄りのスーパーに寄り、その日の晩ご飯や近日中に食べる食品を買うことが週に1、2回あります。ある程度の量を買いだめするのと違って、購入する量はさほど多くなく、籠の半分くらい。大体 どのくらいの金額になるのかを暗算しながらレジに向かいます。会計で自分が考えていた金額と誤差が少ないと、うれ
同じ話を100人が聞けば、受け止め方は100通り。自分が伝えたつもりでいても、伝わっていなかったことがありました。 伝える側は誰に対しても「自分の伝え方」で話しますが、そうすると、伝わることもあるけど、伝わっていないこともあります。そのことに気付いた時、伝え方を変えました。受け止める方の情
昨年の秋、帰宅時に運転していると、車の異常を示す今まで見たことのない警告ランプが急に点灯した。すぐ道路脇に停車し、ダッシュボードに入れてあった自動車のマニュアルを引っ張り出して調べると、「至急近くのディーラーに連絡すること」と書かれていた。急きょディーラーに持ち込んで点検してもらった結果、深刻な不