• 「石の球、棒切れのバット」権藤さんの戦後と野球
    「石の球、棒切れのバット」権藤さんの戦後と野球

       戦後80年の節目に当たり、プロ野球の投手として活躍し、引退後は横浜(現DeNA)の監督を務めて日本一に導くなどした権藤博さん(86)が19日、東京都内の日本記者クラブで会見に臨み、野球人生を振り返った。佐賀県鳥栖市出身の権藤さんは1938(昭和13)年生まれ。戦後しばらくは食べる物にも苦労し、ま

    • 2025年5月20日
  • 中日 小山コーチが 賭博関与 オンラインカジノで 当面謹慎
    中日 小山コーチが 賭博関与 オンラインカジノで 当面謹慎

       プロ野球中日は19日、小山伸一郎2軍投手統括コーチ(46)がオンラインカジノで賭博をしたとして、愛知県警から単純賭博容疑で任意の取り調べを受けたと発表した。同コーチは賭博行為を認めており、球団は当面の謹慎を通達した。ナゴヤ球場で取材に応じた朝田憲祐球団本部長によると、1週間ほど前に県警からの連絡

    • 2025年5月20日
  • 安青錦 探究心を力に変え
    安青錦 探究心を力に変え

       持ち味を存分に発揮した。安青錦は千代翔馬に突かれても、低い姿勢で突っ張り返す。たまらず引いた相手を一気に押し出し。くせ者に対しても「自分を信じてやった」。信条とする攻めを貫いた。新入幕で敢闘賞を受賞した先場所より2日早く給金を直しても、「ここから長い」と浮かれない。2場所連続の快進撃を支えるのは、

    • 2025年5月20日
  • 大の里が9連勝 夏場所9日目 豊昇龍は2敗守る  大相撲
    大の里が9連勝 夏場所9日目 豊昇龍は2敗守る  大相撲

       大相撲夏場所9日目(19日、東京・両国国技館) 綱とりの大の里は宇良を落ち着いて送り出し、ただ一人の9連勝。横綱豊昇龍は一山本を退け、2敗を守った。大関琴桜は小結高安に勝って6勝目。両関脇は霧島が尊富士に逆転勝ちで6勝目を挙げたが、大栄翔は玉鷲に屈して3敗に後退。小結若隆景が敗れ、1敗は平幕の

    • 2025年5月20日
  • ダブルスで存在感 18歳松島
    ダブルスで存在感 18歳松島

       ▽…18歳の松島は張本兄妹と組む2試合をこなし、ともに16強入り。「緊張しなかった。しっかり勝ち切れてよかった」と涼しい顔で振り返った。フルゲームにもつれた張本美との混合ダブルスは、最終ゲームの要所で強打を打ち込み勝利。そこから2時間足らずで始まった男子ダブルスでは、張本智と息の合ったプレーでベテ

    • 2025年5月20日
  • 世界1位、初舞台で堂々
    世界1位、初舞台で堂々

       夢見てきた世界選手権の舞台で、世界ランキング1位の大藤、横井組が堂々とプレーした。女子ダブルス2回戦をわずか18分で片付け、大藤は「(横井の)調子がいいので、自分もどんどん状態が上がってきている。良い感覚でできた」。隣の横井と笑い合った。 メイン会場でダブルスを戦うのは初めて。序盤はやや硬さも

    • 2025年5月20日
  • 琉球、宇都宮が決勝進出 B1リーグチャンピオンシップ
    琉球、宇都宮が決勝進出 B1リーグチャンピオンシップ

       バスケットボール男子、りそなB1リーグの年間王者を決めるチャンピオンシップは19日、浜松アリーナなどで2戦先勝方式の準決勝第3戦が行われ、西地区1位の琉球と東地区1位の宇都宮がいずれも2勝1敗として決勝進出を決めた。 琉球は中地区1位の三遠を77―69で破り、宇都宮は東地区2位の千葉Jを82―

    • 2025年5月20日
  •  大の里 単独トップ  豊昇龍は2敗守る   夏場所8日目  大相撲
     大の里 単独トップ 豊昇龍は2敗守る 夏場所8日目  大相撲

       大相撲夏場所8日目(18日、東京・両国国技館)綱とりに挑む大の里は平戸海を圧倒して無傷の8連勝とし、単独トップに立った。横綱豊昇龍は尊富士を退けて2敗を守り、大関琴桜は玉鷲を下して5勝目。関脇同士の2敗対決は大栄翔が霧島を突き出して3連敗を免れた。小結若隆景は7連勝。1敗は平幕の伯桜鵬と安青錦を

    • 2025年5月19日
  • 大の里堂々 全勝ターン
    大の里堂々 全勝ターン

       よどみなく、足が前に出る。重みのある突きは、相手に何の反撃も許さない。大の里が力の差を誇示するように平戸海を圧倒。難なく押し出して、全勝ターンを決めた。 綱とり場所で8日目まで土つかず。自身の相撲は「まだ映像では見ていないが、良かったんじゃないか。あした以降も続けていきたい」。風呂上がりの支度

    • 2025年5月19日
  • 北口 女子やり投げ連覇   セイコー 男子100は柳田V 陸 上
    北口 女子やり投げ連覇 セイコー 男子100は柳田V 陸 上

       陸上のセイコー・ゴールデングランプリ東京は18日、東京の国立競技場で行われ、女子やり投げは昨夏のパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL、旭川出身)が今季自己最高の64㍍16で2連覇を果たした。男子100㍍決勝は、柳田大輝(東洋大)が10秒06(追い風1・1㍍)で2連覇。桐生祥秀(日本生命)は5位

    • 2025年5月19日
  • 世界卓球 張本美が初戦突破  卓 球
    世界卓球 張本美が初戦突破  卓 球

       【ドーハ時事】卓球の世界選手権個人戦は18日、ドーハ近郊のルサイルなどで各種目の1回戦が行われ、女子シングルスで16歳の張本美和(木下グループ)は世界ランキング126位のマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)を4―1で下し、2回戦進出を決めた。前回大会3位の早田ひな(日本生命)はアディナ・ディアコヌ(

    • 2025年5月19日
  • 張本智、難敵を撃破
    張本智、難敵を撃破

       ▽…男子シングルス第4シードの張本智は、過去の対戦で通算4勝3敗の韓国選手を退けた。出だしに連続ポイントを奪ってリズムをつかみ、第1ゲームを先取。「やはり攻めなければ勝てない。1ゲーム目を取れたことは大きかった」。力のある相手のバックハンドにてこずりながらも、要所のポイントを着実に物にして4―1で

    • 2025年5月19日
  • 苦戦の1回戦 気持ちで突破
    苦戦の1回戦 気持ちで突破

       急成長を見せる日本女子の16歳のホープが、初舞台でのシングルス1回戦を突破した。試合を終えた張本美は「簡単に勝てる相手ではないと思っていた。目の前の1点を絶対に取るという気持ちでやれたことがよかった」。笑顔がはじけた。 午前中に木原と組むダブルスの1回戦で快勝。ただ、約3時間後に臨んだシングル

    • 2025年5月19日
  • 岡「さらに体を強くして」
    岡「さらに体を強くして」

       世界の舞台に向け、教訓になりそうな優勝だった。終盤まで完璧な演技を続けていた岡は、最後の鉄棒で落下。「勝ち取れたことはうれしいが、喜び切れない感じもある」。それでも、直前までの「貯金」が生き、初の世界選手権代表入りを決めた。 ミスが起きたのは冒頭の離れ技「コールマン」。バーをつかめず体をマット

    • 2025年5月19日
  • 安青錦 勢い止まらず
    安青錦 勢い止まらず

       ▽…安青錦の勢いが止まらない。うるさい翔猿を正面に置いて小刻みに突っ張る。強烈なのど輪でのけ反らせ、最後はタイミング良く送り出した。2日目から7連勝とし、「勝ってよかった。(相手を)見ながら攻められた」。 新入幕で11勝を挙げた先場所に続いて白星を伸ばし、トップの大の里を1差で追う。上々の折り

    • 2025年5月19日
  • NHK杯 岡が2連覇、世界切符 体 操
    NHK杯 岡が2連覇、世界切符 体 操

       体操の世界選手権(10月、ジャカルタ)代表最終選考会を兼ねたNHK杯最終日は18日、東京体育館で男子個人総合の2回目が行われ、昨夏のパリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)が2連覇を遂げ、2位の橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)と共に個人総合の代表入りを決めた。全日本個人総合選手権の得点の半分を持

    • 2025年5月19日
  • 「虚像」の初戦から復調
    「虚像」の初戦から復調

       約2週間前の今季初戦で4位と振るわず、「『虚像』が見えた」と語っていた北口。9月の世界選手権会場でもある東京・国立競技場で復調ぶりを示し、「ちょっとほっとした部分はある」と本音を口にした。 1投目から61㍍台とまずまずの出だし。助走の速度を徐々に上げていき、「久しぶりに自分の間を感じられて、来

    • 2025年5月19日
  • J1 川崎が2連勝  サッカー
    J1 川崎が2連勝  サッカー

       明治安田J1リーグは18日、各地で第17節の残り2試合が行われ、川崎はC大阪を2―0で下した。2連勝で勝ち点を24とし、6位に浮上。岡山は新潟を2―1で破り、7試合ぶりの勝利。

    • 2025年5月19日
  • 団体・男子は苫工、女子は登別明日V 高校ソフトテニス
    団体・男子は苫工、女子は登別明日V 高校ソフトテニス

       第78回北海道高校ソフトテニス選手権大会兼第75回全国高校ソフトテニス選手権大会北海道予選会室蘭支部予選大会は16日まで、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で行われた。男女の個人、団体戦を展開。団体戦では男子の苫小牧工業、女子の登別明日、個人では男子の加藤虎牙・関悠陽組(大谷室蘭)、女子の眞浦ゆず・坪江優芽

    • 2025年5月17日
  • 伯桜鵬 猛稽古で磨いた攻め
    伯桜鵬 猛稽古で磨いた攻め

       幕内では自身初の6連勝。盤石の相撲内容に伯桜鵬の充実ぶりがうかがえる。鋭く踏み込んで左を差し、宇良を組み止めて前に出る。「土俵際の柔らかさも頭に入っていた。丁寧にできた」。業師に隙を見せることなく寄り切った。快進撃は新入幕で優勝を争った2年前の名古屋場所を想起させるが、本人はそう捉えていない。「全

    • 2025年5月17日
  • 若隆景 反応良く
    若隆景 反応良く

       ▽…若隆景が反応の良さを生かした。高安との小結対決。右からかち上げ、突っ張って出てきた相手をさっといなす。すかさず後ろにつき、「タイミング良く、体が動いた」と振り返った。 初日は横綱豊昇龍の鋭い出足に屈したが、大関琴桜を破るなど、2日目から5連勝。優勝経験がある元関脇は「体の動き自体はいいんじ

    • 2025年5月17日
  • こだわり抜いた夢の場所 野中がジム開設 クライミング
    こだわり抜いた夢の場所 野中がジム開設 クライミング

       スポーツクライミング女子複合で2021年東京五輪銀メダルの野中生萌が、埼玉県新座市に自身のクライミングジムをオープンさせた。「老若男女、誰でもクライミングを楽しめる場所にしたい」との思いで名付けた施設の名称は「Next Gen Bouldering」。隅々までこだわり抜いて、完成させた。昨夏のパ

    • 2025年5月17日
  • IBFスーパーフェザー級 力石、平常心を強調  ボクシング
    IBFスーパーフェザー級 力石、平常心を強調  ボクシング

       国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフェザー級王座決定戦(28日、横浜BUNTAI)に臨む同級3位の力石政法(大橋)が16日、横浜市の所属ジムで練習を公開し、ミット打ちなどで汗を流した。30歳で迎える初の世界戦へ向け、「今までの試合と気持ちは変わらない」と落ち着いた表情で語った。27勝(27KO)

    • 2025年5月17日
  • NHK杯 岡が首位、橋本2位 体 操
    NHK杯 岡が首位、橋本2位 体 操

       体操の世界選手権(10月、ジャカルタ)代表最終選考会を兼ねるNHK杯は16日、東京体育館で全日本個人総合選手権(4月)の半分の得点を持ち点として男子の第1日が行われ、パリ五輪3冠で、全日本2位の岡慎之助(徳洲会)が合計169・711点で首位に立った。全日本を5連覇した橋本大輝(日本生命・セントラル

    • 2025年5月17日
  • 今季に意気込む道栄勢 男子4×100㍍リレー・西川飛翔(3年) 三段跳び・後藤大輔(3年)
    今季に意気込む道栄勢 男子4×100㍍リレー・西川飛翔(3年) 三段跳び・後藤大輔(3年)

       北海道栄高校陸上競技部(堀下航監督)所属の各選手が、本格化するシーズンに向けて練習中だ。昨年の男子4×100㍍リレーで高校総体(インターハイ)制覇を経験した西川飛翔(3年)や同じく三段跳びで全国級のU18大会2位に入った後藤大輔(同)が注目株。この春からの躍動を目指して冬からこの春にかけて丹念なトレ

    • 2025年5月16日
  •  高校総体 秋開催を検討 日本陸連 暑熱対策、高体連と協議
     高校総体 秋開催を検討 日本陸連 暑熱対策、高体連と協議

       日本陸連が全国高校総合体育大会(インターハイ)夏季大会における陸上の開催時期について、暑熱対策として現行の夏から秋への移行を本格的に検討することが15日、分かった。全国高等学校体育連盟(高体連)と協議を進める。危険な暑さから選手や関係者を守る対策が近年の課題となっており、実現すれば抜本的な改革となる

    • 2025年5月16日
  • 問われる夏の大会運営
    問われる夏の大会運営

       夏場の運動による熱中症のリスクが叫ばれる中、全国高校総体の大会運営方法が問われている。サッカー男子は暑さ対策として、2024年大会からJヴィレッジをメイン会場に福島県で固定開催となった。比較的涼しい気候に加え、Jヴィレッジには宿泊施設などが整い、選手の負担軽減につながっている。 全国高校野球選手権

    • 2025年5月16日
  • 大の里が5連勝 夏場所5日目 豊昇龍、3連敗免れる  大相撲
    大の里が5連勝 夏場所5日目 豊昇龍、3連敗免れる  大相撲

       大相撲夏場所5日目(15日、東京・両国国技館) 上位陣は安泰。綱とりに挑む大の里は玉鷲を圧倒して土つかずの5連勝。横綱豊昇龍は豪ノ山を退けて3連敗を免れ、白星を先行させた。大関琴桜は平戸海を下して3勝目。両関脇は、大栄翔が王鵬に快勝して5連勝としたが、霧島は返り小結の若隆景の首投げに屈して2敗

    • 2025年5月16日
  •  31歳大栄翔 真骨頂の突き押し
     31歳大栄翔 真骨頂の突き押し

       真骨頂を発揮した。大栄翔は頭で当たり、王鵬を重い突き押しで起こして一気に土俵の外へ。埼玉栄高の後輩に当たり、今場所は1横綱1大関を食って勢いに乗る相手。押し相撲同士の一番で何もさせず、「先に攻めることができた」。充実感をにじませながら言った。場所前もいつものように出稽古を重ねた。所属する追手風部

    • 2025年5月16日
  • 琴勝峰が/6日目から出場
    琴勝峰が/6日目から出場

       大相撲の東前頭14枚目、琴勝峰(25)=本名手計富士紀、千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=が夏場所6日目の16日から出場することが15日、決まった。隆の勝戦が組まれた。今場所は右脚の肉離れで初日から休場していた。

    • 2025年5月16日