米留学生支援、国内大に検討依頼 ハーバード問題受け―文科省
- 2025年5月28日
トランプ米政権がハーバード大に外国人留学生の受け入れを禁じると通知した問題を受け、文部科学省は27日、国内の全大学に対し、留学生の受け入れなどの支援策を検討するよう依頼する事務連絡を出した。 阿部俊子文科相は同日の閣議後記者会見で「外務省と連携し、留学生らへの具体的影響や大学側の対応について米
トランプ米政権がハーバード大に外国人留学生の受け入れを禁じると通知した問題を受け、文部科学省は27日、国内の全大学に対し、留学生の受け入れなどの支援策を検討するよう依頼する事務連絡を出した。 阿部俊子文科相は同日の閣議後記者会見で「外務省と連携し、留学生らへの具体的影響や大学側の対応について米
【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコ(電子版)は27日、ルビオ国務長官が在外公館に対し、学生ビザ(査証)取得に必要な申請者との面接の新規予約を一時停止するよう指示したと報じた。審査の厳格化が理由だが、これまでより発給に時間を要する恐れがあり、米国留学を目指す日本人にも影響を及ぼしそうだ。
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを告発した元県民局長(昨年7月死亡)の私的情報が漏れた問題で、県の第三者調査委員会は27日、井ノ本知明・前総務部長が県議に漏えいしたとの報告書を公表した。漏えいは、斎藤氏と片山安孝元副知事の指示の下に行われた可能性が高いと指摘。県は井ノ本前部長を停職3カ月の懲戒処分
27日午後10時25分ごろ、名古屋市東区徳川の路上で、「背中から血を流して倒れている男性がいる」と通行人から110番があった。愛知県警東署によると、近くに住む会社役員の志邑宣彦さん(59)が刃物で刺されたとみられ、搬送先の病院で間もなく死亡した。 県警は殺人容疑で捜査。知人の女が事情を知っている
自民、公明、立憲民主3党は26日、年金制度改革関連法案の修正で大筋合意した。3党の実務者が国会内で2回目の修正協議を行い、与党側は、基礎年金底上げ策の将来的な実施を求める立憲案を受け入れる考えを伝えた。27日にも開く党首会談で正式に合意し、今国会での法案成立を目指す。基礎年金は、現役時代の職業に関
高騰するコメの価格安定化に向け、農林水産省が政府備蓄米の放出方法を競争入札から随意契約へと大きく転換した。小泉進次郎農水相は備蓄米が「5㌔当たり(税別)2000円程度となる水準」で店頭に並ぶことを目指すが、安価な備蓄米の放出が全体のコメ価格抑制につながるかどうかは不透明だ。 政府はこれまで、「
【ワシントン時事】トランプ米政権の関税措置見直しに向け、赤沢亮正経済再生担当相がベセント財務長官と、30日を軸に4回目となる閣僚級の関税交渉を行う方向で調整している。日本は自動車への追加関税を含む一連の関税措置見直しを求めているが、米側との溝が残っている状況。6月中旬の先進7カ国首脳会議(G7サミ
政府は27日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で生じた「除去土壌」に関する閣僚会議を首相官邸で開く。2045年3月の福島県外での最終処分に向けた取り組みの推進を柱とする基本方針を取りまとめる。首相官邸の敷地や中央省庁の花壇などでの再生利用を盛り込み、地域住民の理解を得つつ、同様の事例を全国に広め
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は26日、福岡市で行った街頭演説で「博多の女性きれいだね。男性はまあまあだね」と発言した。この後、同市内で記者会見し、容姿に言及したことの意図を問われ「他意はない。以後気を付ける」と述べた。 共産党の小池晃書記局長は会見で「他意があろうがなかろうが、やっちゃいけない
衆院予算委員会は26日の理事懇談会で、自民党旧安倍派幹部だった下村博文元政調会長の参考人招致を27日午後に1時間20分行うことを決めた。自民派閥裏金問題の全容解明に向け、立憲民主党など野党は下村氏を厳しく追及する方針だ。 旧安倍派による政治資金パーティー収入の所属議員側への還流は、会長だった安
【ロンドン時事】英中部リバプールで26日午後(日本時間27日未明)、サッカーのプレミアリーグで優勝した地元チーム「リバプール」のパレードを見に集まっていた群衆に車が突っ込んだ。数人が負傷したもようで、警察は53歳の男を逮捕したと発表した。 BBC放送などによると、逮捕されたのは白人の英国籍の男。
国会は石破政権の最重要課題に浮上したコメ価格高騰対策が焦点となる。野党各党の党首クラスが就任早々の小泉進次郎農林水産相を質疑で一斉に追及。自民党派閥裏金事件を巡る旧安倍派元幹部の参考人招致も予定され、閉会後の参院選を意識した与野党の論戦が熱を帯びそうだ。衆院農林水産委員会は27日に小泉氏から所信
年金制度改革関連法案を巡り、自民、公明両党は基礎年金の底上げ策を明記する立憲民主党の修正案を受け入れる方向で最終調整に入った。複数の自公幹部が24日明らかにした。夏の参院選への影響を懸念して底上げ策削除を訴えた参院自民幹部も容認しており、6月22日の今国会会期末までに成立する公算が大きくなった。
【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画に関し、「最終的な結果がどうなるか分からないが、これは投資であり、部分的な所有で、米国が支配することになる」と述べた。記者団に語った。日鉄は完全買収を目指しているが、株式の一部取得を認めるのにとどまる可能性を示
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り、トランプ米大統領が「提携」を承認する意向を示したことを受け、日本政府からは24日、停滞していた計画が動きだす可能性が高まったと歓迎する声が上がった。政府はトランプ氏の真意を最終確認するため、情報収集を急いでいる。 外務省幹部は24日、「前向き
石破茂首相は25日、京都府舞鶴市を訪れ、自衛隊艦艇を手掛ける造船大手「ジャパンマリンユナイテッド」(JMU)の関係者と懇談した。日米関税交渉で政府は、造船分野など経済安全保障での連携案を米側に示している。首相は記者団に「国際競争力を維持しながら、物流を支える日本の造船をさらに支援したい」と表明した。
ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、両国は25日、トルコでの3年ぶりの直接協議で合意した大規模な捕虜交換を完了した。ロシア国防省が発表した。23日からの3日間で計1000人ずつ解放。今後は合意に基づいて双方が示す「停戦の条件」が焦点となるが、ロシアは厳しい内容を突き付けるとみられ、協議は難航しそうだ
覚醒剤の所持容疑で逮捕された男が、警察官の居眠り中に逃走を図ったとして、神奈川県警川崎署は25日までに、単純逃走未遂容疑で、自称個人配送業、高井康平容疑者(32)=川崎市川崎区渡田=を現行犯逮捕した。別の警察官が間もなく、同署から約200㍍離れた路上で身柄を確保した。 同署によると、高井容疑者は
小泉進次郎農林水産相は23日、随意契約で放出する備蓄米の店頭価格を5㌔当たり2000円程度にすると表明した。3月以降に競争入札を通じて放出した分の半額程度で売り渡し、契約先が輸送費などの経費を上乗せして販売する。最近の店頭価格よりも大幅に安い備蓄米を供給し、コメの高騰に歯止めをかける。26日に随意
石破茂首相は23日、トランプ米大統領と電話で約45分間会談した。両首脳は米政権の関税措置を巡り、3回目の閣僚交渉での進展に期待を表明。6月中旬にカナダで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて首脳会談を行うことで一致した。経済安全保障分野で協力していくことも確認。造船分野での連携が話し
【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画に関し、「計画的なパートナーシップ(提携)」を承認する意向を明らかにした。SNSに投稿した。これにより、7万人の雇用が創出され、140億㌦(約2兆円)の経済効果が生まれると強調した。米政権や業界労組の反対で1年
小泉進次郎農林水産相は23日、コメの流通状況などを確認するため、東京都内のスーパーと精米店の売り場を視察した。小泉氏は終了後、記者団に対し、「これだけ(スーパーの)棚が空いているのを見て、改めて備蓄米を6月上旬には2000円台で店頭に並ぶ環境をつくっていかなければならないとの認識を強くした」と述べ
小泉進次郎農林水産相は23日、インターネット通販サイト「楽天市場」を運営する楽天グループの三木谷浩史会長兼社長と農水省内で面会し、政府備蓄米の流通に関して「ネット販売も含めてさまざまな形を模索していかないといけない」と協力を求めた。三木谷氏は「全面的に協力する」と応じ、面会後に記者団に対して販売開
今国会の会期末まで1カ月となり、立憲民主党が最終盤に石破内閣不信任決議案を提出するかどうかが最大の焦点となる。提出要件を満たさない日本維新の会、国民民主両党からは提出を促す声が相次ぐが、立憲の野田佳彦代表は判断に苦慮している。 「ご高説を参考にさせていただく」。野田氏は23日の記者会見で、不信
自民党は23日、所属する国会議員を対象に、消費税に関する税制調査会の「勉強会」を党本部で開いた。執行部は参院選に向けた経済対策としての消費減税を見送る方針を固めており、減税派の「ガス抜き」を図る狙いがありそうだ。実際、減税を求める意見が相次いだものの、会議自体は紛糾せず約1時間20分で終了した。
【カンヌ(フランス)時事】フランスで開かれている第78回カンヌ国際映画祭で23日夜(日本時間24日未明)、独自性の強い作品などを対象にした「ある視点」部門の授賞式が行われ、南米チリのディエゴ・セスペデス監督の「フラミンゴの謎めいたまなざし」が最優秀作品賞に輝いた。石川慶監督の「遠い山なみの光」は受
小泉進次郎農林水産相は23日の閣議後記者会見で、今後の備蓄米放出に関して「(5㌔当たり)2000円台で棚に並ぶような形で随意契約する」と表明した。随意契約の手続きは「来週早々に始める」と説明。店頭に出回る時期について、「早ければ6月の初めに並んでいる可能性が出てきた」と述べた。 一方、低価格の
新たに就任した小泉進次郎農林水産相に、石破政権の浮沈がかかる。高止まりするコメ価格の抑制が最優先課題で、異例の随意契約による備蓄米の売り渡しに取り組む。「小泉氏VS農協・自民党農林族」の対立構図が早くも浮かび上がる中、手腕が試される。小泉氏は22日夕、農水省で行った職員訓示で「農産局の『コメ部隊』
トランプ米政権の関税措置を巡る日米交渉で、条件を満たせば自動車の安全性に関する審査を省略する「相互認証」の強化を日本側が提示していることが22日、分かった。米側が問題視する「非関税障壁」を撤廃し、協議を前進させる狙いがある。赤沢亮正経済再生担当相は、3回目の閣僚級交渉のため23日から3日間の日程で
自民、公明、立憲民主3党の実務者による年金制度改革関連法案の修正協議が22日、始まった。政府が見送った基礎年金底上げ策が復活して、法案に盛り込まれるかが焦点だ。参院選を控え、協議できる残り時間が少ない中、各党は急ピッチで調整を進める。底上げ財源の確保策など負担面を含めて折り合えるかもポイントとなる