• 山林火災、消火急ぐ 岩手・大船渡 800人以上が避難
    山林火災、消火急ぐ 岩手・大船渡 800人以上が避難

       岩手県大船渡市の山林火災で28日も懸命な消火活動が続いた。県災害対策本部によると、焼損面積は600㌶以上で、少なくとも84棟の建物が延焼した。この日は自衛隊の大型ヘリを4機に増やし、宮城、山形、青森各県などからの緊急消防援助隊などと共に、上空から消火を急いだ。 火災は26日午後1時ごろ発生。同市

    • 2025年2月28日
  • 県道陥没、本格復旧見通せず 発生1カ月 運転手救出になお時間
    県道陥没、本格復旧見通せず 発生1カ月 運転手救出になお時間

       復旧作業が続く、埼玉県八潮市の道路陥没現場=25日 埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は、28日で発生から1カ月となった。県は男性運転手(74)の救出後に有識者らによる事故の原因究明や本格的な復旧工事に取り組む方針だが、救出に向けた作業の完了にはさらに3カ月ほどかかる見込

    • 2025年2月28日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       マージャン店で賭博をさせたとして、警視庁暴力団対策課は27日までに、賭博開帳図利容疑などで、東京・上野のマージャン店「Jewel」の責任者米沢拓磨容疑者(31)=文京区湯島=ら5人と、客11人を現行犯逮捕した。いずれも容疑を認めているという。 同課によると、約1年3カ月で計約4億5000万円を売

    • 2025年2月28日
  • 大阪大 胃カメラで膵がん遺伝子検査 改造カテーテル使用、早期発見期待 ホルモン剤入手が課題
    大阪大 胃カメラで膵がん遺伝子検査 改造カテーテル使用、早期発見期待 ホルモン剤入手が課題

       胃カメラで胃がんの検査を行う際、改造カテーテルを使って十二指腸に流れ込む膵臓(すいぞう)の細胞かDNAを採取し、膵がんであるか遺伝子検査する方法を開発したと、大阪大大学院医学系研究科の谷内田真一教授らが26日発表した。患者らを対象に特定臨床研究を行った結果、有効性を確認しており、実用化できれば早期

    • 2025年2月27日
  • 「大崎事件」再審認めず 判事一人が反対意見 最高裁、特別抗告を棄却
    「大崎事件」再審認めず 判事一人が反対意見 最高裁、特別抗告を棄却

       鹿児島県大崎町で1979年、男性の遺体が見つかった「大崎事件」の第4次再審請求で、殺人罪などで懲役10年が確定し服役した原口アヤ子さん(97)側の特別抗告について、最高裁第3小法廷(石兼公博裁判長)は棄却する決定をした。25日付。再審開始を認めなかった鹿児島地裁と福岡高裁宮崎支部の決定が確定した。

    • 2025年2月27日
  • 「ながら運転」ワースト更新 死亡重傷事故、自動車と自転車も 警察庁 昨年の交通事故統計
    「ながら運転」ワースト更新 死亡重傷事故、自動車と自転車も 警察庁 昨年の交通事故統計

       昨年1年間にスマートフォンや携帯電話を使いながら自動車を運転する「ながら運転」が要因となった死亡重傷事故件数が、前年比14件増の136件に上り、統計の残る2007年以降で最多となったことが27日、警察庁のまとめで分かった。自転車も前年比2件増の28件で、ともに前年のワースト記録を更新した。 な

    • 2025年2月27日
  • 山林火災消火活動続く 84戸延焼岩手・大船渡市
    山林火災消火活動続く 84戸延焼岩手・大船渡市

       岩手県大船渡市の山林火災で、地元消防などは27日も消火活動を続けた。同市によると、少なくとも84戸の建物が延焼しており、人的被害がないか確認を急いでいる。 火災は26日午後1時ごろ発生し、同市内の赤崎町と三陸町綾里で出火が確認された。市は計約900世帯、約2000人に避難指示を出し、小学校や公

    • 2025年2月27日
  • 「やめたら顔向けできぬ」 弁護団 再審請求継続へ決意
    「やめたら顔向けできぬ」 弁護団 再審請求継続へ決意

       「大崎事件」の第4次再審請求を認めない最高裁の決定を受け、原口アヤ子さん(97)の弁護団は26日、東京都内で記者会見を開いた。事務局長の鴨志田祐美弁護士は「ここでやめたら、アヤ子さんにも顔向けできない」と声を詰まらせながら、新証拠を探して再審請求を続ける決意を示した。 鴨志田弁護士によると、脳梗

    • 2025年2月27日
  • 警官かたり「あなたは容疑者」 詐欺の音声公開、世代問わず被害 警視庁
    警官かたり「あなたは容疑者」 詐欺の音声公開、世代問わず被害 警視庁

       「検察官はあなたを容疑者としています。わかりますか?」―。警察官に成り済まし現金をだまし取ったとして、警視庁は26日までに、詐欺容疑などで、特殊詐欺の「かけ子」とみられる無職宮代祥平容疑者(31)=神奈川県大磯町=を再逮捕した。警察官をかたる詐欺被害は世代を問わず急増しており、同庁は同容疑者のもの

    • 2025年2月26日
  • 「出自を知る権利」修正訴え 生殖法案提出で当事者が声明
    「出自を知る権利」修正訴え 生殖法案提出で当事者が声明

       第三者の精子・卵子を用いて子を授かる「特定生殖補助医療」の法案が今月、参院に提出されたことを受け、第三者の精子提供で生まれた当事者グループが25日、東京都内で記者会見し、「出自を知る権利」について修正を求める声明を出した。「子どもが知ることができる情報を限定しないでほしい」などとしている。 法案

    • 2025年2月26日
  • 春の降水量 本道平年並み 気象庁予報 夏は全国的に高温
    春の降水量 本道平年並み 気象庁予報 夏は全国的に高温

       気象庁は25日、春(3~5月)と夏(6~8月)の予報を発表した。春は前線の影響を受けにくい見込みで、降水量は東日本から沖縄・奄美地方で少雨傾向、北日本(北海道と東北)はほぼ平年並みと予測された。夏は梅雨の時期も含め、全国的にほぼ平年並みの見込み。 春の平均気温は北日本で平年より高く、東日本で平年

    • 2025年2月26日
  • 女性差別語、なぜ広辞苑に? 担当者「誕生の背景考えて」
    女性差別語、なぜ広辞苑に? 担当者「誕生の背景考えて」

       言葉の意味や用例を調べる際に役立つ広辞苑。約25万の収録項目には「売れ残り」や「男勝り」など女性差別と解釈され得る言葉もある。男尊女卑を助長する言葉がなぜ載っているのか。3月8日の「国際女性デー」を控え、担当者は「差別語の背景を知らないと差別に加担する恐れがある。人を傷つけ得る言葉に出合った時は、

    • 2025年2月26日
  • 万博対策課と会場警察隊設置 計280人体制 大阪府警
    万博対策課と会場警察隊設置 計280人体制 大阪府警

       大阪府警は4月13日に開幕する大阪・関西万博に向け、「万博対策課」と「会場警察隊」を26日付で設置した。 万博対策課は約30人体制で、日本国際博覧会協会など関係機関との連携や府警内の総合調整を担当。会場警察隊は約250人体制で、会場となる人工島・夢洲(大阪市此花区)などにおける事件事故の初動対応

    • 2025年2月26日
  • 危険品持ち込み規制強化 日用品以外の強酸は不可-JR
    危険品持ち込み規制強化 日用品以外の強酸は不可-JR

       東北新幹線の車内で2023年、ペットボトルから漏れた硫酸で乗客がやけどを負った事故を受け、JR旅客6社は25日、列車内への危険品持ち込み規制を強化すると発表した。一定の条件で持ち込み可能だった硫酸や塩酸は4月以降、バッテリー液やトイレ洗浄剤といった日用品以外は持ち込み不可とする。 これまで国鉄時

    • 2025年2月26日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       日本語の美しさや言葉の力を見直せるような優れた作文やエッセーに贈る第16回日本語大賞(NPO法人日本語検定委員会主催、時事通信社など協賛)の受賞作が決まった。公表は26日付。最優秀の文部科学大臣賞には東京都の国立学園小3年田中夢乃さん(9)らの4点が選ばれた。 今回のテーマは小・中・高校生の部が

    • 2025年2月26日
  • 「復興の証し、多くの人に」福島・浪江町の木材加工会社 大阪万博のシンボルに建材
    「復興の証し、多くの人に」福島・浪江町の木材加工会社 大阪万博のシンボルに建材

       4月に開幕する2025年大阪・関西万博で、会場のシンボルとなる世界最大級の木造建築「大屋根リング」の建材製造を、福島県浪江町の木材加工会社「ウッドコア」が担っている。東京電力福島第1原発事故からまもなく14年。いまだ町の約8割が帰還困難区域のままだが、同社取締役の朝田英洋さん(57)は「リングは福

    • 2025年2月25日
  • 震災遺構、進む劣化 維持管理に自治体苦慮
    震災遺構、進む劣化 維持管理に自治体苦慮

       東日本大震災の教訓を伝える震災遺構の劣化が進んでいる。震災からまもなく14年。津波の脅威を突き付ける「物言わぬ語り部」を後世に残すため、施設の維持管理が課題となっている。津波で児童と教職員計84人が犠牲となった宮城県石巻市の震災遺構「大川小学校」では昨年12月、校舎の外壁の一部が高さ約1・6㍍、

    • 2025年2月25日
  • 「願いは平和と帰国」宮城 避難のウクライナ人女性が講演
    「願いは平和と帰国」宮城 避難のウクライナ人女性が講演

       ロシアによるウクライナ侵攻から3年となった24日、仙台市内の教会では戦火で犠牲となった人々への追悼の祈りがささげられた。母と共に宮城県内に避難しているイリナ・ホンチャロヴァさん(65)が教会内で講演し、「私たちの願いはウクライナの平和と帰国だ」と故郷への思いを語った。仙台市青葉区のカトリック元寺小

    • 2025年2月25日
  • 未成年男性刺され死亡 現場で少年逮捕、いずれも17歳 警視庁
    未成年男性刺され死亡 現場で少年逮捕、いずれも17歳 警視庁

       24日午前4時半ごろ、東京都足立区鹿浜の路上で、「友人に刺された」と119番があった。警視庁西新井署員が駆け付けたところ、男性(17)=足立区=が右胸を刃物で刺されており、病院に搬送されたが約1時間後に死亡が確認された。同署は現場にいた自称会社員の少年(17)=同区=を殺人未遂容疑で緊急逮捕した。

    • 2025年2月25日
  • 国公立大2次前期日程始まる 23万人が志願
    国公立大2次前期日程始まる 23万人が志願

       国公立大2次試験の前期日程が25日、全国で始まる。文部科学省によると、172大学613学部に23万5719人が志願し、募集人員に対する志願倍率は2・9倍だった。各大学の合格発表は3月1~10日に予定されている。 志願者数は国立が17万8611人(志願倍率2・8倍)、公立が5万7108人(同3・4

    • 2025年2月25日
  • ビックカメラ 下請法違反で勧告へ 5億円不当減額-公取委
    ビックカメラ 下請法違反で勧告へ 5億円不当減額-公取委

       プライベートブランド(PB)製品製造を委託する下請け業者への代金を不当に減額したとして、公正取引委員会が下請法違反(減額の禁止)で、家電量販大手ビックカメラ(東京都豊島区)に再発防止を勧告する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。 不当と認定された総額は約5億円に上る。同社は公取委

    • 2025年2月25日
  • 知人男性殺人容疑で男逮捕 保護責任者遺棄容疑などで4人も-兵庫県警
    知人男性殺人容疑で男逮捕 保護責任者遺棄容疑などで4人も-兵庫県警

       知人男性を殴り殺害したとして、兵庫県警は24日までに、殺人の疑いで、韓国籍の無職木川徹こと呉英哲容疑者(54)=神戸市長田区=を逮捕した。ほかに男性を同容疑者宅まで運び放置したなどとして、保護責任者遺棄容疑などで男女4人を逮捕。いずれも認否を明らかにしていない。 呉容疑者と男性は知人関係で、県警

    • 2025年2月25日
  • 企業用地の避難指示、来月31日解除 飯館、葛尾両村-福島
    企業用地の避難指示、来月31日解除 飯館、葛尾両村-福島

       政府と福島県、飯舘、葛尾両村は24日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域のうち、企業用地への活用を予定している2カ所について、3月31日午前9時に避難指示を解除することで合意した。24日の協議後、両村長らが記者会見で明らかにした。人が居住しないなど一定の条件下で、除染を行わずに指示が解除さ

    • 2025年2月25日
  • 風俗スカウト壊滅へ徹底捜査 人身売買、悪質ホストで発覚 警察当局
    風俗スカウト壊滅へ徹底捜査 人身売買、悪質ホストで発覚 警察当局

       SNSで高収入をうたって女性を勧誘し、風俗店に送り込むスカウトグループ「アクセス」の壊滅を目指し、警視庁が摘発を強めている。いい条件を提示した店に女性を派遣する人身売買のような手口で得た収益は5年間で計約70億円。同庁幹部は「違法なビジネスモデルを解体しなければいけない」と意気込む。 アクセスは

    • 2025年2月25日
  • 「金なく殺すしかなかった」 強盗殺人容疑で男再逮捕-大阪府警
    「金なく殺すしかなかった」 強盗殺人容疑で男再逮捕-大阪府警

       大阪府東大阪市の山中で国土交通省職員神岡孝充さん(52)の遺体が見つかった事件で、大阪府警捜査1課は23日、強盗殺人容疑で、無職大木滉斗容疑者(28)を再逮捕した。 同課によると、大木容疑者は同容疑について黙秘しているが、3日に死体遺棄容疑で逮捕後、「自宅から出てきた神岡さんの首を絞めて殺した。

    • 2025年2月24日
  • 「穏やかな春願う」 皇居 一般参賀、5年ぶり祝宴も
    「穏やかな春願う」 皇居 一般参賀、5年ぶり祝宴も

       天皇陛下の65歳の誕生日を祝う一般参賀で手を振られる天皇、皇后両陛下=23日、皇居 天皇陛下の65歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下はあいさつで、「全国各地の皆さん一人一人にとって、穏やかな春が訪れるよう願っております」と述べられた。 各地での大雪被害にも触れ「ご苦労もいかばか

    • 2025年2月24日
  • 来日3年、言葉覚え「楽しい」 ウクライナ人の小学生姉弟 広島 母国思い寂しさも
    来日3年、言葉覚え「楽しい」 ウクライナ人の小学生姉弟 広島 母国思い寂しさも

       ロシアの軍事侵攻による戦火を逃れて来日し、広島市内の公立小学校に通う2人のウクライナ人きょうだいがいる。24日で侵攻から3年。当初は言葉や文化の違いに戸惑いながらも、今では「楽しい」と声をそろえ、勉強に励んでいる。6年生の姉ディアナ・テスレンコさん(12)と3年生の弟ヤロスラフさん(9)は、20

    • 2025年2月24日
  • 避難女性の窮状、世界に発信 ウクライナ侵攻 NGO職員、記者経験生かす
    避難女性の窮状、世界に発信 ウクライナ侵攻 NGO職員、記者経験生かす

       ロシアによる侵攻を受け、日本に避難してきたウクライナ人女性らの生活状況を調査し、世界に発信する女性がいる。自身も夫と一緒にウクライナから避難し、東京の国際NGOで働くアンナ・シャルホロドウスカーさん(28)だ。「避難民の困りごとや直面する問題を世界に訴えたい」と話している。ウクライナ南東部マリウポ

    • 2025年2月24日
  • 戦後80年「平和へ思い新たに」 天皇陛下、65歳
    戦後80年「平和へ思い新たに」 天皇陛下、65歳

       天皇陛下は23日、65歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見。日本で80年間、戦争のない時代が続いていることを「ありがたいこと」と述べ、戦後80年の今年を「平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になれば」と語った。先の大戦では、世界各国で多くの尊い命が失われたことを

    • 2025年2月24日
  • 「定住者」認めぬ判断確定/同性婚米国人の上告退ける/最高裁
    「定住者」認めぬ判断確定/同性婚米国人の上告退ける/最高裁

       海外で日本人と同性婚をしたのに、一定期間の国内居住が認められる「定住者」の在留資格が得られなかったのは違法だなどとして、米国人男性のアンドリュー・ハイさんらが国に処分取り消しや損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(堺徹裁判長)はアンドリューさん側の上告を退ける決定をした。20日付。請求を認めな

    • 2025年2月22日