• コメ価格、抑制効果は不透明 備蓄米「随意契約」導入で
    コメ価格、抑制効果は不透明 備蓄米「随意契約」導入で

       高騰するコメの価格安定化に向け、農林水産省が政府備蓄米の放出方法を競争入札から随意契約へと大きく転換した。小泉進次郎農水相は備蓄米が「5㌔当たり(税別)2000円程度となる水準」で店頭に並ぶことを目指すが、安価な備蓄米の放出が全体のコメ価格抑制につながるかどうかは不透明だ。 政府はこれまで、「

    • 2025年5月27日
  • 4回目関税交渉 30日で調整
    4回目関税交渉 30日で調整

       【ワシントン時事】トランプ米政権の関税措置見直しに向け、赤沢亮正経済再生担当相がベセント財務長官と、30日を軸に4回目となる閣僚級の関税交渉を行う方向で調整している。日本は自動車への追加関税を含む一連の関税措置見直しを求めているが、米側との溝が残っている状況。6月中旬の先進7カ国首脳会議(G7サミ

    • 2025年5月27日
  • ツルハ、経営統合議案を承認 英運用会社の反対退ける 株主総会
    ツルハ、経営統合議案を承認 英運用会社の反対退ける 株主総会

       ドラッグストア大手のツルハホールディングスは26日、札幌市内で定時株主総会を開いた。同業最大手のウエルシアホールディングスとの経営統合に向けた、同社との株式交換議案など全議案が承認された。ツルハは4月、ウエルシアと12月に経営統合すると発表。一部株主がこの計画に反対を表明していた。 計画では、

    • 2025年5月27日
  • コメ5㌔4285円 2週連続最高値、備蓄米流通遅く 農水省
    コメ5㌔4285円 2週連続最高値、備蓄米流通遅く 農水省

       農林水産省は26日、全国のスーパーで5月12~18日に販売されたコメ5㌔当たりの平均価格が、前週より17円高い4285円だったと発表した。2週連続で値上がりし、集計を始めた2022年3月以降の最高値を更新した。備蓄米の流通ペースが遅い上、産地や品種が単一の「銘柄米」の相場高騰により、前年同時期の約

    • 2025年5月27日
  • 備蓄米 ドンキ、アイリスが名乗り 放出の2割申し込み
    備蓄米 ドンキ、アイリスが名乗り 放出の2割申し込み

       政府備蓄米の随意契約に小売り大手が相次いで名乗りを上げた。ディスカウント店「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)や、生活用品を製造・販売するアイリスオーヤマ(仙台市)は、受け付けが始まった26日に申請を済ませた。イオンとイトーヨーカ堂(東京)

    • 2025年5月27日
  • 塩レモン味/の焼きそば
    塩レモン味/の焼きそば

       東洋水産は、焼きそば「マルちゃん焼そば 期間限定 塩レモン味 3人前」を発売。コシのある中太麺を使用。鶏をベースに、瀬戸内産レモン果汁パウダーを使った塩レモン味のソースを合わせた。爽やかな酸味が後を引く味わいで、これからの季節にぴったりという。3袋入りで、税抜きの希望小売価格は370円。

    • 2025年5月26日
  • こだわりの/オーブンレンジ
    こだわりの/オーブンレンジ

       ビックカメラは、プライベートブランド「ORIGINAL BASIC」から、解凍と時短機能にこだわったオーブンレンジを発売。食材や重さに応じて、温める強さを示すワット数と時間を自動で調整。解凍は100~300㍗の低出力によって、むらなく解凍できる。「クイック」ボタンを押せば、最大900㍗の高出力で、

    • 2025年5月26日
  • 日産、本社売却を検討/工場削減費用に充当
    日産、本社売却を検討/工場削減費用に充当

       日産自動車が、横浜市にある本社の売却を検討していることが23日、分かった。日産は2027年度までに国内外で車両を生産する7工場を閉鎖する方針。本社の資産価値は1000億円を超えるとみられ、売却益は工場閉鎖に伴う費用などに充てる。売却先と賃貸契約を結び、日産が本社施設を継続して利用する案が浮上してい

    • 2025年5月26日
  • フルーツヨーグ/ルト味のアイス
    フルーツヨーグ/ルト味のアイス

       明治(東京)はカップアイス「明治 エッセル スーパーカップ トロピカルミックス」を発売。ヨーグルト風味のアイスに、パイナップルとパッションフルーツの果汁、白桃とリンゴの果肉を使用したソースを混ぜ込んだ。甘さと酸味のバランスが取れ、コクとさっぱり感が融合した味わいが楽しめるという。200㍉㍑入りで、

    • 2025年5月26日
  • ブドウ味の「フ/リスク」飲料
    ブドウ味の「フ/リスク」飲料

       ダイドードリンコ(大阪市)は、清涼菓子「フリスク」の風味が感じられる炭酸飲料「FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)」シリーズからブドウ味を発売。清涼感のある刺激と、ブドウの甘さが感じられるという。機能性表示食品で、シュガーレス。250㍉㍑入り缶で、希望小売価格は197円。

    • 2025年5月26日
  • 4月消費者物価/前年同月比3.5%上昇/コメ98.4%、上げ幅最大
    4月消費者物価/前年同月比3.5%上昇/コメ98.4%、上げ幅最大

       総務省が23日発表した4月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が110・9と、前年同月比3・5%上昇した。プラスは44カ月連続で、23年1月(4・2%上昇)以来、2年3カ月ぶりの高い伸び率となった。歴史的な高騰が続いた米類は98・4%上昇と、7カ月連

    • 2025年5月26日
  • 新商品アラカルト/卵たっぷり/のカップ麺
    新商品アラカルト/卵たっぷり/のカップ麺

       日清食品は、即席カップ麺「カップヌードル たまごまみれ ビッグ」を数量限定で発売。タマネギのうま味とバターの風味を利かせたトマトスープに、通常の約2倍の卵を入れた。ふわふわの卵とスープを一緒に口に運ぶと、オムライスのような味わいを楽しめるという。103㌘入りで、希望小売価格は292円。

    • 2025年5月26日
  • 備蓄米 店頭5㌔2000円 来月初め、スピード感で対応 農水相
    備蓄米 店頭5㌔2000円 来月初め、スピード感で対応 農水相

       小泉進次郎農林水産相は23日、随意契約で放出する備蓄米の店頭価格を5㌔当たり2000円程度にすると表明した。3月以降に競争入札を通じて放出した分の半額程度で売り渡し、契約先が輸送費などの経費を上乗せして販売する。最近の店頭価格よりも大幅に安い備蓄米を供給し、コメの高騰に歯止めをかける。26日に随意

    • 2025年5月24日
  • 都内スーパーや精米店視察―小泉農水相 空き棚見て「早く店頭に」
    都内スーパーや精米店視察―小泉農水相 空き棚見て「早く店頭に」

       小泉進次郎農林水産相は23日、コメの流通状況などを確認するため、東京都内のスーパーと精米店の売り場を視察した。小泉氏は終了後、記者団に対し、「これだけ(スーパーの)棚が空いているのを見て、改めて備蓄米を6月上旬には2000円台で店頭に並ぶ環境をつくっていかなければならないとの認識を強くした」と述べ

    • 2025年5月24日
  • 農水相、備蓄米 ネット販売要請 楽天・三木谷氏「すぐに可能」
    農水相、備蓄米 ネット販売要請 楽天・三木谷氏「すぐに可能」

       小泉進次郎農林水産相は23日、インターネット通販サイト「楽天市場」を運営する楽天グループの三木谷浩史会長兼社長と農水省内で面会し、政府備蓄米の流通に関して「ネット販売も含めてさまざまな形を模索していかないといけない」と協力を求めた。三木谷氏は「全面的に協力する」と応じ、面会後に記者団に対して販売開

    • 2025年5月24日
  • 備蓄米「2000円台」 小泉農水相 随意契約で来月にも店頭に
    備蓄米「2000円台」 小泉農水相 随意契約で来月にも店頭に

       小泉進次郎農林水産相は23日の閣議後記者会見で、今後の備蓄米放出に関して「(5㌔当たり)2000円台で棚に並ぶような形で随意契約する」と表明した。随意契約の手続きは「来週早々に始める」と説明。店頭に出回る時期について、「早ければ6月の初めに並んでいる可能性が出てきた」と述べた。 一方、低価格の

    • 2025年5月23日
  • 車の「相互認証」提示 赤沢再生相訪米、来週にも再協議
    車の「相互認証」提示 赤沢再生相訪米、来週にも再協議

       トランプ米政権の関税措置を巡る日米交渉で、条件を満たせば自動車の安全性に関する審査を省略する「相互認証」の強化を日本側が提示していることが22日、分かった。米側が問題視する「非関税障壁」を撤廃し、協議を前進させる狙いがある。赤沢亮正経済再生担当相は、3回目の閣僚級交渉のため23日から3日間の日程で

    • 2025年5月23日
  • 3月の機械受注13.0%増/2カ月連続プラス
    3月の機械受注13.0%増/2カ月連続プラス

       内閣府が22日発表した3月の機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比13・0%増の1兆107億円だった。プラスは2カ月連続。基調判断は「持ち直しの動きが見られる」に据え置いた。 民需の内訳は、製造業が8・0%増の4

    • 2025年5月23日
  • 昨年度の実質賃金、0.5%減/物価高で3年連続マイナス/厚労省
    昨年度の実質賃金、0.5%減/物価高で3年連続マイナス/厚労省

       厚生労働省が22日発表した2024年度の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は前年度比0・5%減と、3年連続のマイナスだった。春闘では歴史的な賃上げ率を記録したものの、物価高騰に賃金の伸びが追い付かない状態が続いた。 政府は今

    • 2025年5月23日
  • 安定価格でのコメ供給に全力 小泉農水相が就任会見
    安定価格でのコメ供給に全力 小泉農水相が就任会見

       小泉進次郎農林水産相は21日、初登庁した農水省で就任記者会見を行い、「コメについて、消費者に安定した価格で供給できるよう全力で取り組む」と述べた。小泉氏は「コメは買ったことがない」との発言で事実上更迭された江藤拓農水相の後任。小泉氏は「最も力を入れなければならないのはコメ。とにかくコメに尽きる」と

    • 2025年5月22日
  • 備蓄米、小売業者に届かず 4月まで 外食含め10%どまり 農水省
    備蓄米、小売業者に届かず 4月まで 外食含め10%どまり 農水省

       農林水産省は20日、政府備蓄米の4月27日までの流通状況に関する調査結果を公表した。3月に落札された備蓄米計21万2132㌧のうち、集荷業者から卸売業者を通すなどして小売業者に売り渡されたのは1万4998㌧とわずか約7%。飲食店などの中食・外食業者を含めても約10%にとどまり、政府の価格高騰対策の

    • 2025年5月21日
  • 子育ては「壁だらけ」 働くパパママ川柳 オリックス
    子育ては「壁だらけ」 働くパパママ川柳 オリックス

       オリックスは21日、働きながら子育てする父母や家族の日常をテーマにした「働くパパママ川柳」の受賞作品を発表した。大賞は「預け先 年収キャリア 壁だらけ」。社会保険料負担が生じる「年収130万円の壁」をはじめ、保育園探しや自身の働き方など、子育て中にぶつかるさまざまな「壁」を詠んだ句が選ばれた。

    • 2025年5月21日
  • 江藤農水相 「国民の気持ち逆なで」
    江藤農水相 「国民の気持ち逆なで」

       江藤拓農林水産相は21日、石破茂首相に辞表を提出後、農水省内で記者団の取材に応じた。江藤氏は「コメは買ったことがない」などとする自身の発言について、「所管大臣の私が国民の皆さま方の気持ちを逆なでするようなことを言ってしまった。取り返しのつかないことだ」と述べた。 取り組んできたコメの高騰対策に

    • 2025年5月21日
  • 「コメ買ったことない」 江藤農水相発言、批判受け全面撤回
    「コメ買ったことない」 江藤農水相発言、批判受け全面撤回

       江藤拓農林水産相が18日に佐賀市内で行った講演で、「コメは買ったことがない」と発言していたことが19日、分かった。店頭価格の高騰が続く中、同日の参院決算委員会では野党から批判が集中。江藤氏は、石破茂首相から官邸に呼ばれて厳重注意を受けた後、記者団の取材に応じ、「全面的に撤回して皆さまにおわび申し上

    • 2025年5月20日
  • 早期退職、倍増ペースに 商工リサーチ 1~5月で8700人
    早期退職、倍増ペースに 商工リサーチ 1~5月で8700人

       大手製造メーカーを中心に、早期退職を募集する動きが拡大している。東京商工リサーチは19日までに、上場企業が今年に入って募集した早期・希望退職者数が今月15日時点で8711人に上ったと発表した。前年同期(4654人)からほぼ倍増のペースで推移している。トランプ米政権の高関税政策の企業業績への影響が懸

    • 2025年5月20日
  • 日本経済、景気後退リスクも
    日本経済、景気後退リスクも

       2025年1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値が4四半期ぶりにマイナス成長に陥った。物価高の長期化を受け、個人消費の勢いは弱いままだ。4月以降は、トランプ米政権による高関税措置の発動で、景気に下押し圧力が本格的にかかり始め、日本経済が景気後退に入るリスクも出ている。 GDPの約半分を占める

    • 2025年5月19日
  • 新商品アラカルト
    新商品アラカルト

       パイロットコーポレーションは、群馬県の伝統工芸品「桐生織」の布を使ったペンケース「Wanofu(ワノフ) 桐生織」を発売。生地の生産から縫製まで国産にこだわった。柔らかな質感と光沢が特徴で、和風でモダンなデザインに仕上げたという。内側は濃い色の生地で、汚れが目立ちにくい。2サイズ、柄は3種類で、価

    • 2025年5月19日
  • 実質GDP、年0・7%減 25年1~3月期 消費低調、輸出下振れ
    実質GDP、年0・7%減 25年1~3月期 消費低調、輸出下振れ

       内閣府が16日発表した2025年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0・2%減、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算で0・7%減だった。マイナス成長は4四半期ぶり。物価高で個人消費が低調だったほか、輸出の下振れなどがGDPを押し下げた。 

    • 2025年5月19日
  • 日 産 国内で早期退職募集へ事務部門対象、7月から
    日 産 国内で早期退職募集へ事務部門対象、7月から

       日産自動車は18日、国内の事務部門を対象に7月から早期退職を募集すると明らかにした。既に従業員に通知しており、対象者には追って詳細を説明する。深刻な経営難を克服するため、国内の人員についてもリストラを加速させる。国内で早期退職を募集するのは2007年以来、18年ぶりとなる。 日産は既に発表した

    • 2025年5月19日
  • トランプ政権 貿易協定見直し視野 日本は想定せず、関税交渉難航か
    トランプ政権 貿易協定見直し視野 日本は想定せず、関税交渉難航か

       トランプ米政権の関税措置を巡る日米交渉で、米国側が日米貿易協定の見直しを視野に入れていることが15日、分かった。日本側は協定の修正などは想定しておらず、協議が難航する可能性が出てきた。交渉が長期化すれば、関税による日本企業への影響が拡大する恐れがある。 日米貿易協定は第1次トランプ政権下の20

    • 2025年5月16日