大規模改修に着手 早来町民センター 合宿所と避難所の機能も 安平
- 2024年5月18日
安平町は17日、早来町民センター(町早来北進)の大規模改修工事を始めた。事業費は12億800万円。耐震改修を行い、スポーツ合宿所の機能を備えた施設にする。災害時はプライバシーを確保した避難所となる。工事を行う2025年3月まで休館し、同年4月に再開予定で、合宿の受け入れや災害対応力を高めた建物とな
安平町は17日、早来町民センター(町早来北進)の大規模改修工事を始めた。事業費は12億800万円。耐震改修を行い、スポーツ合宿所の機能を備えた施設にする。災害時はプライバシーを確保した避難所となる。工事を行う2025年3月まで休館し、同年4月に再開予定で、合宿の受け入れや災害対応力を高めた建物とな
アイヌ民族文化財団は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験学習館別館2に男女別の礼拝室を設置した。イスラム教を信仰するムスリムの利用を想定しており、天井には聖地メッカの方角を表示した。 東南アジアなどからの訪日客増を見込み、昨夏、室蘭工業大学に通うマレーシア国籍の外国人留学生4人からアドバイ
アイヌ文化研究者ブロニスワフ・ピウスツキ(1866~1918年)の命日の17日、功績をしのぶ行事が白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)内の胸像前で行われた。関係者ら約50人が参列し、来場者と輪踊りで交流した。 ピウスツキはリトアニア出身のポーランド人。1887年、ロシアのサンクトペテルブル
厚真町土地改良区(細川隆雄理事長)は17日、厚真ダム水神宮取水式を町幌内の同ダム近くの水神宮で行った。宮坂尚市朗町長や農業関係者37人が出席し、営農用水の安定供給と出来秋を願った。 取水式は、同ダムを管理する町土地改良区が田植えシーズンに合わせて毎年行っている。豊水を祈願する神事が厳かな雰
白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館周辺で19日午前10時から、文化とスポーツのイベント「ノルディックウオーキングイベント」が開かれる。参加無料。 同町地域おこし協力隊員(スポーツ振興担当)、小箱駿太さん(29)の主催。 小箱さんと同資料館友の会の高校生、小学生ガイドの案内で、同資
胆振東部の安平、厚真、むかわの3町で5月に入り、ヒグマの目撃情報が相次いで町に寄せられている。2日は安平町追分地区の市街地に出没し、周辺は一時騒然となった。最新のヒグマ出没情報は、場所を地図上に示すインターネットサイト「ひぐまっぷ」で確認でき、3町は注意を呼び掛けている。 安平町で
胆振青年神職会と日高青年神職会は16日、厚真町桜丘の森田明央さん(57)が所有する水田で「御田植祭」を行った。若手神職ら9人が参加し、田んぼの一部約600平方メートルで、丈約10センチの苗を手作業で植え、秋の豊作を願った。 若手神職が先人たちの伝統作業を体験し、米作りの大切さを実感する機会
安平町とあびら観光協会は18日から、「あびら菜の花スマホdeスタンプラリー」を実施する。「菜の花さんぽ2024」の企画の一環で、スマートフォンを用いた初のスタンプラリー。6月9日まで。 スタンプは、五つのエリアで得る仕組み。一つは道の駅あびらD51ステーションにあり、ほかは町内4エリアにあ
白老町高齢者大学の第1回定例講座が14日、町中央公民館で開かれた。石山萩の里町内会長の細尾淳さん(70)が「移住者から見た白老の自然の魅力」の演題で講演し、出席した学生約90人が熱心に耳を傾けた。 細尾さんは2021年7月に愛知県安城市から移住した。決め手になったのは町社台に広がる馬の牧場
白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)と町は14日、湿原そばに設置している手作りの木製案内看板を補修した。「希少動植物を大切にしましょう」と呼び掛ける文字に油性白ペンキを塗り、目立たせた。 風雨や潮風で腐食が進むことから、会員が2年置きにボランティアで補修している。会員の高齢化が進み、
白老ペンクラブ(岩間隆一会長)は、同人誌「白老ペン」第43号を発行した。随想や短歌など計11作品を掲載する。 論考5作品、短歌2作品のほか、随想、評論、考察、俳句が各1作品。青春時代の東京暮らしを振り返った相吉京子さんの随想「続 思い出ぼろぼろ」や80歳を越えた老境を切々と詠んだ植田壽惠弘
白老町体育協会は6月6日午後2時から町立体育館柔剣道場で開く「美・健康体操 夏講座」体験レッスンの参加者を21日まで募集している。 6月以降に初開催する健康体操・夏講座の体験会として開く。 講師は、苫小牧市内を拠点に活動しているスタジオyachi主宰の山下千鶴さん。音楽に合わせてス
安平町教育委員会は、学校教育系施設の長寿命化を図り、整備コストの抑制、効率的な維持保全を実現させるため「町学校施設等長寿命化計画」を策定した。構想期間は2024~63年度の40年間、計画期間は24~33年度の10年間。適正な施設管理で使用年数を長期化させることで、対象6施設の維持管理コストを従来型
白老町商工会の2024年度通常総代会が15日、しらおい経済センターで開かれ、新会長に清水尚昭氏(65)=岩崎組社長=を選出した。清水氏は、コロナ禍後の地域経済の活性化を見据え、「伴走型の支援で持続的な成長、発展を支える役割を担いたい」と意欲を語った。 総代会では農商工連携や中小・小規模事業
白老町認知症の人と家族などの会(吉良哲子会長)は13日、今年度最初の集会を町東町の町総合保健福祉センターで開いた。会員ら25人が出席し、ビデオ学習を行ったほか、参加者同士が日ごろの悩みなどを打ち明け交流を深めた。 吉良会長は「介護や見守りの経験を語り合い、気持ちを楽にする場になれば」とあい
多文化共生をテーマとした演奏や手話歌などのステージ「ミナパまつり」が19日午前11時から、白老町の社台生活館で開かれる。 町社台のカフェ・ミナパチセとNPO法人ウテカンパが主催する。 バンド、ギター、ピアノ演奏や紙芝居、ベリーダンスを披露。書道、連句、工作体験ブースや、町内で活動す
白老町大町の書店「またたび文庫」は19日午前10時から、銅や真ちゅう板で装飾品や本のしおりに使えるオーナメントを作るワークショップを同店で開く。 講師は大阪市内に工房を構えるアクセサリー職人、竹崎伸一さん。銅などはたたくと延びる性質があり、当日は金属板をはさみで好きな形に切り、同店周辺を歩
むかわライオンズクラブ(LC、小坂利政会長)は15日、むかわ町花園の鵡川交番と町末広の鵡川農業協同組合(JAむかわ)前で花壇を整備した。会員8人がマリーゴールドやベゴニア、サルビアなどの花苗を計600株植え、鵡川地区の町中に彩りを添えた。 春恒例の取り組み。町が環境美化活動を支援する「環境
白老町内でドクガの幼虫が発生し始めている。幼虫の毒毛は風で飛ばされやすく、直接触れなくても皮膚に刺さるとかゆみや炎症を起こす。町生活環境課は「見つけたら町に通報して」と呼び掛けている。 幼虫は1センチ未満から3センチほどに成長し、体の黒と黄色の模様が特徴。ハマナスやイタドリ、バラ科の植物に
白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館(武永真館長)と町教育委員会は、同資料館が10月に迎える開館40周年の記念事業として、特別展「蝦夷地の陣屋」を7月28日から8月18日まで、同館で開催する。全道17カ所の陣屋跡の現状を2021年度から3年かけて調査した内容と成果を発表する。開幕日には道内の史跡保
仙台藩白老元陣屋資料館は、郷土読本の第8弾「ふるさと再発見シリーズ 黒毛和牛の事始め」をこのほど発行した。町で肥育を始めて今年で70周年を迎える「白老牛」をテーマに、特に導入から20年間の出来事に焦点を当ててまとめた。 同シリーズは、郷土史の発信と理解促進のため2016年から毎年、編集発行
特殊詐欺を未然に防いだとして苫小牧署は14日、むかわ町の穂別郵便局の齋藤了課長(48)に署長感謝状を贈った。齋藤課長は「高齢者が多く訪れるので、これからも積極的に声掛けを行いたい」と語った。 同署によると4月24日午後2時40分ごろ、町内の70代男性が窓口を訪れ、「NTTファイナンスのサイ
東胆振地域ブランド創造協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は14日、白老町東町の町総合保健福祉センターで2024年度総会を開いた。同地域1市4町(苫小牧市と白老、厚真、安平、むかわ町)の首長らが出席し、SNSを活用した情報発信事業や誘客プロモーション、産学連携によるブランド創造―などを盛り込んだ今年
仙台藩白老元陣屋資料館は25日午前10時から、国指定史跡で北海道遺産の「白老仙台藩陣屋跡」の発掘調査現場見学会を開く。仙台藩士が造営した白老陣屋の実態を解明する調査現場を、学芸員が案内する。 同資料館と町教育委員会は2022年度から、第2次環境整備事業で発掘調査を実施。23年度には仙台藩士
白老町議会の議会運営委員会(議運)が14日開かれ、貮又聖規氏(52)が会派みらいを、西田祐子氏(69)が会派ひかりをそれぞれ退会したと報告した。退会の理由について、貮又氏は「単独の議員活動に注力するため」、西田氏は「会派内の意見の相違」としている。 2人は議運の委員で、辞任と議席変更につい
白老町の小中学校で14日、白老産黒毛和牛を使った「ふるさと給食」が提供され、児童生徒が郷土の味を堪能した。しらおい食育防災センターが牛肉と白老産シイタケの牛丼、麦ご飯、なめこのみそ汁などのメニューを約800食作り、小中学校6校へ届けた。 萩野小学校(山田耕一校長)では、給食を心待ちにしてい
厚真町地域包括支援センター(町総合ケアセンターゆくり2階)は、今年度から道央圏で介護や障害者福祉事業を手掛けるエムリンク札幌(江別市)が運営している。町の公募に同社が応じた。浜畑若菜センター長は「町民が安心して相談できる体制を維持し、町内の事業者やボランティアと関係を深めたい」と話している。
白老牛銘柄推進協議会(岩崎考真会長)は13日、2024年度総会を白老町役場で開いた。6月1、2両日に開く「復活!2024白老牛肉まつり」について、最高のA5ランクに格付けされた白老牛7頭を使用するほか、能登半島地震の被災地支援のため購入した最高級の能登牛1頭も扱うことが報告された。 会場の
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」(小美浪フミ代表)の作品展が開かれ、美しい刺しゅうを施した伝統衣装などが展示されている。7月21日まで。 同クラブは、町北吉原のアイヌ刺しゅう講師、小美浪さん(78)が2022年8月に設立した。会場には、
あびら観光協会と安平町は18日から6月9日まで、町追分地区の菜の花を満喫するイベント「菜の花さんぽ2024」を繰り広げる。6カ所の畑(約60ヘクタール)で菜の花が見頃を迎える見込みで、黄色いじゅうたんを広げたような光景を楽しめる。道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションに案内所を開設し、町の観光