生産資材高騰を危惧 3年ぶり農業振興対策協議会 水活見直しで意見交換 JAとまこまい
- 2022年7月1日
とまこまい広域農業協同組合(宮田広幸組合長)は6月30日、東胆振1市4町の首長らと意見を交わす「農業振興対策協議会」を苫小牧市の日胆農業会館で開いた。肥料、飼料、燃料など生産資材の価格高騰、国による水田活用直接支払交付金(以下水活)の見直しなど、生産者を取り巻く厳しい環境への認識を共有し、JAと行
とまこまい広域農業協同組合(宮田広幸組合長)は6月30日、東胆振1市4町の首長らと意見を交わす「農業振興対策協議会」を苫小牧市の日胆農業会館で開いた。肥料、飼料、燃料など生産資材の価格高騰、国による水田活用直接支払交付金(以下水活)の見直しなど、生産者を取り巻く厳しい環境への認識を共有し、JAと行
安平町や地元団体、NPO法人などでつくる「あびら移住暮らし推進協議会」が6月30日に発足した。官民が連携することで胆振東部地震以降、加速する人口減少に歯止めをかけるために取り組んでいく。同日、町役場総合庁舎で設立総会が開かれ、町がこれまで行ってきた現地ツアーの実施や移住相談会への出展のほか、新たに
白老町の飛生アートコミュニティー(国松希根太代表)は同町竹浦の旧飛生小学校で開く文化芸術イベントの日程を決めた。「飛生芸術祭」は9月5~11日の各日午前10時~午後4時。同芸術祭のオープニングイベント「トビウの森と村祭り」は同月3日午前11時~午後8時半。いずれも多様な芸術活動を繰り広げる。
一般社団法人白老モシリは、23日午前10時からポロトの森キャンプ場=町白老ポロト自然休養林=で開く山のイオル「森のアイヌ文化体験」、8月6日午後1時からイオル事務所チキサニ=町末広町=で開くミニ体験「小中学生向け穀物調理体験」の参加者を募集している。 23日は、かつてアイヌ民族が狩猟や川漁
白老町消防本部は、町石山の消防庁舎で20日午後6時から開催する普通救命講習会の参加者を募集している。AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法、止血法について学ぶ。 町民対象で定員は5人。参加無料。eラーニングの受講希望者を含め、事前に申し込みが必要。 申し込み
むかわ町の鵡川高校軽音楽部のバンドグループが、8月2~4日に東京都中野区で開催される第46回全国高等学校総合文化祭(総文祭)東京大会「とうきょう総文2022」(文化庁、東京都など主催)の軽音楽部門に出場する。5月に岩見沢市で開かれた全道高等学校軽音楽大会のオリジナル部門で準グランプリに輝き、「文化
安平町の追分中学校(渡辺知峰校長)は27日、3年生の保護者を対象に進路説明会を開いた。この春、追分高校に着任した石若拓哉校長が、進路選択のポイントについて講話した。 石若校長は、進路選択のポイントとして▽何を勉強したいのか▽自分に合った高校▽将来の進路―を挙げ、「何となく受験した高校に進む
厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)の1年生13人が29日、社会科授業の一環で、縄文土器作りを体験した。粘土を使って成形に挑戦し、縄文文化に理解を深めた。 歴史の授業で土器や石器に興味を示す生徒が多かったことがきっかけとなり、「実際に土器作りを体験させてみよう」と同校が町教育委員会に打診。町
白老町認知症の人と家族などの会は、7月13日午前11時から町総合保健福祉センターで開く学習会「第2回認知症の人と家族などの集い」の参加者を募集している。 空知管内栗山町の職員で福祉総括兼福祉課長の森英幸さんが、昨年4月に全国の市町村で初めて施行された栗山町ケアラー支援条例の重要性と実際につ
安く購入して生活に役立てて―と、白老町大町のhaku(ハク)ホステルは25日、フリーマーケット「haku蚤(のみ)の市」を敷地内で開いた。施設ゆかりの仲間たちが生活雑貨、古道具を持ち寄り、安値で提供した。 屋外にテントを設営し、子ども服や婦人服、生活雑貨、レコードなどを販売した。町内外で活
白老町の北海道栄高校で27日、3年生を対象にした租税教室が開かれた。室蘭税務署税務広報広聴官の永浜志朗さんが講師を務め、税の仕組みや種類などについて解説。生徒たちは、国民生活を支える税の重要性について理解を深めた。 永浜さんはまず、所得税や消費税、法人税など、直接税と間接税を合わせて約50
厚真中学校(北尾稔校長)の1年生は28日、町内本郷のあつまスタードームでペタンク体験を行った。生徒19人と教員らが初めて挑戦するニュースポーツを通して交流を深めた。 ペタンクは、フランスで発祥したスポーツ。コートの中で「ビュット」と呼ばれる木製の標的球目掛けて鉄のボールを投げ、標的に近い球
むかわ町内で42年にわたり胆振東部消防組合の消防士として活躍した同組合消防署鵡川支署の元支署長田村智さん(68)=町内在住=が、今春の危険業務従事者叙勲で瑞宝単光章(消防功労)を受章した。27日に町役場本庁舎で表彰伝達が行われ、同組合管理者の宮坂尚市朗・厚真町長から勲記、勲章が手渡された。
厚真町子ども会育成連絡協議会組織の「しぜん子ども会」(小林広和会長)は26日、町内幌里のチケッペ川で稚魚放流を行った。幼児と小学生計18人のほか、役員らが参加し、ヤマベの稚魚3000匹を放流した。 同会は、自然との触れ合いを通し、町のことや自然の中で遊ぶ楽しさを子どもたちに伝えていく団体。
一般社団法人白老モシリは25日、イオル(伝統的生活空間)体験交流事業として、アイヌ民族の伝統的食文化をテーマに「オオウバユリ採取・加工体験」を白老町森野地区などで催した。 オオウバユリはユリ科の多年草。アイヌ民族は球根(トゥレプ)からでんぷんを取り、フキやイタドリの葉に包んで蒸し焼きにして
白老町環境町民会議(粂田正博会長)は25日、同町東部に広がるヨコスト湿原で町民見学会を開いた。地元や苫小牧市、室蘭市などから約40人が参加。専門家の案内で海岸や湿地に自生する草花を見て回り、環境省の「日本の重要湿地」に選定されている貴重な自然に理解を深めた。 ヨコスト湿原保護活動の関係者ら
「革恐竜の先生」の愛称で知られる埼玉県のレザークラフトアーティスト山本昌在さんを講師に迎えたワークショップが26日、むかわ町穂別のアースギャラリーで開かれた。参加した子どもたちが、革を使ってオリジナルの恐竜マスコット作りに挑戦した。 地域の活性化を目指す町内在住の女性でつくる団体「RAYO
白老町虎杖浜の竹丸渋谷水産(渋谷敏幸社長)は25、26両日、社屋前の駐車場で創業60周年フェアを開いた。作りたてのたらこ、辛子めんたいこなどを特別価格で提供する催しで、2日間で延べ約5000人が訪れてにぎわった。 フェアは2011年から毎年6月と10月に開いている。制限時間15秒で、直径1
白老町西部の商業者ら50施設でつくる虎杖浜竹浦観光連合会(蒲原亮平会長)は24日、2022年度通常総会を同町竹浦のはしもと陶芸館で開き、誘客事業や情報発信事業など今年度の事業計画や予算を承認した。 関係者や来賓約計20人が出席。蒲原会長は「しっかりと効果、結果が出る事業を展開していきたい」
安平町議会定例会は27日、本会議を再開し、議案審議を行った。4月の町長選で再選した及川秀一郎町長が2期目の投資予算を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。 一般会計は、歳入歳出に約2億7500万円を追加し、総額102億6700万円とした。投資予算の主な事業は、学校教育
胆振東部地震で社務所や鳥居などが大きな被害を受けた厚真神社の復旧をお披露目するイベント「鎮守の杜(もり)マルシェ」が24、25両日、同神社で開かれた。神事の茅の輪くぐりや手水舎(ちょうずや)に花々を浮かべる「花手水」が行われたほか、屋内外にパンや野菜の出店ブースが設けられ、境内は町内外から訪れた多
日本貨物鉄道(JR貨物)北海道支社は26日、出張イベント「貨物鉄道フェスティバル」を安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で開いた。実際に輸送に使われたコンテナなどを敷地内で公開し、家族連れや鉄道ファンらを楽しませた。 敷地内に幅3・5メートル、奥行き2・2メートル
江戸時代の街並みを再現した登別市のテーマパーク登別伊達時代村は25日、国がインバウンド(訪日外国人旅行者)の受け入れを再開してから初めてとなり、同村では2年4カ月ぶりとなる海外団体ツアー客を受け入れた。香港からの10人で、忍者アクションショーなどのプログラムや村内施設を見学した。 団体客は
白老町青少年育成町民の会(山田和子会長)と町教育委員会はこのほど、町本町の町コミュニティセンター前の花壇を整備した。会員ら有志12人が参加し、マリーゴールドやサルビアなどの花苗約300株を植栽した。 同会の事務局がコミセン内にあることから、環境美化活動の一環で初めて実施した。同施設では今年
白老町は、老朽化が進む役場庁舎の改築に向け、町民の声を30日まで募集している。寄せられた意見は2022年度中に策定を目指す「役場庁舎建設基本計画」に反映させる。アンケート用紙は役場、いきいき4・6、出張所の窓口で配布している。 町大町の役場庁舎は1955年の建設から増改築を重ね、67年が経
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)で25日、第4回特別展示「CHIRI MASHIHO 知里真志保―アイヌ語研究にかけた熱意」が特別展示室で開幕した。幌別村(現登別市)出身の言語学者、民族学者、知里真志保(1909~61年)の人生と業績、関わりがあ
2022年春の叙勲で瑞宝単光章(消防功労)を受章した元胆振東部消防組合厚真消防団副団長の木本年幸さん(65)と、高齢者叙勲で瑞宝単光章(消防功労)を受けた元同消防団分団長の斉藤泉さん(88)の伝達式が23日、町長室で行われた。宮坂尚市朗町長から勲記、勲章が手渡され、「これからも精進していきたい」と
安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で26日午前10時から午後3時まで、貨物鉄道フェスティバルが開かれる。入場は無料。雨天決行。 鉄道物流の重要性や公益性についてアピールする日本鉄道貨物(JR貨物)による出張イベント。あびら観光協会などが協賛している。 会
安平町議会定例会は24日、本会議を続開し、一般質問、議案審議などを行った。町内の産業廃棄物処理業者が早来北進地区での産業廃棄物最終処分場建設の許可を道から得ている件について、町は「正攻法で覆すのは難しいが、さらなる対策を講じ、提言していく」と伝えた。 工藤秀一氏の一般質問への答弁。町は建設
白老町議会は24日、定例会6月会議で提出された2022年度一般会計補正予算案など議案13件、承認1件、意見書案3件を原案通り可決して休会した。 一般会計補正予算案は、4826万7000円を追加し、総額108億3891万3000円とした。耐震化などの大規模改修工事を予定する萩野小学校について