《9》 努力賞 「次世代の食糧として」 光洋中学校2年 石川 星七さん
- 2022年1月25日
リングプルに指をかけ、僕は恐る恐る缶を開けた。表書きには100グラムあたりのエネルギーが、247キロカロリーと書いてある。ざっとおにぎり2個分か…。なかなかの栄養成分だ。心の準備が整う前に、缶の裏側にくっついたイナゴの足が僕に先制キックを浴びせてきた。僕は爪ようじでイナゴを刺して、つ
リングプルに指をかけ、僕は恐る恐る缶を開けた。表書きには100グラムあたりのエネルギーが、247キロカロリーと書いてある。ざっとおにぎり2個分か…。なかなかの栄養成分だ。心の準備が整う前に、缶の裏側にくっついたイナゴの足が僕に先制キックを浴びせてきた。僕は爪ようじでイナゴを刺して、つ
今年度から北洋大学で国際交流課の課長を務めています。留学生のサポートが主な仕事で、在留カードの更新呼び掛けや書類作りなどを行っています。このほか、部屋の照明がつかない―といった生活面の相談を受けることもあり、日本での生活に慣れない学生が多いことを実感しています。 今はアジアからの留学生が多
苫小牧市日吉町に本社を置く住宅建設会社、大鎮(だいしん)キムラ建設の創業者。中学生で大工の道を志したが、現役を退いた後に、父の母方の家系が、建築業に携わっていることを知り「因果を感じる。面白いものだ」と感慨深げに語る。 新潟県佐渡市(佐渡島)で生まれ、父の都合で6歳の時に苫小牧市に引っ越し
むかわ町PR大使の金野英津子と申します。簡単な自己紹介になりますが、昨年7月に町のPR大使に就任させていただいたことがきっかけとなり、今回記事を書かせていただくことになりました。 経緯としまして、私は札幌市在住ですが、以前からむかわの町並み、野菜、シシャモ、鵡川神社に愛着があり、遊びに来て
―昨年を振り返って。 「おととしは暗闇の中だったが、昨年は少し光が見えた。新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、外食フランチャイズの営業時間短縮などで売り上げはピーク時で2割強減った。昨年10月に緊急事態宣言が明けてからは回復し、同12月には100%以上になる店も出てきた。ウィズコロナ
「運転免許証を返納してから買い物に行くのが大変になった」「お金が無くて食べる物も無い」「年を取って家の前の雪かきができなくなった」 苫小牧市社会福祉協議会の職員として、まちを見詰め続けて7年。連日のように、高齢者から助けを求める声が寄せられている。 その一つ一つにじっくりと耳を傾け
2022年。まずは、寅年のトラにちなんだこちらの写真をご覧ください。この鳥は全長38センチ、北海道では主に夏鳥として飛来するフクロウの仲間、トラフズクです。名に「トラ」とあるように、胸から腹部の縦じまの模様がトラに似ていることから、この名が付いたと言われています。 この写真のトラフズクは、
あなたは、「ありがとう」という言葉を使いますか。意識せずとも毎日使っている人もいれば、そこまで使わずに生活している人もいるでしょう。 一般的に、「ありがとう」という言葉は、人に感謝の気持ちを伝えたいときに使われますが、私は「ありがとう」という言葉には不思議な力があるのではないかと思うのです
「待っていても、後継者は出てこないかもしれない」 苫小牧市で20年余り、市民のスポーツ活動を支えるスポーツ推進委員を務めているが新たな担い手はなかなか育たない。 塗装会社で働いていた40代の時、市から「体育指導委員」として委嘱され、気付けば70歳目前。2019年には自治貢献者表彰を
今でもはっきりと覚えています。5年ほど前、小学校3年生の夏休みのことでした。僕は友達3人と一緒にプールに行きました。その時の出来事です。 プールで遊び疲れた僕は、1人でサウナ室で休むことにしました。すると、僕の正面に座っていたおじさんが、「今、何年生?学校は楽しいかい?」と話しかけてくれて
―2021年はどんな年だったか。 「業績面では、さまざまな市場環境の変化があり、苦戦の連続で、前年並みを維持するのが微妙な状況となっている。道内はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進速度が緩やかで、業績を押し上げるまでには至っていない。明るい材料としては、自社ブランドの製品やサー
最近話題になっている「SDGs」。皆さんも耳にしたことがあると思います。私は、このことについて詳しく知りたいと思い、苫小牧市や企業での取り組みについて調べることにしました。 まず、SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、より良い世界を目指すための17の目標のことです。 苫小牧市
植苗・美沢地区で構成。2021年9月、町内会活動の担い手育成を目的に内部組織「植苗青年友の会」を立ち上げ、新たな風が吹き始めている。 「役員の高齢化が課題で、意欲のある若い世代を迎えておかなければ」と丹治秀一会長が発案。現在は20~50代の12人で構成され、同年12月から役員として町内会活
在宅高齢者の生活を支える訪問看護師として働き始めて7年。仕事を通し、高齢者や介護する家族が地域で孤立する状況を目の当たりにしてきた。 そんな中、3年ほど前、地域に出向き、住民が生き生きと暮らせるまちづくりを進める医療人材「コミュニティナース」活動を白老町でスタートさせた。看護師の経験を生か
―昨年を振り返って。 「昨年に引き続き新型コロナウイルスに左右され、生産の変動が非常に大きかった。前半は好調だったが、東南アジアの部品が入らず、昨年9、10月は工場を6日間休止し、バルブボデー、リヤケースなどを減産した。半導体だけではなく、小さな樹脂部品など、もろもろ影響が出た。需要は高い
新型コロナウイルス感染症が拡大し始めて、2年。私たちの生活は大きく変わりました。中学生の私たちにとっては「できない」ことが多くなったということが実感としてあります。 中学校の入学式では、保護者・先輩方の参加はなし。体育祭は中止。ウイルスとの戦いに何の見通しもない中、いろいろな「できない」こ
―2021年を振り返って。 「21年末時点の預金等残高は5141億円で前年比195億円の増、貸出金残高は2444億円となり、75億円の増だった。新型コロナウイルス感染症対策により20年中に大きく増加した影響が残っているためで、21年は預貸金とも伸びが鈍化した」 「21年度上期の仮決
「住民同士が気軽に近況報告したり、相談したりする中で、老後の暮らしが豊かになる近所付き合いを実現させたい」 苫小牧市の春日清水町内会で防犯、防災を担当する安全部の一員として活動しながら、2010年から民生・児童委員を務める。翌11年に市社会福祉協議会から「ふれあいサロン」の立ち上げを依頼さ
イオンモール苫小牧内郵便局で窓口業務を担当して丸3年になります。来局する方一人一人に誠意を尽くし、困っている様子の方にはすぐ駆け付けることを意識しています。 お客さまの顔と名前を覚えることが得意で、「覚えていてくれたんだ」と喜ばれることも多々あります。 将来的には郵便局長を目指し、
とまこまい港まつり、とまこまいスケートまつりなど苫小牧の一大行事から地域の夏まつりまで大小のイベントの企画提案や用品の調達、設営などを手掛ける有限会社アーバン・ワークを立ち上げ、今年で18年目を迎える。「お祭りが好きで、前に出たいタイプの人間。仕事やスポーツを通じた人脈を生かし、なんとかやってきた
Q…公園を散歩していると小さなガのようなものが飛んでいました。何でしょう? A…冬に活動する昆虫は少ないですが、冬だけに活動する昆虫がいます。見ることが多いのはフユシャク(冬尺)と呼ばれるガの仲間です。 フユシャクの仲間は気温の低い冬から早春にかけて成虫
私の両親は、テレビで病院や介護の話題が出るたびにこんな会話をしています。 「最近、体が衰えてきた感じがあるのよ。痛そうだしつらそうだし、病気になったら手術とかしないでそのまま死にたいわ」 「確かになあ。お金もかかるし…」 私と姉には「もしも私たちが病気になったり認
支笏湖の東側を通る国道453号線からさらに東へ3キロほど国有林内を歩いて進んでいくと、聞こえてくるのは川のせせらぎ以上にとどろく大きな水音。「七条大滝」のごう音です。 名前の由来ですが、なぜ「七条」というのかというと、滝の近くを通る林道名から取って名付けられたということです。滝の落差が16
―昨年を振り返って。 「新型コロナウイルス感染拡大は業務にそれほど影響がなかった。分譲は途中でストップした案件もあったが、コロナにほぼ関係なく進んだ。ここ3年ぐらいは分譲自体、好調。2020年度は売上高が新会社になってから最高の23億円以上だったが、今年度もいろいろな分譲案件が進んでいる。
高い技術力を持つ人材を育てたいのではない。「手を貸してほしい」と頼まれたときに「うん、いいよ」と言える若者を増やしたい。 とんかつ屋勝兵衛(苫小牧市日吉町)の取締役として働きながら2004年から新型コロナウイルスが流行する前までの約15年間、苫小牧高等商業学校で介護福祉教育アドバイザーを務
「今日は人数が少なくて演奏できないからこの曲はやめて別のにしよう」 この言葉は私が小学6年生の時に発言した言葉です。この言葉はとても悲しいことなんだ、そう気付くまでに1年もかかってしまいました。みなさんは伝統とは何だと思いますか。 私は小学3年生の時から、勇払千人太鼓の活動を行っ
―2021年はどんな年だったか。 「新型コロナウイルスの感染対策を講じながら経済の回復をうかがう、ウィズコロナを模索する年だった。20年に比べ、自動車運送や荷役などは増収基調となったが、回復の軌道は安定的でない。原油や木材、飼料のトウモロコシの価格が非常に高騰し、物量面での下押しが懸念材料
「コーヒーとお菓子はいかが」 テーブルで談笑する高齢者たちに、心を込めて用意した茶菓子を振る舞う。自身も途中から世間話に加わり、小さなサロンに「憩いの場」という言葉がぴったりの光景が広がる。 苫小牧市住吉町の住宅街の一角にあるコミュニティーサロン「ハマ遊の友」はいつも和やかで、にぎ
皆さんはインターネットを見ない日がありますか。スマホやタブレットが普及し、今の世の中は「インターネット」であふれています。私は13歳ながらに時代の進歩と快適さを強く感じます。そんなインターネットと共に生きる私たちにとって大切なことは何だと思いますか? 去年、私は新型コロナウイルスによる自粛
駒大苫小牧高校や苫小牧工業高校を含む文教地区をエリアとする。 菅野嘉一会長が「子どもにとって良い環境の町内会」と語るように、青少年部が主体となって「子どもの健全育成」に力を注いでいる。昨年は美園小学校に非接触型体温計と手指消毒液の自動噴霧器「オートディスペンサー」を寄贈した。 「町