• 苫小牧商工会議所専務理事 外囿(ほかぞの)心一(しんいち)さん(61)
    苫小牧商工会議所専務理事 外囿(ほかぞの)心一(しんいち)さん(61)

       11月1日に就任してから1カ月余り。千歳市で次世代半導体の量産を目指すラピダスに関連した工場やデータセンターの進出が相次ぐ中、「商議所の会員企業が関われるように情報収集を進めたい」と抱負を語る。  トヨタ自動車北海道で長年製造畑を歩んできた。専務理事就任の打診には「驚いたが、挑戦できるチャン

    • 2023年12月8日
  • 競技の魅力発信を ③鈴木雄輔 ゼネラルマネジャー
    競技の魅力発信を ③鈴木雄輔 ゼネラルマネジャー

       ―アイスホッケーの魅力について。  「ほかのスポーツにはない『スピード感』、選手がぶつかり合ったり、パックがフェンスに当たる『音』など迫力が随分違うと個人的には思っている。映像では伝わりにくい部分があるので、やはり実際にリンクに足を運んで見てもらうことで、実際の迫力を体感してもらえるというこ

    • 2023年12月8日
  • 支笏湖ヒメマス どこから来たのか?
    支笏湖ヒメマス どこから来たのか?

       この写真は10月31日に撮ったもので、支笏湖漁業協同組合のふ化場から流れ出る水に集まるヒメマスたちです。産卵のために生まれた流れに戻る習性はサケと同じで、特に雄は背が盛り上がり、赤い婚姻色に変化しています。この後、人の手により授精が行われ、2月ごろにふ化し、6月ごろには放流されます。そして、放流か

    • 2023年12月8日
  • 薬物流入防げ 年末特別警戒始まる 函館税関苫支署
    薬物流入防げ 年末特別警戒始まる 函館税関苫支署

       入国者や輸入貨物が増える歳末に向けて、函館税関苫小牧税関支署(菅原功支署長)は6日、年末特別警戒を始めた。15日までの期間中、不正薬物や銃器などの水際対策を強化する。  6日は苫小牧市入船町の苫小牧コンテナ検査センターで笠川隆博函館税関長が訓示。職員15人に「これから物流や人流が活発になる。

    • 2023年12月7日
  • さらなる成長の支えに ② 小川 勝也 コーチ
    さらなる成長の支えに ② 小川 勝也 コーチ

       ―今シーズン、前半戦を振り返って。  「戦術的にさまざまなトライをしている中で、もう少し苦戦するかと思ったが、選手たちがうまく対応してくれて勝ちを重ねられている。まだまだ発展途上ではあるが、やろうとしているホッケーの大枠をある程度理解して取り組んできてくれたので、だいぶ形になってきたという印

    • 2023年12月7日
  • 失い、学び、得たこと(上)
西川(にしかわ)良雄(よしお)
    失い、学び、得たこと(上) 西川(にしかわ)良雄(よしお)

       私は毎年、一般健康診断と特定健康診断を受診していましたが、今から12年前、59歳の時に消化器などの検査で胃の上部に曇りがあると言われました。次の年、胃カメラ検査を受けると、胃腫瘍、食道腫瘍の疑いがあるという所見でした。  また、肝機能障害の疑いなどもあるとされ、数多くの項目で要治療、要精密検

    • 2023年12月7日
  • ファン目線 強く意識  ①竹俣一芳社長
    ファン目線 強く意識  ①竹俣一芳社長

       アイスホッケーのアジアリーグで、ここまで首位争いを演じているレッドイーグルス北海道。荻野順二監督の指揮の下で、選手やチームを支えるコーチ、スタッフの横顔をのぞく。全11回。  ―クラブ化から3年目、チームの状況について。  「試合に関しては、実力が十分維持されていると思う。不安はないし

    • 2023年12月6日
  • 公衆電話使える?
    公衆電話使える?

       先日取材した防災訓練で、消防団員が「火災の時は119番、もしくは公衆電話の緊急通報ボタン」と呼び掛けた時、「公衆電話、いつから使ってないんだろ?」と思った。  記者は20代。携帯を持たされたのが中学からで、小学生までは公衆電話を利用していた。なけなしの10円で母親に用件が伝えられるよう早口で

    • 2023年12月6日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(7)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(7)

       ・優秀賞 苫小牧勇払小5年 大町(おおまち) 日弦(ひづる)君 (終わり)

    • 2023年12月6日
  • しめ縄作り追い込み 苫小牧の中山商事
    しめ縄作り追い込み 苫小牧の中山商事

       師走に入り、苫小牧市高砂町の中山商事(中山稔代表)で、正月用のしめ縄作りがピークを迎えている。市内唯一のしめ縄製造卸業者で、一般家庭や企業、神社などから今年も多数の注文を受けている。中山代表(69)は「しめ縄を飾らない家庭も増えているみたいだが、正月の文化としていつまでも残ってほしい」と願う。

    • 2023年12月5日
  • 夢にも思っていなかった経験
石澤(いしざわ)ともみ
    夢にも思っていなかった経験 石澤(いしざわ)ともみ

       「6年前の48歳の時、くつろぎサロンLiensりあんというエステサロンを夢をかなえて開業し、私の人生が一変しました」と自己紹介したのは、一般社団法人ネットワーク苫小牧主催の2023年フォーラムwith市議でテーブルごとに行われたトークセッションでのことです。6年前まで、自分がこのような場で自分の意

    • 2023年12月5日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(6)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(6)

       ・優秀賞 苫小牧北星小5年 北口(きたぐち) 心暖(こはる)さん

    • 2023年12月5日
  • 贈り物、クリスマス向けに生産ピーク 王子サーモン道工場
    贈り物、クリスマス向けに生産ピーク 王子サーモン道工場

       苫小牧市有明町の王子サーモン北海道工場で人気商品「スモークサーモン」の生産が最盛期を迎えている。お歳暮の贈答品やクリスマスに向けて需要が高まるこの時期、ベトナム人技能実習生やパート従業員ら約60人が、骨抜きや燻煙などの作業に追われている。  同工場は需要期の年末年始に合わせ、例年11~12月

    • 2023年12月4日
  • フランス菓子の魅力伝えたい 苫小牧市柏木町 白木(しらき) 優一(ゆういち)さん(35)
    フランス菓子の魅力伝えたい 苫小牧市柏木町 白木(しらき) 優一(ゆういち)さん(35)

       苫小牧市柏木町でパティシエをしています。中学生の頃から夢見ていた自分の洋菓子店「パティスリー アーベーラシーヌ」を10月に開きました。  お菓子の専門学校を卒業後、横浜市や東京都内の店に加え、フランスでも1年間修業しました。一番好きなのは丸くてドーナツのように穴が開いた「パリ・ブレスト」。自

    • 2023年12月4日
  • 歳末たすけあい運動始まる 苫小牧市内各地でも募金活動
    歳末たすけあい運動始まる 苫小牧市内各地でも募金活動

       師走を迎えた1日、全国で一斉に地域歳末たすけあい運動が始まった。苫小牧でも同日、市内各所で街頭募金を実施。市共同募金委員会(渡辺敏明会長)の役員らもJR苫小牧駅構内の自由通路に立ち、市民らに協力を呼び掛けた。  自由通路での街頭募金活動には渡辺会長や山本俊介副市長ら12人のほか、市の公式キャ

    • 2023年12月2日
  • ピンチをチャンスに
    ピンチをチャンスに

       幼い孫と遊んでいると、「この子たちが成人する頃、日本はどうなっているのだろうか」という不安に駆られます。地球規模では、各地で大きな軍事的衝突があり、また温暖化の影響はますます激甚化していて、人類としての将来に大きな不安があります。加えて、日本の財政を見ると、政府債務の対GDP比は260%以上と先進

    • 2023年12月2日
  • アクアサービス代表 佐久間 良一さん(73) 「信用第一」仕事にまい進 自分を受け入れ、育んでくれた苫小牧に恩返しを
    アクアサービス代表 佐久間 良一さん(73) 「信用第一」仕事にまい進 自分を受け入れ、育んでくれた苫小牧に恩返しを

       苫小牧ってどんな町なのだろうか―。よく、訪れた町や自分の地域の歴史や文化を調べる。あるガソリンスタンドの所長は「商売がすごくやりやすくていい町」と答えた。それはいい町なのだろうか、よく自問自答している。  朝鮮戦争が勃発した1950年、福島県郡山市に生まれた。朝鮮特需などにより、日本が高度経

    • 2023年12月2日
  • 市民参加演劇(5)
 鈴木(すずき) 龍也(たつや)
    市民参加演劇(5) 鈴木(すずき) 龍也(たつや)

       市民参加演劇の話は前回で終わる予定だったが、思い出深いものになったので、今回も記すことにする。  苫小牧市民参加演劇祭が終わって数日後、外でふと顔を上げて遠くを見ると、樽前山はすっかり雪化粧をしていた。周囲の街路樹は色彩やかな葉に覆われ始めていたはずなのに、すっかり葉を落とし、枝ばかりになっ

    • 2023年12月2日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(5)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(5)

       ・優秀賞 苫小牧拓勇小5年 岩槻(いわつき) 麗良(れいら)さん

    • 2023年12月2日
  • 空港からメリークリスマス JALベルスターが演奏 新千歳
    空港からメリークリスマス JALベルスターが演奏 新千歳

       日本航空(JAL)の客室乗務員によるミュージックベルチーム「JALベルスター2023」が11月30日、新千歳空港国内線ターミナルビルのセンタープラザでクリスマスコンサートを開いた。新千歳では9年ぶりの開催。ハンドベルの柔らかな音色が空港内を優しく包み、普段は足の早い旅客らも立ち止まり、一足早いクリ

    • 2023年12月1日
  • 海岸線やアシ原を探して
ヒラヒラ優雅な飛翔の姿
    海岸線やアシ原を探して ヒラヒラ優雅な飛翔の姿

       12月に入り、胆振・日高地方の平野部でも雪が降るようになってきましたね。除雪が必要になるような雪はこのコラムを書いている時はまだ降ってはいませんが、その時が来ることをドキドキで待つ読者も多いのではないでしょうか。  今回は、北海道が雪で覆われるようになる頃にやって来る渡り鳥をご紹介。渡り鳥と

    • 2023年12月1日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(4)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(4)

       ・優秀賞 苫小牧拓進小5年 尾崎(おざき) 愛瑠(める)さん

    • 2023年12月1日
  • チョコ量り売り市内2号店 ショコラブティック「プレシャススイーツ苫小牧東店」 苫小牧市拓勇東町3
    チョコ量り売り市内2号店 ショコラブティック「プレシャススイーツ苫小牧東店」 苫小牧市拓勇東町3

       12月5日にオープン予定。今年10月に苫小牧市日新町でオープンしたチョコレート量り売り店に、早くも2号店が誕生する。運営する北海ダイニング(苫小牧市港町)の苫米地亮介代表(47)は「地域密着のお店にしたい」と意気込む。  日新町では開業以来、売り上げが当初想定した2倍と好調で、「東から30分

    • 2023年11月30日
  • 言の葉の色
加藤(かとう)千昇(ちしょう) 
    言の葉の色 加藤(かとう)千昇(ちしょう) 

       冬は突然やって来た。あまりに急に寒くなったから、本当はずっとそこにいたのではないかとすら思う。町の上にかぶせられていた暖かいベールを、誰かがふっと一息で飛ばしてしまったようだった。毎年のことなのになぜかいつも少し遅れてしまう僕の衣替えを尻目に、自然の木々は季節に合わせて着々と姿を変えていく。道沿い

    • 2023年11月30日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(3)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(3)

       ・優秀賞 苫小牧錦岡小6年 三浦(みうら) 咲良(さら)さん

    • 2023年11月30日
  • インフルエンザ
    インフルエンザ

       「インフルエンザだったわ」―。  今月中旬のある土曜日の話。家族から一報を受けた。「同じ場所にいたら(周りにも)うつるよな」と思った時にはすでに遅く、翌日に1人、さらに翌日また1人と感染が広がり、うつらなかったのは生活をほとんど共にしていない私だけだった。急きょ休暇願を出して病院への送迎と家

    • 2023年11月29日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(2)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(2)

       ・苫小牧税務署長賞 苫小牧ウトナイ小6年 奥寺(おくでら) 桃々(もも)さん

    • 2023年11月29日
  • 知ってほしい「認知症カフェ」 川田(かわた) 幸香(さちか)
    知ってほしい「認知症カフェ」 川田(かわた) 幸香(さちか)

       3年前から私は仲間と2人で認知症カフェを苫小牧市内で運営している。こう言うと、「カフェはどこにあるの?」と聞かれることがあるのだが、どこかに店舗を構えて経営しているわけではない。月に一度、お店や公共施設を会場に借りて、集いの場をつくっている。それが、私たちのカフェである。  認知症カフェとは

    • 2023年11月28日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(1)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(1)

       ・苫小牧地方法人会女性部会長賞 ・北海道法人会連合会女性部会 連絡協議会会長賞 苫小牧明野小6年 小野(おの) 真奈(まな)さん  2023年度税に関する絵はがきコンクール(苫小牧地方法人会女性部会主催)の入賞作品を紹介する。

    • 2023年11月28日
  • 脱炭素先行地域選定 3度目で悲願達成 地域、企業 共同で推進
    脱炭素先行地域選定 3度目で悲願達成 地域、企業 共同で推進

       2030年度までに電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)の実質排出量ゼロを目指すモデル的な提案を、環境省が支援する「脱炭素先行地域」に苫小牧市が選ばれた。苫小牧港・西港周辺に広がる工業基地と勇払市街地の脱炭素化を推進し、過疎化や高齢化に悩む同市街地の課題解決も探る計画を立て、三度目の申請でようやく悲願

    • 2023年11月27日