特注の制服で中学校入学式 筋ジストロフィーの石森さん 苫小牧
- 2025年4月10日
苫小牧市内の中学校で一斉に入学式が行われた9日、特注で仕立てた制服に身を包み、式に臨んだ生徒がいる。ウトナイ中1年生の石森史弥さん(12)。難病、福山型筋ジストロフィーを患う石森さんの体に負担が掛からないよう、プロのファッションデザイナーが機能性に配慮しつつ、おしゃれにもこだわって作った一着で、石
苫小牧市内の中学校で一斉に入学式が行われた9日、特注で仕立てた制服に身を包み、式に臨んだ生徒がいる。ウトナイ中1年生の石森史弥さん(12)。難病、福山型筋ジストロフィーを患う石森さんの体に負担が掛からないよう、プロのファッションデザイナーが機能性に配慮しつつ、おしゃれにもこだわって作った一着で、石
苫小牧市内の中学校と義務教育学校計15校で9日、入学式が行われた。今年度の新1年生は1400人(前年度比33人減)。生徒たちは少し大きめの制服に身を包み、中学生の自覚を新たにしていた。 苫小牧東中学校(遠藤玲校長、生徒数238人)では、新入生64人が吹奏楽部の演奏を背に、体育館に入場。遠藤校長は
旭川市で2021年3月、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死状態で見つかった問題で、遺族が9日までに、適切な対応を怠ったとして、市に約1億1600万円の損害賠償を求める訴訟を旭川地裁に起こした。2月13日付。 遺族側は訴状で、学校は広瀬さんへのいじめを認識しており、必要
むかわ町穂別博物館と北海道大学は9日、同町穂別地区で見つかった魚類化石を調査した結果、新種のゾウギンザメだったと発表した。北太平洋地域でゾウギンザメ科カロリンクス属の化石が見つかるのは初といい、「カロリンクス・オリエンタリス」と命名。同館は「カロリンクス属が白亜紀末期、北半球に生存していたことが明ら
国土交通省の2025年度北海道開発事業費のうち、胆振・日高を所管する室蘭開発建設部の実施分は前年度比2・5%減の364億1000万円となった。高規格道路・日高自動車道で今年度、日高厚賀インターチェンジ(IC)―新冠IC間(約9・1㌔)の開通を予定している他、白老町の国道36号萩野―竹浦間8・3㌔を現
北洋銀行は、2025年道内企業の雇用動向と新卒採用調査結果を発表した。雇用人員判断DI(「過剰」とする企業の割合から「不足」とする企業の割合を引いた数値)は前年比1㌽増のマイナス59となり、依然として人手不足感の強さが続いている。従業員の過不足感を示す雇用人員判断DIは、製造業がマイナス50(前年
1日付で札幌法務局苫小牧支局長に就任した武田安弘氏(57)が9日、新任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。30年ぶりの苫小牧勤務といい「まちの様子はいろいろ変わっている」と印象を述べた。法務局の業務を「登記や戸籍、供託、人権など幅広い。ほとんどが住民に直結するような内容」と説明した上、「地域の方がより
昨年5月、首都高池袋線でトラックが渋滞の列に追突し6人が死傷した事故で、警視庁交通捜査課は9日、体調不良者に運転をさせたとして、業務上過失致死傷容疑で、運送会社「マルハリ」(札幌市)元社長の男(48)=石狩市=を書類送検した。 元社長は当時、運行管理者を兼務。容疑を認め、「甚大な被害は起きない
苫小牧市と自衛隊札幌地方協力本部(栗田昌彦本部長)は9日、市役所で自衛官募集相談員の委嘱式を行った。市内の相談員8人(継続8人)のうち6人が出席し、金澤俊市長と栗田本部長から委嘱状の交付を受けた。任期は2027年3月末までの2年。式で金澤市長は、この春苫小牧出身者9人が自衛官候補生として教育入隊し
トランプ米政権が「相互関税」として導入した新関税を一時、全面的に発動させ、日本に24%を課した9日、本道経済にも多大な影響を及ぼすことが懸念されることから、同日開かれた道議会食と観光調査特別委員会(中川浩利委員長)で、道の姿勢に対して幅広く質疑が行われた。[関連4面]道は第3期「北海道食の輸出拡大
武藤容治経済産業相は9日に開かれた衆院経済産業委員会で、先端半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出や関連企業の集積により、新たな工業用水の需要が見込まれることに対し「経産省としても苫小牧や周辺地域の工業用水の安定的な供給確保が重要と考え、道企業局や周辺地域と連携して取り組む」との姿勢を示した。
苫小牧市の住民基本台帳に基づく人口は3月末現在、前月比489人減の16万4814人だった。前年同月比では1281人の減となった。 内訳は、男性が前月比234人減の8万920人、女性が255人減の8万3894人。 社会動態は、転入者1117人に対して転出者1489人の差し引き372人の減少で
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは、3月の道内の火山活動状況をまとめた。常時監視対象火山に当たる樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)は、いずれも噴火警戒レベル「1(活火山であることに留意)」で変更はなかった。 樽前山の火山活動はおおむね静穏で、火口周辺に影響する噴火の兆候
(11日)苫小牧 午後1時30分、苫小牧看護専門学校入学式(文化会館)。午後3時、リレー・フォー・ライフ・ジャパンとまこまい関係者による表敬訪問。千 歳 午前10時、千歳地方防衛協会常任理事と定期総会(ホテルグランテラス千歳)。午後2時、市スポーツ合宿・大会誘致等推進協議会総会。白 老
苫小牧市交通安全推進委員会は9日、市内の小学校や義務教育学校、特別支援学校計24校の入学式に合わせ、新1年生に啓発グッズを贈った。市公式キャラクターとまチョップの夜光反射材や文房具、登下校時に注意するポイントを書いたクリアファイルなどで、同委員会が毎年寄贈している。苫小牧明野小学校の玄関前では、金
千歳市幌美内の丸駒温泉旅館で8日、支笏湖に面した天然露天風呂の大掃除が行われた。従業員やボランティア計14人が手分けし、湯を抜いた湯船の中を高圧洗浄機などで一生懸命きれいにした。天然露天風呂は、つながる湖の水位と一緒に深さが上下する同温泉の名物。日常の清掃とは別に毎年、水位が低くなる春先に、ポンプ
北海道文教大学(恵庭市黄金中央5)は14日午後4時20分から、同大学鶴岡記念講堂大ホールで、タレント青木さやかさん(52)の講演会を開催する。1年生の授業の一環だが特別公開講座とし、誰でも無料で参加できる。定員100人(先着順)。青木さんは本紙1面「土曜の窓」に「北海道と、わたし」(毎月第2土曜
フィリピンで海外展開の商機を得た私は、台湾の台北市で国際青年会議所(JCI)台湾のメンバーとビジネスマッチングの打ち合わせをするため、台北101タワーの展示会場スペースにいました。 これまで訪問した国々よりも先に経済発展を遂げたので、消費が飽和しているのでは、などの心配ごとがよぎりましたが、経
苫小牧白鳥ライオンズクラブ(LC、木戸義光会長)は9日、苫小牧西小学校の新入学児童21人に学習帳や筆記用具などの学用品セットを贈った。会員約20人が玄関前に立ち、入学式に臨む子どもたちに「おめでとう」と声を掛けながら「祝入学 交通安全」と書かれた袋に入った学用品を手渡した。真新しいランドセルを背負
苫小牧市文化交流センターは、5月10日に開講する子ども体験教室「ZUMBA(ズンバ)」の受講生を4月20日まで募集している。ズンバは、音楽に合わせて踊るダンスフィットネスエクササイズ。市内の小中学生が対象で、「初心者も安心して参加してほしい」と呼び掛ける。 市内在住のズンバインストラクターで、ボ
苫小牧市美術博物館はアイヌ関連展示整備事業の一環で、子ども向けのアイヌ民族衣装を作った。木綿衣5点で、製作はいずれも平取町の一般社団法人びらとりウレシパに依頼。じかに触れ、着ることもできる資料として紹介し、アイヌ文化を身近に感じてもらいたい考えだ。子ども向け衣装のサイズは胴幅約60㌢、着丈約90㌢
苫小牧市内の小学校と義務教育学校、特別支援学校全24校で9日、一斉に入学式が行われた。今年度は市立小学校に新1年生1176人(前年度比34人減)が入学し、学校生活への第一歩を踏み出した。 苫小牧緑小学校(圓山芳史校長、423人)には、ピカピカのランドセルを背負った新1年生61人が登校。保護者らに
苫小牧市樽前のロマンス農園(齊藤貢樹代表)で、グリーンアスパラがすくすくと育っている。室温30度のビニールハウス内で、同農園収穫基準の長さ25㌢以上に成長。10日に直売もスタート予定で、極太だがみずみずしくて柔らかく、甘い旬の味覚が今年も人気を集めそうだ。同農園はグリーンアスパラを「ろまんスティッ
新入生代表として力強く決意を述べる髙橋さん 苫小牧市内の公立高校5校で8日、入学式が行われた。新入生らは希望に胸を脹らませ、新たな学校生活をスタートさせた。 苫小牧東高校(古御堂徹校長)では、新入生240人が保護者や教職員の温かい拍手を浴びながら、吹奏楽部の生演奏に合わせて会場の体育館に入場。真
苫小牧市は今年度、環境教育用副読本「ゼロカーボンとゼロごみのまち とまこまい」を初めてデジタル化し、小学4年生と中学1年生を基準に2種類作成した。児童生徒は各自のタブレット端末から利用でき、動画やスライド表示など多様な機能も備えている。市公式ホームページにも内容を公開しており、印刷することもできる。
苫小牧市内の企業や個人事業主らが集まり、インターネット上で一緒に通信販売を行う「とまこまいWEB(ウェブ)商店会」(石澤ともみ会長)が、道の「商業の活性化に関する取組事例集」で紹介された。同事例集の2024年度テーマ、商店街などにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化で優良事例として評価さ
外国人に日本語などを教える苫小牧市若草町の「HISAE日本語学校北海道とまこまい校」(五十嵐啓子校長)は8日、入学式を同校で行った。3年目を迎えた今春、2年コースに12人、1年コースに18人の計30人が入学した。留学生は19~30歳で、出身はミャンマー、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、ペルー
平成9年11月、北海道拓殖銀行の経営破綻が明らかになった。バブル崩壊で生じた不良債権が処理できず、北洋銀行に営業譲渡。経済界に衝撃が走り、影響は苫東開発にも及んだ。大赤字を抱える苫東会社は清算し、新会社設立へと向かった。■預金は全額保護 「まったく知らなかった。市の会計処理には影響がない。今日
苫小牧美術協会(菊地章子会長)主催の「春季展」が12日まで、苫小牧市美術博物館で開かれている。会員と会友計43人が1点ずつ出品。絵画や彫刻、工芸などの多彩な力作が来場者を魅了している。 市民文化芸術振興助成事業。色彩豊かな油彩画や緻密な描写の水彩画、朱色が映える陶器、木と石を使った彫刻などが並ぶ
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の4月懇談会が7日、市内のホテルで開かれた。防衛省防衛研究所研究幹事の兵藤慎治氏が「激動の国際情勢と日本の安全保障」と題し講演した。兵藤氏は、特定の地域での政治・軍事・社会的な緊張の高まりが他の地域や世界経済の先行きを不透明にすることを「地政学リスク」と定