女性薬剤師会苫支部解散へ 活動費から苫小牧市と市教委に寄付
- 2023年3月16日
女性薬剤師有志による北海道女性薬剤師会苫小牧支部(楠三千代支部長)は、今月末で解散することを決めた。会員の高齢化で第一線を退いた薬剤師が半数以上となり、活動の柱だった講演会もコロナ禍で開催できておらず、決断した。14日、残る活動費の中から市と市教育委員会に15万円ずつを寄付した。 同支部は
女性薬剤師有志による北海道女性薬剤師会苫小牧支部(楠三千代支部長)は、今月末で解散することを決めた。会員の高齢化で第一線を退いた薬剤師が半数以上となり、活動の柱だった講演会もコロナ禍で開催できておらず、決断した。14日、残る活動費の中から市と市教育委員会に15万円ずつを寄付した。 同支部は
胆振管内の老人クラブの役員らを対象とした「女性リーダー研修会」が13日、苫小牧市民会館で開かれた。資生堂ジャパン(東京)のソーシャルエリアパートナーの四渕眞希子さんが、メーキャップなど身だしなみを整える行為が健康寿命の延伸に影響することを説明。毎日を生き生きと過ごすためのこつを伝えた。 北
苫小牧工業高校定時制(諸橋宏明校長)は13日、生徒と地元企業の経営者らが直接話せる場を提供しようと、北海道中小企業家同友会苫小牧支部(高橋憲司支部長)のメンバーを迎えグループワークを行った。生徒の職業観や勤労観を育成し、卒業後の進路選択への心構えを養うため初めて企画した。 講師は、北海道ソ
苫小牧市ボランティアセンター(ボラセン)主催の傾聴講習会が13日、市民活動センターで開かれた。札幌市の合同会社うぇるかむの代表社員池田ひろみさんが、自身の傾聴活動について伝え、「相手の話を否定も肯定もせず、そのまま受け止められる姿勢が大切」と語った。 ボランティアや地域活動に役立つ知識や情
苫小牧市の桜木町町内会(三澤伸吉会長)はこのほど、桜木・しらかば総合福祉会館で地域に住む小学生に新入学、卒業、進学を祝う記念品を贈った。115人が記念品を受け取って大喜びした。 地域の小学生に事前に希望を募り、新1年生と現6年生には紅白まんじゅう、ほかの学年にはシュークリームなどを同会館の
苫小牧市日新児童センターは13日、染め布体験を施設内で行った。市内の小学1~3年生7人が、同センターの職員の手ほどきでオリジナルの染め布を作った。 学校ではできない体験を―と、同センターが年に数回、工作などを楽しむ場として開いている「手作りクラブ」の一環。 綿布を輪ゴムを使って丸い
北朝鮮の弾道ミサイル発射に対し、日本政府は16日午前、国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を首相官邸で開き、対応を協議した。岸田文雄首相は情報収集・分析に全力を挙げ、不測の事態に備えて万全の態勢を取るよう関係省庁に指示した。 防衛省はミサイルについて大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だと発表
2023年春闘は15日、大手企業の集中回答日を迎えた。物価高を受けて、従業員の基本給を底上げするベースアップ(ベア)について、労働組合の要求に満額回答が続出した。歴史的な高水準のベア獲得が相次いでおり、今後は雇用の7割を占める中小企業に大手の勢いが波及するかが焦点となる。 電機大手では日立製
国立がん研究センターは15日、2010年にがんと診断された患者約34万人の10年生存率が53・3%だったと発表した。前回調査(09年)より6・9㌽下がった形だが、今回からは国際的な算出方法を初採用し、がんのみが死因となる場合の生存率をより正確に推定したという。同センターは「生存率改善の傾向は続いて
歓送迎会などで酒席が増えるこの時期。悪酔いや二日酔い、飲み過ぎによる脱水症状にも気を付けたい。その対策について、雪の聖母会聖マリア病院(福岡県久留米市)の靍知光医師に話を聞いた。 ▽脱水症状に注意 酒に含まれるアルコールは胃と小腸から吸収された後、その大部分が肝臓に運ばれて分解され
くしゃみや鼻水など、つらい症状が毎年表れるスギ花粉症。根治につながり得るほぼ唯一の治療である舌下免疫療法について、第一人者の大久保公裕・日本医科大大学院教授(耳鼻咽喉科)に聞いた。 症状を一時的に抑える対症療法は、花粉症の季節になるたび治療が必要になる。これに対し免疫療法では、花粉を
岸田文雄首相は15日、物価高騰を受けた追加対策の低所得世帯支援について、一律3万円の給付とともに、子育て家庭には児童1人当たり5万円の上乗せ支給を検討する意向を与党に示した。首相官邸で会談した公明党の石井啓一幹事長が記者団に明らかにした。 これに先立ち首相と会談した自民党の萩生田光一政調会長
苫小牧港管理組合によると、苫小牧港の2022年貨物取扱量は1億805万3737トン(速報値)に上り、10年連続で1億トンを上回った。21年比で3・1%増となり、統計の残る1963年以降で過去3番目に多い取扱量を記録した。国際コンテナ個数(20フィートコンテナ換算)も過去最高の29万6304個となり
苫小牧市都市計画審議会(会長・小林幸徳苫小牧工業高等専門学校長)は14日、市役所で会合を開き、人口減少に対応したコンパクトなまちづくりを目指す立地適正化計画案を了承した。市は近く同計画を成案化する。 会合には委員ら12人が出席。市の担当者から計画案の説明を受け、委員からは「計画内容について
苫小牧港地方港湾審議会(佐伯浩会長)は14日、苫小牧市内のホテルで会合を開き、2023年度から行われる苫小牧港・西港のフェリー埠頭(ふとう)改良工事などを反映した苫小牧港港湾計画を承認した。 苫小牧港開発が所有する開発フェリー埠頭1~3号岸壁の改良工事は、耐震化などを図るもので、フェリー運
道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに501人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は11日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ133万5090人となった。 死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(80代男性)。道内の死者は累計で4542人
きのうの朝刊にノーベル文学賞受賞作家の大江健三郎氏、日本で初のコンビニ=セブン―イレブンを展開した伊藤雅俊氏らの死亡記事が並んだ。時代の変転の速さ、自分との関わりを振り返った。 伊藤氏は衣料品販売イトーヨーカドーの創業者。半世紀ほど前には全国に総合スーパーを展開していた。地方紙の商店街担当
今月、苫小牧工業高校定時制建築科を卒業した高橋鉄三さん(69)=苫小牧市明野新町=が14日、岩倉博文市長を表敬訪問し、全国の高校生が建築設計のアイデアを競う「建築甲子園」で2021、22年度の2年連続で奨励賞を受賞したことを報告した。65歳からの学校生活を振り返り、「人生で一番勉強した4年間だった
苫小牧市内の15中学校で15日、卒業式が行われた。卒業生1452人が思い出を胸に式に臨み、晴れやかな顔で卒業証書を受け取った。 苫小牧和光中学校(大村浩喜校長)は保護者、教職員、在校生にはマスク着用への協力を呼び掛け、卒業生の着用は個人の判断に委ねた。午前9時15分ごろ、3年生134人が拍
苫小牧市高丘の樽前山神社を拠点に活動するガールスカウト北海道第20団(永井茂子団委員長)は、市民活動センターで「B―Pアワード」の受賞報告会を開いた。ガールスカウト日本連盟が全国の優れた活動者に贈る賞。昨年、同賞に輝いた同団の小淵美海さん(19)=釧路市=が、受賞対象となった汚染された海洋環境を改
東胆振・日高で唯一の4年制大学、苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)は15日、同大で学位記授与式を行った。卒業生が、奥村学長から学位記を授かり、4年間親しんだキャンパスに別れを告げた。 今年度の卒業生は国際文化学部キャリア創造学科20人で、北洋大学になって2期目の卒業生。奥村学長は同大
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で、企画展「白老町伝統文化継承者展」が開かれている。2月に町から伝統文化継承者に認定された山崎シマ子さん(82)=高砂町=と菅野節子さん(78)=萩野=のアイヌ手工芸品をメインに、約50点の資料を紹介している。31日まで。 同展の開催は昨年に続き2回目。山崎さ
安平町の米農家でつくる「あびら地酒生産プロジェクト」は、地元産酒米「彗星」で造った純米大吟醸「あびら川」の新酒を18日から、町内外の小売店などで販売する。 あびら川は、地域ブランドの向上と地元農産物を活用した地酒を造ろうと、町早来新栄の稲作農家3人が企画し、2017年から活動に乗り出した。
白老町のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は12日、女性の社会進出促進や活躍をテーマに「ピリカメノコ祭」を社台生活館で開いた。町民ら約40人が訪れ、コミュニティナースの健康相談やハンドメード雑貨の販売など、地元や近郊の女性たちによるコーナーを巡った。 同法人の地域女性活躍推進事業の一環。
むかわ町議会定例会は14日午後、本会議を再開し、議案審議を行った。町が重点施策に掲げる子育て支援事業をはじめ、町外からの移住定住促進を図る「くらふる事業」を盛り込んだ2023年度一般会計予算案など各会計予算案7件を原案通り可決した。 23年度の一般会計予算案の総額は22年度当初予算を11.
4月18日告示、同23日投開票の様似町議会議員選挙(定数10)の立候補予定者説明会が13日、町役場で開かれ、現職8人と新人5人の計13人の本人や関係者が出席した。 出席した現職は、八木田和浩氏(61)=6期目=、鈴木隆氏(68)=1期目=、佐々木敏氏(71)=1期目=、根城悌司氏(77)=
住民基本台帳に基づく白老町の2月末人口は1万5659人で、前月比で22人減った。男性は7459人で1人減、女性は8200人で21人減った。前年同月比では292人減少した。 自然動態は出生0人に対し死亡31人で、31人減った。社会動態は転入47人に対し転出37人で、10人増えた。その他で1人
帝国データバンク札幌支店は、道内企業の後継者不在率動向調査結果を発表した。2022年における不在率は68・1%となり、前年比2・9ポイント低下。コロナ禍前の19年からは4・8ポイント下回り、5年連続で低下した。調査を開始した11年以降では初めて70%を割った。ただ、全国の後継者不在率(57・2%)
4月15、16日に札幌市で開かれるG7気候・エネルギー・環境相会合のプレイベント「ゼロカーボン社会に向けた大学と地域の連携~地球温暖化の防止、生物多様性の確保などSDGsの推進に向けて~」(北大サステイナビリティ推進機構主催)が13日、札幌市内の北大学術交流会館で開かれた。北大大学院OBの和田篤也
道は、市町村のアライグマ捕獲を支援する「北海道アライグマ捕獲プログラム」を初めて作成した。捕獲目標の算出方法や効果的、効率的な捕獲を道野生動物対策課のホームページに掲載している。 道内ではアライグマの捕獲数、農業被害とも増加傾向にある。道が2018年度に実施した市町村アンケートで「地域の生