政府、北朝鮮「衛星」予告に厳戒 あすから31日
- 2023年8月23日
北朝鮮は22日、「衛星ロケット」を24日午前0時から31日午前0時の間に打ち上げると日本の海上保安庁に通告した。岸田文雄首相は北朝鮮を非難し、関係省庁に厳戒態勢を取るよう指示した。南西諸島上空を通過する可能性があり、政府は落下物に備え、ミサイル防衛のための「破壊措置命令」を継続する。 首相は
北朝鮮は22日、「衛星ロケット」を24日午前0時から31日午前0時の間に打ち上げると日本の海上保安庁に通告した。岸田文雄首相は北朝鮮を非難し、関係省庁に厳戒態勢を取るよう指示した。南西諸島上空を通過する可能性があり、政府は落下物に備え、ミサイル防衛のための「破壊措置命令」を継続する。 首相は
厚生労働省は22日、所得格差を示す代表的な指標「ジニ係数」の2021年調査結果を公表した。現役世代より所得が少ない高齢者世帯の増加を受け、年金などを含まない当初所得は前回17年調査から悪化に転じ、格差が過去最大だった14年とほぼ同水準だった。 ジニ係数は0~1の間の数値で示し、格差が大きいほ
日本の子どもの虫歯(う蝕)は減少傾向にある一方、口の中の衛生状態が悪かったり、哺乳瓶を長期間使ったりする習慣が原因で、幼児期に虫歯が多発し急速に進行する「ランパントカリエス(重症う蝕)」になるケースも少なくないという。 岡山大学病院(岡山市)小児歯科の仲野道代教授は「ランパントカリエスは主
千歳市の支笏湖周辺の民間事業者らでつくる一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会と環境省は21日、同省が2024年度から同湖の水辺利用者を対象に「支笏湖環境保全協力金」を導入する方針を示した。近年、同湖でカヌーやカヤックなどを楽しむ人が急増しており、協力金徴収を通じ、「環境保全と利用バランスの適正化」
本道上空が高気圧に覆われた影響で東胆振地域は21日、気温が上昇し、観測全6地点中3地点で真夏日となった。苫小牧市の最高気温も平年より5・2度高い28・6度。室蘭地方気象台によると、胆振管内では向こう1週間、最高気温が25度を超える「夏日」が続く予報で、市などは熱中症予防など体調管理に注意するよう呼
苫小牧市内の小中学校で22日、2学期の始業式が一斉に行われた。児童生徒たちは少し日焼けした顔でクラスメートとあいさつを交わし、新学期をスタートさせた。 苫小牧緑小学校(圓山芳史校長、児童数471人)は、午前8時25分から体育館で始業式を実施。圓山校長は「(2学期は)85日間の長い学期。さま
苫小牧市教育委員会の新たな外国語指導助手(ALT)として、リサ・アリッシュさん(23)、サラ・ウォーリーさん(29)、ジュリア・サンティニさん(24)の3人が22日以降、市内の小中学校で勤務を始める。このうち、今月7日付で着任したリサさんとジュリアさんが21日、岩倉博文を表敬訪問した。 リ
21日午後7時4分ごろ、十勝地方中部を震源とする地震があり、苫小牧市、厚真町、安平町、むかわ町などで震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約120キロで地震の規模を示すマグニチュードは4・2と推定される。 その他関係分の震度は次の通り。 震度1=新冠町、新ひだか町、浦河町、
22日午前6時半ごろ、JR室蘭線輪西―御崎間の一門通り踏切内で、人が倒れているのを室蘭発苫小牧行き普通列車の運転士が発見し、JR北海道の運行管理センターを通じて110番通報した。 室蘭署によると、倒れていたのは成人で発見時には死亡しており遺体の損傷が激しく、性別などは不明。同署は身元の確認
苫小牧市在住の歌手門田しほりさん(29)が、9月2、3両日に苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園で開かれる複合型イベント「TOMAKOMAI MIRAI FEST(トマコマイミライフェスト)」のテーマ曲「begin(ビギン)」を26日に発表する。門田さん自ら作詞を担当し、複数の音楽配信サイト
陸上自衛隊第7師団(千歳市)は21日、2023年度長距離機動訓練の一環で、10式戦車など装軌車両13両を、東千歳駐屯地から苫小牧港・西港まで公道約30キロを自走させた。10式戦車1両が故障した他、苫小牧市内で車両が縁石に接触するトラブルはあったが、約2時間40分かけて自走訓練を終えた。 即
新千歳空港の24時間運用に関する苫小牧市地域協議会が21日、植苗ファミリーセンターで開かれた。植苗・美沢、沼ノ端、勇払の住民代表ら19人が参加し、道が住宅防音工事や地域振興対策の進捗(しんちょく)状況などを説明した。 道総合政策部の宇野稔弘交通企画監、市の木村淳副市長が冒頭あいさつで、新千
7月28日から水道設備の不具合で臨時休館していた苫小牧市植苗ファミリーセンターは22日、施設の利用を再開した。 市が敷地内や建物内の水道管を交換した。不具合の原因は調査中で、仮設のため本格的な復旧は今後詰めるという。 浴室はボイラー設備などを点検するため、23日から入浴が可能となる
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)の航空3社がまとめたお盆期間(10~20日)の利用実績によると、北海道発着路線の国内線旅客数は前年同期比約1・1~1・2倍と増えた。期間中は台風の影響による運休もあったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による落ち込みから回復が続い
日本の食料自給率が2022年度もカロリーベースで38%にとどまった(8日付本紙)。前年度から横ばい。政府は30年度「45%」を目標にした計画を立てているが、達成は見通せない。そもそも45%は10年度の目標として00年度の計画に盛った数字。達成できないから何度も延長している。しかも政府はこの間、市場
活断層の過去の動きから津波の性質を調べる地質調査が、北海道大学などの共同研究チームにより厚真町浜厚真などで行われている。町内の調査では、約3000年前と1667年の樽前山噴火で降った火山灰の地層の間に、津波堆積物があることを確認。約400年前にこの周辺で津波があったと考えられ、「東北地方で大きな被
白老町で子育て支援活動を展開するNPO法人お助けネット(中谷通恵代表)は19日、町子育てふれあいセンター(すくすく3・9)で「第7回すくすくまつり」を開催した。センター利用者や町民ら約210人が参加し、ワークショップなどを楽しみながら交流した。 センターを利用する小学生らが手作りしたヨーヨ
むかわ町が主催する「むかわ前浜地引き網体験」が19日、町内汐見の鵡川漁港に隣接する海岸で行われた。町内外の園児や小中学生44人と保護者が参加。力を合わせて網を引き、たくさんの魚に歓声を上げた。 体験を通じて漁業に親しみ、地域産業に関心を持ってもらおうと企画。地元の鵡川漁業協同組合青年部が協
白老東高校(小川政博校長)の3年生10人は21日、名古屋外国語大学(愛知県日進市)世界共生学部の学生らとオンラインで交流した。3年生の選択科目「地域学」の一環で、大学生らが調査活動で白老を訪れるのを前に、互いに自己紹介し、再会を約束した。 同大の2、4年生やOGら12人は23日から9月2日
白老町虎杖浜40のジェラート店「ゆジェラート」は、創業から丸1年となる23日、同店敷地内で1周年祭を開く。屋台市やくじ引き抽選会などを、日中と夜間の2部制にして実施する。 日中は午前10時から午後4時まで。夜間は仕事終わりの人も立ち寄れるように午後4時から同8時まで。 屋台市は日中
日本教育公務員弘済会北海道支部は21日、むかわ町の鵡川中学校(阿部隆之校長)に「ブックパック事業」として、「こども博物誌」15冊の図鑑セットを寄贈した。学校図書の充実と読書教育推進を目的に同弘済会が指定した書籍を贈る取り組み。 道支部の川上博参事らが来校し、「情報量の多い図鑑を使っていろん
東京商工リサーチ北海道支社は、道内企業のSDGs(持続可能な開発目標)に関するアンケート調査結果を発表した。既にSDGsに取り組んでいる企業は全体の42・8%。「取り組む予定」(23・5%)を合わせると、66・3%の企業が積極的であることが分かった。 一方、19・7%が「取り組む予定はない
イオン北海道(札幌市)は21日、同社が発行するカード「ほっかいどう遺産WAON」(22年3月~23年2月)を使ってイオングループ各店舗やWAON加盟店で買い物をした金額の一部1609万6910円をNPO法人北海道遺産協議会(石森秀三会長)に寄付した。23年度は白老町の「仙台藩白老元陣屋」の魅力向上
道は19日、農業アルバイトアプリの普及促進活動を道の駅サーモンパーク千歳(千歳市花園2)で行った。動画を用いて農業の魅力をPRしたり、アプリの操作方法を説明したりした。 少子高齢化による恒常的な担い手不足に加え、コロナ禍で外国人労働者の回復のめどが立たない中、1日数時間単位から就労が可能な
はまなす財団は、2023年度地域づくり活動発掘・支援事業として、白老町の一般社団法人SHIRAOI PROJECTSなど6団体の事業・活動を採択したと発表した。 内訳は、通常枠(上限100万円助成)がSHIRAOI PROJECTS、岩見沢市観光協会、美幌観光物産協会、渡島管内八雲町の道南
道は21日、むかわ町沖の海域で採捕したイガイ(ムールガイ)から検査の結果、国の定める規制値を超える毒性値が検出されたため、鵡川漁協は同日からイガイの出荷を自主規制していると発表した。 道によると、19日に採捕したイガイを調査会社が21日に検査したところ、国の規制値を0・03ポイント上回る下
(23日) 苫小牧 午前10時30分、北海道電力水素製造設備竣工式(苫東厚真発電所)。午後0時50分、同竣工祝賀会(グランドホテルニュー王子)。午後2時、イオン北海道からの企業版ふるさと納税に対する感謝状贈呈。午後2時30分、叙勲伝達式。午後6時30分、まちかどミーティング=弥生町(矢代町福
苫小牧市勇払地区の開拓に従事し、苫小牧発展の礎を築いた先人たちの冥福を祈る開拓先駆者慰霊祭が20日、勇払開拓史跡公園(勇払)で行われた。地域住民を中心に約40人が参列し、哀悼の意をささげた。 亡くなった八王子千人同心や勇払会所役人らを供養しようと、勇払自治会(萬誠会長)と勇払商工振興会(佐
北海道中小企業家同友会苫小牧支部友知会(中藪謙介会長)は19日、創立20周年の記念式典と祝賀会を苫小牧市美沢のノーザンホースパーク内のレストランで開いた。会員や元会員ら94人が参加し、記念の節目を祝った。 同会は2003年に前身の「青年経営者懇談会」から改名。45歳までの若手経営者の交流や
苫東・和みの森運営協議会(大井正美会長)は19日、苫小牧静川の同森で自然体験イベントを行い、木道整備にも取り組んだ。市内外から約50人が参加。おのを使ってまき割りをしたほか、切った丸太を組み合わせてくぎを打ち、散策用の木道も造った。 最初の整備から約10年たって古くなった木道の撤去にも精を