IR認定申請見送りで海外事業者は対応検討、苫小牧事務所の早期撤退も
- 2019年11月30日
道の鈴木直道知事が29日、道議会本会議でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について今回の区域認定申請を見送ると正式発表したことで、進出の意向を示していた海外の各IR事業者は対応に追われている。来月11、12日には札幌市で統合型リゾート産業展も予定されているが、主催会社は「出展予定企業と調整中」
道の鈴木直道知事が29日、道議会本会議でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について今回の区域認定申請を見送ると正式発表したことで、進出の意向を示していた海外の各IR事業者は対応に追われている。来月11、12日には札幌市で統合型リゾート産業展も予定されているが、主催会社は「出展予定企業と調整中」
不動産開発大手・森トラスト(東京)の森章会長(83)が28日、苫小牧民報のインタビューで自身がオーナーを務める投資会社MAプラットフォーム(同)が進める苫小牧市植苗地区への高級リゾート計画について思いを語った。 ―開発計画のきっかけを聞きたい。 「(苫小牧の関係者から)森林を保全し
苫小牧市中心部の国道276号緑跨(こ)線橋が30日朝、約2年間の工事を経て開通した。早朝にも関わらず車両20台以上、数十人の市民が集まり、午前6時を待って渡り初めをした。 鉄南側では若草町の安達武雄さん(79)が午前4時半すぎに現場一番乗り。「工事中は移動がすごく不自由だった。ようやく元に
JR苫小牧駅南口駅前広場で開催するイルミネーションイベント「とまイルスクエア2019」(苫小牧市主催)が、あす12月1日から始まる。29日に試験点灯が行われ、約11万球のLED(発光ダイオード)を使ったオブジェが一足早く駅前を照らした。 駅前活性化などが狙いで昨年に続いて2年目。ドーム型で
むかわ町穂別(旧穂別町)に住む知人の母親が、先日、亡くなった。95歳だった。都合で葬儀に参列できず、書棚の一冊の本を開いて、手を合わせた。 本は、2014年に出版された「穂別 高齢者の語り聞き史 大地を踏みしめて」。お母さんも書き手の一人だ。10代の後半に暮らした戦中の東京のこと、実家の家
一休そばグループ(本社・苫小牧市有明町)は、自社が開発した低糖質のダッタンソバを全国にPRする資金を調達するため、クラウドファンディング(CF)を実施している。早川陽介社長は「病気やダイエットで糖質制限している全国の人たちに、糖質を気にせず食べられる生そばがあるということを周知したい」と寄付への協
苫小牧市高齢者福祉センターは27日、同センターで「第37回ふくろう演芸会」を開いた。センターの利用者約100人が、ステージ上で歌や踊りを披露し合った。 同センターの教室に通う高齢者らが活動成果を発表する場として、毎年6月と11月に実施。今回は大正琴、詩吟、カラオケなど64演目を繰り広げた。
苫小牧市成年後見支援センターに登録している、後見支援員らでつくる「市後見支援員等連絡会」(三浦英喜会長)の研修会が27日、市民活動センターで開かれた。 市社会福祉協議会が運営する同支援センターは、障害や認知症などで判断力が低下した人の財産管理、自己決定をサポートする市民後見人の養成講座を開
苫小牧市本町の苫小牧中央ボウルは27日、苫民ボラティア振興基金に1万290円を寄託した。中村裕信社長が苫小牧民報社を訪れ、善意を届けた。 日本にボウリングが伝わったことを記念した「ボウリングの日」(7月22日)に合わせて開いたチャリティー無料開放日に募金箱を設置し、参加者から集めた善意。
鈴木直道知事のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致見送り表明が波紋を広げる中、定例道議会は29日午後も本会議でIR関連の一般質問が続いた。 須田靖子氏(民主・道民連合)は「わが会派は反対の立場で一環して議論してきた。今回の見送りは素直に評価する」とした上で、誘致見送りまでの経過と理
道は29日、「第44回全国育樹祭」を2020年10月3、4の両日、苫小牧、札幌両市で開催すると発表した。全国育樹祭の本道開催は1987年(千歳・苫小牧・札幌市で開催)以来、33年ぶり2度目。宮内庁などとの協議を経て、開催日程を正式に決めた。 全国育樹祭には、皇族殿下が来道予定。天皇皇后両陛
岩倉建設(本社札幌市)は29日、札幌市内で開かれた定時株主総会と取締役会で、鈴木泰至代表取締役社長、宮崎英樹同会長を再任した。このほかの役員人事は次の通り。(敬称略) ▽常務取締役執行役員(事務総括兼苫小牧本店長)西川良明(分掌変更)▽取締役(新任)=山本哲也(営業担当)、若松郁郎(同)▽
(12月1日) 苫小牧 午前9時、苫小牧市民生委員児童委員並びに主任児童委員委嘱状伝達式(市民会館)。午後4時、とまこまいイルミネーションとまこまいイルスクエア2019点灯式(苫小牧駅南口)。 千 歳 午後2時、千歳基地クリスマスコンサート(北ガス文化ホール)。 恵 庭 公式行事
苫小牧市町内会連合会(谷岡裕司会長)は28日、市役所で開かれた岩倉博文市長との懇談会で「住民組織活動の推進に関する要望書」を提出した。町内会活動への理解や協力を事業所や企業に要請すること、活動拠点施設の在り方について意見交換の場を設けることなどを求めた。 要望は、「市環境美化活動事業助成金
苫小牧市の拓勇東町内会(山端豊城会長)はこのほど、外部講師から生活に役立つ情報を学ぶライフハックランチョンセミナーを市内北栄町の飲食店で開いた。市内のヨガインストラクター、下谷内梨江さんを講師に招き、自分の心と体を大切にする生き方について学んだ。 同町内会が月2回、下谷内さんを講師とする住
千歳市は千歳市出身の歌手で声優の鈴木愛奈さんが主人公の声を演じるテレビアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の千歳編の製作費を12月2~31日の期間、ふるさと納税制度を活用して集める。目標額2000万円を達成すれば、2020年6月に全国放映される見通しだ。 市によると、同作第2期のうち第12話
千歳市は26日、来年開催される2020東京五輪開幕を前に、6月に千歳市内で行う聖火リレーのルート案を明らかにした。市役所第2庁舎を出発して市道川南通、同仲の橋通を走り、千歳タウンプラザ付近を右折。公園通から国道337号に入り、「道の駅サーモンパーク千歳」をゴールとする約2キロの区間。確定するのは1
サケのふるさと千歳水族館で秋冬にかけて行われるサケの「採卵体験」が人気を集めている。雌の親魚から取り出した卵を授精し、芽生えた新しい命は来春千歳川から海へと旅立つ。生命の神秘を学ぶ体験プログラムは、12月8日に最終回がある。 サケの遡上(そじょう)期の限定企画は今年、9月23日から12月8
難病のため今月末での退団を公表した札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさん(62)を元気づけようと、白老町萩野小学校の全校児童140人が手紙を送った。昨年秋に来校し、夢を抱いて努力する大切さを教えてもらった恩返しにと、手紙に励ましの言葉をしたためた。 バイオリン奏者の大平さん
札幌市内で活動する写真家の吉田裕吏洋さん(47)が、昨年9月の胆振東部地震前に撮影した厚真町の風景写真12枚をパネルにして寄贈した。28日に町役場を訪問し、「厚真町の記録として残していただけたら」と思いを寄せた。 寄贈した写真は、吉田さんが震災が起こる前の4年ほど、春から初冬にかけて富里、
ビール会社「キリンビール」と「スプリングバレーブルワリー」でつくるキリングループは28日、昨年9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町に義援金10万円を寄付した。キリンビール北海道統括本部の金丸俊憲本部長と阪下達哉・営業企画部副部長が町役場を訪れ、善意を届けた。 キリンビールが厚真産ハ
第6回ビブリオバトル世界大会(実行委員会主催)が12月7日、白老コミュニティーセンターで開かれる。国内外からの出場者が紹介した本の中で、最も読みたくなった1冊を会場の観戦者全員の投票で決める。実行委は「書評合戦を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。 ビブリオバトルは、ビブリオバトラーと
新ひだか町静内吉野町の看板・塗装業のハルミ堂(出口甫=はじめ=社長)は、交通事故防止を願い長年温めていた、「止まれ」が立体的に見えるデザインの路面標示を考案した。 出口社長(73)は、町交通安全協会吉野町支部長を務めた時期もあり、「看板塗装店なので、私にできることで飲酒運転根絶を啓発したい
浦河町西舎のサクラの名所・優駿の里公園でこのほど、植樹を通して木の大切さを知る「緑の学校」が開かれた。親子50組が参加し、公園内のサクラ苗畑に英国産の「アーコレード」など3種類25本のサクラの苗を植えた。 西舎の建設会社・手塚組の主催。町と町教委が後援し、小学生と保護者のほか、松田有宏副町
様似中(深堀美紀校長、85人)は26日、同校グラウンドでたこ揚げ集会を行った。9月末の文化祭で作ったたこを揚げて、様似の伝統文化に触れることを目的に、毎年この時期に行われている恒例行事。 たこは、各学年のたこ部門の生徒たちが9月から取り組み、文化祭で制作発表した大だこ(縦約2・5メートル、
苫小牧市内で子育て中の女性らでつくる市民グループ「できることからはじめのIPPO(いっぽ)」(荒井智子代表)は、育児に役立つ情報を集め、発信するポータルサイト「ギュッといっぽ」を立ち上げた。親子で利用できる施設や子どもの習い事、子育てサークル、母親向けの趣味、美容情報などを扱う。メンバーが実際に利
苫小牧市内の民生委員児童委員らでつくる市民生委員児童委員協議会(市民児協、松村順子会長)は、全国民生委員児童委員連合会会長から優良民生委員児童委員協議会として表彰を受けた。民生委員活動をPRする「ふれあいコンサート」を約20年間継続。児童相談所の市内設置を道に働き掛ける署名集めに取り組むなど、全国
28日午前、苫小牧市汐見町のふるさと海岸の沖合で蜃気楼(しんきろう)が観察された。海岸近くに停泊する大型船の右隣、ゆらゆらと揺らぐかげろうのような海上の景色の中に、大きな船の影のような像が見えた。 蜃気楼は大気中の温度差で光が屈折して遠方の風景などが伸びたり、反転したりした虚像が見える自然
東胆振、日高地方は29日、冬型の気圧配置が強まった影響で厳しい寒さに見舞われた。室蘭地方気象台によると、同日正午までに厚真町で11月の観測史上最低の氷点下14・9度を観測。苫小牧市も同9・1度まで下がった。14観測地点中12地点で今季最低を更新した。 このほか、むかわ町鵡川で同11・5度、
29日午前9時10分ごろ、様似町平宇の国道336号で、道路に停車していた軽トラックに大型クレーン車が追突した。軽トラックの荷台で作業していた様似町平宇、漁師山本一明さん(78)が頭を強く打ち、ドクターヘリで帯広市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。 浦河署は大型クレーン車を運転していた