ペットキャップや切手、市社協に寄贈 苫東石油備蓄と道石油共同備蓄
- 2020年3月28日
苫小牧市静川の苫東石油備蓄と北海道石油共同備蓄は25日、市社会福祉協議会(渡辺敏明会長)の愛情銀行にペットボトルキャップ149・4キロ、リングプル30・1キロ、使用済み切手1497枚を寄贈した。 隣接している両社が、共同で福祉に貢献しようと2014年に始めた取り組みで、従業員のほか協力会社
苫小牧市静川の苫東石油備蓄と北海道石油共同備蓄は25日、市社会福祉協議会(渡辺敏明会長)の愛情銀行にペットボトルキャップ149・4キロ、リングプル30・1キロ、使用済み切手1497枚を寄贈した。 隣接している両社が、共同で福祉に貢献しようと2014年に始めた取り組みで、従業員のほか協力会社
2019年度看護師国家試験で、32人が受験した苫小牧看護専門学校(苫小牧市住吉町、岩井和浩校長)の合格率が5年連続で100%となった。3年の養成課程で学生と教員が協力し合いながら苦手分野の科目などを克服。積極的な個別対応も進め、全員が合格を果たした。平松聡美副学校長は「来年も合格率100%を目指し
苫小牧市樽前の認可外保育所、樽前保育園(寺澤春美園長)が3月末に閉園し、48年の歴史に幕を下ろす。子どもを段ボール箱に入れて農作業をすることから解放されたい―という父母らの願いに応え、季節保育所として始まった同園。地域に子どもがいなくなり、4月からの入園児の見込みがないことから、運営主体の樽前町内
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、31日まで臨時休館している苫小牧市内の44公共施設の再開について、市は26日、ぎりぎりまで感染状況を見極めた上で31日までに判断するとした。また、4月に予定していた2020年度「053(ゼロごみ)大作戦」のオープニングイベントの延期を決めた。 岩倉博
苫小牧市内で今夏の開催を予定していた障害児のアドベンチャースクール「いけまぜ夏フェス」が、来夏に延期されることが決まった。新型コロナウイルス対策のため地元実行委員会のメンバーが集まれず、準備が滞っていることから、主催団体と地元実行委が決断した。主催者側は「いけまぜ」に代わり、まちの在り方を考えるシ
国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて個人で活動を続けている苫小牧市北栄町の相木雅美さん(43)が24日、音羽町で子ども食堂を運営するNPO法人・木と風の香り(辻川恵美代表)へ菓子の詰め合わせ54セットとクローバー13鉢、ガーベラ10本を寄贈した。「外で遊べない子どものストレス緩和
私立大学などの認証評価を行っている第三者機関、日本高等教育評価機構(東京都)は26日、2019年度大学評価基準で苫小牧駒沢大学を「不適合」とする評価結果を公表した。在籍学生数が定員の半分を下回っており、基準を満たしていないと判断した。文部科学省によると、同機構の評価結果が大学への補助金に直接影響す
27日午前11時15分ごろ、JR千歳線恵み野駅―新札幌駅間で停電が発生し、苫小牧・新千歳空港―札幌間の下り線で運転を見合わせた。 JR北海道によると午後0時50分現在、函館線と千歳線の快速、普通列車合わせて39本が運休となった。原因を調べている。
2月に中国から苫小牧港に輸入された魚介類が、金額ベースで前年同月比9割強の激減となったことが、函館税関苫小牧税関支署のまとめで分かった。冷凍ホタテなどの輸出も低調で、新型コロナウイルスの感染拡大などが影響しているとみられる。 同支署によると、中国向けの輸出総額は28・1%減。金額が大きい「
キリンビールは発泡酒「新・淡麗極上(生)」を5年ぶりにフルリニューアルした=写真=。 1998年の発売以来、発泡酒市場をけん引してきた「淡麗極上(生)」。今回、コーングリッツ(乾燥して粉砕したトウモロコシ)を増量するなど、原材料や工程すべてを見直した。 売りである「力強い飲みごたえ
苫小牧市消防署日新出張所=日新町4=の運用が27日、始まった。昨年春からの現地建て替え工事が終わり、延べ床面積は約2・5倍に。白い壁を基調とし、遠くからでも分かるよう正面玄関近くに赤いラインを入れ、緊急通報番号「119」を大きめに配した独特の外観となった。 新庁舎は鉄筋コンクリート造り、2
苫小牧沿岸でニシンの水揚げが徐々に増えている。2月から刺し網漁で揚がっており、26日までの漁獲量は10トンを超えた。「春告魚(はるつげうお)」の異名の通り、漁港に一足早い春の訪れを告げている。 苫小牧沿岸のニシンの刺し網漁は、スケトウダラ漁最終盤の2月ごろにスタート。今年は2月に2トンを超
JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる訴訟で、1審判決を不服とし札幌高等裁判所に2月28日付で控訴した苫小牧市は26日、2審開始を5月以降と想定していることを明らかにした。市は顧問弁護士と調整して4月20日までに控訴理由書を提出する構えで、2審は早ければ5月中にも始まる見通しだ。
苫小牧市沼ノ端の化学製品メーカー、北海道曹達(神田知幸社長)が、魚介類を飼育する水槽などの水質ろ過材「ウニポラス」を発売した。廃棄されるウニ殻を有効活用した商品で、容量別に一般向け、業務用を用意。当面は年間2~3トンペースで生産するが、将来的には同15トンまで拡大させたい考えだ。 ウニは廃
日本航空は、29日からの夏ダイヤについて、同日から4月19日までの運航計画で、新千歳空港関連は8路線、計357便を追加減便すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅行、出張の減少など航空需要の低迷が続いている。 新千歳との主要路線の減便は、羽田線164便、伊丹線27便、関西線23
道は26日、新たに後志管内倶知安町の30代の飲食店従業員の女性が新型コロナウイルスに感染しているのが確認されたと発表した。症状は軽く、会話は可能という。感染者はこれで168人となった。 女性は17日に勤務して以後、出勤していない。18日に倦怠(けんたい)感やめまいなどの症状が出て24日に医
イタリアで新型コロナウイルスによる死者が8000人を超えた。なぜイタリアで、ここまで猛威を振るっているのか。高齢化や医療体制などの要因に加え、「人のつながりを大切にする価値観」があると、北部の都市ボローニャで暮らす先輩記者は書いている。暮らし始めて1年余りの先輩にも、笑顔で腕を広げてくる人たちがた
2018年9月に発生した胆振東部地震で建物が全壊し、移転新築工事が行われていた、とまこまい広域農業協同組合の安平地区大豆集出荷貯蔵施設がこのほど、同町遠浅地区にある早来支所施設センター内に完成した。26日に竣工(しゅんこう)式・落成式があり、出席した組合や町役場関係者らが新たな農業用施設の誕生を祝
国内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、内閣官房アイヌ総合政策室は26日、白老町で4月24日開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)について本紙の取材に「現状において開業の日程変更はない」としつつも、新型コロナの状況も踏まえるとし、なお流動的要素を残していることを示唆した。 同室の担当者は、東
国道36号の白老町社台―苫小牧市樽前の4・8キロ区間の4車線化拡幅工事が完了し、26日に全面開通した。 拡幅工事は、民族共生象徴空間(ウポポイ)へのアクセス路改善や車両走行の安全確保などを目的に、室蘭開発建設部が2017年秋に着手。同町社台の別々橋の架け替えを含め、道路幅員を広げる工事を進
白老町は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営が悪化した地元企業の支援策として、新型ウイルス対策に絡む道や金融機関の融資制度の信用保証料を補助する事業に乗り出した。補助額は上限10万円とし、資金繰りをサポートする。 町は、補助事業費100万円を今年度一般会計予算に補正計上。補助事業費も含
むかわ町は、2020年度の「むかわ町ふれあい農園」(田浦)の利用者を募集している。5月からの約半年間、農地の一部を借りて農作物を育て収穫までを体験してもらう試み。町は「夫婦や家族で土に親しみ、野菜などを作ったり、収穫する喜び、本物の旬を味わってみませんか」と呼び掛ける。 町は52区画を用意
安平町は4月から、追分地区にある町有分譲地13区画を通常価格より大幅に値下げして販売する。町民に対して最大およそ9割引きの51万円で提供するほか、町外者向けにも通常価格の8割ほど値下げした価格で用意している。期間は2022年3月まで。 道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」のオープ
新ひだか町のしずない桜まつり実行委員会(委員長・大野克之町長)が25日、役場静内庁舎で開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、毎年5月上旬に二十間道路桜並木で開催する「しずない桜まつり」の中止を決めた。1963年の開始以来、中止は初めて。 花のトンネルのイベント広場での各種イベントや
今年7月開幕予定だった東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決まったことを受け、鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長が26日、道庁で会談した。冒頭あいさつを除き、非公開で約30分間にわたり意見を交換。新型コロナウイルス感染症に打ち勝った象徴としての五輪とするため、万全な感染防止対策に取り組むこと
道と北海道労働局は26日、合同緊急雇用対策本部を設置した。本部長には鈴木直道知事と福士亘局長が就任。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、影響を受ける中小企業の雇用問題などの対応に当たる。 道と労働局では、新型コロナの影響で、従業員の解雇や休業せざるを得ない中小企業が増加していることを重視。今
家具・インテリア製造小売り最大手のニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は26日、道庁を訪れ、鈴木直道知事にマスク50万枚の目録を手渡した。 北海道出身の似鳥氏は、鈴木知事の後援組織「活力あふれる北海道の未来を実現する会」の会長も務めるなど親しい間柄。新型コロナウイルス感染者数が東京都に次い
2018年に開催された北海道命名150年を記念したイベント「キタデミー賞」の金銭問題で道は26日、総合政策部管理職で、当時の実行委員会事務局長(56)と事務局次長(53)の2人を減給(10分の1)1カ月の懲戒処分にした。総合政策部長は訓告。 当該の問題は、道が事務局を担った実行委員会と、制
陸上自衛隊教育訓練研究本部(東京)に所属する部隊「訓練評価支援隊」(隊長・山下博二1等陸佐、250人)の編成完結式が26日、陸上自衛隊北千歳駐屯地=千歳市北信濃=で行われた。道内で部隊が新たに編成されるのは2017年3月の第3施設団(恵庭)以来3年ぶり。 同隊は教育訓練研究体制の充実を目指
千歳市の友好親善都市の中国・吉林省長春市から26日、医療現場で使用するサージカルマスク1万枚が到着し、各5000枚を千歳医師会と千歳歯科医師会に届けた。両医師会を通じ市内の100カ所の医療施設に配布される。 中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していた2月、長春市からの依頼で千歳市が備蓄し