【ロサンゼルス時事】米大リーグのエンゼルスは27日、アストロズからフリーエージェントになっていた菊池雄星投手(33)と3年総額6300万ドル(約95億円)で契約を結んだと発表した。
メジャー6年目の今季、ブルージェイズとアストロズでプレー。先発のみの32試合登板で9勝10敗、防御率4・05。ア・リーグで5番目に多い206三振を奪った。
リモート会見に応じたミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は「シーズンを通して先発できる耐久性と、ストライクゾーンで勝負して三振を取れる能力を持つ先発投手を求めていた。彼はその条件を満たしている」と評価した。
エンゼルスは大谷翔平が抜けた今季、球団史上最悪の99敗を喫して地区最下位に沈んだ。チーム防御率はア・リーグ15球団中の14位。来季は巻き返しを図る。