第33回全日本U12フットサル選手権大会苫小牧地区予選が14、15の両日、苫小牧市総合体育館などで予選リーグと決勝トーナメントが行われ、エルソーレが24チームの頂点に立った。
苫小牧地区サッカー協会主催。東胆振と日高から24チームが出場した。14日は門別総合町民センター=日高町=、静内体育館=新ひだか町=、苫小牧緑小体育館=苫小牧市=の3会場で予選が行われた。15日は市総合体育館で1位と2位それぞれのトーナメント、苫小牧緑小体育館で3位リーグ戦が行われた。
優勝したエルソーレ、準優勝のエールと第3代表決定戦を勝ち抜いた高静は、3月21日に苫小牧市総合体育館で行われる第33回全日本U12フットサル選手権大会北海道代表決定戦道南ブロック予選に出場する。
結果は次の通り。
15日
【1位トーナメント】
▽決勝
エルソーレ3―0エ ー ル
▽第3代表決定戦
高 静8―1ブラスト
▽準決勝 エルソーレ9―1ブラスト、エール3―2高静
▽1回戦 エルソーレ2―1アレアレアA、ブラスト5―2様似、エール2―2北光A(PK4―3)、高静4―3中央
【2位トーナメント】
▽決勝 ASC2―1ユーベルA
▽準決勝 ユーベルA5―0泉野、ASC5―2白老
▽1回戦 泉野2―2ユーベルB(PK8―7)、ユーベルA3―3北斗(PK4―3)、ASC5―1浦河、白老6―0えりも
【3位リーグ1】
▽順位 (1)クリアール(3勝)(2)アミーゴ澄川(2勝1敗)(3)フェリーレ(2敗1分)(4)エルボノス(同)
【同2】
▽順位 (1)アレアレアB(3勝)(2)緑リベロ(2勝1敗)(3)北光B(1勝2敗)(4)沼ノ端(3敗)
14日
【予選】
▽グループA順位 (1)アレアレアA(2勝)(2)泉野(1敗1分)(3)クリアール(同)
▽同B順位 (1)エルソーレ(2勝)(2)ユーベルB(1勝1敗)(3)緑リベロ(2敗)
▽同C順位 (1)ブラスト(2分)(2)北斗(同)(3)アミーゴ澄川(同)
▽同D順位 (1)様似(1勝1分)(2)ユーベルA(同)(3)北光B(2敗)
▽同E順位 (1)エール(2勝)(2)ASC(1勝1敗)(3)フェリーレ(2敗)
▽同F順位 (1)北光A(2勝)(2)浦河(1勝1敗)(3)アレアレアB(2敗)
▽同G順位 (1)中央(2勝)(2)白老(1勝1敗)(3)エルボノス(2敗)
▽同H順位 (1)高静(2勝)(2)えりも(1勝1敗)(3)沼ノ端(3位)
―圧倒的な得点力
圧倒的な得点力と積極的なプレーで、エルソーレが全24チームの頂点に立った。1位トーナメントの初戦から接戦をものにし、準決勝では大差をつけて勝利した。
決勝では前半を0―0のまま終え、ハーフタイムに宮野監督から「やれるよな、やってこい」と激励を受けた。選手たちは円陣を組み、元気にピッチへ飛び出した。「気持ちで負けないよう指示した。お互いが助け合ってくれたからこそ勝てた」と指揮官は目尻を下げた。
決勝で2点目を決めた寺内主将(拓勇小5年)は、自身のゴールを「これで勝てる―と確信した」と振り返る。3月に控える道南ブロック予選に向け、「またチーム一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。