苫小牧スポーツ協会と苫小牧市主催の恒例イベント「スケートエンジョイスクール」が18日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で開かれた。ソチから北京まで五輪3大会連続でアイスホッケー女子日本代表の主将を務めたFW大澤ちほさんが指導に当たり、子どもたちは競技の魅力に触れた。
今季の同スクールは昨年12月にスタート。市内の白鳥王子アイスアリーナ、新ときわスケートセンターの3会場で行われている。
対象は4歳~小学4年生の未経験者。この日はスケート部門とアイスホッケー部門に分かれ、遊びやミニゲームなどを通じてそれぞれ基礎技術を磨いた。
スケート部門に参加した浅野美緒ちゃん(第2はくちょう幼稚園年長)は施設でフィギュアスケート靴を借りて参加。「スケートが好きで一般滑走にも行く。とても楽しかった」と笑顔。アイスホッケー部門に参加した森田真琉君(同年中)は「シュートを打つのが楽しかった。もっと上手になれるようにたくさん練習したい」と話した。
指導に当たった大澤さんは「昔から携わっていたエンジョイスクールで思い入れもあり、たくさんの子どもたちに競技の魅力を伝えたくて参加した。子どもたちにはまずスケートの楽しさを知ってもらい、リンクに足を運ぶ機会が増えたらいいなと思う。喜んで滑ってくれる姿を見られてうれしい。今後もこうした機会を増やしていきたい」と語った。