苫小牧市緑ケ丘運動公園内のスポーツ施設などを指定管理する緑豊建設は15日、シーズン到来に向けて行っていた各施設の残雪の除雪作業を終了し、順次オープンした。
施設は条例で4月1日の開場と定められているが、利用者のニーズに応えよう―と企業努力を重ね、サッカー場と庭球場(専用予約のみ)は15日に、陸上競技場は16日にオープンした。
13日にはサッカー場で練習を重ねる苫小牧エルソーレFCのメンバー約20人も参加し、除雪作業に汗を流した。同社の矢野孝一統括責任者は「今年はかなり冷え込こみが厳しく、雪が解けにくかった。少年団がボランティアに駆け付けてくれたおかげで、例年並みのオープンにこぎ着けることができた。久しぶりの広いピッチで試合の勘を取り戻してほしい」と話していた。
同社は今後、降雪があれば状況に応じて逐次、除雪する。