男子200バタ 本多、トップで決勝へ 競泳五輪代表選考会

男子200バタ 本多、トップで決勝へ 競泳五輪代表選考会
男子200メートルバタフライ準決勝で力泳する本多灯(手前)=20日、東京アクアティクスセンター

 競泳のパリ五輪代表選考会第4日は20日、東京アクアティクスセンターで行われ、男子200メートルバタフライ準決勝で本多灯(イトマン東京)が1分55秒43でトップとなり、21日の決勝に進んだ。瀬戸大也(CHARIS)は4位で通過。

   男子200メートル平泳ぎ準決勝では、元世界記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)が全体1位で決勝に進出。花車優(イトマン東京)、深沢大和(東急)、佐藤翔馬(東京SC)も順当に勝ち進んだ。

   女子の100メートル自由形準決勝では、100メートルバタフライで代表入りを決めている池江璃花子(横浜ゴム)が全体1位で決勝に進んだ。

   女子100メートル背泳ぎと男子800メートル自由形の決勝では、一人も派遣標準記録を切れなかった。

   第3日は19日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子400メートル個人メドレー決勝は、17歳の成田実生(金町SC)が4分35秒40で1位となり、2位の谷川亜華葉(イトマン近大)と共にパリ五輪代表に決まった。東京五輪金メダルの大橋悠依(イトマン東進)は4位で落選した。

   同100メートル平泳ぎ決勝では33歳の鈴木聡美(ミキハウス)が1分5秒91でトップとなり、2大会ぶり3度目の五輪代表入り。日本記録保持者の青木玲緒樹(ミズノ)も2位で代表を決めた。

   男子の200メートル自由形決勝は、松元克央(ミツウロコ)が1分45秒29で1位となって代表入り。100メートル背泳ぎ決勝で、5大会連続の五輪出場を目指す入江陵介(イトマン東進)は派遣標準記録を突破できず2位に終わった。