春のゴルフシーズン到来 ゴルフ場・パークゴルフ場開場

初ゴルフでティーショットを打つゴルファー

 苫小牧市内のゴルフ場やパークゴルフ場に春が到来した。雪解けとともにオープンの時期を迎え、愛好家らが今季の初ゴルフを楽しんでいる。

   北海道ゴルフ倶楽部(苫小牧市錦岡)は20日にオープンした。下村修司総支配人によると、同日のオープンは北海道ポロトゴルフクラブ(白老町)と並んで道内最速という。現在は36ホールのうち18ホールでプレーでき、29日に残りの18ホールを開場する予定だ。

   26日は52組が来場し、プレーを楽しむ姿が見られた。仲間3人でラウンドしていた札幌市の後藤満吉プロ(68)は「今年の初ゴルフは天候にも恵まれて最高」と笑顔を見せた。

   下村総支配人は「3月は予約でいっぱいでキャンセル待ちの状態。4月は予約に余裕が出てくるので、多くの人に足を運んでほしい」と話した。

     ◇  ◇

   糸井の森パークゴルフ場(苫小牧市糸井)は24日に全ホールをオープンした。25日に仲間8人と回っていた市内ウトナイ北の藤村登さん(76)は「プレーは去年の10月以来。初打ちは疲れたが、天候も良く、いい汗をかいた。これからも楽しみたい」と満足した様子。

   白岩千年オーナーは「寒さで氷が解けず、例年に比べて少し遅いオープンになったが、多くの人に来場していただきありがたい。週末は市外のお客さんが8割だったので、地元の人にも来てもらいたい」と呼び掛けていた。