中央競馬の3歳牝馬クラシックレース第1戦、第84回桜花賞(G1、1着賞金1億4000万円)は7日、阪神競馬場の芝1600メートルコースに18頭が出走して行われ、ジョアン・モレイラが騎乗した単勝2番人気のステレンボッシュが1分32秒2で制し、重賞初制覇をG1で飾った。モレイラ騎手はこのレース、初騎乗で勝利をつかみ、国枝栄調教師は現役調教師では最多の桜花賞3勝目となった。
中団を進んだステレンボッシュは最後の直線で力強く伸び、1番人気のアスコリピチェーノの追い上げを4分の3馬身差でかわした。3着は7番人気のライトバック。
〔阪神第11R〕
▽桜花賞 (1)ステレンボッシュ(モレイラ)1分32秒2(2)アスコリピチェーノ 3/4馬身(3)ライトバック 首(4)スウィープフィート 1/2馬身(5)エトヴプレ 首▽単(12)430円▽複(12)150円、(9)140円、(11)340円▽枠連(5)(6)560円▽馬連(9)(12)620円▽馬単(12)(9)1240円▽ワイド(9)(12)280円、(11)(12)970円、(9)(11)940円▽3連複(9)(11)(12)3260円▽3連単(12)(9)(11)11470円
ステレンボッシュ 牝3歳。父エピファネイア、母ブルークランズの血統。生産牧場は安平町のノーザンファーム。馬主は吉田勝己氏。戦績は5戦3勝で重賞初制覇。獲得賞金は2億1546万8000円。美浦・国枝栄厩舎(きゅうしゃ)。