アーチェリーの日本代表が18日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の合宿を公開した。今夏のパリ五輪で6大会連続出場となる男子の古川高晴(近大職)は「パリでは個人、団体、混合の全種目で金メダルを目指す」と目標を掲げた。
日本代表は今月下旬から中国などで開催されるワールドカップを転戦。既に団体で五輪出場を決めている男子には貴重な実戦の場となる。古川は「チームワークを高めて、本番に向け自信を付けたい」と語った。
女子は6月の世界最終予選(トルコ・アンタルヤ)で団体の出場枠獲得を目指す。ただ一人代表に決まっている野田紗月(ミキハウス)は「調子は悪くない。ここ一番での勝負強さを付けたい」と意気込んだ。