高橋藍「日体大背負って」 2カ月遅れの「卒業式」 バレーボール

高橋藍「日体大背負って」 2カ月遅れの「卒業式」 バレーボール

 バレーボール男子日本代表で今春に日体大を卒業した高橋藍(モンツァ)が17日、東京都内の同校世田谷キャンパスで学位記授与式に臨んだ。イタリア1部リーグのシーズン中で参加できなかった「卒業式」を約2カ月遅れで終え、「日体大に来て本当によかった」と晴れやかな表情で語った。

   大学2年で東京五輪に出場し、イタリアでも3季プレー。「多くの方々が支援していただいたからこそ」と感謝を口にした。今後はプロ選手として活動し、「ここで学んだことを生かし、自分自身が強くなるために何が必要なのかを求めながら頑張りたい」と誓った。

   今月末に日本代表に合流予定。52年ぶりのメダル獲得を目指すパリ五輪を見据え、「日体大を背負って戦っていきたい」と決意を新たにした。

  日本体育大学を卒業し、学位記を手にするバレーボール男子の高橋藍=17日、東京都世田谷区