7月で創業65周年を迎える久恵比寿（本社苫小牧市）が経営する回転ずし店。6月26日までの創業「前夜祭」を皮切りに27日から8月7日に「本祭」、9月12～25日は「後夜祭」とロングランで提供する。

　同社グループの中でもリズーナブルな握りを提供している。期間中は「人気ネタ3貫祭り」を展開。売れ筋のネタを盛った「南蛮えび・八角・にしん」（470円）や「新大トロサーモン三昧（ざんまい）」（590円）など、すし好きには、うれしいラインアップと財布に優しい価格で提供している。

　苫小牧卸売市場で毎朝仕入れた旬の魚介類を提供できるのが同社の強み。

　佐々木嘉己店長（45）は「3貫セットを通してお客さまがいろいろな種類を楽しめるように工夫しています」と言い、「常連のお客さまには親近感を持っていただけるよう、できるだけお名前を呼ぶようにしています」と目を細める。

　昼はサラリーマンやご夫婦、夜はファミリーが訪れる。道南を巡り帰路に就く群馬県伊勢崎市の会社員大場智行さん（46）は「タコは食感がよかったし、にしんは脂が乗ってうまかった」と笑顔だった。

　苫小牧市明野新町2の1の19。営業時間は午前11時～午後9時（ラストオーダー30分前）。月1回不定休。駐車場30台。電話0144（55）8611。