とまみん杯クラブ対抗ゴルフ大会が16日、苫小牧市植苗のエミナゴルフクラブで行われた。秋晴れの青空の中、団体戦は千歳空港カントリークラブ(鈴木秀成、西谷明訓、宮﨑真樹、八田和樹、小池真也、姉崎修二)が上位5人のスコア406で2年連続18度目の優勝。次いで早来カントリー倶楽部が1打差の407で2位、エミナゴルフクラブが413で3位と続いた。
苫小牧民報社主催、市内や近郊の各参加クラブが後援した。
18ホールのスコアで競った個人の部は、2オーバー74で回った北海道ポロトゴルフクラブの松平啓史郎がベストグロスを獲得。2位は77で、ちとせインターゴルフクラブの島田航輔、3位は79でニドムの熊谷直哉だった。
1985年から続く歴史ある大会は今回、東胆振、日高、千歳の15クラブがエントリー。89人が参加し、40回目の節目を迎えた。表彰式で大会主催の苫小牧民報社の宮本知治会長は出席者に感謝を伝えつつ、次年度の大会に向け、さらなる激戦を期待した。
-「気持ちで勝利」 千歳空港CC
2位と1打差の接戦を制し、2連覇を果たした千歳空港カントリークラブ。チーム最年長の姉崎修二(57)は「どうしてもミスが出てしまうスポーツだが、切り替えて諦めずに臨もうと話していた。気持ちの強さで勝利できた」と諦めない思いが勝利につながったことを強調。「チームにはもっと上手な選手もいるが、今日のメンバーで勝ち切れたことは大きい。来季のメンバーにも大会未経験者が含まれると思うが、もちろん3連覇を目指していく」と力を込めた。
また、大会初参戦でベストグロスを獲得した北海道ポロトゴルフクラブの松平啓史郎は「まさか自分がという気持ち」と喜びを語る。「パッティングは苦戦したが、グリーンが柔らかく球が止まってくれたので、ドライバーもアプローチも安定した」とラウンドを振り返る。来季に向け「個人練習を重ねているし、スコアを落とさず、今以上のスコアを出していきたい」と目標を語った。
-上位チーム・個人のスコア
【団体】 トータル
(1)千歳空港カントリークラブ 406
アウト イン 合計
鈴木 秀成 40 39 79
西谷 明訓 41 39 80
姉崎 修二 39 41 80
宮﨑 真樹 41 40 81
八田 和樹 45 41 86
(2)早来カントリー倶楽部 407
(3)エミナゴルフ 413
(4)ちとせインターゴルフクラブ 416
(5)ニドムクラシックコース 417
【個人】 アウト イン 合計
(1)松平啓史郎(ポロト) 38 36 74
(2)島田航輔(ちとせ) 38 39 77
(3)熊谷直哉(ニドム) 40 39 79
(4)鈴木秀成(千歳空港) 40 39 79
(5)鈴木亞久里(桂) 38 41 79
※同スコアは規定