全国小学ソフトテニス大会北海道予選会がこのほど、苫小牧市緑ヶ丘庭球場で開かれ、苫小牧ソフトテニス連盟の2選手が好成績を収めた。5年生女子の部で石谷莉楽・山田優衣(白老町・寿都)ペアが優勝、4年生以下男子の部では藤田悠生・松田翔太(苫小牧西・旭川)ペアが準優勝し、来年3月に千葉県で開催される全国大会の切符を手にした。
第1シードで今大会に臨んだ石谷・山田ペアは決勝まで危なげなく勝ち進み、見事優勝。藤田・松田ペアも決勝で敗れはしたが、予選リーグから準決勝まで順調に勝利を重ね、準優勝の結果を残した。
同連盟事務局の藤田孝樹さんは「2ペアともにベースラインプレーヤー(並行陣)であるため、前衛がいるプレースタイルほどの攻撃力はないが、それぞれ持ち味のラリーで粘り強さを発揮した」と評価した。
全国大会に向け、石谷は「コーチや先輩が応援してくれているので、北海道代表として一球一球を大切にプレーしたい」、藤田は「この大会で勝つことを目標にして1年間練習してきたのでうれしい。ストロークをさらにレベルアップし、全国でも自信を持ってプレーをしたい」と意気込みを語った。
大会には全道各地の少年団チームから選抜された計73ペア、146人がエントリー。男女4年生以下、5年生の4部門を展開した。各部上位4ペアが来年3月に千葉県白子町で開かれる全国小学大会へ進む。
両ペアの結果は以下の通り。
【5年女子】
▽決勝 石谷・山田4―1菊地・荘司(釧路・太平南)▽準決勝 石谷・山田4―1佐藤・稲場(比布)▽予選A 石谷・山田3―0郷田・古屋(旭川)、石谷・山田3―0藤澤・田島(苫小牧西・北広島)
【4年男子】
▽決勝 村上・安藤(比布)4―0藤田・松田▽準決勝 藤田・松田4―1太田・工藤(北広島)▽予選D 藤田・松田3―1大橋・宮川(北広島・野幌)、藤田・松田3―1室田・津幡(北見)