SAGA2024全国障害者スポーツ大会(26~28日、佐賀県)に出場する苫小牧の選手たちが23日、大会出場報告と出発あいさつをしに、木村淳副市長を表敬訪問した。
訪れたのは砲丸投げの原谷実(75)、ジャベリックスローの高橋由美子(68)、100メートル走の庄野雄貴(34)、スラロームの矢木香織(37)、聴覚女子バレーボールの中村晴美(47)の5選手。陸上北海道選手団の大村博監督も同席し、意気込みを語った。
2回目となる原谷は砲丸投げで出場。「久しぶりの全国大会なので、少しでも良い記録を出したい」と力を込めた。初出場の高橋は投てき競技のジャベリックスローで優勝を目指す。「練習の成果を出したい」と力強く述べた。
3回目の出場の庄野は競技用車いすでタイムを競う100メートルで頂点を目指す。「前回メダルを取れたので、今回も取りたい」と闘志を燃やしていた。同じく3回目の出場となる矢木は、ゲートで示される前後後退のコースの走行タイムを競うスラロームで自己ベストに挑む。「少しでも良いタイムを取りたい」と笑みを浮かべた。
2回目出場の中村は、聴覚女子バレーボールの北海道選手団一員として臨む。「けがに注意して、優勝を目指して頑張りたい」と抱負を語った。
木村副市長は「北海道の代表として、持てる力を十分に発揮して、頑張ってほしい」と激励した。