空手極真会館主催の第２９回グランドチャンピオン決定戦全日本少年少女選手権（６月、大阪府立体育館）で好成績を収めた苫小牧の優至会塚本道場の関係者が２９日、苫小牧市役所を訪れ、喜びを語った。

　 　大会では、山本悠世（厚真高２年）が男子無差別の高校２・３年生の部、木山耀太（ウトナイ中１年）が中学１年生の部でそれぞれ２連覇を達成。塚本悠剛（青翔中３年）が軽量級中学３年生の部、塚本大剛（同１年）が同１年の部で共に準優勝し、小学６年生無差別の部では岡部優輝（鵡川中央小６年）が３位となった。塚本鉄兵代表とともに市役所で結果を報告した。

　 　山本はフィジカルやメンタルの充実を挙げ、「自信を持ってできるようになった」と言い、国際大会に移行する来年に向けて「３連覇と国際大会１位の称号を取りたい。大人に負けない体づくりをし、一般の部にも挑戦したい」と宣言。木山は「これまでやってきた練習や先生のことを考えると、体が勝手に動いた。背中を押してくれるみんながいて、打ち勝つことができた」と充実感を語った。

　 　木村淳副市長は「まだまだ実力は伸びると思っている。しっかり練習して高みを目指してほしい」とエールを送った。