IR関連費見送り 道の20年度予算案 汚職事件を考慮 苫小牧市は動向注視
- 2020年2月19日
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)関連事業費について道は18日までに、2020年度予算案への計上を見送る方向で最終調整に入った。現職国会議員を巻き込んだ贈収賄事件や疑惑が次々と発覚するなど、IRを取り巻く環境が悪化していることを重視した。すでに20年度予算案にIR関連の事業を盛り込み、誘致推進
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)関連事業費について道は18日までに、2020年度予算案への計上を見送る方向で最終調整に入った。現職国会議員を巻き込んだ贈収賄事件や疑惑が次々と発覚するなど、IRを取り巻く環境が悪化していることを重視した。すでに20年度予算案にIR関連の事業を盛り込み、誘致推進
新型コロナウイルスの道内3人目となる感染者が札幌市内で18日に確認された。患者は、日本国籍で同市に単身赴任中の40代男性会社員。19日、市内の感染症指定医療機関に入院し、治療を受けている。 同日正午、札幌市の秋元克広市長が市役所で記者会見し明らかにした。道内での感染事例はこれまで道が公表し
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で経営に影響が出ている事業者を対象に緊急融資制度を始める動きが、苫小牧市内に店舗を構える金融機関で広がっている。 苫小牧信用金庫は、14日に新型コロナウイルスで被害を受けた中小企業や個人事業主向けに「とましん緊急経営安定化資金」の取り扱いを始めた。融資
JR苫小牧駅前の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる訴訟で、苫小牧市は18日、札幌地裁室蘭支部がエガオ敷地内に大東開発が所有する土地の一部を不法に占有しているとし、同市に損害賠償を命じた17日の判決を不服とし、札幌高裁に控訴すると発表した。 判決は同社の主張を全面的に認め、賃料相当分など
日本政策金融公庫(東京)は、新型コロナウイルス感染症の発生で業績が悪化した旅館、飲食店、喫茶店向けの融資制度「衛生環境激変特別貸付」を21日に開始する。胆振日高の事業者は、室蘭支店が最寄りの窓口となる。 融資対象は、直近1カ月の売上高が前年または前々年の同期より10%以上減り、今後も減少が
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)は第71回さっぽろ雪まつり期間(2月4~11日)の新千歳空港路線の利用状況を公表した。3社とも前年実績を下回ったが、最も低調だったAIRDOは旅客数で18・7%減の2万5677人、搭乗率は16・4ポイント減の65・4%にとどまった。
苫小牧市議会は18日、議会運営委員会(板谷良久委員長)を開き、第6回定例会の会期を20日~3月13日の23日間とすることを決めた。2019年度各会計補正予算案や20年度各会計当初予算案などを審議する。 市から提出されるのは19年度補正予算案や20年度予算案、市営住宅の入居要件を緩和する住宅
新型コロナウイルスの感染者がじわじわと増えている。東京、神奈川など首都圏だけでなく和歌山や北海道でも。「誰から」の見えない怖さが広がる。 各地でスポーツ大会が中止されたり、規模が縮小されたりし始めた。神戸市内の病院では医療用のマスク6000枚が盗まれ、警察に盗難届が出されたそうだ。冷静に備
国内外から観光客を集客している登別温泉や白老町虎杖浜のホテルと、胆振各地の食品事業者による商談会が18日、登別市の第一滝本館で開かれた。胆振総合振興局が地域の観光と食の産業振興を図るために企画。白老で4月に開業する民族共生象徴空間(ウポポイ)の来館者などに胆振の食の魅力をアピールし、経済波及効果を
厚真町教育委員会が主催する「あつバル」が18日夜、町青少年センター図書室を会場に初めて開かれた。町内外から小中学校の教員や一般住民など12人が参加。「質の高い教育」について考え、意見を交わした。 学力が世界でもトップレベルと言われる教育先進国のフィンランドの事例を基にグループに分かれて議論
厚真町総合福祉センターで23日午前10時から、「みんなのひろば2020」が開かれる。地元の子どもたちが「あつまっ子カフェ&クラフト工房」をオープンするほか、遊び場ではプロの拳玉プレーヤーやNPO団体など、町外から訪れるその道の専門家たちがさまざまな遊びを提供。いずれも家族連れで楽しむことができる内
白老町のしらおいイオル事務所チキサニで15、16両日、アイヌ文化の体験教室が開かれ、参加者が伝統のアイヌ文様刺しゅうに挑戦した。 一般社団法人白老モシリのイオル(伝統的生活空間)体験交流事業として開催し、女性ら10人が参加。町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」の岡田育子代表が指
平取町内を流れる沙流川流域(古名・シシリムカ)のアイヌ文化の伝承活動を発表する「第31回シシリムカアイヌ文化祭」がこのほど、町中央公民館で開かれた。約300人の町民らがアイヌ文化の口承文芸や古式舞踊などを楽しんだ。 平取アイヌ協会(木村英彦会長)、平取アイヌ文化保存会(貝沢耕一会長)、町二
第14回全日本少年アイスホッケー大会中学生男子の部(3月25~29日、釧路市)に挑む苫小牧選抜の登録19人が決まった。今春、高校進学を控える3年生を中心に編成。18日までに苫小牧市白鳥王子アイスアリーナで2度の合同練習を行った。予選ブロックの組み合わせも同日に決定。苫小牧初の大会連覇達成に向け、士
日本アイスホッケー連盟は、19日からカナダケベック州グランビーで開催されるインターナショナル・バンタム・グランビー・トーナメントにジュニア世代強化の一環としてU14男子日本代表を初派遣する。全国の将来有望な中学1年生18人を選出。苫小牧からは和光の白水竜之介、伊藤一海、中谷采士郎、青翔の碇谷隼人が
空手道の天勇會(近藤大河代表)がこのほど、白老町虎杖浜の海岸で恒例の寒稽古を行った。未就学児から高校までの門下生7人が参加。寒風吹きすさぶなか、一年の活躍を目指して心身を鍛えた。 左胸に道場名が刺しゅうされた白色の道着を身に着けた選手たち。約20分間、膝上まで海に浸かり、正拳突き、蹴りなど
第29回北海道中学生バレーボール優秀選手選抜大会(3月26~28日、芦別市総合体育館など)の男女研修グループ戦の組み合わせが、このほど決定した。男子の苫小牧は、Dグループ入りし初戦で北見と対戦。一方、大会連覇の懸かる女子の苫小牧はGグループに入り、函館と当たる。 予選グループ戦、続く決勝ト
2019年度苫民杯争奪D級アイスホッケー大会(苫小牧アイスホッケー連盟、苫小牧民報社主催)が18日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナで開幕した。初日は2部リーグ1試合が行われ、G・O・Sが8ー3で備蓄ファイターズを下して1勝目を挙げた。 市内D級カテゴリーのシーズンを締めくくる戦い。市内の
丸彦渡辺建設苫小牧支店と丸彦安全衛生共栄会苫小牧支部は18日、苫小牧市体育協会にスポーツ振興資金として30万円を寄付した。善意は、同支部の協力会社などを交えたゴルフコンペや親睦会のビンゴゲームで会員、社員から寄せられた。 丸彦渡辺建設苫小牧支店の佐藤靖浩支店長と同支部の亀岡正一支部長が白鳥
道議会の最大会派、自民党・道民会議(佐々木俊雄会長、53人)と第2会派の民主・道民連合(稲村久男会長、27人)は18日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急要請を道に対して相次いで行った。14日に経路不明で、石狩管内の50代の男性自営業者が道内居住者として初めて感染したことを重視し、鈴木直道知事に