7月東胆振 記録的高温に、雨量少なく例年の2~6割
- 2021年8月7日
7月の東胆振は、記録的な高温少雨だった。室蘭地方気象台によると、気温を観測している東胆振の5地点すべてで同月の最高気温を更新。厚真町と白老町については1978年からの観測史上、1位を記録した。 本道上空に張り出した高気圧の影響で、白老は18日に33・3度、厚真は28日に34・1度を観測。そ
7月の東胆振は、記録的な高温少雨だった。室蘭地方気象台によると、気温を観測している東胆振の5地点すべてで同月の最高気温を更新。厚真町と白老町については1978年からの観測史上、1位を記録した。 本道上空に張り出した高気圧の影響で、白老は18日に33・3度、厚真は28日に34・1度を観測。そ
苫小牧市内の老人クラブ、日吉町明和会(長田昌聰会長)は6日、恒久平和への願いを込めた手作りの「ふうせん鶴」を、広島市の広島平和記念館へ郵送した。 同会は毎年、同館に千羽鶴を寄せてきたが5回目の今年は「(他団体の)どこも送っていないようなものを」という二又セツ子総務副部長(79)の発案で、鶴
苫小牧市消防本部は、消防法令で消火器の設置が義務づけられている市内の事業所などに対し、旧規格の消火器の交換を呼び掛けている。2011年以前に製造された旧規格の消火器は、今年12月31日までに交換する必要がある。側面に表示されている適応火災の説明が「普通・油・電気」と文字の場合は旧規格。「絵」で表記
札幌市在住の画家、浩而魅諭(ひろじ・みゆ)さんと漆塗り工芸家の浜口秀樹さんによる作品展「生き物図鑑2」が29日まで、千歳市支笏湖温泉の支笏湖ビジターセンターで開かれている。会場には2人の合作を含む37点が並んでいる。 浩而さんは野生生物の細密画を専門とする画家。ボールペンで描いた魚は、うろ
千歳市支笏湖温泉地区の3施設が今夏から「支笏湖虫とり大作戦」と銘打って、虫捕り網と籠を無料で貸し出している。「大作戦」の呼び掛け人で、「支笏湖ガイドハウスかのあ」の松澤直紀さん(35)は「支笏湖を訪れる子どもたちが気軽に楽しめるアクティビティーを提供したい」と話す。 虫捕りの道具を貸し出し
白老町の新型コロナウイルスワクチン接種で、対象者の約半数が2回目の接種を終えたことが、町の集計で分かった。65歳以上の高齢者は約8割に上る。しかし、ワクチンの供給不足が続く中、若い世代の接種は進んでいない。 ■高齢者の約8割が接種完了 町内の接種対象者(12歳以上)は1万5435人
安平町のあびら観光協会は、鉄道のまちをアピールする炭酸飲料水「あびらD51(デゴイチ)銀河ラムネ」を商品化し、町内追分地区にある道の駅「あびらD51ステーション」などで販売している。すっきりとした味わいで、暑さ対策はもちろん、鉄道ファンにはたまらない一品として早くも人気を集めている。 同協
安平町のあびら観光協会は15日と22日、町内早来瑞穂地区の高林農園で普段は立ち入ることができない生産現場をガイド付きで歩いて見学する「畑さんぽ・とうきび編」を開催する。収穫時期を迎えた旬のトウモロコシついて知識を深め、自ら収穫したもぎたてをその場で調理し、味わうことができるユニークな企画。同協会で
安平町教育委員会は、新型コロナウイルス感染拡大による札幌市内を対象区域にした「まん延防止等重点措置」に伴い、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に屋外展示している特急用ディーゼル気動車「キハ183系」の車内公開を当面の間、見送ることを決めた。 車両を管理する「あびら鉄道交流推進協
サケの遡上(そじょう)期に合わせて毎年9月に白老町で開かれているアイヌ文化発信イベント「しらおいチェプ祭」について、白老アイヌ協会や白老観光協会などでつくる実行委員会は中止を決めた。今年は9月19日に開催を予定していたが、国内での新型コロナ感染拡大の状況を考慮した。中止は2年連続。 しらお
《中止》 【8月】 14、15日 ▽厚真町商工会主催・盆踊り大会(上厚真、表町)
北海道が昨年、8月7日を「北海道花の日」に制定したことを受け、新ひだか町は8月第1週をフラワーウィークとして、町役場の静内庁舎と三石庁舎ロビーにデルフィニウムなど町特産の花を展示している。9日まで。 道は、花きの消費拡大やコロナ禍で疲弊した心に潤いと安らぎを与える目的で、日常に花を取り入れ
2018年に来日して以来、約3年にわたりALT(外国語指導助手)として苫小牧市内の小中学校を巡っている。 苫小牧については「気候が好き」と笑顔を見せる。「まちの規模も大き過ぎず、小さ過ぎずで、住みやすい」と話し、カフェやレストランといった飲食店が充実していることを気に入っている。
苫小牧市社会福祉協議会の市ボランティアセンター(ボラセン)はこのほど、センターに登録する個人や団体を対象とした研修交流会を市民活動センターで開いた。参加者は、認知症への正しい理解を広げる活動に取り組む市内在住の山田麻以さん(34)の講話から、ボランティア活動での心構えなどについて考えた。
装飾画の作品展「ショクブツと、みち。」が15日まで、苫小牧市山手町の飲食店「たなかのぴざや」の展示室で開かれている。 出品者は、千歳市駒里で装飾アート工房「スタジオジュース」を主宰する、おちさおり(本名=越智沙織)さん(40)。装飾画の技術はボディーアートを手掛ける会社に勤めていた頃に習得
東京五輪第14日の5日、レスリング女子57キロ級決勝で川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が金メダルを獲得した。リオデジャネイロ五輪からの連覇を果たすとともに、62キロ級を制した妹の友香子(同)とそろって優勝した。卓球は女子団体の決勝が行われ、日本は中国に0―3で屈し銀メダル。 陸上の競歩男子2
東京五輪の競歩男子20キロの競技開始に先立ち、五輪公認プログラムのアイヌ舞踊「ウポポ ヤン リムセ ヤン(唄いましょう。踊りましょう)」が5日、札幌市中央区のさっぽろテレビ塔前広場で披露された。新型コロナウイルス感染防止のため無観客で、北海道アイヌ協会の関係者が多様性と調和を体現する伝統の15の民
広島は6日、76回目の原爆の日を迎えた。広島市中区の平和記念公園では市主催の平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族、菅義偉首相ら約780人が参列。松井一実市長は平和宣言で「日本政府は一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となり、核保有国と非保有国の橋渡し役を果たしていただきたい」などと訴えた。 式典
30年ほど前に苫小牧の宿泊施設休憩室で目にした出来事は印象深い。本州から合宿に来ていた高校アイスホッケー部員が次々と人名を挙げ「あったぞ」と大はしゃぎした。 王子製紙チームの現役部員・OBの姓名だった。当時はまだ、個人名を載せた分厚い電話帳が公衆電話傍らにあった頃。その高校生がページを真剣
バイオマス発電事業や再生可能エネルギー事業などを手掛けるエクイスセントラルサービス・ジャパン(東京)は5日、苫小牧市弁天に木質バイオマス発電所の設置を計画していることを明らかにした。同日、市役所で開かれた市企業立地審議会で、岩倉博文市長が同発電所の立地について諮問し、審議会は9月末までに答申をまと