• SNSはいらいらのもと?
    SNSはいらいらのもと?

       SNSを頻繁に使用することと、いら立ちや怒りっぽさは関連することが分かったと、米国の研究グループが発表した。 研究グループは、2023年11月~24年1月に新型コロナウイルス感染症の流行と社会への影響などに関する調査に参加した米国成人4万2597人(平均年齢46・0歳)について、SNSの使用頻度

    • 2025年2月13日
  • 子どもの慢性的な鼻詰まり 脳の発達や機能に悪影響か
    子どもの慢性的な鼻詰まり 脳の発達や機能に悪影響か

       慢性的な鼻閉の原因になる病気 発達期の慢性的な鼻詰まり(鼻閉)は、脳の発達や機能に重大な悪影響をもたらす可能性がある―。東京科学大学大学院医歯学総合研究科(東京都文京区)認知神経生物学分野の上阪直史教授らが行ったマウスの実験で明らかとなった。 ▽運動能力低下や活動量減少 鼻が詰まり、空気の通

    • 2025年2月12日
  • 抗菌薬 認知症リスク増加させず
    抗菌薬 認知症リスク増加させず

       健康な高齢者が抗菌薬を使用しても、認知症リスク増加との関連はなかったと、米国などの研究グループが発表した。 抗菌薬は、健康や認知機能の維持に重要な役割を担うとされる腸内細菌のバランスを崩す場合がある。また、腸内細菌の乱れは認知機能の低下と関連することが指摘されているが、抗菌薬と認知症との直接の

    • 2025年2月11日
  • 心血管疾患予防に植物性たんぱく質
    心血管疾患予防に植物性たんぱく質

       米国人の食事調査データの分析から、動物性たんぱく質に比べ、植物性たんぱく質の摂取比率が高い人は、心血管疾患の発症リスクが低いことが分かったと、米国とカナダの共同研究グループが発表した。 研究グループは、米国の三つの研究に参加した20万2863人の食事や生活習慣などに関する30年間のデータを分析

    • 2025年2月11日
  • 1日5000歩以上で抑うつ軽減
    1日5000歩以上で抑うつ軽減

       1日平均で5000歩以上歩くと抑うつ症状が軽減され、1000歩増えるごとにうつ病のリスクも低下することが分かったと、スペインなどの研究グループが発表した。 研究グループは、うつ病や抑うつ症状の所見がある18歳以上の9万6173人を対象とした33件の研究をまとめ、1日の平均歩数との関係を検討した

    • 2025年2月11日
  • 五十肩治療の選択肢/局所麻酔で癒着はがす
    五十肩治療の選択肢/局所麻酔で癒着はがす

       肩が痛くて腕が上がらない五十肩(肩関節周囲炎)。10年ほど前に登場した治療選択肢の一つで、局所麻酔を用いつつ癒着した組織をはがす「非観血的関節授動術(サイレントマニピュレーション=SMP)」について、永野整形外科クリニック(奈良県香芝市)の永野龍生院長に聞いた。 ▽局所麻酔下で通院治療 中

    • 2025年2月6日
  • 脈が速いと死亡リスク上昇/家庭で測定、/日常的にチェックを
    脈が速いと死亡リスク上昇/家庭で測定、/日常的にチェックを

       高血圧患者の家庭血圧計で測定した脈拍が、死亡リスクを予測する指標になり、脈が速いとリスクが上昇することが分かったと、帝京大などの研究グループが発表した。 研究グループは、2001年6月~09年10月に登録された高血圧患者の男女3022人(平均年齢59・4歳)のデータを収集。高血圧治療開始前後に

    • 2025年2月6日
  • オンライン交流の効果は限定的?/大学閉鎖時の孤独感調査
    オンライン交流の効果は限定的?/大学閉鎖時の孤独感調査

       孤独感を低減するとされる友人とのオンライン交流は、大学閉鎖時では効果が認められなかったと、同志社大などの研究グループが発表した。 新型コロナウイルスの感染拡大時、大学は学生の孤独感が増加するリスクを考慮し、オンラインツールを用いて交流機会を確保するよう対策してきたが、その効果は不明だった。 研

    • 2025年2月6日
  • ラムゼイ・ハント症候群/ウイルス再活性化で顔面神経まひ
    ラムゼイ・ハント症候群/ウイルス再活性化で顔面神経まひ

       顔面神経まひの症状(左側の場合) バイオリニストの葉加瀬太郎さんが昨年発症を公表した、顔面神経まひ「ラムゼイ・ハント症候群」。東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)耳鼻咽喉科・頭頸部外科の濱田昌史教授によると、発症には水ぼうそう(水痘)・帯状疱疹(ほうしん)ウイルスが関わっていると説明する。

    • 2025年2月6日
  • 慢性皮膚疾患/超加工食品、/乾癬リスク上昇か
    慢性皮膚疾患/超加工食品、/乾癬リスク上昇か

       ソーセージなどの加工肉や菓子パン、スナック菓子などの超加工食品の食べ過ぎは、慢性の炎症性皮膚疾患「乾癬(かんせん)」リスクを高める可能性があると、フランスの研究グループが発表した。 皮膚が赤く盛り上がり、表面がぼろぼろとはがれ落ちるといった症状がある乾癬の明確な原因は分かっていないが、食事などの生

    • 2025年2月6日
  • 女性、短時間でも高強度の日常動作で/心不全リスク減
    女性、短時間でも高強度の日常動作で/心不全リスク減

       階段を上るなどの強度が高い日常生活の動作(VILPA)を少しでも行うと、女性の心不全などの発症や死亡(MACE)のリスクが大幅に低下することが分かったと、オーストラリアなどの研究グループが発表した。 研究グループは、2013~15年に加速度計を用い、英国人(女性1万3018人、男性9350人、

    • 2025年2月4日
  • 妊婦の座り過ぎ、/妊娠前の習慣が関係
    妊婦の座り過ぎ、/妊娠前の習慣が関係

       「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータから、妊娠前、テレビの視聴やゲームをする時間が長い人は、妊娠中の1日の座位時間が長くなる傾向があったと、富山大などの研究グループが発表した。 妊娠中の座位時間が長いと、妊娠糖尿病や胎児の成長阻害などのリスクが高まるとされる。研究グル

    • 2025年2月4日
  • 赤味や水泡、皮むけなどネイルケアによる皮膚トラブル 除光液で手湿疹も
    赤味や水泡、皮むけなどネイルケアによる皮膚トラブル 除光液で手湿疹も

       手に赤みやぶつぶつ、水疱(すいほう)、皮むけなどが生じる手湿疹。症状が軽い手荒れが進行した状態で、ひどくなるとひび割れができ、かゆみや出血を伴う。ネイルケア関連の発症も報告されている。池袋西口病院(東京都豊島区)の船坂陽子医師に皮膚トラブルの原因や治療法、予防策を教えてもらった。 ▽早めの治療

    • 2025年2月4日
  • 定期接種で子宮頸がん死減少/HPVワクチン
    定期接種で子宮頸がん死減少/HPVワクチン

       米国の25歳未満の女性でヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種以降、子宮頸(けい)がんによる死亡者数が大幅に減少したと、同国の研究グループが発表した。 米国では2006年以降、子宮頸がんなどを防ぐためHPVワクチンの定期接種が推奨されている。12~16年に、25歳未満で子宮頸がんの

    • 2025年2月4日