ハザードマップを Tシャツに 「防災10箇条」で 知恵出し合う 厚真中で全校一斉防災学習
- 2021年11月22日
厚真中学校(阿部隆之校長)は18日、全校一斉に防災学習を行った。避難方法や連絡の確認、ボランティア、地域の避難訓練への参加などを盛り込んだ同校独自の「防災10箇条」をより具体化させるための知恵を出し合った。 学習ではまず、3年前に発生した胆振東部地震に関し、当時の被害状況や様子を振り返った
厚真中学校(阿部隆之校長)は18日、全校一斉に防災学習を行った。避難方法や連絡の確認、ボランティア、地域の避難訓練への参加などを盛り込んだ同校独自の「防災10箇条」をより具体化させるための知恵を出し合った。 学習ではまず、3年前に発生した胆振東部地震に関し、当時の被害状況や様子を振り返った
2021年度安平町教育研究会研究大会「遠浅小学校公開研究会」が19日、同校(吉成透校長)で開かれ、町内の教育関係者が公開授業や分科会を通して、教育研究の成果や課題などを共有した。 研究主題は「深い学びを実現するための指導法とその活用を目指して」。同校は今年度の町教育研究会の研究指定校になっ
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は27日、「白老元陣屋絵図の謎を解く」と題した講演会を同館会議室で開く。 講師は仙台市の郷土史家で、「史跡白老仙台藩陣屋跡」整備基本計画策定準備委員会の委員を務める佐藤宏一さん。同資料館や北海道博物館、岩手県奥州市南鱗文庫が所蔵する白老元陣屋の絵図を取り上げ、
むかわ町の穂別高校3年の原口竜治さん(18)が総合型入試で公立千歳科学技術大学に合格した。同校によると、平成以降では昨年度に続く5人目の国公立大学合格者で、2年連続は初めて。同校関係者は「1学年10人程度の地方の高校ではなかなか難しいこと」と喜びに沸いている。 原口さんは高校に入学後、恐
白老町虎杖浜で水産加工を手掛けるカネシメ松田水産(松田幸男社長)は、地元産たらこを活用した商品を開発し、販売に乗り出した。煎ったたらこをスモーク風味のチーズに混ぜ込み、ワインにも合う芳醇(ほうじゅん)な商品に仕上げた。松田社長は「虎杖浜特産のたらこをアピールしたい」と言う。 商品は「たらこ
むかわ町出身の洋画家、故加藤一彩さんの作品を集めた絵画展が20日、同町道の駅「四季の館」で始まった。情熱的な色使いや個性的な表現が、来場者の目を楽しませている=写真=。 加藤さんは、北海道第二師範学校(現道教育大函館校)を卒業後、鵡川高校をはじめ、道内で教員として働く傍ら、町文化協会の会長
むかわ町と相互協力協定を結んでいる桐生短期大学部(群馬県みどり市)のアート・デザイン学科は、「むかわ魅力発信」をテーマにした映像作品の制作に合わせ、町内で撮影した写真や映像を募集している。 町は恐竜化石など地域の資源を生かしたまちづくりを目的とし、2018年に桐生大学・桐生短期大学部と協定
幕末の志士坂本龍馬(1836~67年)の愛刀「吉行」の押形(おしがた)が日本製鋼所瑞泉鍛刀所(室蘭市)にあることが分かり、白老町で開かれた仙台藩白老元陣屋資料館の特別展関連行事で存在が明らかにされた。「吉行」は龍馬が京都で暗殺された時に所持していた。瑞泉鍛刀所4代当主・堀井胤匡(たねただ)さん(6
JA共済連北海道が主催する「2021年度JA共済全道小・中学生交通安全ポスターコンクール」で、安平早来小学校1年の八田こなつさん(7)の作品が学年別の金賞と小学生低学年の部の最高位となる知事賞に輝いた。また安平小学校3年の川田綾音さん(9)も学年別の金賞を受賞。18日にそれぞれの学校で表彰を
安平町社会福祉協議会と安平ライオンズクラブ(LC)は18日、災害ボランティアセンター支援に関する協定を締結した。両者が連携することでLCの持つネットワークを有効活用し、有事の際の支援をより迅速にする。 協定は、自然災害発生時において町社協が運営する同センターに対し、LCがボランティア活動に
北海道電力は、むかわ町と大規模災害時における相互協力に関する基本協定を結んだ。 2019年9月に関東地方を襲った台風で電力施設や道路に倒木などが掛かり、停電復旧に長時間を要した。こうした実態を踏まえ、北電は道内での停電復旧の迅速化と住民生活の早期安定を目指し、道内自治体との協定締結を進めて
白老町民生委員児童委員協議会(吉田末治会長)は18日、障害者週間(12月3~9日)をアピールする街頭キャンペーンを駅北観光インフォメーションセンター前で行った。 同週間は、障害のある人たちの社会参加について広く理解を深めてもらう全国的な啓発運動。白老町での街頭キャンペーンには同協議会メンバ
「鵡川ししゃも」のブランドで知られる鵡川漁業協同組合の今季のシシャモ漁が記録的不漁に終わった。同組合の厚真支所と合わせた総漁獲量は1・4トン程度となり、記録が残る1998年以降で最低だった昨年の約3トンからさらに半減した。関係者は「これだけ資源管理をしている中で落ち込んだことはない」と危機感を募ら
厚真高校ボランティア部は16日、部員たちが朗読した童話や物語を収録したCDを厚真中央小学校に寄贈した。同部が小学生に朗読CDをプレゼントするのは初めて。田中しずく部長(16)=2年=は「今は黙食と聞いているので、CDを聴いて給食の時間が少しでも楽しくなれば」と部員たちの思いを語った。 CD
白老町要保護児童対策地域協議会(吉田末治会長)はこのほど、町総合保健福祉センターで「児童虐待防止講演会」を開いた。家庭教育アシスタントの二宮秀人さん(奈良県在住)が「今の瞬間を喜ぶことで未来は変わる」をテーマに話した。 講演会は、同地域協議会が町民生委員児童委員協議会と連携し、児童虐待問題
2021年度安平町高齢者ふれあい大学がこのほど、ふれあい交流館(みなくる)で開講した。安平町出身の根深夏さん、南米民族楽器演奏者の福井岳郎さんを招いて歌と音楽のコンサートを開いたほか、フラダンス体験教室を行った。 高齢者大学は、町内在住の60歳以上を対象とした生涯学習の場。今年度は約40人
白老町商工会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが落ちた地元商工業者に給付金を支給する「中小企業等経営持続化緊急支援事業」の申請を受け付けている。 給付対象は、今年8月か9月のいずれかの月の総事業収入が、前年または前々年の同月比で50%以上減収した事業者。法人、個人事業主を問わず
白老町竹浦の旧竹浦小学校の校舎に古くて大きな姿見が置かれたままになっていた。130年以上の歴史を持つ同校のいつの時代からあった鏡なのか、今では誰も分からない。しかし、住民らは、昔から子どもたちを見守り続けた姿見を地域の宝として後世に残そうと、14日に竹浦コミュニティセンターへ移設した。 台
2021年度安平町地域ネットワーク会議が16日、追分公民館を主会場にオンラインを活用して開かれた。住民や医療、介護関係者、町職員ら約90人が参加し、感染分野の専門家などから新型コロナウイルスを予防する正しい知識やコロナ禍でできる地域活動について学んだ。 町の委託事業で町社会福祉協議会主催。
安平町の少年サッカークラブ「フェリーレFC」の中学生チームがこのほど、苫小牧市内などで開催されたフットサルの全道U―15(15歳以下)選手権大会苫小牧地区予選で準優勝した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で途中中止となった前年大会の代替で企画したエルボノス(苫小牧市)との”幻の決勝&r
金融機関や郵便局などを狙った歳末の強盗事件に備え、白老町の虎杖浜郵便局で16日、局員の対応訓練が行われた。 訓練は、拳銃を手にした強盗が郵便局に押し入り、来店客を人質にして金を奪い、逃走する想定で実施。犯人役の苫小牧署員が「金を出せ、早くしろ」と要求し、局員が金を手渡した後、逃げる犯人にカ
中学年代の第33回全道U―15(15歳以下)フットサル選手権大会道南ブロック予選が13日、室蘭市体育館で開かれた。苫小牧、室蘭、函館の各地区予選の代表3チームによる三つどもえ戦。苫小牧地区から参戦した安平町のフェリーレFCは初戦、アスルクラロ函館U―15に1―8、2戦目室蘭地区の登別緑陽中に1―2
むかわ町のJR鵡川駅近くにあるム・ペツ館(末広)を活用して今月正式にオープンした「夢叶輪(むかわ)公営塾」の開講式が15日、同施設で行われた。町の関係者や鵡川高校の生徒らが参加し、地元の高校生が自由に使用できる新たな学習塾のスタートを祝った。 公営塾は、町内に民間の学習塾がない現状を受けて
白老町コミュニティセンターで14日、「すくすくまつり」と題したイベントが開かれ、参加した子どもたちが積み木遊びや拳玉体験などさまざまなコーナー、プログラムを楽しんだ。 イベントは、子育て世代交流促進・情報発信事業として町が主催し、NPO法人お助けネットが企画・運営に当たった。 町コ
厚真町の新庁舎建設に合わせ、周辺エリアの在り方について町民が話し合う第2回のワークショップ「厚真にぎわい会議」が15日、町総合福祉センターを主会場にオンラインをつないで開かれた。会場とオンライン合わせて45人が参加し、新庁舎周辺エリアにほしいものをテーマに知恵を出し合った。 ワークショップ
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで13日、アイヌ文化体験行事「チェプケリ(サケ皮靴)作り」が開かれた。 アイヌ民族は昔、主食のサケを余すことなく利用し、皮をチェプケリと呼んだ靴に加工して履いた。そうしたアイヌの生活文化を学んでもらうため、一般社団法人白老モシリが体験行事を企画。町
安平町は、小売業やサービス業など町内で起業を目す新規事業者に対して一定期間、早来地区に整備した施設を貸し出す「チャレンジショップ」の入居者を募集している。関係人口、交流人口の拡大を図るとともに町内での起業創業を促進し、胆振東部地震や新型コロナウイルス感染拡大により停滞する商店街の活性化、まちなかの
公益財団法人イオン環境財団と厚真町による「2021年度厚真町さくら植樹会」が13日、3年前の胆振東部地震で大きな被害があった町内吉野地区の被災現場で開かれた。参加したイオン職員や町職員、地元関係者らがエゾヤマザクラ、ヤエザクラ合わせて30本を復興への思いを込めて手植えした。 同地区の山は震
白老町の萩野小学校(田村雅嘉校長、児童数132人)で13日、開校100周年記念式典が開かれた。児童や教職員、学校運営を支えた地域住民が出席。1世紀にわたり激動の時代を地域と共に歩み、多くの卒業生を送り出した歴史を振り返り、節目を祝った。 体育館を会場とした式典は新型コロナウイルス対策で参加
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)の1年生は12日、ふるさと教育発表会を行った。グループ別に地場産業の体験談を報告したほか、教職員や町教育委員会、町内事業者を交えて「厚真の魅力をどう発信したらよいか」をテーマに意見交換した。 1年生は10月、4グループに分かれて町内で牧場や米農家、林業など