胆振東部地震検証本部会、報告し提言 経験を町の教訓に 安平
- 2022年4月7日
安平町防災会議委員と専門職員らで構成する胆振東部地震検証本部会は6日、同地震災害検証報告書を公表し、町に提言した。地区ごとに復興格差があるほか、今後の備えなど町民から寄せられた意見がまとめられており、町は今年度の策定を予定している「第2次安平町総合計画後期基本計画」など今後のまちづくりの指針となる
安平町防災会議委員と専門職員らで構成する胆振東部地震検証本部会は6日、同地震災害検証報告書を公表し、町に提言した。地区ごとに復興格差があるほか、今後の備えなど町民から寄せられた意見がまとめられており、町は今年度の策定を予定している「第2次安平町総合計画後期基本計画」など今後のまちづくりの指針となる
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は、ふるさと再発見シリーズ第6弾の冊子「白老のアイヌ伝承」を発行した。副題は「アイヌ民族と和人の関わり」。明治後期から白老村郵便局長を務めた満岡伸一氏(1882―1950年)の著作「アイヌの足跡」の記述などを基に、町内に古くからあったアイヌと和人との共生関係についてま
白老の里山で切り出した原木でシイタケやナメコを植菌したホダ木を作る講習会が17日、白老町石山110のブウベツの森キャンプ場で開かれる。 しらおい村づくりクラブ主催。午前9時、午後1時からの2回実施し、各回2時間半ほど。雨天中止で、小雨なら開催する。 講師は厚真町本町の種苗店、梅原商
厚真町厚南中学校の英語科教諭・山本有紗さん(28)が、7月から2024年3月までの約1年9カ月間、国際協力機構(JICA)の海外協力隊としてパラオ共和国へ派遣される。現地では日本の小・中学校に相当する学校で体育指導の改善に取り組むことを予定しており、「日本とパラオをつなぐ懸け橋になれたら」と目を輝
白老町東町の松崎純一さん(81)は、6月28日から7月3日まで苫小牧市民活動センターで、2年ぶり3回目のオブジェ展「KAN(缶、管)&TUTU(筒)」を開催する。家庭の不用品を加工し、組み合わせて作った壁掛けや花瓶、インスタレーション(空間全体を使った芸術)など約50点を展示する。 松崎さ
むかわ町は、2018年9月に発生した胆振東部地震の被害状況を町独自にまとめた記録誌「北海道胆振東部地震 むかわ町震災記録誌~発災からの活動記録~」(A4判、170ページ、フルカラー)を発刊した=写真=。発災当時のまちの様子をまとめたほか、町としてのこれまでの歩みを詳細に振り返った一冊になっている。
厚真町新町の建設会社「丸博野沢組」は4日、厚真大橋と厚真新橋に挟まれた厚真川河川敷付近の清掃活動を行った。社員ら約20人が参加し、地域の美化に一役買った。 河川敷の景観を良くしようと、毎年実施している取り組み。厚真中央小学校と厚真中学校の通学路にもなっていることから、例年、小中学校の新学期
新ひだか町の静内ライオンズクラブ(LC、村田修会長)はこのほど、静内御幸町の美容室PULPULの店主、平田宏一さん(49)から31人分の毛髪を受け取った。同LCは、ジャパンへアドネーション&チャリティー(JHD&C・大阪市)に寄贈する。 ヘアドネーションは、がんや白血病、先天性の無毛症、不
住民基本台帳に基づく白老町の3月末人口は1万5876人で、前月比で75人、前年同期比で361人それぞれ減少した。 男性は7542人で前月比32人減、女性は8334人で43人減となった。 自然動態は出生2人に対し死亡28人で26人減。社会動態は転入94人に対し転出142人で48人減と
天然きのこ鍋や川魚などの名物料理で知られる白老町大町の「ファミリー居酒屋・河庄」の新店主らをテーマにしたテレビ番組が10日午後10時半から、BSテレビ東京のドキュメンタリー番組「タタムなんてもったいない!!!」で放送される。本紙が2020年9月に報じた2代目への店舗継承がきっかけという。初代店主で
厚真町は4日、京都市出身の岡村充泰さん(58)を地域活性化起業人として任命した。宮坂尚市朗町長から委嘱状の交付を受け、「町の課題や資源をわれわれが持っているリソース(人材や資源)と掛けて、(都市部から)地方に人が流入する仕事や仕掛けをつくり、地方から盛り上げたい」と抱負を語った。 岡村さん
白老町石山110のブウベツの森キャンプ場で2、3両日、たき火を囲んで春のアウトドアを楽しんでもらうイベント「たき火カフェ」が開かれた。イベントは3月26、27日にも開かれ、計4日間で延べ約200人が参加し、林の中で心を和ませた。 来場者にたき火台とまきを無料で提供し、場内で採集したカエデ樹
一般社団法人白老モシリは16日午後1時から、白老町若草町のイオル事務所チキサニで開くアイヌ文化体験交流事業「ペネイモ作り」の参加者を募集している。申し込み締め切りは12日。 凍ったジャガイモから作るペネイモの調理体験を通して、アイヌ民族の伝統保存食について学んでもらう。 参加無料。
厚真町民有志でつくるボランティア団体「あつまっぷる」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止にしていた胆振東部地震の被災者向けに行っていた体操教室を6日から再び始める。再開に当たり高齢者支援をさらに充実させようと、”頭の体操”ができる簡単な手話を使ったプログラムを考案する
安平町のマイナンバーカード取得率が、3月末で40%を突破した。2月7日~3月11日の期間で新たに404枚の申請を受けたもので、同期間の申請の多くは民間事業者と実証実験として行った出張サービスによって手続きされた。町では出張サービスで一定の効果が得られたとみている。 国は2021年10月から
白老町東町の特別養護老人ホーム寿幸園の民間運営が2日、スタートした。同園を運営する社会福祉法人天寿会には、3期15年にわたり町の指定管理者として同施設の運営を担った実績がある。運営移譲は1日付。同会の堂前文男理事長は職員を前に「さらなる利用者のサービス向上と働きやすい職場環境の提供に努めていく」と
白老町交通安全指導員会(吉田修会長)の定期総会が1日、白老町役場で開かれた。指導員ら関係者24人が出席し、2021年度の実施計画報告や22年度の事業計画を確認した。21年度交通安全功労者の知事感謝状伝達式も行われた。 吉田会長は「交通安全には継続した活動が必要であり、皆さんの協力を請う」と
登別市は、JR登別駅隣接地で2022年度に開設する情報発信拠点施設「ヌプル」のロゴマークを決定した。3案の中から選んでもらう投票を広く呼び掛けた結果、最多得票を得たデザインを採用することにした。 市は、ロゴマークについて昨年12月に公募。今年1月に選考し、アイヌ文様をモチーフとした3案に絞
胆振東部消防組合消防本部は4日、消防署厚真支署の職員1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。 同本部によると、感染が確認されたのは2日。この職員は3月28日以降出勤していないため、地域の住民との接触はないが、感染の可能性がある対象者については抗原検査を行うなど予防対策を講じ、通常
昨年11月に埼玉県から白老町に移住したアイヌ民族文化伝承者、宇梶静江さん(89)主演の記録映画「大地よ!」の上映会開催に向けて、実行委員会が同町で旗揚げされ、初会合が1日、町中央公民館で開かれた。関係者約30人が出席し、5月21日午後2時から同館で上映することを決め、当日まで力を合わせて準備を進め
むかわ町の国民健康保険穂別診療所の副所長に1日付で就任した香山リカさん(61)=本名・中塚尚子=。現在の心境や地域の印象、今後の意気込みなどを聞いた。 ―着任して、改めて率直な気持ちは。 10年ほど、『いつかは地域医療に関わりたい』と思っていて、実現できるのか半信半疑の中で準備を進
新年度が始まった1日、ホテル業の道内大手、野口観光(本社登別市、野口秀夫社長)の入社式が同市登別温泉町の登別石水亭で行われた。同社の道内各地のホテルに配属された新入社員28人(前年度比7人増)と苫小牧市の職業訓練校・野口観光ホテルプロフェッショナル学院に社員扱いで入学した39人(同9人減)の計67
厚真町は、「日本福祉用具供給協会」(本部東京)とプラスチックやゴムを取り扱う開発・製造会社「アキレス」(本社東京)と災害時における協定をそれぞれ1日付で結んだ。 同供給協会は、福祉用品の販売やレンタルを手掛ける企業などでつくる組織。協定は、町内での災害発生時、または発生の恐れがある場合に、
白老町は1日、健康福祉課の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 この職員は発熱症状が出たため、同日PCR検査を行った結果、感染が判明した。濃厚接触者はいないという。町は職場の消毒作業を行い、業務を通常通り行っている。
厚真町社会福祉協議会は、2018年9月に発生した胆振東部地震の被災者支援を目的に立ち上げた「災害ボランティアセンター」の運営に協力した道内外の45団体に感謝状の盾を贈った。町内4団体への贈呈セレモニーは3月31日に児童会館で行い、町の木とされるコブシの被災木でできたオリジナルの感謝状の盾を手渡した
安平町早来地区の米農家でつくる「あびら地酒生産プロジェクト」は1日、地元産酒米「彗星」を100%使用して造った日本酒「純米大吟醸 あびら川」の販売を開始した。同プロジェクト担当者は「原酒にこだわったおいしいお酒」と自信をうかがわせる一品としてアピールする。 プロジェクトは、地元の農産物を使
白老町のしらおいイオル事務所チキサニで、町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」(岡田育子代表)の作品展が開かれている。5月18日まで。 会場では、メンバーが制作したタペストリーやランチョンマット、ポーチ、トートバッグ、着物など48点を紹介。渦巻き模様の「モレウ」など伝統の文様を生
安平町早来北進地区で産業廃棄物最終処分場建設を計画している町内の産業廃棄物処理業者「DINS北海道」は、9日を皮切りにして土日曜日の計4日間、町内で住民説明会を開く。住民の声を聞くとともに理解を求める。 産廃最終処分場の建設予定地は、JR早来駅から東に約2・6キロ離れた所有地。計画は同社に
白老町社会福祉協議会は、2021年度の社会福祉功労者の会長表彰と感謝状を贈呈する対象者として、21個人、1団体を決めた。 町の社会福祉の高揚を図るため、社会福祉事業に協力し、地域福祉の増進に著しく寄与した法人、団体や個人を顕彰している。 会長表彰の対象者は、長年にわたり地域福祉活動
白老町は3月31日、教育委員会の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 この職員は、発熱などの症状が出たため、同日、PCR検査を行ったところ感染が判明した。濃厚接触者はいないという。教育委員会は職場の消毒作業を実施し、通常通り業務を行っている。