(5) 苫小牧明野中学校 山岸弘昇(50) 諦めずに「チャレンジ」
- 2021年5月15日
苫小牧明野中学校は、「人懐っこい生徒が多く、笑顔であいさつをしてくれる」と笑みを浮かべる。これまで人とのつながりや夢を持ち、命を守ることの大切さを指導しており「その思いは、校長職になってからも変わらない」と熱を込める。 札幌市出身で、道教育大旭川校卒。前任は苫小牧啓明中学校教頭。2010年
苫小牧明野中学校は、「人懐っこい生徒が多く、笑顔であいさつをしてくれる」と笑みを浮かべる。これまで人とのつながりや夢を持ち、命を守ることの大切さを指導しており「その思いは、校長職になってからも変わらない」と熱を込める。 札幌市出身で、道教育大旭川校卒。前任は苫小牧啓明中学校教頭。2010年
いじめ、借金、2度の離婚とさまざまな苦難を乗り越えてきた苫小牧市弥生町の主婦及川久美子さん(62)。どんなときも笑顔と感謝の気持ちを持ち続けた。「生まれてきたからには何か役に立って死にたい」と5年ほど前から、アイヌ語を記したトランプなどを自費で作ってきた。 旧静内町(現新ひだか町)出身。母
コロナ禍2度目の大型連休も終わり、支笏湖では6月1日に解禁されるヒメマス釣りの準備が進んでいます。 ヒメマスは、1894(明治27)年に道東の阿寒湖から天然卵が移入されたのが始まりです。3年後に初回帰が確認され、親魚採捕が行われたのは翌年の98(明治31)年。現在では支笏湖の観光を支える重
苫小牧沼ノ端中学校には、2007年度から6年間、一般教諭と主幹教諭で勤務しており、2度目の着任となる。当時と比べると、生徒数は少なくなったが「教師や大人の思いをくみ取ろうとする素直な子が変わらず多い」と表情を緩める。 埼玉県出身で、道教育大教職大学院卒。登別鷲別中学校を振り出しに教育人生を
小中併置校である苫小牧植苗小中学校は今年度、小学生44人、中学生34人でスタートした。中学生が入学式の準備や集団下校のリーダーを務める様子を見て「中学生の姿を手本に、小学生も同じように立派に成長するのだなと感じた」と目を細める。 室蘭市出身で、静修短期大学卒、日本大学通信教育卒。「学校が楽
苫小牧澄川小学校には、8年ぶり2度目の着任。4月の始業式で、相手の目を見て、気持ちが伝わるようなあいさつの姿勢を指導したところ、「よく話を聞いており、その日からすぐ実践する子が多くてうれしかった」と目尻を下げる。 出身は広島県。「親戚一同が全て(第2次世界大戦中の)原爆に遭っている」と話し
3月末まで苫小牧清水小学校の教頭を務め、春から校長として歩みを始めた。毎日、各教室を回って授業を見ており、「真面目に取り組み、よく頑張っている子が多い」と目を細める。 函館市出身で、道教育大学函館校を卒業。白老町竹浦中学校を振り出しに、一般職では中学校、管理職では小学校を多く経験した。
4月1日付で着任。苫小牧勤務は初めてで「港と空港が近い恵まれた土地。ものづくり企業が多く、産業育成にとって良い環境」と印象を語る。 近年は訓練生の定員割れが続いているが「市や商工会議所、応援団体、企業などと交流を深め、ニーズを把握したい」と意気軒高。入学式では、11人の訓練生を前に「夢と希
活動拠点の一区総合福祉会館(表町5)に花壇を整備し、地域の老人クラブ「明朗クラブ」が定期的に手入れを行う。毎年スズランやシバザクラが咲き誇り、敷地内のヤマザクラの木を囲む花見会も開催するなど、会員の憩いの場となっている。 昨年は新型コロナウイルスの影響で行事の多くを中止したが、クリスマスに
1月13日付で、苫小牧港外貿コンテナ事業協同組合から株式会社に組織変更した新組織の代表として、北海道の海の玄関口である苫小牧港・東港の国際コンテナターミナルの運営に携わる。今年度から3年間の指定管理者に選任された。 「第一歩を踏み出した。前身の外貿コンテナ事業協同組合の業務をスムーズに引き
Q…林の中を2センチほどの毛玉ような虫が飛び回っています。何でしょうか? A…早春に林を飛び回っている毛玉のような虫はマルハナバチだと思います。 マルハナバチは蜜や花粉を求めて花を訪れるミツバチの仲間で、勇払原野周辺にはエゾオオマルハナバチなど9種類が生
内装工事の会社を営む一方で、昨年6月に仲間と共にまちづくり会社を立ち上げ、4月末にイベントをJR苫小牧駅南口で行いました。人気の絵本「えんとつ町のプペル」の数々の場面を描いた光るパネルを荷台に展示した「プペルトラック」を呼び、感染症対策を講じて親子連れなどに見てもらいました。1日で830人も来場し
苫小牧糸井小学校の児童たちについて「学校での約束事を守ることができ、元気で素直」と印象を語る。「時間を意識した行動を、みんなができているのはすごい」と顔をほころばせる。 山形県出身。道教育大学函館校を卒業。苫小牧市では、樽前小学校に勤務した経験があり、5年ぶり2度目の赴任となる。前任は登別
アイヌにおいて物を染めることは、さまざまな色で美しく見せることだけでなく、色が持つ意味や役割を考慮して行われていたと考えられている。赤色には魔除けとしての意味があり、裾や袖口に赤色布が用いられることがあった。黄色は格式の高い色であり、祭事などに使用されていた。 このようにアイヌの暮らしの中
苫小牧市内の盆踊りで太鼓をたたいたり、苫小牧駅前通商店街振興組合の会報を製作したりと、さまざまな形で地域の活性化に携わってきた。「どうせやるなら、義務感ではなく、楽しんでできるかどうかが大切だ」と説く。 旧門別町(現日高町)で、6人きょうだいの末っ子として生まれた。両親が音楽好きで、家では
本格的な春を迎えつつある今、植物は芽吹き、夏鳥の初認が続くなど、ウトナイ湖周辺の様子は毎日、目まぐるしく変化しています。そんな中で、ネイチャーセンターは一昨日までの5連休に多くの来館者を迎えました。距離を保ちながらの散策途中に立ち寄った方からは、「ウグイスのさえずりを聞いたよ。姿は見られなかったけ
苫小牧市内の小中学校と高校に今学期、赴任した校長に教育の方針や抱負を聞いた。 苫小牧大成小学校には、一般教諭の頃にも勤務しており、8年ぶり2度目の着任。当時の教え子のきょうだいが、今も在学しているといい、「昔から変わらず、子どもたちが人懐っこく元気で明るい学校だ」と改めて実感している
新型コロナウイルス感染対策で増える「おうち時間」には読書がぴったり。苫小牧市立中央図書館で2018年から司書として働く忠鉢俊輝さん(24)に、幅広い年代が楽しめる図書を紹介してもらった。(小玉凜) 絵本 「大人が読んでも、子どもに読み聞かせてもよい」と薦めてくれた絵本が「あるかしら書店」(
競走馬がレースに出走する直前、厩務(きゅうむ)員に引かれて周回するパドック。競走馬の状態をつぶさに観察できる場だが、日高町の門別競馬場は馬と観客の近さも売りの一つで、どこか牧歌的な雰囲気も漂う。道軽種馬振興公社の企画広報室長、土橋立次さん(53)は「馬のコンディションや騎手の表情を感じてもらえる」
ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターや支笏洞爺国立公園の支笏湖地区でパークボランティアなどをしており、活動を始めて20年くらいになります。 今年はサンクチュアリ開設40周年。記念事業の一環で同湖周辺でツアーを行う予定なので、現場を下見するなどの手伝いをしています。たくさんの生き物や草
日高自動車道の日高厚賀インターチェンジから北に向かって車を走らせると、かつて小学校だった白い外壁と赤い屋根の建物が見えてくる。駐車場から入り口まで人や動物を模したオブジェが並び、敷地内に足を踏み入れた瞬間、非日常を感じることができる。 2010年8月にオープンした。幻想画家ジェラール・ディ
新型コロナウイルス禍が映画館の客足にも影響する昨今。シネマトーラス(苫小牧市本町2)の堀岡勇代表(68)は「本当は劇場で映画に親しんでほしい」と本音を漏らしつつ「若い人はDVDでの映画鑑賞に慣れている」と話す。レンタルビデオショップで借りられる新作を中心にお薦め作品を紹介してもらった。 (伊
苫小牧市から車で新ひだか町に入ると、道路脇には「しずない桜まつり」の会場、二十間道路にいざなう桜色の看板が目に付く。静内地区の商店街は桜の飾りも華やかで、2年ぶりの一大イベントをまちを挙げて盛り上げる様子が伝わる。まつり初日の4月30日、未来の競走馬たちが悠々と過ごす放牧地を抜けると、直線道路7キ
苫小牧市で1971年から市議会議員を8期(32年)務めた。市内で初めての女性議員。女性の社会進出や命を大切にする社会づくりを訴えた。市政のみならず、地域住民から私生活の相談をされることも多く、忙しい日々を過ごしたが「心の支えとなり、道を開いてあげなくては」と親身になって話を聞いた。 苫小牧
札幌ドーム19・4個分(敷地面積107ヘクタール)の広さを誇り、乗馬やパークゴルフ、ローラースライダーなどさまざまなアクティビティーで遊ぶことができる。宿泊はもちろん、日帰りで食事、大浴場も楽しめる。中央競馬で活躍した往年のG1馬とも触れ合うことができるため、自然や馬が好きな人たちが訪れる。
「スーパー主婦」としてテレビなどで活躍する苫小牧市内の料理家足立洋子さん(69)に自宅で簡単にできて、家族で楽しめる軽食を聞いた。たこ焼き器で作る「おたのしみ ころころボール」、旬のイチゴをふんだんに使った「いちごパフェ」の2品。おうちごはんにいかが。(樋口葵) おたのしみ ころころボール(
苫小牧市科学センターの指導員林麟太郎さん(24)ら職員に、科学の要素を取り入れたおもちゃの作り方、遊び方を教えてもらった。身近な素材、道具で簡単に作れ、コロナ下で巣ごもりしながら気軽に楽しむことができる。(高野玲央奈) コップで! ムーンサルト 摩擦を利用した遊び道具。ストローと毛糸
平取町でアイヌ文化発祥の地と称される「二風谷コタン」。沙流川流域の豊かな自然に育まれたアイヌ文化を伝承する一大集落だ。町立の二風谷アイヌ文化博物館、萱野茂二風谷アイヌ資料館をはじめ、アイヌ文化の発信施設が徒歩圏内に並ぶ。刺しゅうや木彫などアイヌ工芸に触れられる施設や土産店も多い。 博物館前
2020年度は新型コロナウイルスの影響で全国高校総体、全国中学校大会をはじめ、市内の各種地区大会など多くの集大成の舞台が失われた。各スポーツ組織は今年度、地域アスリートの成果披露の場を確保しようと、感染症対策に苦心を続けている。 屋内、屋外競技問わず大半の組織はコロナ禍前と同様の大会日程を
日高山脈の南端付近に位置する標高810メートルのアポイ岳。約1300万年前、大陸プレート同士の衝突により、地下数十キロにあった上部マントルが上昇、露出した「幌満かんらん岩体」で構成されている。地球内部で起こった出来事を、地表で観察できる貴重な場所として、国際的に広く知られている。 入山する