• タイでのビジネスマッチング/蒲原(かんばら) 亮平(りょうへい)
    タイでのビジネスマッチング/蒲原(かんばら) 亮平(りょうへい)

       活気と熱気が渦巻く東南アジア最大級の都市、タイのバンコク。国際青年会議所(JCI)タイ創立70周年記念式典に合わせ、メンバー同士でのマッチング会が開催され、アジア全体を巻き込んだビジネスマッチングにアジア中のJCIメンバー約120人が参加しました。各国で活躍中のメンバーはビジネスでも成果を残してい

    • 2025年2月4日
  • 9 I・TECソリューションズ 住岡(すみおか) 弘(ひろし)社長
中小企業のDX化支援 教育サービス事業化へ実証  
    9 I・TECソリューションズ 住岡(すみおか) 弘(ひろし)社長 中小企業のDX化支援 教育サービス事業化へ実証  

       ―2024年を振り返って。IT関連業として、苫小牧地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)化などの現状をどう捉え、取り組んできたか。  「本州と比べてやや遅れ気味と思うが自治体関係は積極的。(国や地方自治体が共同利用する情報システム基盤)ガバメントクラウドでデジタル化を強力に推進してい

    • 2025年1月31日
  • 伊東屋新千歳空港店 新千歳空港 老舗文房具店が本道初進出
    伊東屋新千歳空港店 新千歳空港 老舗文房具店が本道初進出

       東京銀座に本店を構える1904(明治37)年創業の老舗文房具店「伊東屋」が北海道初進出。31日に新千歳空港連絡施設3階でオープンした。空港では羽田、成田に次いで3カ所目で、大丸藤井セントラル(札幌市)がフランチャイズ運営する。  機能と美しさを追求した伊東屋のブランドを中心に商品約1500点

    • 2025年1月31日
  • ◇6 第1部「バブルと崩壊の中で」(6) 平成2(1990)年 宅地首都圏セールス 住宅、マンション建設ラッシュ「夢の実現を苫小牧で」
    ◇6 第1部「バブルと崩壊の中で」(6) 平成2(1990)年 宅地首都圏セールス 住宅、マンション建設ラッシュ「夢の実現を苫小牧で」

       平成2年、バブル景気はなお続いている。首都圏の土地高騰は天井知らずで、マイホームなどは夢。そこに宅地販売セールスをかけたのが苫小牧市で、これが飛ぶように売れた。 ■マイホームの夢  前年の12月29日、日経平均株価が3万8957円の史上最高値を記録した。土地もどんどん値上がり、東京・山

    • 2025年1月31日
  • 「スマイルジャパン」
GK増原海夕、FW山下光、DF山下栞
女子アイスホッケー日本代表紹介④
    「スマイルジャパン」 GK増原海夕、FW山下光、DF山下栞 女子アイスホッケー日本代表紹介④

       身長157センチと小柄な体格ながら俊敏な身のこなしで迫り来るシュートに瞬時に反応する。スマイル新世代の苫小牧出身のゴーリーとしてゴールを守り抜いている。  前回2022年北京五輪は第3ゴーリーとしてメンバーになった。代表の活動では五輪3大会出場の前任者GK藤本那菜さんの背中を追い掛けてつかん

    • 2025年1月31日
  • ●3●シネマトーラス代表 堀岡 勇さん(72)戦禍が題材の映画を上映 暗がりの中で向き合う
    ●3●シネマトーラス代表 堀岡 勇さん(72)戦禍が題材の映画を上映 暗がりの中で向き合う

       「作品と観客の橋渡しが映画館の仕事」―。ミニシアター「シネマトーラス」(苫小牧市本町)の代表を務める堀岡勇さん(72)=白老町在住=はそんな信念の下、興行的に厳しそうだったり、波紋を呼びそうだったりしても社会的意義を見いだして公開に踏み切った作品が幾つもある。  2008年9月に上映したドキ

    • 2025年1月30日
  • 「スマイルジャパン」
FW前田涼風、FW永野元佳乃
女子アイスホッケー日本代表紹介③
    「スマイルジャパン」 FW前田涼風、FW永野元佳乃 女子アイスホッケー日本代表紹介③

       「パックを奪って貪欲にゴールしたい」と闘志を高めている。スピーディーなスケーティングを生かして敵とのバトルに勝ち、攻撃の起点をつくり出すのがプレーの持ち味だ。  苫小牧生まれ、苫小牧育ち。結婚前の旧姓は高。父の肇さんもアイスホッケー全日本選手権B級などで鳴らした強豪、山陽国策パルプ(日本製紙

    • 2025年1月30日
  • 新春初の雑談会議
高橋(たかはし) 承子(しょうこ)
    新春初の雑談会議 高橋(たかはし) 承子(しょうこ)

       新春初のサロン「ハマ遊の友」の話題は今年のサロンの活動計画だった。意見交換は普段のように雑談から始まった。活動は仲間たちのやりたいこと、習いたいものなどから見つける。旅行、音楽、スポーツとテーマは広がり、横道へそれ脱線していく。戦争、平和、歴史の話、年金、薬、病院、認知症と続く。しまいには神様の話

    • 2025年1月30日
  • ◇5 第1部「バブルと崩壊の中で」(5)  平成元(1989)年 レジャー隆盛
道内モデルのオートリゾート着工 巨大迷路、パチンコにぎわう
    ◇5 第1部「バブルと崩壊の中で」(5)  平成元(1989)年 レジャー隆盛 道内モデルのオートリゾート着工 巨大迷路、パチンコにぎわう

       平成元年はレジャーが隆盛した。郊外では「アルテン」、市街地ではファンタジードームが着工し、「巨大迷路」が人気。パチンコ店の進出で苫小牧はパチンコ銀座と呼ばれた。 ■パチンコ銀座  この年夏までに新規開店、着工したパチンコ店は3店。業者は市内1(2号店)、千歳1、室蘭1。1年間に3店増と

    • 2025年1月29日
  • 「スマイルジャパン」 
DF小池詩織、FW伊藤麻琴
女子アイスホッケー日本代表紹介②
    「スマイルジャパン」 DF小池詩織、FW伊藤麻琴 女子アイスホッケー日本代表紹介②

       最終予選に挑むのは3回目。長らくスマイルジャパンの一員に選ばれ続けた経験の持ち主。判断力にたけているDF。ゲームメークもこなしながらスケーターをリードする。今回の予選では胸に「C」マークを着けている。  2022年の北京五輪後に大澤ちほさん、鈴木世奈さん、米山知奈さんら女子ホッケートップ層で

    • 2025年1月29日
  • 給食費 記者コラム
    給食費 記者コラム

       昨年末の苫小牧市長選で、候補者の1人が給食費の段階的無償化を公約に掲げた。市教育委員会が2025年度からの給食費値上げを発表した直後の発言だったこともあって、強烈なインパクトを残した。  市内における現在の給食費は月額で小学校4500円、中学校5250円。4月からはそれぞれ680円、790円

    • 2025年1月29日
  • ●2● 劇団カウ代表 鈴木 英之さん(50)戦争の悲劇 演劇で伝える 真実考える契機に
    ●2● 劇団カウ代表 鈴木 英之さん(50)戦争の悲劇 演劇で伝える 真実考える契機に

       劇団員や俳優、タレントを養成する専門学校の演劇講師を経て、2012年に苫小牧市に移住した。  演劇漬けの日々から離れ、人生を見詰め直すつもりでいたが3年後の15年、知人の誘いで苫小牧空襲の史実を題材にした創作劇「ラスムッセン~樽前を生き抜いた男~」に出演。主人公のラスムッセンを演じた。

    • 2025年1月28日
  • 地域に根差した居場所づくり
台(だい) 正人(まさと)
    地域に根差した居場所づくり 台(だい) 正人(まさと)

       現代社会では、人々のつながりが希薄化し、孤立感を抱える人が増えていると言われています。  そんな中、地域における「居場所」とは一体何か。コミュニティースペースは単なる集会所ではありません。そこには、世代や立場を超えた人が自然に集まり、それぞれが自分らしく過ごせる時間が流れています。例えば、子

    • 2025年1月28日
  • 「スマイルジャパン」 いざ、五輪最終予選へ
FW輪島夢叶、FW黒須若菜
女子アイスホッケー日本代表紹介①
    「スマイルジャパン」 いざ、五輪最終予選へ FW輪島夢叶、FW黒須若菜 女子アイスホッケー日本代表紹介①

       女子アイスホッケーのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選(2月6日、苫小牧市―ネピアアイスアリーナ)開幕が近づく。フランス、ポーランド、中国と戦って、4大会連続出場を目指す日本代表「スマイルジャパン」。このうちの在住や出身、一時居住といった苫小牧ゆかりの代表選手たちの横顔を紹介していく。  8

    • 2025年1月28日
  • (8)経済の動きを取り込む 「安全・安心」大きな目標 
 苫小牧港開発 関根(せきね) 久修(ひさのぶ)社長
    (8)経済の動きを取り込む 「安全・安心」大きな目標 苫小牧港開発 関根(せきね) 久修(ひさのぶ)社長

       ―2024年を振り返って。  「日本経済は緩やかな回復局面で、北海道経済はインバウンド(訪日客)需要もあって日本全体の成長率よりも若干高めの中、安定して仕事ができた1年だった」  「フェリーターミナルは、元日の能登半島地震に始まり、7月にはフェリーの座礁事故で運休する船もあったが、お客

    • 2025年1月27日
  • ●1● 戦争体験者 池野 京子さん(87)満州で生死の境さまよう 若い世代に伝えたい
    ●1● 戦争体験者 池野 京子さん(87)満州で生死の境さまよう 若い世代に伝えたい

       ソ連軍による監禁や集団自決、妹の死、発疹チフスへの感染―。満州・敦化(現・中国吉林省)で終戦を迎え、引き揚げまでの1年余りで壮絶な経験をした。心に負った傷は深く、この時のことを人に伝えられるようになるまで50年の年月を要した。  「何度も死にかけたのに助かったのは、戦争経験を伝えるという使命

    • 2025年1月27日
  • ◇2 樽前山〈中〉 百花繚乱を守るもの
雪に埋め尽くされたお花畑 
厳しい自然が植物群落を守る
    ◇2 樽前山〈中〉 百花繚乱を守るもの 雪に埋め尽くされたお花畑 厳しい自然が植物群落を守る

       真冬に植物観察をしようというのは、それほど奇妙な話ではない。花々にとって無駄な四季などあるはずがない。冬にはどんな様相を呈しているのか、樽前山(標高1041メートル)の斜面に広がるお花畑を訪れた。  この山には、二つの夏山登山ルートがある。一つは7合目駐車場から南東斜面を時計回りに東ピークに

    • 2025年1月27日
  • 違うから面白い
    違うから面白い

       ある日、診療が終わって宿舎に戻り、インターネットを使ったオンライン会議に参加した。いろいろな地域から出席している人とあいさつを交わす。「寒いですね」とある人が言ったので、「こちらは今年はさほど寒くないんですよ」と答え、会議が始まった。   ひと通り話し合いは終わったので、最初にあいさつした奄

    • 2025年1月25日
  • 「時には命に関わる選択」
    「時には命に関わる選択」

       世界が混迷する今だからこそ、26年ぶりにフィリピン最南端に位置する、絶海の小さな島を再訪する計画を立てている。いつまでも忘れがたく、前からどうしても戻ってみたいところだ。  だが、ここにきて行くかどうか再考を迫られている。それというのも一帯の島々は今、フィリピンからの分離独立をめざすイスラム

    • 2025年1月24日
  • ◇4 第1部「バブルと崩壊の中で」(4) 平成元(1989)年 トピア売却 トピアで明け暮れた市議会 抱き合わせ売却の市有林はゴルフ場に
    ◇4 第1部「バブルと崩壊の中で」(4) 平成元(1989)年 トピア売却 トピアで明け暮れた市議会 抱き合わせ売却の市有林はゴルフ場に

       平成元年、苫小牧市議会は、錦町再開発商業ビル「トピア」で明け「トピア」で暮れた。優良な市有林とトピアをセットで本州大手に売り渡すという苦肉の策は、この時代の写し絵ともいえた。 ■市有林売却を条件に  元号が改まって間もない2月18日、苫小牧市議会は第11回臨時会を開き、植苗の市有林を西

    • 2025年1月24日
  • 繁殖馬セール 歴史と血統を紡ぐ ジェイエス 子供に”無敗三冠牝馬”も (18)
    繁殖馬セール 歴史と血統を紡ぐ ジェイエス 子供に”無敗三冠牝馬”も (18)

       2025年最初の馬の競り市場となるジェイエス繁殖馬セールが22日、新ひだか町の北海道市場で行われた。「繁殖馬」と名付けられているように、競りに出るのは繁殖牝馬。38頭が上場され26頭が売却され、売上総額は1億2089万円(消費税込み)だった。  馬の競りといえば、将来デビューを目指す若駒(当

    • 2025年1月24日
  • 7 アイシン北海道 加藤(かとう) 裕次(ゆうじ)社長 
HV製品が順調 太陽光発電を導入へ
    7 アイシン北海道 加藤(かとう) 裕次(ゆうじ)社長 HV製品が順調 太陽光発電を導入へ

        ―2024年を振り返って。トヨタ自動車の認証不正問題や台風の影響もあった。  「(昨年5月31日付で社長に就任し)伊藤伯前社長が築いてきた方針、会社運営のやり方を受け継ぎ、試行錯誤でやってきた。上期は認証不正問題や台風の影響もあって売上高は下がったが、下期は盛り返して挽回する動き」

    • 2025年1月23日
  • 二人きりにならないで 山田(やまだ) 麻以(まい)
    二人きりにならないで 山田(やまだ) 麻以(まい)

       勤続50年のKさんが、ご勇退されました。Kさんを含め先人たちが築いたものには、想像もできないようなご苦労が含まれていると思うと「お疲れさまでした」と、私が言うのはあまりに軽い気がして、ぐっと口元に力が入り、言葉をのみ込みました。  その方は、奥さまの介護をされています。「今後は妻と二人っきり

    • 2025年1月23日
  • ◇3 第1部「バブルと崩壊の中で」(3) 平成元(1989)年 テクノポリス指定 重厚長大から先端技術産業へ 官庁回りと企業誘致に明け暮れ
    ◇3 第1部「バブルと崩壊の中で」(3) 平成元(1989)年 テクノポリス指定 重厚長大から先端技術産業へ 官庁回りと企業誘致に明け暮れ

       先端技術産業を中核とした産・学・住一体の街づくりというテクノポリス構想を通産省(現経産省)が打ち上げたのは昭和58年。重厚長大からの方向転換を迫られていた苫東を抱える苫小牧には垂涎(すいぜん)ものだった。運動の結果、26枠最後の圏域として指定されたのが平成元年だった。 ■最終26番目の指定

    • 2025年1月22日
  • 大寒?
    大寒?

       記者コラム  例年なら最も寒さが強まる時期だが今年は暖かい。気象庁の観測データによると、「大寒」の20日の最高気温は6度で、3月下旬並みの暖かさだった。その前夜は雨に見舞われ、市内は路面凍結によりつるつる。通勤時は細心の注意を払って車を走らせたが、体が硬直するほどの寒さがないだけまだましか。

    • 2025年1月22日
  • 6 ダイナックス 小川(おがわ) 真(まこと)社長
新分野のクラッチを伸ばす 9月にワイナリーが完成
    6 ダイナックス 小川(おがわ) 真(まこと)社長 新分野のクラッチを伸ばす 9月にワイナリーが完成

       ―2024年を振り返って。  「自動車メーカーの認証不正で、前半は数量が減るなど影響を受けた。その後も戻ってきたが、減った分を取り返せず、数量的には計画より低い。材料価格がアップし、(物流業で時間外労働の上限規制を適用する)2024年問題で輸送コストや人件費も上がったため、お客さんにお願いし

    • 2025年1月21日
  • 太平洋に寄り添う思い出の味 杉本(すぎもと) 大志(まさし)
    太平洋に寄り添う思い出の味 杉本(すぎもと) 大志(まさし)

       厳寒の北海道。窓の外に雪が舞い、氷点下10度を下回る朝も珍しくない。そんな日々の中で、不意によみがえるのは遠く四国の高知県で出合った「鍋焼きラーメン」の記憶だ。  あの日、国道56号は太平洋に寄り添うように続いていた。エメラルドブルーの海は冬でも澄み渡り、砂浜には波が規則正しく寄せては返して

    • 2025年1月21日
  • 苫小牧市保健センター看護師 両角憲枝 視力検査と眼圧検査
    苫小牧市保健センター看護師 両角憲枝 視力検査と眼圧検査

       今回は健康診断で実施される視力検査と眼圧検査についてお話しします。  当センターでは左右片方ずつ視力を測定し、裸眼視力もしくは眼鏡やコンタクトレンズで矯正した矯正視力のどちらかで結果を出しています。  視力検査の数値が低下する場合、近視や乱視などの屈折異常や、白内障や緑内障といった目の

    • 2025年1月21日
  • 5 株式会社苫東 辻(つじ) 泰弘(やすひろ)社長 
動き、始まりが見える年 積極的な情報発信に力
    5 株式会社苫東 辻(つじ) 泰弘(やすひろ)社長 動き、始まりが見える年 積極的な情報発信に力

       ―苫東地域の2025年展望は。  「5月の大型連休前後を中心に、明らかな動きや始まりが見える年になる。ベンチャーウイスキー(のグレーンウイスキー蒸留所)、エクイスグループの苫東バイオマス発電所、半導体関連も竣工(しゅんこう)する。(昨年9月に着工したソフトバンクの)データーセンターは本格的な

    • 2025年1月20日
  • ジャイアン
    ジャイアン

       一番好きな外国は?と聞かれたら、いつもシリアと答えている。冷戦まっただ中の1980年代後半、写真で見たパルミラの遺跡をどうしてもこの目で見たくなり、ソ連のアエロフロート機の激安チケットを手に入れ、モスクワ経由で「鉄のカーテン」の向こう側の古都ダマスカスに飛んだ。当時アエロフロートの操縦士はみなソ連

    • 2025年1月18日