券売機更新、負担重く さらなるキャッシュレス化も―若年層は無関心・新紙幣発行
- 2024年6月28日
新紙幣発行が来月3日に迫る中、飲食店などからは負担増に不満の声が出ている。さらなるキャッシュレス化をにらみ、「脱紙幣」を加速させる会社も。若年層には「電子決済での支払いも多い。新紙幣の発行すら知らなかった」と無関心な人も多い。 東京都千代田区のラーメン店「覆麺 智」では新紙幣対応のため、約
新紙幣発行が来月3日に迫る中、飲食店などからは負担増に不満の声が出ている。さらなるキャッシュレス化をにらみ、「脱紙幣」を加速させる会社も。若年層には「電子決済での支払いも多い。新紙幣の発行すら知らなかった」と無関心な人も多い。 東京都千代田区のラーメン店「覆麺 智」では新紙幣対応のため、約
自民党の河野太郎デジタル相(61)は9月に想定される党総裁選に出馬する意欲を、所属する麻生派(55人)の麻生太郎会長(党副総裁)に伝えた。関係者が27日明らかにした。再選を目指す岸田文雄首相(党総裁)の動向や、党内情勢を踏まえて最終判断する。党内で唯一、派閥存続を決めている麻生派の対応が焦点となる
栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は27日、殺人容疑で、夫妻の長女で会社役員の宝島真奈美容疑者(31)=東京都世田谷区等々力=を逮捕した。認否は明らかにしていない。事件を巡る逮捕者は7人目。 真奈美容疑者は1月、夫妻が経営する会社の
石川県能登町宇出津(うしつ)地区では、7月5~6日にある恒例の「あばれ祭」に向けた準備が大詰めを迎える。ただ、能登半島地震で住宅が損壊し、祭りに参加するため帰省する家族を受け入れられずに不参加を決めた町内会もある。それでも住民は「祭りは人生の中心。地域再生につなげたい」と意気込む。 能登半島
障害者グループホーム運営大手「恵」(東京)が、利用者から食材費を過大徴収するなどしていた問題で、厚生労働省は26日、障害者総合支援法に基づき、同社運営のホーム99カ所に事業者指定の更新を認めない「連座制」を適用し、同社や関係自治体に通知したと発表した。愛知県と名古屋市はこれに先立ち、県内5カ所のホ
大手ゼネコン鹿島とソフトバンク子会社の「BOLDLY(ボードリー)」(東京)などは26日、特定の条件下でシステムがすべて操作する「レベル4」の自動運転でバスを運行する許可を取得したと発表した。民間では初めてで、7月以降に羽田空港近くの複合施設「羽田イノベーションシティ」内で運行を開始する。
オウム真理教による松本サリン事件から27日で30年となった。23歳だった会社員の息子を失った小林房枝さん(82)=静岡県掛川市=は「あっという間に過ぎてしまった」とつぶやく。教団の元幹部らに対し「ただ息子を返してよということだけ」と今も消えない憎しみをあらわにする。 息子の豊さんは、明るく人
上野動物園(東京都台東区)は27日までに、3歳を迎えた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の最新写真を公開した。双子は同園で2021年6月23日に生まれており、いずれも健康状態は良好という。 同園によると、最近は暑い日が続いたことを受け、双子にジュースなどで作った氷を
岸田文雄首相(自民党総裁)は25日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、物価高対策として8~10月に再実施する電気・ガス料金の負担軽減の補助金について、週内に与党案をまとめる方針で一致した。これを受け、自公はそれぞれ会合を開き、具体策の検討に着手した。 政府は4月まで、電気料金は1㌗時
総務省は25日、ふるさと納税に関する基準を見直し、利用者にポイントを付与する仲介サイトを使って自治体が寄付を募ることを禁止すると発表した。サイト間の競争が過熱していることを受けた措置で、ポイントを付与するサイトを通じて寄付を集める場合は、制度の対象外とする。2025年10月から適用する。 ポ
東京都知事選(7月7日投開票)の掲示板に同一のポスターが多数貼られる事態を受け、与野党幹部は日、公職選挙法改正を念頭に法的措置を検討する必要性に言及した。自民党内では都知事選後に、都選挙管理委員会などから聴取し、議論に着手すべきだとの声も上がっている。 自民の茂木敏充幹事長は記者会見で「公
【ロンドン時事】英国訪問中の天皇、皇后両陛下は25日夜(日本時間26日未明)、ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に臨まれた。国王に続き、天皇陛下も英語であいさつし、「日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありました」と先の大戦に言及。「お互いを理解し合
20年ぶりとなる新紙幣が間もなくお目見えする。発行は7月3日に始まるが、肖像に採用された渋沢栄一ら3人のゆかりの地では関連グッズなどが好評で、町は人気にあやかった盛り上がりに期待している。 新1万円札の渋沢が生まれた埼玉県深谷市。「道の駅おかべ」ではネクタイや日本酒など関連グッズ約90種類が
9月の自民党総裁選に向け、同党内から岸田文雄首相(党総裁)への退陣要求が噴出した。派閥裏金事件を巡り地元で厳しい批判にさらされる若手が口火を切り、非主流派のキーパーソンと目される菅義偉前首相が事実上の退陣論をぶち上げた。次期衆院選への危機感が党を覆っており、今後、退陣論が拡大する可能性もある。
福岡市博多区のJR博多駅近くの路上で昨年1月、会社員女性が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた元交際相手、寺内進被告(32)の裁判員裁判の公判が24日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)であり、検察側は「残忍極まりない犯行」などと非難し、懲役30年を求刑した。この日で結審し、判決は28日。 公判
石川県警は24日、能登半島地震で大規模な土砂崩れが発生した輪島市市ノ瀬町で、行方不明となっている瓦ぶき職人、垣地英次さん(56)の捜索を再開した。現場を訪れた兄の弘明さん(59)=金沢市=は「早く出てこい」と帰りを願った。 1月の地震で市ノ瀬町では約170万立方メートルもの土砂が崩落し、英次
沖縄は23日、太平洋戦争末期に国内最大の地上戦となった沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎えた。79年前、最後の激戦が繰り広げられた糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれ、遺族らが犠牲となった約20万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。 追悼式には、
自民党の菅義偉前首相は23日の文芸春秋のオンライン番組で、9月に予定される党総裁選について、複数の候補者が出馬し、論争を戦わせるべきだとの考えを示した。岸田文雄首相の政権運営を「(派閥裏金事件の)責任を取らなかった」と批判。一方で石破茂元幹事長ら複数の「ポスト岸田」候補に言及しつつ、誰を推すかは「
約20万人が犠牲となった沖縄戦の悲惨な記憶を風化させまいと、沖縄県立読谷高校(読谷村)の生徒らが毎年、オリジナルの劇を披露している。戦後79年となった今年は3年生、大城樹菜さん(17)を中心に練習を重ね、「心に残るように」との思いを込め、舞台に立った。 劇は同校で約年前から毎年6月に実施し
21日に閣議決定された政府の経済財政運営の基本指針「骨太の方針」では、「人口減少を機会と捉え、新技術の徹底した社会実装を促進する」とし、高速道路での自動運転について「今後10年で全国展開を図る」と明記した。一方、一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」の全面解禁は、引き続き議論
岸田文雄首相は21日の記者会見で、9月の自民党総裁任期満了に伴う総裁選に関し「デフレ脱却や政治改革、憲法改正といった道半ばの課題がある」と述べ、再選に意欲を示した。「今日まで結論を出せなかった課題に、勇気と覚悟を持って結論を出していく。歴史的な転換点だから、そうした決断が求められる」とも述べた。
日本が商業捕鯨を再開して間もなく5年。近年、クジラは食材としてのなじみが薄れつつあるが、ここへきて水産庁がクジラの捕獲枠を新設する方針を示したほか、大型捕鯨母船が初操業するなど、新たな動きが出てきた。 日本は古くからクジラを利用してきたが、資源保護のため1982年に国際捕鯨委員会(IWC)が
任期満了に伴う東京都知事選が20日に告示され、17日間の首都決戦が始まった。56人が届け出て、候補者数は過去最多だった前回の22人を大きく上回った。今回は、現職で3選を目指す小池百合子知事(71)に、前参院議員の蓮舫氏(56)ら新人が挑む構図。2期8年の小池都政に対する評価が主な争点となり、子育て
将棋の藤井聡太叡王(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に伊藤匠七段(21)が挑戦する第9期叡王戦5番勝負の最終局が20日、甲府市で指され、後手の伊藤七段が156手で勝ち、3勝2敗でタイトルを奪取した。伊藤七段は初戴冠。昨年10月、史上初の八冠制覇を果たした藤井は、23回
衆院は20日の本会議で、立憲民主党が単独提出した岸田内閣に対する不信任決議案を自民、公明両党などの反対多数で否決した。日本維新の会と共産党、国民民主党などは賛成した。立民は、同日告示の東京都知事選や次期衆院選に向け、政権との対決姿勢を強める方針だ。通常国会は日曜日の23日が会期末で、21日に事実上
ネイリストが施設などに出張し、高齢者や障害者の爪をマニキュアで彩る「福祉ネイル」が広がりを見せている。養成団体によると、福祉ネイリストと認定された人は4年間で3・5倍に増加。利用者がいる高齢者施設の職員からは「入居者の楽しみにつながっている」と声が上がる。 福祉ネイルは、ネイルサロンを経
任期満了に伴う東京都知事選が20日に告示され、17日間の選挙戦が始まる。現職で3選を目指す小池百合子知事(71)に、旧民主党政権で行政刷新相を務めた蓮舫氏(56)ら新人が挑む。2期8年の小池都政に対する評価が主な争点となり、子育て支援策や行財政改革などを巡って論戦が繰り広げられる見通しだ。投開票は
2025年大阪・関西万博で建設が遅れている海外パビリオンを巡り、日本国際博覧会協会が整備する簡易型パビリオンへの移行が進まず、数十億円を協会で負担する見通しとなっていることが19日、分かった。会場建設費の予備費130億円から捻出する可能性もあるという。 海外パビリオンは、当初60カ国が自前で
東京都品川区戸越の住宅で母子4人が死亡した事件で、住民の介護福祉士高波冬美さん(37)への殺人容疑で逮捕された元夫の無職後藤祐介容疑者(46)が「子どもも家も自分もなくなってしまえばいいと思った」と子ども3人の殺害や住宅放火への関与をほのめかしていたことが19日、警視庁捜査1課への取材で分かった。
著名人の名前や顔写真を無断で使ったSNS上の広告による詐欺被害が相次いでいる問題で、昨年度に消費者から寄せられた相談件数は1629件で、前年度の10倍近くに急増した。契約金額も約3倍に増えており、国民生活センターは「SNSでの勧誘はまず疑って」と呼び掛けている。 同センターによると、全国の消