記者コラム 風 震災の教訓
- 2021年3月24日
東日本大震災から10年を迎えた11日、苫小牧市内の中学校や高校で震災講話や黙とうをする様子を取材した。まだ幼かった中高生にとって、当時の記憶はないだろうと思っていたが、生徒たちが「津波を見て東北に住む親戚を心配した」「苫小牧でも揺れて、家の外へ逃げた」と口にしたことに驚いた。 市内の保育園
東日本大震災から10年を迎えた11日、苫小牧市内の中学校や高校で震災講話や黙とうをする様子を取材した。まだ幼かった中高生にとって、当時の記憶はないだろうと思っていたが、生徒たちが「津波を見て東北に住む親戚を心配した」「苫小牧でも揺れて、家の外へ逃げた」と口にしたことに驚いた。 市内の保育園
苫小牧市の双葉町町内会(猪股瑞彦会長)は、双葉町1号公園の花壇を鉄柱で囲い、防獣ネットで覆ってチューリップの球根400球を、野生のシカによる食害から守っている。 双葉町内では昨年から住宅街で野生のシカを見掛けるようになり、植えていたチューリップが食害に遭った公園があった。園内でシカのふんが
苫小牧市交通安全推進委員会は18日、市内寿町、汐見町、高砂町、浜町の約1400戸を訪ね、交通安全を呼び掛ける啓発チラシを配布しながら交通マナーの厳守を呼び掛けた。 年に数回取り組んでいる活動。市の交通指導員ら12人が、1戸ずつ「横断歩道を使い、さらに反射材で対策」などと書かれたチラシを郵便
苫小牧市内と白老町の4ロータリークラブ(苫小牧、苫小牧北、苫小牧東、白老)はこのほど、コロナ禍の第一線で働く医療従事者への支援金として、市医師会に現金50万円を寄付した。 新型コロナウイルスの流行で例年開催しているインターシティミーティング(IM)を中止。実施していた際に掛かる登録料の一部
22日午前6時ごろ、苫小牧市矢代町の苫小牧西小学校の校庭に約20頭のエゾシカの群れが現れ、通報を受けた苫小牧署などが駆け付け、付近の警戒に当たる騒ぎがあった。 パトカー10台、署員約20人が出動するなど周辺は一時騒然。西小学校では教諭ら約10人が通学路や交差点に立ち、児童を迂回(うかい)登
地域の安全と安心を守る消防団。苫小牧市内では10分団が火災や災害時の初期出動などに対応しているが、定員287人に対し、所属人数は2月末時点で227人と充足率が8割弱にとどまる。転勤などで参加を辞退する団員の補充が進まないほか、少子高齢化の流れもあって人手不足は常態化。2020年度は新型コロナウイル
苫小牧市でカレーラーメンを提供する飲食店店主らでつくる「とまこまいカレーラーメン振興局」が、第9弾の「とまこまい・東いぶりカレーラーメンマップ」を発行した。裏表紙がスタンプラリーの台紙になっており、各店のカレーラーメン1杯につき、スタンプを1個押印。集めたスタンプの数に応じて抽選で温泉宿泊券などが
部員2人で活動している苫小牧中央高校の吹奏楽部が、中高生を対象にした「ジュニア打楽器アンサンブルコンクール」(日本打楽器協会主催)の1次審査を通過し、30日に埼玉県和光市で開かれる全国大会に出場する。中居向巧捷(なかいむき・たくと)部長(17)=2年=は「全国で賞を取ることを目標に活動してきた。良
22日午後0時半ごろ、北広島市新富町西1のJR千歳線北広島―島松間の音江別高台線踏切で札幌発函館行き特急北斗12号(5両編成)と男性が接触し、間もなく死亡した。厚別署が身元の特定を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。 JR北海道によると、乗客78人にけがはなかった。この事故で苫小牧発
水道使用量を自動検針できるスマートメーターについて、苫小牧市が一部地域で始めた実証試験の初年度が終わる。データ通信は100%近く成功し、2021年度も検証を続けた上で、実用性が認められれば23年度から検針が難しい場所で先行導入する方針。労働力不足が見込まれる上下水道事業の安定化と効率化を狙うが、コ
食品ロス削減のため、料理の食べ残しを容器に入れて持ち帰ってもらうサービスを、苫小牧市内の飲食店が始めている。無料容器の提供だけでなく、ご飯付きで販売するアイデアも生まれ、来店客に好評だ。 焼き肉店などを展開する金剛園(本店苫小牧市新中野町)は2020年12月から市内の金剛園で、肉を食べ残し
道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに50人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち13人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を上回るのは8日連続。道内の死者は累計で733人、感染者は延べ2万421人(実人数2万366人)となった。 死亡したのは、道発表の居住
函館税関苫小牧税関支署がまとめた2月の苫小牧港貿易概況(速報値)によると、輸出入総額は前年同月比3%増の708億2900万円で、19カ月ぶりに前年同月の実績を上回った。700億円台に回復したのは2020年1月以来13カ月ぶり。 輸出は、17・4%減の84億5200万円で12カ月連続の前年割
北海道エアポートは19日、新千歳空港の2月の航空概況を発表した。国内線の乗降客数は、前年同月比75・2%減の36万1461人。国際線は昨年4月以来、11カ月連続のゼロだった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客需要減退の影響が継続している。 国内線の主な内訳は、羽田線が72・9%減の19
帝国データバンク札幌支店は、2月の新型コロナウイルス感染症に対する道内企業の意識調査結果を発表した。感染症による自社の業績について「マイナスの影響がある」と見込む企業は71・6%と依然として7割を超えているが、前月に比べ4・1ポイント改善。ワクチン普及への期待度の高まりなどを背景に、2カ月ぶりに減
道教育委員会は22日、2021年度公立高校入試2次募集の人員状況を発表した。2次募集を行うのは全日制161校233学科(4998人)、定時制38校42学科(1223人)で、全体の募集人員6221人。24日午後4時半まで各校で出願を受け付け、26日までに合格発表する。 1次募集の合格者は全日
第1管区海上保安本部は26日、海上保安学校(京都府舞鶴市)学生の募集を始める。申し込みはインターネットや郵送などで行う。締め切りは4月2日(郵送・持参は29日)。 1次試験(筆記試験)は5月16日、2次試験(面接など)は6月9~30日に実施する。小樽市内などが試験会場となり、採用予定人数は
恵庭市議会の2021年度第1回定例会は22日、本会議を再開し、31日で退任する北越俊二副市長(72)の後任に横道義孝総務部長(58)を選任する人事案に同意。総額278億7900万円の21年度一般会計予算案など議案9件を可決した。陳情1件の審議を厚生消防委員会に付託し閉会した。 横道氏は、1
道議会予算特別委員会(松浦宗信委員長)は22日、議会側と理事者側の事前協議で5時間半にわたり空転し、総括質疑に入れず、23日に持ち越した。 予算委はこの日、鈴木直道知事が出席して各会派一巡の総括質疑を行う予定だった。午後1時に開会したものの、知事答弁をめぐる事前協議で空転。同6時半すぎに再
恵庭市の原田裕市長は22日、記者会見を行い、新型コロナウイルス感染症対策として、重篤化リスクの高い人と接する機会が多い医療従事者に任意で新型コロナウイルスのPCR検査を行う考えを示した。また、希望があった市内156事業所に検査キットを配布したことも強調した。 市内では今年に入り、クラ
日本テレビの情報番組でのアイヌ民族に対する不適切表現について、同局の小杉善信社長は22日の定例の記者会見で「アイヌ民族の皆さま、関係各方面の皆さまに深くおわび申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と陳謝した。 小杉社長は「(不適切表現の放送を)最終的に決定したのは社員プロデューサー。責
鈴木直道知事は22日までに、4月1日付の2021年度定期人事で、花岡祐志胆振総合振興局長(57)を異動させ、後任に谷内浩史総務部人事局長(54)を起用する方針を固めた。 谷内氏は、北大法学部卒。1989年に道庁入り。総務部危機対策課長、人事課長、総合政策部政策局の計画推進担当局長などを歴任
(24日) 苫小牧 在庁執務。 千 歳 在庁執務。 恵 庭 午前10時、水と緑のまちづくり表彰式(市民会館)。午後4時、新型コロナウイルス感染症対策本部会議。 白 老 在庁執務。 安 平 在庁執務。 厚 真 午後1時、都市計画審議会およびまちづくり委員会(総合福
苫小牧市ときわ町の苫小牧民報山下販売店(山下晃弘店主)が、地域の新1年生に名前入り鉛筆をプレゼントするキャンペーンの当選者20人が決まった。同店で受け渡しを行っている。 新入学をお祝いしようと毎年実施している「地域感謝キャンペーン」の一環で、今年で10回目。同店の配達エリア在住で、新1年生
全国えりすぐりの和食材・グルメ商品を取り扱う「久世福商店」が25日、苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧1階にオープンする。道内5店舗目、胆振・日高には初出店で、ギフトコーナーに力を入れる。 販売代行業サーズ(札幌)のフランチャイズ経営。売り場面積は約150平方メートルで、だしやしょうゆ、みそ
苫小牧CCUS・カーボンリサイクル促進協議会、苫小牧水素エネルギープロジェクト会議は19日、合同勉強会をウェブ上で初開催した。市内企業など約60人が傍聴し、二酸化炭素(CO2)を回収、有効利用、貯留する「CCUS」などの取り組みに理解を深めた。 両団体の事務局を担う市は2021年度、地域の
苫小牧市内の子育ての会、苫小牧西子ども劇場(三浦加奈子運営委員長)はこのほど、市文化交流センターで鑑賞例会を開いた。未就学児、小学校低学年の子どもとその保護者約80人が、子どもの豊かな想像力を基にした劇を楽しんだ。 演目は劇団風の子北海道の「おひさまおはよう」。劇団員2人が「ちっちゃい子の
苫小牧市社会福祉協議会は18日、市民活動センターで2020年度最後の「しゃきょうふれあいサロン」を開催した。市民23人が健康運動「ふまねっと」や、頭の体操「ナインタイル」を楽しんだ。 注意力向上に効果のある「ふまねっと」は、リズムを取りながら行う、足踏みと手拍子を組み合わせた運動。終了後に
苫小牧市の一区町内会(吉田利昭会長)は、会員403世帯に世帯当たり2000円分の商品券を、役員が手分けをして配布した。新型コロナウイルスの感染拡大で町内会行事を多数中止したため、会費の一部を会員に還元した。 商品券は、市内のスーパーやドラッグストア、飲食店などで使用できる。 役員5
道立特別支援学校の児童生徒の文化的活動を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、大勢の人に見てもらおうと、道教委が民間の協力を得て「ばーちゃる文化祭」の動画編集を進めている。3月末をめどに道教委ホームページで動画配信する予定だ。 動画製作は、道立特別支援学校の文化的成果の発表を通して児童生