風化させない、決意新た 犠牲者しのび、各地で追悼―阪神大震災30年
- 2025年1月17日
死者6434人、負傷者4万3792人を出した阪神大震災は17日、発生から30年の節目を迎えた。震災後生まれの人が増え、記憶の風化が進む中、能登半島地震など各地で災害は頻発している。遺族らは震災の教訓を次世代につなげる決意を新たにし、犠牲者の冥福を祈った。 神戸市中央区の公園「東遊園地」では市
死者6434人、負傷者4万3792人を出した阪神大震災は17日、発生から30年の節目を迎えた。震災後生まれの人が増え、記憶の風化が進む中、能登半島地震など各地で災害は頻発している。遺族らは震災の教訓を次世代につなげる決意を新たにし、犠牲者の冥福を祈った。 神戸市中央区の公園「東遊園地」では市
神戸市で開催された阪神大震災の追悼行事で、遺族代表として追悼の言葉を述べた小学校教諭の長谷川元気さん(38)=同市垂水区=は、地震で母と弟を亡くした。「大切な人はある日突然亡くなってしまう。後悔のないように今できる備えをしてほしい」。今は語り部団体の代表として、被災経験を通じた身近な人の大切さや災
【カイロ時事】イスラエルのメディアは16日、同国政府がパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとの停戦合意の承認を17日以降に延期したと報じた。承認は16日の閣議で行われるとみられていた。19日とされていた停戦発効日がずれ込む可能性もあるという。 合意は、停戦交渉を仲介したカタールが15日に
人気ロックバンド「サカナクション」のライブ会場での大量殺人を予告したなどとして、警視庁捜査1課は16日までに威力業務妨害容疑で、住所不定、無職鈴木啓太容疑者(26)を再逮捕した。容疑を否認している。 同容疑者は2016年8月ごろから同バンドのファンクラブ会員だったといい、同課が詳しい動機を調
苫小牧商工会議所青年部(藤淳一会長)は、JR苫小牧駅周辺の再開発に向けて、「苫小牧にこんな子育て施設がほしい」という市民の声を集めようと、31日までウェブアンケートを実施している。市に対して予定する政策提言の根拠にする考えで、市民に協力を呼び掛けている。 同青年部は、50歳以下の商議所会員
苫小牧発明研究会(園田政廣会長)は2月1日午前10時~午後3時、「発明&デザイン『地域宝おこし』~アイデアは頭と心の健康体操」を市民活動センター(若草町)で開く。 会員の発明品やアイデア品、意匠登録された製品などを展示する毎年恒例の催し。市民の特許申請支援や試作品づくりの協力、発明・アイデ
主要航空各社がまとめた昨年12月の利用実績によると、本道発着路線の旅客数は日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)いずれも、前年実績を約1割上回った。 JALは12・2%増の63万2207人で、4カ月連続のプラス。搭乗率は5・6ポイント増の78・8%。このうち主力
日本自動車販売協会連合会札幌支部室蘭事務所のまとめによると、昨年12月の胆振・日高地域の新車登録台数(軽自動車を除く)は前年同月比4・9%減の627台で、前年実績を2カ月連続で下回った。
「1990年代に倒産したはずのブルーハウスの雑貨店が2000年代に入ってもこの辺で営業していたな」「あそこにハリウッド風の映画看板みたいのが立っていたっけ」。マイカー通勤中、車窓から苫小牧市西部の国道沿いに目をやるとふとそんなことを思い出すことがある。 この20年余りでまちの風景は随分変わ
苫小牧市の拓勇東町内会(山端豊城会長)が推進している、業務の一部をデジタル化する取り組みに注目が集まっている。佐藤一美副会長(54)が東京都内で開催された全国の町内会、自治会向け講座で活動報告を行ったことがきっかけで、道外からの視察が相次いでいる。 公益財団法人あしたの日本を創る協会(東京
苫小牧桜木郵便局の原敏彦局長(64)が出勤前に続けてきたごみ拾いの通算活動年数が今年、20年を迎える。苫小牧市が郵便番号「053」にちなんで「ゼロごみ大作戦」を展開していることにも「縁を感じる」といい、「ごみがゼロになる日まで活動を続けたい」と決意を新たにしている。 原さんは苫小牧澄川郵便
苫小牧郷土文化研究会(斎野伊知郎会長)と苫小牧市美術博物館は26日午後1時半から、「厚真町の遺跡からたどる中近世アイヌ史」をテーマにした第43回市民公開講座を同館で開く=写真=。参加無料、申し込み不要。希望者は直接会場へ。 講師は厚真町の遺跡発掘調査に長年携わる同町教育委員会の乾哲也学芸員
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターが発表した昨年12月の道内の火山活動状況によると、常時監視対象火山のうち、樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)はいずれも噴火警戒レベル「1(活火山であることに留意)」のままだった。 樽前山は同13日に振幅の小さな火山性地震が一時的に増
16日午前7時38分ごろ、浦河沖を震源とする地震があり、苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町、千歳市、登別市、日高町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロで、地震の規模を示すマグニチュードは4・7。
北海道中途難失聴者協会・苫小牧支部(清野三男支部長)は19日午前10時から、苫小牧市民活動センターで、障害特性を学び、日常生活の中でちょっとした手助けをする「あいサポーター」の養成講座を開く。会員外の一般市民の受講も可能で、聴覚障害者向けに音声言語を文字にして伝える要約筆記通訳も行う。 共
苫小牧市内の学生団体「BABYMIND(ベビーマインド)」(伊藤紗矢香代表)は19日午後0時40分から、市表町のまちなか交流センターココトマでまちづくりイベントを開く。中高生がまちに対する不満や希望を自由に語り合い、参加した大人に提案する―という内容。現在、生徒や大人の参加者を募集中で、伊藤代表(
苫小牧市内の明野柳町内会(鈴木俊文会長)は12日、同町総合福祉会館で「新春もちつき大会」を開いた。幼児や小中学生、保護者など約130人が参加し、餅つきや餅バイキングを楽しんだ。 年始の恒例行事で、今年は約40キロのもち米を用意。子どもたちは町内会役員らの手ほどきを受けながら、「よいしょ!よ
苫小牧市ボランティア連絡協議会(伴辺久子会長)は12日、市民活動センターでカレンダーのチャリティー即売会を開いた。企業や市民から提供されたカレンダーや手帳など6000点を超える品が並び、買い求める市民らで大盛況となった。 収益を地域のボランティア振興に充てる取り組みで、21回目。毎回楽しみ
冬の白老を味覚で堪能してもらおうと町内の飲食店2店が、新メニューの提供を始めた。町社台289のファームレストラン「ウエムラ・ビヨンド」は15日から、白老牛を使ったカレーやパスタを提供。町大町3のイタリアン「オルセット」は16日から、町内で捕れたシカ肉を使ったラビオリを扱う。 ウエムラ・ビヨ
胆振東部消防組合は14日、2024年秋の叙勲で瑞宝単光章を受章した大頭龍一さん(72)と第43回危険業務従事者叙勲で瑞宝単光章を受章した粒来裕人さん(66)の伝達式をむかわ町産業会館で行った。2人は同組合管理者の宮坂尚市朗厚真町長から勲記と勲章を受け取った。 大頭さんは、1980年に同組合
白老青年会議所(JC)の新年交礼会が15日、白老町中央公民館で開かれ、来賓を含め約125人が出席した。2025年度のスローガンは「新風堂動~伝統と革新、信念と行動力~」。新理事長に就任する佐藤雄大氏は「全員で挑戦し、行動し続け、未来を切り開く一年とする」と郷土に貢献する決意を新たにした。
厚真町は、4月以降に採用する保健師1人を募集している。1次試験は書類選考、2次試験は適性検査と面接を行う。応募締め切りは今月31日。 受験資格は1979年4月2日以降に生まれ、高校、短大(工業高等専門学校や2年制以上の専門学校を含む)、大学卒業程度の学力を有する人。かつ保健師資格と普通自動
東日本大震災後に発生した東京電力福島第1原発事故で立ち入り禁止となった区域にある牧場にとどまり、牛の世話を続ける酪農家の姿を描いた絵本「希望の牧場」(岩崎書店)の挿絵の原画展が17~27日、白老町大町3のまたたび文庫で開かれる。絵本画家吉田尚令さん(54)の原画や下書きなど約20点が並ぶ。
白老町は2月12日と20日の午後1時から、「はじめてのスマートフォン(スマホ)体験型講習会」を開催する。スマホを実際に使いながら基本操作を学ぶ。12日は虎杖浜生活館、20日は白老町中央公民館でそれぞれ開く。参加無料。 12日は「スマホの基本と防災体験」で、基本動作のほか災害時に役立つ機能を
不動産担保や経営者保証などによらない、資金調達の新たな選択肢になり得る「企業価値担保権」が注目を集めている。この企業価値担保権の創設などを骨子とする「事業性融資の推進等に関する法律」が2024年6月に公布され、成立から2年半以内に施行が予定されているからだ。帝国データバンク札幌支店では、同担保権に
道は15日までに、道内の昨年12月30日~1月5日の道内定点医療機関(187カ所)1カ所当たりのインフルエンザの患者数が34.71人だったと公表した。年末年始で休診が増えたため、前週(59.87人)から25.16人減ったものの、3週連続で警報基準(30人以上)を上回った。道では引き続き基本的な感染
(17日) 苫小牧 東京出張。 千 歳 午前10時、北千歳駐屯地二十歳の集い(北千歳駐屯地)。正午、金曜会(新千歳空港)。午後6時30分、千歳工業クラブ新年交礼会(ANAクラウンプラザホテル千歳)。 白 老 午前10時、経営会議。午後6時、町商工会新年交礼会(経済センター)。
江別市の公園で昨年10月、大学生長谷知哉さん=当時(20)=が暴行を受け死亡した事件で、札幌地検は15日、家裁から検察官送致(逆送)された16~18歳の少年4人を強盗致死や詐欺などの罪で起訴した。認否は明らかにしていない。 事件では、強盗致死罪などで、いずれも江別市の大学生八木原亜麻(20
自民党の高市早苗衆院議員ら3人に「安倍晋三の次はお前だ」などと書かれた脅迫文を送ったとして、警視庁捜査1課は15日、脅迫容疑で、雄武高校(オホーツク管内雄武町)の教諭池村啓容疑者(65)を再逮捕した。容疑を認め、「統一教会の問題など、国会議員としてあるまじき言動に腹が立った」などと供述しているとい
【ソウル時事】韓国の合同捜査本部が尹錫悦大統領の拘束令状再執行に踏み切った15日午前、尹氏支持者は氷点下の冷え込みの中、ソウル市内の大統領公邸前に集結。長時間にわたり、凍えそうになりながら尹氏に声援を送った。拘束の報が伝わると、「尹氏に恥をかかせるためだ」と当局への憤りをあらわに。一方、拘束を求め