シシャモ記録的不漁 漁獲量わずか64キロ 昨夏の海水温の高さ要因か むかわ
- 2022年10月31日
「鵡川ししゃも」のブランドで知られるむかわ町特産シシャモの漁獲量は今季、わずか64・6キロにとどまり、記録が残る1998年以降で最も少なかったことが分かった。鵡川漁協によると、過去最低だった昨季の1・4トンを大きく下回った。水産研究機関は、昨年夏の海水温の高さで稚魚の多くが死んだのでは―と推察する
「鵡川ししゃも」のブランドで知られるむかわ町特産シシャモの漁獲量は今季、わずか64・6キロにとどまり、記録が残る1998年以降で最も少なかったことが分かった。鵡川漁協によると、過去最低だった昨季の1・4トンを大きく下回った。水産研究機関は、昨年夏の海水温の高さで稚魚の多くが死んだのでは―と推察する
厚真町の養鶏場で高病原性とみられる鳥インフルエンザが確認された問題で、道は31日、鶏16万3474羽の殺処分を同日午前8時に終了したと発表した。汚染物品の埋却と鶏舎内の清掃・消毒の防疫作業は引き続き行っている。殺処分は11月1日まで、防疫措置は11月3日までに完了する計画だったが、殺処分は予定より
胆振海区(噴火湾―むかわ)の秋サケ定置網漁は20日現在、漁獲量が前年同期比61・1%増の719トンとなり、前年の年間漁獲量(603トン)を超えた。 漁が解禁された9月1日からの累計値。胆振海区漁業調整委員会が苫小牧、鵡川、いぶり中央、室蘭、いぶり噴火湾の5漁業協同組合の漁獲速報をまとめた。
苫小牧市は29日、岩倉博文市長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。11月4日までの療養の間、職務代理者を置かず、佐藤裕、木村淳両副市長が公務に対応する。 市によると、28日夜に37度の発熱があり、29日に抗原検査キットで陽性が判明した。喉の違和感や微熱の症状が出たが、現在は熱が下がっ
誰にでも子どもの頃にあった。雪が白い妖精のように思えた日。天井の木目が何かの顔に見えて怖くなった日。空に浮かぶ雲を花や動物になぞらえた日…。 その記憶をよみがえらせてくれるのが、「週刊新潮」の表紙絵を創刊時から四半世紀手掛けた画家谷内六郎(1921―81年)の作品。苫小牧市と
道と札幌市などは30日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3658人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を10日連続で上回った。道内の感染者は延べ83万4416人となった。 死亡したのは道公表の5人(70代と90代の男性各1人、90代の女性2人、年代・性別非
苫小牧市港町の海の駅ぷらっとみなと市場内にある山本水産(山本英誠社長)は、11月で50周年を迎える。創業者で会長の山本英行さん(80)は「半世紀にわたって魚店をやれたのは、支えてくれた市民や周囲の人のおかげ」と感謝する。 英行さんは1941年、上川管内の旧神楽町(現旭川市)で生まれた。地元
苫小牧市有明町の苫小牧第一観光ハイヤー(西本厚三社長)は25日、妊娠中の乗客への対応を学ぶ研修会を社内で開いた。北海道大学大学院保健科学院(札幌市)の助産師日野真莉絵さんを講師に迎え、乗務員ら約30人が受講した。 日野さんは、妊婦が乗降する際に体のバランスを崩さないようサポートしたり、荷物
日本海事広報協会(東京)は26日、苫小牧開成中学校の2年生38人を対象に海洋キャリア教育セミナーを開いた。海上保安庁や港湾運送業など海の業務を担う4団体が、中学生に仕事の魅力をアピールした。 同協会担当者が苫小牧港の概要を説明した後、生徒たちは海洋研究、海上保安官など四つの分野に分かれ、関
苫小牧市は高丘霊葬場の待合ロビーのテーブルやソファなどを新調した。1997年の供用開始から使っていた備品を取り替え、ロビーの空間を一新した。 市環境生活課によると、待合ロビーは会葬者に利用されているが、テーブルや椅子などの備品の劣化が目立つようになり、8月に約380万円掛けてソファと1人掛
◇感謝しています 19日午後、キャッシュコーナーで入れ方を間違ったのか、カードが戻らないまま機械が使用禁止となりました。難聴のため、備え付けの緊急用電話でスムーズに連絡できずにいたところ、後ろに並んでいた女性が見かねて助けてくださり、30分後に係の方が来ることになってお別れしました。お忙し
来月カタールで開幕する2022FIFAワールドカップに向けて、日本サッカー協会(JFA)の日本代表公式チームバス「JFA’s DREAM」号が28日、白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)を訪れた。地元のサッカー少年らが、代表選手へ応援メッセージを寄せた。 JFAの「全国バスキャラバ
厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は28日、恒例の古紙回収に合わせ、学校敷地内で「焼きいも会」を開いた。生徒と教職員、保護者らがサツマイモを焼いて心和むひとときを過ごした。 同校PTAのレクリエーション。これまでは餅つき大会を開いていたが、コロナ禍の中でもできることとして昨年から実施してい
白老町大町商店街にある地域食堂グランマと向かいに立地する駐車場で30日に開かれたイベント「ハロウイン・グランマルシェ」で、仮装コンテストが開催された。町民ら51人が参加し、自身の”変身”をアピールした。 イベントは同店を運営する合同会社WakuWakuしらおい(林啓
白老町の駅北観光商業ゾーンに展示されている蒸気機関車「SLポロト号」に27日、冬囲いのシートがかぶせられた。雪によるさびを防ぐためで、子どもたちや観光客の関心を集めた人気者は、一足早く冬休みに入った。 1939年製造のSLポロト号は「デゴイチ」の愛称で知られるD51―333型で、総重量は1
白老町の医療法人社団生田医院(生田好広理事長)が運営する町萩野の介護老人保健施設さくらは26日、施設内で敬老会を開き、入所者で喜寿(77歳)から100歳の節目を迎えたお年寄りに長寿を祝う記念品を贈った。 敬老会は例年9月に開いているが、今年はコロナ禍の影響で10月に延期した。同法人の生田利
厚真町内で胆振東部地震の影響を受けた用水路災害復旧工事などに携わる宮坂建設工業(本社帯広市)は29日、地域貢献の一環で、幼虫の餌になるカワニナ10キロ(5万円相当)を町内のホタル愛好家、長橋政徳さん(74)に寄贈した。 長橋さんは毎年ホタルの幼虫を育て、町内の川へ放流する活動を続けている。
道総研セミナー「超巨大地震と津波 どう避難するか?」が11月5日午後1時30分から、札幌市中央区の紀伊國屋書店札幌本店で開催される。 道総研エネルギー・環境・地質研究所の仁科健二主査、道総研北方建築総合研究所の戸松誠研究主幹が講演。近い将来、発生が予測される太平洋沿岸の超巨大地震・津波につ
◇新ワクチンの集団接種始まる(22日) 苫小牧市は、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良型ワクチンの集団接種会場をグランドホテルニュー王子に開設した。初日は約300人が接種を済ませた。ファイザー製を使用し12月17日まで週2~4日の計19日間実施する。 ◇震災復興祈念し、厚真町吉
(11月1日) 苫小牧 自宅療養。 千 歳 午前9時、定例庁議。 恵 庭 午前11時、市功労者表彰式(市民会館)。 白 老 在庁執務。 安 平 北海道合併市町連携会議総会(オホーツク管内遠軽町)。午後6時30分、安平・町政懇談会。 厚 真 午前10時、町表彰式(
道は、米ハワイ州との友好提携5周年を記念して、来年1月にホノルル市内で実施する道産品販路拡大事業「北海道フェア」の参加企業を募集している。 同フェアは1月13日から20日まで、日系高級スーパー「J‐Shop」で道産品をテスト販売する。同店は生鮮品や日本各地の特産品、弁当などを取り扱っている
東大北海道演習林を育てた「どろ亀さん」こと故高橋延清東大名誉教授と、作家でナチュラリストの故C・W・ニコルさんの足跡を紹介する「どろ亀×C・W・ニコルさん追悼展『森の心、そして祈り』」が11月4日から道新DO―BOX(北海道新聞社1階)=札幌市中央区大通西3=で開かれる。 今年
苫小牧市表町に8月オープンしたラーメン専門店。おにぎり専門店として市民に愛された「おにぎりこころ」が閉店し、ラーメン店として生まれ変わった。上質な国産の豚骨のおいしい部分だけをぜいたくに使った「塩とんこつラーメン」を提供している。 味は1種類でラーメン(850円)、大盛り(950円)、チャ
マルハン苫小牧駅前店はこのほど、苫小牧市大成児童センターに段ボール箱7箱分のチョコレートやスナック菓子を寄贈した。 同店の社会貢献事業で、菓子は客が景品として交換し、店内に設置した「寄付ボックス」に寄せたもの。 同センターを利用する苫小牧大成小学校3年の山田美佑さん(8)は「お菓子
苫小牧市の郵便局長夫人会苫小牧西部会はこのほど、市社会福祉協議会の愛情銀行にリングプル0・34キロとペットボトルキャップ4・64キロを寄付した。会員から集めた善意。
日本教育公務員弘済会北海道支部はこのほど、苫小牧緑小学校(森田芳明校長、児童数485人)にハンディー顕微鏡35台を寄贈した。 同支部の教育文化事業「スクールアシストパック」の一環。理科授業を充実させたいという同校の申し込みを受けた。 川上博参事が同校を訪れ、代表児童2人に手渡した。
苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長)は25日、校区内にある苫小牧若草小学校(毛利毅校長)で音楽授業を行った。同中学校の教諭が6年生53人に、中学での授業をイメージできるように、合唱やリコーダー演奏を指導した。 小中連携事業の一環で、大山紀伯教諭が指導した。合唱では歌詞の意味を考えるなど、曲に理
苫小牧市北栄町の沼ノ端交流センターはこのほど、トピリカフェスティバルを同施設で開いた。親子連れなど地域住民565人が来場し、謎解きゲームなどさまざまな催しを楽しんだ。 世代間交流と子どもに発表の場をつくることを目的とした恒例行事。新型コロナウイルスの影響で中止したり規模を縮小して実施したり
高病原性鳥インフルエンザの感染が、岡山県と北海道の養鶏場で確認された。今シーズンでは国内初で、10月の発生は過去に例がない。欧米をはじめ世界的な流行が続く中、野村哲郎農林水産相は「どこで発生してもおかしくない状況だ」と危機感を表明。感染拡大防止に向け、防疫対策の徹底を呼びかけている。 鳥イン
資源リサイクルの鈴木商会(本社札幌市、駒谷僚社長)は、苫小牧市晴海町の苫小牧事業所に重機の遠隔操作システムを導入した。職場環境の改善や人材の確保などが目的で、無線LANなどの活用で事務所内から重機の操作を可能にした。9月から試行の位置付けで運用しており、駒谷社長は「現場の仕事を変えていければ」と意