煮詰まる
- 2023年5月11日
土鍋を大事に育てていた。ある漫画のエピソードに引かれ、煮汁を長年にわたり、染み込ませてきた。肉も、魚も、野菜も、どばっと入れて煮込めば、立派な料理。夏を除けば週の半分は、土鍋を使ってきた。一人暮らしの自炊で、わびしさも募ったが、鍋は貫禄を増していた。 そんな手塩にかけた土鍋を、いとも簡単に
土鍋を大事に育てていた。ある漫画のエピソードに引かれ、煮汁を長年にわたり、染み込ませてきた。肉も、魚も、野菜も、どばっと入れて煮込めば、立派な料理。夏を除けば週の半分は、土鍋を使ってきた。一人暮らしの自炊で、わびしさも募ったが、鍋は貫禄を増していた。 そんな手塩にかけた土鍋を、いとも簡単に
食用油脂輸送最大手のエスワイプロモーション(本社東京、神谷秀彦社長)の白老SPセンターが10日、白老港(白老町石山)に開所した。本州の製造所、油槽所からタンカーで運ばれてきた食用油脂を保管し、道内各地の食品製造工場や外食産業店などにタンクローリーで配送するための基地。 2008年までに完成
英国の生活情報ウェブ誌「ラックスライフ・マガジン」は、レストラン&バー部門の世界50店の一つに白老町白老の焼き肉レストラン「天野ファミリーファーム」を選び、評価内容を公開した。読者投票で世界50店に決まったといい、3月にトロフィーが贈られていた。 同誌は英語圏の富裕層向けにリゾートやファッ
厚真町本郷の定住促進住宅を衣替えした生活困窮者の支援拠点「みんなのおうち あつま」が10日、開所した。町が労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団(本部東京)に委託し、町民が気軽に足を運んで困り事を相談できる窓口を開設。多世代が集うコミュニティー事業も展開し、持続可能な地域づくりや安心な暮ら
むかわライオンズクラブ(LC=両川武弘会長)は10日、地域貢献事業の一環として、町内鵡川、穂別両地区の認定こども園に通う3歳児クラスの園児にカラー帽子を届けた。 帽子の寄贈は2020年度から続けており、4回目。後ろにも日よけのフラップが付いたタイプで、初年度は3~5歳児クラス、2年目以降は
白老町の一般社団法人白老モシリは、27日に町内で開催するイオル体験交流事業で「テンキグサ採取加工体験」の参加者を募集している。時間は午前9時半から午後3時ごろまで。 アイヌ民族がテンキと呼ぶ小さな容器の材料にしたテンキグサ(ハマニンニク)を町石山地区で採取し、しらおいイオル事務所チキサニ(
14日の「母の日」を前に、北海道花き生産連合会カーネーション部会(山田肇部会長、会員56人)は10日、道庁を訪れ、鈴木直道知事に色鮮やかなカーネーションを贈り、PRした。 同部会は厚真町や空知管内月形町、渡島管内七飯町など道内でカーネーションを主な生産品目としている花卉(かき)生産者で構成
(12日) 苫小牧 午前10時、苫小牧タウンマネジメント設立に伴う表敬訪問。午前11時、リレー・フォー・ライフ・ジャパンとまこまい実行委員会による表敬訪問。午後1時30分、日本ニュートリション苫小牧工場竣工式(日本ニュートリション苫小牧工場)。午後3時、国際ソロプチミスト苫小牧はまなすからの
東京商工リサーチ北海道支社は、4月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比1件増の17件となり、5カ月連続で前年を上回った。負債総額は前年同月比58・8%減の20億400万円だった。4月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は61人。今年1月からの累計では359人となった。 地域別で
道議会は10日、各派代表者会議を開き、今任期も九つの常任委員会と七つの特別委員会、議会運営委員会を設置することを決めた。 常任は総務、総合政策、環境生活、保健福祉、経済、農政、水産林務、建設、文教の各委員会。特別は産炭地域振興・エネルギー問題調査、北方領土対策、新幹線・総合交通体系対策、人
来年1~2月に苫小牧市で開催される第78回国民スポーツ大会冬季大会の北海道実行委員会(会長・鈴木直道知事)の設立総会が10日、札幌市内で開かれた。従来の国民体育大会(国体)から名称変更して開かれる初の大会で、小玉俊宏副知事は「2019年以来、5年ぶりの北海道開催。全国から来る人たちが思い出に残る素
苫小牧市は31日まで、食育推進計画や事業策定などを協議する「食育推進協議会」の委員2人を募集している。 市は食育を効果的に推進し、同協議会に市民の意見を深く反映しようと、委員の一部を公募している。 対象は18歳以上の市民。食育に関心があり、年1~4回程度開催する会議に出席することが
「賢治の道を歩く会」は21日午前10時から、JR苫小牧駅を出発地点に宮沢賢治が歩いた道をたどるイベント「賢治ウオーク」の参加者を募集している。申し込み不要で、午前9時45分までに同駅南口に集合する。 昨年12月に閉館した苫小牧市王子町の「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」の丸山伸也元館長が同
アマチュア奏者5人でつくる金管五重奏団「ハスカップ・ブラス」は21日午後3時半から、苫小牧市サンガーデン(末広町)でコンサートを開催する。トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバの4種類を使い、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の劇中歌「彼こそが海賊」やアイルランド民謡「ダニーボーイ」など1
苫小牧市北栄町の認定こども園第2はくちょう幼稚園(菅原美乃里園長)は9日、敷地内の畑で「イモ植え」を行った。年少から年長まで約250人の園児が参加し、ジャガイモの種芋を丁寧に埋めた。 恒例の食育行事。園児たちはメークインの種芋を芽が上に向くようにして穴の中に置き、優しく土をかぶせていった。
保釈中の刑事被告人の国外逃亡を防止するため、全地球測位システム(GPS)端末の装着を可能にする改正刑事訴訟法が、10日の参院本会議で自民、公明両党と立憲民主党、日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。2019年末に起きた日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡事件を受けたもので、対策
ふるさと納税制度で多額の寄付収入を得たのを理由に、特別交付税を減額したのは違法だとして、大阪府泉佐野市が国の決定取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が10日、大阪高裁であった。冨田一彦裁判長は、裁判の対象に当たらないとして、市側の請求を認めた一審大阪地裁判決を取り消し、訴えを却下した。 冨田裁判
東京都江戸川区の民家で2月、住人男性(63)を殺害したとして、警視庁捜査1課は10日、殺人容疑で、区立松江第五中学校の特別支援学級主任尾本幸祐容疑者(36)=江東区大島=を逮捕した。「事件には関わっていません」と容疑を否認しているという。 民家は同中学から約200メートルと近く、同課は2人の
東京都中央区銀座の高級時計店に3人組が押し入った事件で、強奪されたのは高級腕時計74個で、被害総額は計約2億5000万円相当とみられることが11日、捜査関係者への取材で分かった。 1個約5000万円相当の時計もあったとみられ、警視庁少年事件課は、高額商品に狙いを定めて襲撃した可能性もあるとみ
肉体疲労後の眠気は、働いた組織の細胞内に「不良品タンパク質」がたまって引き起こされることが分かったと、筑波大と東京大大学院の研究グループが発表した。 運動や労働で体を動かした後は普段より強い眠気を感じ、寝付きが悪いときには適度な運動が有効であることが分かっている。しかし、そのメカニズムは明
多くのがん患者はインターネット検索などで情報を集めているが、中には誤ったものも多く、医療の現場や治療に及ぼす影響は大きい。国立がん研究センター(東京都中央区)がん対策情報センター本部の若尾文彦医師に話を聞いた。 ▽標準治療は最高の治療法 若尾医師は最新の医療について、「安全や
不安や心配なことを長く考え続ける傾向(ネガティブな反復思考)が強い人は、片頭痛になりやすいと、広島大大学院の研究グループが発表した。 研究グループは大学生426人(うち女性220人)を対象に、ネガティブな反復思考の有無と頭痛の程度(頻度、重症度、生活への支障など)を尋ねるアンケートを
苫小牧市や近郊の住民でつくるグループ「ハスカップ青春の集い」(佐藤守会長)は、地域で誕生した子どもに椅子を贈る活動の一環として、木材の無償提供を受け付ける「子ども椅子 木材バンク」を立ち上げた。多くの人に活動に携わってほしい―と木材を取り扱う地元企業などに協力を呼び掛けたところ、西尾木材(佐久間誠
苫小牧市末広町の出光カルチャーパーク(市民文化公園)内の花壇で、チューリップが見頃を迎えている。エゾヤマザクラが葉桜に変わっていく中、園内に新たな春の彩りを添えている。 市内の最高気温が前日よりも2・4度高い13・4度となった9日、市サンガーデン前の花壇には高さ40センチ前後まで育ったたく
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは13日、同センターや湖畔でイベント「ウトナイ湖春の渡り鳥DAY」を開く。 例年、秋の渡り鳥シーズンに2日間開催していたイベントを、今年度は春と秋に1日ずつ実施。今回は5月の第2土曜日が国連の「世界渡り鳥の日」であることにちなんで企画した。
全道美術協会苫小牧地区(菊地章子地区長)の会員、会友らによる「全道展苫小牧地区展」が10日、苫小牧市民活動センター(若草町)で始まった。15日まで。 同展は6月14~25日に札幌市内で開かれる「全道展」に向け、作品の質をより高める場として企画された。会員7人、会友3人、一般8人の油彩画や水
春の全国交通安全運動が11日スタートする。苫小牧市でも20日までの期間中、苫小牧署が交通違反の取り締まりを強化するほか、市交通安全協会や市交通安全指導員会などが事故防止に向けた啓発活動を展開する。 運動の重点は▽子どもと高齢者の交通事故防止▽交通ルールを守った安全な自転車の利用▽スピードの
苫小牧市消防本部は9日、2日から市内全域に発令していた山火事警報を解除した。室蘭地方気象台が発出していた火災気象通報が降雨で解除されたため。
苫小牧市内の生花店や菓子店、大型商業施設などで、母の日(14日)に向けた商戦がピークを迎えている。長引くエネルギー・物価高騰、鳥インフルエンザなどの影響で、各店は商品の値上げに苦慮したり、原料の確保に不安を抱えたり。ただ、母親に感謝の気持ちを伝えてもらおうと、例年並みの品ぞろえの充実に努めている。
来年1月27日~2月3日に苫小牧市で開かれる、第78回国民スポーツ大会冬季大会のマスコットキャラクターに、市公式キャラクター「とまチョップ」が起用される。水色のアイスホッケーユニホームを着た大会用デザインで、ホームページやポスターなどで活用しながら大会を盛り上げる。 市が9日の市長定例記者