20、21日に50周年記念公演 演劇集団・群’73 「アルジャーノンに花束を」
- 2023年5月12日
今年で50周年を迎えた演劇集団「群’73」(須藤夏菜子代表)は20、21の両日、苫小牧市文化会館で記念公演「アルジャーノンに花束を」を行う。同館ギャラリーでは、5日に83歳で死去した創設者の鳥嶋清嗣郎さんを追悼し、鳥嶋時代の公演映像の放映やパネル展示も実施する。出演者は本番を間近に控え、追い込みの
今年で50周年を迎えた演劇集団「群’73」(須藤夏菜子代表)は20、21の両日、苫小牧市文化会館で記念公演「アルジャーノンに花束を」を行う。同館ギャラリーでは、5日に83歳で死去した創設者の鳥嶋清嗣郎さんを追悼し、鳥嶋時代の公演映像の放映やパネル展示も実施する。出演者は本番を間近に控え、追い込みの
苫小牧市桜木町4の加藤孝治さん(80)宅のシダレザクラが見頃を迎え、淡いピンク色の八重の花が地域住民らの目を楽しませている。 45年ほど前、妻の幸子さん(70)の実家がある岩手県陸前高田市の花店で購入したというシダレザクラ。当時、店主から「北海道ではシダレザクラは咲かないかもしれない」と言
苫小牧市音羽町の妙見寺(末澤隆信住職)に21日、宮沢賢治に関する書籍を集めた「斉藤征義記念 宮沢賢治ライブラリ『虔十庵(けんじゅうあん)』」が開設される。賢治研究の第一人者で2019年1月に亡くなったむかわ町穂別の詩人、斉藤征義さんが生前集めた約1800冊を収蔵する。末澤住職は「多くの人に訪れても
苫小牧市しらかば町の認定こども園エンゼル幼稚園(坂本安正園長)は11日、敷地内の屋内温水プールでプール開きを行った。園児たちは、浮き板の上でバタ足を体験するなどし、水の感触を確かめていた。 園児が水に慣れ、最終的には泳げるようになることを目的に毎年5~10月、月2回ほどプール教室を実施して
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは11日、4月の道内の火山活動状況を発表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)に噴火の兆候はなく、噴火警戒レベルも「1(活火山であることに留意)」のまま。 樽前山は4月13日に北海道開発局の協力で上空から行った観測で
11日午後6時52分ごろ、日高地方東部を震源とする地震があり、浦河町で震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロで地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・4と推定される。その他関係分の震度は次の通り。 震度3=むかわ町、平取町、新冠町、新ひだか町、様似町、えりも町
胆振東部の少年野球チーム、厚真ファイターズと安平町の追分イーグルスが今季から、「厚真・追分イースターズ」として公式戦に出場している。共に団員不足で公式戦の単独出場が困難となり、地域をまたいで手を組むことにした。主将を務める追分小6年の村山心亮君(11)は「みんなで協力して、1勝を取りたい」と闘志を
むかわ町穂別富内の建設会社「山越組」は11日、地域貢献の一環として、同町大原にある防災倉庫前のアスファルト舗装の補修工事を行った。 町や同社によると、倉庫前は経年劣化によるアスファルトのひび割れやでこぼこの浮き沈みなどで10センチほどの段差ができていた。同社社員と施工業者の計29人が倉庫2
むかわ町シルバー人材センターは11日、町産業会館で2023年度の定時総会を開いた。会員ら約40人が出席し、22年度事業・収支決算報告、23年度事業計画、収支予算など議案4件を原案通り承認した。 同センターは、鵡川と穂別の人材センターが19年に合併して4年が経過。3月末時点の会員数は136人
JR登別駅前の登別市観光交流センター「ヌプル」は5月から6月にかけて、アイヌ民族に伝わる物語を集めた「アイヌ神謡集」に関する講演会を開く。著者の知里幸恵(1903~22年)は同市出身で今年は同著出版100年に当たり、受講者を募集している。 講演は27日の「アイヌ神謡集のできるまで~知里幸恵
白老町の企業や団体は11日、一斉ごみ拾いを町内で行った。全町的に清掃活動を展開する「春のクリーンしらおい」(4月10日~5月15日)の一環。参加者は各地域の沿道や草むらに落ちているごみを丁寧に拾い集めた。 白老町立地企業連絡協議会(髙田秀文会長)は、石山の石山工業団地と特別工業地区で取り組
白老町の竹浦婦人会(鈴木キワ子代表)は10日、地元の竹浦小学校(千葉康弘校長)に手作りの布製ポケットティッシュカバー35個を寄贈した。鈴木代表(79)ら2人が同校を訪れ、児童代表に手渡した。 鈴木代表は「ポケットに入れたティッシュの束が崩れないようにと考え、4月から20日間ほどかけて作った
苫小牧樽前小学校(中嶋清人校長)は10日、総合的な学習で栽培したシイタケを、市樽前交流センター敷地内で販売した。雨が降る悪天候の中、保護者や地域住民などが次々に買いに訪れ、5分で売り切れるほど大盛況となった。 300グラム入りと規格外品の600グラム入りを合わせて60袋用意。いずれも300
苫小牧市の夏の一大イベント、第68回とまこまい港まつり(8月4~6日、メイン会場・中央公園)の実行委委員会(実行委員長・岩倉博文市長)は11日、今年度の初会合を市職員会館で開いた。テーマとプログラムの表紙デザインを発表し、新型コロナウイルス禍で中止していた市民おどりやマーチングフェスティバル、ポー
75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の保険料引き上げを柱とする改正健康保険法などが12日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立する。社会保障制度を全ての世代で支え合う「全世代型改革」の一環。子どもが生まれたときに支給する「出産育児一時金」の財源の一部を、後期高齢者医療制度から負担する仕組み
石川県能登地方で最大震度6強を観測した地震は、12日で発生から1週間となる。被災地の住民は崩れた瓦や割れたガラスなどの片付けに追われているが、余震が頻発し、不安の声も漏れる。 石川県のまとめによると、地震による死者は珠洲市で1人、けが人は同市と能登町で計36人、富山県でも1人が確認された。珠
天皇、皇后両陛下主催の春の園遊会が11日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。開催は約4年半ぶりで、令和に入って初めて。雨の中、両陛下は皇族方と共に、傘を手にマスク姿で声を掛けて回られた。 東京パラリンピック車いすテニスの国枝慎吾さん、東京五輪卓球混合ダブルスの伊藤美誠さん、北京五輪スピー
立憲民主党の泉健太代表が次期衆院選で同党の獲得議席が150を下回れば代表を辞任すると表明したことを受け、党内に11日、波紋が広がった。退路を断つ姿勢を示す狙いとみられるが、党勢の低迷にあえぐ立民にはハードルが高く、軌道修正を促す声も上がった。 泉氏の発言が飛び出したのは、公認候補が全敗した衆
小中学生に吹奏楽の魅力を伝え、打楽器の基礎力を高めてもらう「KOMAZAWA Music Academy(駒沢ミュージックアカデミー)」が先月、発足した。駒大苫小牧高校吹奏楽局の卒業生らが講師となり、リズム感などを鍛えるトレーニングを行う。アカデミーを通じ、児童生徒に早い段階から本格的な吹奏楽に触
苫小牧市見山町の島貫辰夫さん(70)が、頭や胸部などが白色の珍しいツグミの姿を自前のカメラに収めた。島貫さんは「この時期ツグミはよく目にするが、こんな色をしたのは初めて見た」と驚いている。 バードウオッチングが趣味の島貫さんは、5年ほど前から毎朝2時間ほどデジタルカメラと双眼鏡を手に、自宅
建築学者で、ものつくり大学(埼玉県)名誉教授の八代克彦さん(65)=さいたま市在住=の研究成果を紹介する企画展「ケンチクのしくみ○△□展」が15日まで、苫小牧市植苗の観光庭園イコロの森で開かれている。 八代さんが1994年から約10年勤務した札幌市立高等専門学校(現札幌市立大)の教え子たち
春の全国交通安全運動が始まった11日、苫小牧市役所前の国道36号でセーフティーコール(旗の波運動)が行われた。市や苫小牧署、苫小牧地区交通安全協会などから約130人が参加。黄色い小旗などを掲げ、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。 運動に先立ち、市役所前広場で開かれた集会で、同署の久田悟署長
知人女性に因縁を付けて金を脅し取ったとして苫小牧署は10日、岩見沢市美園6のパート従業員吉沢亜希子容疑者(50)を恐喝の容疑で逮捕した。「生活が苦しく、自分に使うためのお金が欲しかった」「(被害者は)私の言うことを聞くので、脅せばお金を渡してくれると思った」などと容疑を認めている。 逮捕容
11日午前5時ごろ、厚真町浜厚真の国道235号を車で走行中の男性がヒグマ1頭を目撃し、苫小牧署に通報した。人畜への被害は確認されていない。 同署によると、ヒグマの体長は約2・5~3メートルで、現場は浜厚真八幡神社から東に約480メートルの地点。東へ走行中の車と並走していたが、車が追い越した
苫小牧保健所は10日、インフルエンザの注意報を7週間ぶりに発令した。管内(東胆振1市4町)の定点当たり患者数は4月24~30日の1週間、11・25人で基準値(10人)を超えた。前週と比べて1・2倍と感染が拡大し、全道平均4・11を大きく上回った。 同保健所によると、注意報発令は今年3月6~
苫小牧市へのふるさと納税の寄付額は2022年度、過去最高の約15億円となる見通しだ。返礼品を強化した15年度以降は右肩上がりで、前年度と比べて約5億円も増えた。今年度は現地決済サービスを初めて市内の一部ゴルフ場で取り入れ、さらなる納税額の増加を目指す。 市への納税額は17年度に1億円を突破
東胆振の米どころ、厚真町で10日、田植えが始まった。農家は今月中旬から下旬にかけて作業を本格化させる予定で、町内ではこの時期ならではの光景が広がる。 同町幌内の木戸正人さん(57)は「種まきの後、低温と日照不足で発芽が例年より遅れ、心配だった」と話しながらも同日、先陣を切って田植えを開始。
苫小牧市静川の石油備蓄業、北海道石油共同備蓄北海道事業所(廣瀬研志所長)は10日、ヘイケボタルの放流会を4年ぶりに開いた。苫小牧日新小学校の4年生約60人を招き、ホタルの幼虫約2000匹を敷地内の「ニナルカの森」の池に放流した。 ホタルや、餌になる巻き貝のカワニナ、タニシを、宮の森町内会「
苫小牧商工会議所青年部(吉本一憲会長)はこのほど、ふるさと納税をテーマにした例会を市民活動センターで開いた。会員や商業関係者ら24人が参加し、新しい返礼品のアイデアを出し合った。 例会でふるさと納税をテーマにするのは初めて。寄付はまちづくりの財源に活用され、返礼品は地域のPRに貢献しながら
丸彦渡辺建設(札幌市、岡本啓治社長)は10日、31日付で大手ゼネコン清水建設(東京)の連結子会社になると発表した。 清水建設が同日、議決権ベースで丸彦渡辺建設の株式57・8%を大株主の王子ホールディングス(同)などから取得する予定。丸彦渡辺建設は「王子グループとの取引関係は今後も変わらない