強度近視患者 AIで視力障害リスクを予測
- 2023年12月21日
人工知能(AI)技術を用い、失明の主要な原因である強度近視患者の長期的な視力と視力障害リスクを予測するモデルを開発したと、東京医科歯科大大学院などの研究グループが発表した。 2050年までには世界人口の約1割が強度近視になると予測され、対策が求められている。研究グループは、11~21年に同
人工知能(AI)技術を用い、失明の主要な原因である強度近視患者の長期的な視力と視力障害リスクを予測するモデルを開発したと、東京医科歯科大大学院などの研究グループが発表した。 2050年までには世界人口の約1割が強度近視になると予測され、対策が求められている。研究グループは、11~21年に同
成人期の体格指数(BMI)がやや低め(正常低値)からやや高め(正常高値)に推移した人に比べ、BMIが低下した人や低体重状態が続いた人は死亡リスクが高かったと、米国などの研究グループが発表した。 研究グループは、40~69歳の日本人6万5520人を20年以上追跡した研究データを分析。BMIの
急性心筋梗塞を経験した後の転居は、死亡や終末期の長期介護施設への入居リスクを高める可能性があると、カナダの研究グループが発表した。 研究グループは、カナダ・オンタリオ州で1999年12月~2003年3月に急性心筋梗塞を発症した3369人について、死亡日または20年3月30日まで追跡。郵便番
斎藤健経済産業相は20日の報道各社とのインタビューで、次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)について「現時点では国が一歩前に出て支援していく段階にある」と述べ、引き続き政府が事業を支えていく考えを表明した。ラピダスへの支援などを通じ、半導体の産業基盤を強化することで、「わが国の産業全体の競争
政府は20日、デジタル行財政改革会議(議長・岸田文雄首相)を首相官邸で開き、中間報告をまとめた。道路運送法で原則禁じられている一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運ぶ「ライドシェア」については、タクシーが不足する地域や時間帯に限り、タクシー会社の運行管理の下で来年4月から一部解禁。都市部や
苫小牧市は来年1月31日~2月25日、JR苫小牧駅周辺エリアでシンボルストリートにぎわい創出事業を実施する。これまで12月~翌年2月に同駅南口でイルミネーションを点灯していた催し「とまイルスクエア」を一新し、繁華街などへの人流を促す狙い。今月23日には人気グループ「EXILE」(エグザイル)の事務
冬季五輪・パラリンピック招致を目指していた札幌市の秋元克広市長は19日、招致関係者との意見交換会で、招致活動を停止すると表明した。国際オリンピック委員会(IOC)が2034年大会までの開催候補地を絞り込んだことで、見通しがつかなくなったため。【関連3面】 市は当初30年大会の開催を目指して
王子製紙苫小牧工場(苫小牧市王子町)の渡部司工場長が19日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。10月8日の火災発生に触れて「今後、再発防止に向けた取り組みを行う」と誓った。 出火原因は、新聞用紙を生産する抄紙機の乾燥設備の地下ピットに、紙粉が堆積して自然発火した可能性が高いと公表済み。渡
韓国の航空大手・大韓航空は19日、週11往復で運航している新千歳―仁川線を、来年1月13日から1日2往復(週14往復)に増便すると発表した。冬の本道への観光需要が高まることを見込み、新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで回復させる。 同3月30日までの冬季ダイヤの対応で、機材はエアバスA3
ヒグマと闘ったことがある―というのは夢の中での話。どこから出るのか聞いたこともない大きな声で怒鳴り始め、掛け布団を蹴り飛ばすらしい。10年ほど前から、そんな騒動を年に数度、夜中に引き起こし家族に迷惑を掛けている。相手は多くの場合、クマ。困ったものだ。 子育て中に夜驚(やきょう)症という言葉
日本政策金融公庫室蘭支店は2023年度上半期(4~9月)、胆振・日高管内の創業融資は前年同期比18・9%増の44件だった。 内訳は、新規創業前の融資が7・1%増の30件、創業1年以内の融資が55・6%増の14件。 このうち創業前融資は2年連続で前年実績を上回り、コロナ禍前の2019
環境省は、千歳市支笏湖温泉の支笏湖第5駐車場エリアの再整備を完了した。千歳川上流部に面したエリアで、カヌー、カヤックなどの水辺利用が増える中、管理ヤードを新設し、駐車場の一部は緑地化した。来年2月までに管理業者を選定し、同年4月から運用を始める。 同省が推進する国立公園の満喫プロジェクトの
苫小牧総合経済高校(池田隆校長)は19日、今後の学校の在り方について地元の関係機関・団体と考える連携組織(コンソーシアム)を立ち上げた。市や企業、大学などの6人の委員と同校の校長・教頭、胆振教育局職員で構成。地域ニーズに合った教育活動を目指し、定期的に会合を重ね、教育活動の方向性を議論していく。
消防功労で第41回危険業務従事者叙勲の瑞宝双光章を受章した元苫小牧市消防監の松山竹志さん(72)=澄川町=と、2023年度秋の叙勲の瑞宝単光章を受章した元市消防団副団長の三田村宏之さん(71)=有珠の沢町=への伝達式が19日、苫小牧市役所で行われた。胆振総合振興局の松本正司副局長が「長年にわたり地
苫小牧市拓勇東町の苫小牧拓勇東郵便局(出雲貴宏局長)で19日、強盗を想定した防犯訓練が行われた。営業時間中に犯人役の警官が乱入して局員にモデルガンを突き付け、「金を出せ」と叫んだ。火薬を使って発砲音も再現し、緊迫感に包まれる中、局員は客に配慮しながら冷静な対応に努めた。 局員は犯人の逃走後
19日午後6時ごろ、JR室蘭線糸井駅構内で苫小牧発長万部行き普通列車(2両編成)のエンジン関係に不具合が生じた。 隣の錦岡駅で応急処置を行い運転を再開したが、不具合が解消されず、東室蘭駅でトラブルの発生した車両を切り離した。このため列車が55分遅れ、約100人に影響した。
むかわ町穂別博物館は18日、師走の大掃除を行った。地域のさくら認定こども園(久保田真剛園長)の年長園児12人も参加し、ハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の全身骨格(レプリカ)やアンモナイト、二枚貝イノセラムスの化石のほこりを払った。 年末の大掃除をするに
2023年度文化庁長官表彰を受けた白老町高砂町の山崎シマ子さん(82)を講師とする手仕事体験ワークショップ(WS)が16日、町大町の白老中央生活館で開かれた。「山崎さんから学びたい」と町内や苫小牧市、登別市から計13人が参加し、直接指導を受けた。 山崎さんは町内の工芸作家でアイヌ伝統工芸サ
一般社団法人白老モシリは16、17両日、白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文化の体験教室を開き、町民10人が伝統の刺しゅうに挑戦した。 イオル(伝統的生活空間)体験交流事業の一環。講師は町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「チシポの会」(石井シゲ代表)のメンバーが務めた。
むかわ町の穂別中学校(三品秀行校長)は13日、町内で働く4人をパネリストに迎え、インタビューフォーラムを開催した。生徒たちはそれぞれの仕事内容を聞き、自らの進路選択について考えた。 同中学校のキャリア教育の一環。パネリストを務めたのは、町教育委員会主事の桝本美晴さん、さくら認定こども園保育
安平町は、EV(電気自動車)充電サービスなどを展開するENECHANGE(エネチェンジ、本社東京)と、町内公共施設へのEV普通充電設備の普及やゼロカーボンシティ実現に向け相互に協力していく連携協定を14日付で結んだ。19日の町議会定例会で及川秀一郎町長が行政報告した。 協定は、クリーンエネ
白老町大町の私設文庫「みみの館」で16日、館主松嶋珪子さん(85)による絵本の読み聞かせ会が開かれ、町内や苫小牧市から訪れた親子4組が耳を傾けた。 この日は、子どもたちがクリスマスなどにちなむ内容の絵本「ふゆじたくのおみせ」「うまれてきてくれてありがとう」など選び、松嶋さんは目線を合わせ、
安平町早来大町にある「はやきた子ども園」の床の修繕工事に町が支出した374万円について、元町議が「町は運営者の学校法人リズム学園に請求すべきだ」として6月に起こした訴訟で、札幌地裁が11月17日、元町議の訴えを棄却する判決を出していたことが分かった。19日に開会した町議会で、及川秀一郎町長が行政報
苫小牧工業高校吹奏楽部は17日、市文化会館で第46回定期演奏会を開いた。部員は保護者やクラスメートら約150人を前に、Jポップ曲などを次から次へと披露した。 2部構成で、1部は交響組曲「シネマ・トリロジー」~スタジオジブリ・コレクション~第1楽章「Sky Flight」や「元禄」、2部はは
苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(山岸孝司所長)で18日、道や清涼飲料水メーカーの北海道キリンビバレッジ(札幌市)、給食事業を展開する魚国総本社(大阪市)による新興道産作物の消費拡大キャンペーンが行われた。サツマイモ、ニンニク、落花生を使用したスープカレーなどが同所食堂で提供され、所員たちから
苫小牧市は18日、消費者教育の一環でお金をテーマにした小学生向け講座を日新児童センターで初めて開いた。北海道金融広報アドバイザーの横井規子さんが講師を務め、同センターに通う小学1~3年生20人がお小遣い帳の書き方などを学んだ。 横井さんは「おうちの人は働いてもらったお金を考えて使っている。
◇思わぬ感動 今年は思わぬ感動がありました。私が所属しているボランティアサークルで毎年行われる研修で、明治期の建造物が残された開拓の村と今年できたばかりの日本ハムのエスコンフィールド北海道を見学しました。開拓の苦難がしのばれる明治期の建物を見ながら当時の暮らしぶりを見学し、後半は新時代の幕
東京のNPO法人Startup Weekend(スタートアップウイークエンド)は15~17日、苫小牧市まちなか交流センター・ココトマで、起業体験イベントを開いた。市内や札幌市、空知管内月形町などから約30人が参加。7チームに分かれて議論を重ねながら、ビジネスのアイデアをつくり上げた。 イベ
10億円が当たりますように―。道庁本庁舎1階に19日、初めて「年末ジャンボ宝くじ」の特設売り場が開設された。 本道で発売した宝くじの収益金の一部は道の貴重な一般財源となり、公共事業や福祉事業として活用されている。道では22日まで発売中の「年末ジャンボ」を盛り上げるため、一日限りだが、初めて
2038年までの冬季五輪招致が事実上困難となった札幌市は19日、市内で招致関係者意見交換会を開き、現在の招致活動を停止することを正式に決定した。席上、秋元克広市長は「仮に38年大会の招致の可能性が再浮上したとしても15年先で、札幌の課題やまちづくりに対して大会がどのような効果を発揮するのか見通せな