コロナ公費負担全廃へ 治療薬や入院費補助など―4月から通常診療と同じに
- 2024年2月21日
新型コロナウイルス感染症の4月以降の診療体制について、政府が公費負担を全廃し、通常の診療と同様に患者の所得などに応じた自己負担とする方針を固めたことが20日、政府関係者への取材で分かった。治療薬や入院費の補助などは3月で打ち切り、患者の保険料負担に応じて1~3割の支払いを求める。 厚生労働省
新型コロナウイルス感染症の4月以降の診療体制について、政府が公費負担を全廃し、通常の診療と同様に患者の所得などに応じた自己負担とする方針を固めたことが20日、政府関係者への取材で分かった。治療薬や入院費の補助などは3月で打ち切り、患者の保険料負担に応じて1~3割の支払いを求める。 厚生労働省
能登半島地震は、130年以上続く老舗和ろうそく店にも甚大な被害を与えた。「復興の灯(ともしび)に」。店舗が被災しながらも1月にパリで開かれた見本市に出展した店主は、再建に向けて動きだしている。 店は1892(明治25)年創業の和ろうそく製造販売「高沢商店」(石川県七尾市)。地震で市中心部に構
衆院は20日午後の本会議で、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相の不信任決議案を、与党や日本維新の会などの反対多数で否決した。共産、国民民主両党などは賛成したが、維新や教育無償化を実現する会は反対し、野党の対応は割れた。 立憲の菊田真紀子氏は趣旨弁明で、盛山氏が前回衆院選で世界平和統一家庭
演技指導の名目で俳優を志望する20代女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は20日、準強姦(ごうかん)容疑で、映画監督の榊英雄容疑者(53)=川崎市中原区木月住吉町=を逮捕した。「冤罪(えんざい)です」と容疑を否認しているという。 同課は、他にも複数の俳優志望の女性から同様の被害届
小食や偏食で子どもの体重が増えない―。そうした背景に、回避・制限性食物摂取症が潜んでいる可能性がある。栄養不足で成長が妨げられたり、健康や生活機能に影響が及んだりする例もあるので注意が必要だ。 国際医療福祉大学成田病院(千葉県成田市)精神科の中里道子教授は「早期診断と適切な治療を受けること
苫小牧市教育委員会は、市内の小学5年生と中学2年生を対象にした2023年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果をまとめた。体力合計点は前年度に続き、男女とも小学校は全国平均を上回ったが、中学校は下回った。前年度との比較ではいずれも上回った。 市内児童生徒の全国にお
本道上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で東胆振地方は19日、各地で記録的な暖かさに見舞われた。最高気温は各観測地点で平年より6・5~14・2度高く、苫小牧市を除く5地点で10度を超えた。 地点別に見ると、むかわ町穂別の14・6度が最高で厚真町12・8度、白老町森野12・4度、むかわ町鵡川11
苫小牧市共同募金委員会(渡辺敏明委員長、事務局・市社会福祉協議会)は2024年度の赤い羽根共同募金ピンバッジのデザイン案を募集している。赤い羽根共同募金への関心を高めてもらうことを目的とした初の試みで、市民や市内で勤務、在学している人であれば誰でも応募できる。同委員会事務局は「気軽に応募してもらい
苫小牧市文化交流センターで3月3日まで、「アイビーひなまつり展」が開かれている。同センターで活動するサークルや幼稚園児の作品など約130点が並び、一足早い春を感じることができる。 会場には内裏びなや7サークルの会員が丹精込めて仕上げた川柳、パステル画、風景写真などが飾られている。子ども体験
苫小牧署は19日、窃盗の疑いで苫小牧市緑町のパート従業員の女(58)を逮捕した。 逮捕容疑は1月21日午後0時半ごろ、同市柳町の商業施設で、天井に取り付ける照明とサーキュレーターが一体化した「サーキュライト」1点(7000円相当)を盗んだ疑い。 同署によると、女はサーキュライトを商
19日午後7時15分ごろ、JR札幌駅構内で、出発前の札幌発千歳行き普通列車(6両編成)の運転席に設置されたモニターに不具合が発生した。 JR北海道によると、モニターに異常を知らせる表示が出たため点検、再起動。不具合は解消されたが当該列車を含む普通列車2本を運休し、約300人に影響した。
19日午前11時20分ごろ、JR日高線の浜厚真駅構内(厚真町浜厚真)で鵡川発苫小牧行き普通列車(1両編成)のブレーキに不具合が見つかった。 JR北海道によると、乗務員による車両点検で原因が判明しなかったため当該列車を運休。乗客4人はタクシーに乗り換え、苫小牧駅まで向かった。 このト
【インフルエンザ】 ▽19日から学年閉鎖 苫小牧若草小学校(21日まで) ▽19日から学級閉鎖 苫小牧北光小学校、苫小牧沼ノ端小学校、苫小牧泉野小学校(22日まで)、苫小牧豊川小学校(23日まで)、苫小牧西小学校(25日まで) ▽20日から学級閉鎖 苫小牧清水小学校(21日
日本製紙(東京)は、苫小牧市勇払の「勇払バイオマス発電所」で発生する燃焼灰由来の肥料を、1月から本格的に販売している。これまで産業廃棄物だった焼却灰の有効活用で、年間5000トンの供給を想定。農林水産省運営の「国内肥料資源マッチングサイト」を活用し、販売網の開拓を目指している。 同発電所は
出光興産(東京)、ENEOS=エネオス=(同)、北海道電力(札幌市)の3社は、苫小牧市で国内最大規模となるグリーン水素サプライチェーン(供給網)の構築を目指す。年間1万トン以上のグリーン水素の供給体制を苫小牧港・西港臨海部で整え、2030年度までに水素供給・利用を始める見通しだ。 3社は2
苫小牧市特別職議員報酬等審議会の北條康夫会長は20日、議員報酬と特別職の給料について、引き上げが妥当とする答申書を岩倉博文市長に提出した。岩倉市長は、議員報酬については22日開会予定の市議会定例会で関連条例の一部改正案を提出する方針だが、特別職の給料は引き上げを見送る考えを示した。 答申で
苫小牧発明研究会(園田政廣会長)は24日午前10時~午後1時、「発明&デザイン『地域宝おこし』~アイデアは頭と心の健康体操」を市民活動センター(若草町)で開催する。 会員らの発明品やアイデア品、意匠登録された製品などを展示する恒例のイベント。ものづくりに取り組む市民の特許申請支援や試作品づ
苫小牧市は日常的に外国人と共生する社会を目指す「市多文化共生指針」の策定スケジュールを固めた。2024年度に有識者による策定会議で検討し、今年10月までに指針案をまとめる考え。策定会議は、今年度事業で多文化共生ビジョンをまとめている多文化共生指針策定準備会議(小田島道朗座長)を中心に、新たに外国人
先日、苫小牧西地域から国道36号を通って車で出勤途中、「天使の梯子(はしご)」という自然現象を目にした。太陽が雲に隠れている時に、雲の切れ間から地上に向かって放射線状に差す光のこと。スポットライトで照らされたような光の帯を幾筋も海上に伸ばし、神々しく見えた。名前はイエスの弟子の一人が夢の中で、空か
日本野鳥の会苫小牧支部副支部長で安平町職員の小林誠さん(33)は24日まで、写真展「北海道のちっちゃな大自然~北海道の野生の生き物たち」を苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで開催している。小林さんは本紙第2社会面でコラム「いぶり・ひだかで鳥発見」(偶数月の第1金曜日)を連載中。
安平町は、早来地区市街地にある交流施設「まち・あいステーションラピア」(早来大町)に、無料でテレワークができるコワーキングスペースを新たに設置した。町は「多くの人に使ってもらい、まちなかに足が向くきっかけになれば」と話している。 施設内にパーティションで四つに区切ったデスクを置き、今月5日
むかわ町出身で、サッカーJリーグ北海道コンサドーレ札幌に所属する中村桐耶選手(23)とプロ野球千葉ロッテマリーンズの河村説人投手(26)を応援する懸垂幕が19日、町役場本庁舎に掲げられた。 中村選手は鵡川中を卒業後、札幌の高校進学と同時にトップチーム傘下のコンサドーレU―18(18歳以下)
白老町環境町民会議(粂田正博会長)は17日、同町東部に広がるヨコスト湿原で冬の町民見学会を開いた。地元や苫小牧、室蘭市などから約30人が参加。保護活動を進めるヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)の会員らの案内で、海岸や湿地の植生などを見て回った。 参加者は湿原で羽を休める約40羽のオオハクチ
白老町健康福祉課は19日、町東町のいきいき4・6で、町民生委員児童委員協議会の会員を対象に手話講座を開いた。約20人が参加し、町社台のNPO法人ウテカンパの手話通訳者、田村直美代表(52)と町虎杖浜在住の聴覚障害者、吉原和香奈さん(38)から当事者にとって必要な手話の位置付けや日常で使える手話を学
白老町の竹浦小学校(千葉康弘校長、児童26人)に陽気に誘われた野鳥が羽を休めに訪れている。2022年冬ごろから、職員室に面した屋外に餌となるヒマワリの種を入れた容器を設置。ついばみに来る小鳥たちの姿は、職員や職員室を訪れる児童の心のオアシスになっている。 訪れるのはヤマガラやヒガラ、コガラ
白老町認知症の人と家族などの会は3月11日午前11時から、町東町の町総合保健福祉センターで第4回認知症の人と家族などの集いを開く。町社会福祉協議会事務局長で社会福祉士、北海道ケアラー支援地域アドバイザーの庭山了さんが「認知症の方の物の見方と考え方とは?~認知症の当事者が感じる世界を知り、手助けの工
年度内の策定を目指す胆振地域公共交通計画について、胆振総合振興局と管内4市7町、JR北海道、道南バス、学識経験者などでつくる同地域公共交通活性化協議会は原案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)を実施している。計画期間は2024~28年度までの5年間で、目標値を定めた上で、達成するための施策・事
道が導入を目指す法定外目的税「宿泊税」を議論する有識者懇談会(座長・石井吉春北大公共政策大学院客員教授、構成員11人)は19日、札幌市内で4回目の会合を開き、1人1泊100~500円を徴収する段階的定額制の「とりまとめ案」を大筋で了承した。道は21日に開会する第1回定例道議会での議論も踏まえ、今後
道と北海道スポーツみらい会議主催の「北海道を本拠地とするスポーツチームのパネル展」が19、20両日、道庁1階特設展示場で開かれた。 本道を拠点とするスポーツチームは、北海道コンサドーレ札幌(サッカー)、北海道日本ハムファイターズ(野球)、レバンガ北海道(バスケットボール)、レッドイーグルス
4月からトラックドライバーに年間960時間の時間外労働の上限規制適用を控え、北海道開発局と道運輸局、道経済産業局が連携して「北海道の物流と地域の将来(あす)を考える2日間」が19日、札幌市内で始まった。初日は午後から物流をインフラから考える「共同輸送・中間輸送を考えるシンポジウム」が開かれ、ウェブ