「人里周辺の捕獲が重要」 千歳市でヒグマ問題講演会
- 2025年3月29日
ヒグマの課題に関する講演会がこのほど、千歳市総合福祉センターで開かれた。北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室主幹の武田忠義氏が「北海道のヒグマ問題と現状の課題~人とヒグマの共生のために~」と題して講演した。 サイエンス・カフェちとせin実行委員会が主催した。武田氏は、1966年に
ヒグマの課題に関する講演会がこのほど、千歳市総合福祉センターで開かれた。北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室主幹の武田忠義氏が「北海道のヒグマ問題と現状の課題~人とヒグマの共生のために~」と題して講演した。 サイエンス・カフェちとせin実行委員会が主催した。武田氏は、1966年に
苫小牧市は3月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。野菜類はキャベツが55円30銭で前月から4円40銭値上がりし、ダイコンも27円60銭で3円80銭高かった。今後は本州産の出荷増や道内産の出荷も始まることから、価格は落ち着く見通し。魚介類は、5月の最盛期に向かうマガレイが114円10銭で前月比
鈴木直道知事は28日、今年度最後の定例記者会見を開き、北海道新幹線札幌延伸の開業時期が2038年度末以降に遅れる見通しとなった問題に対応するため、「総合政策部内に北海道新幹線札幌延伸特別対策室を設置する」と発表した。 設置時期は新年度の4月1日付。室長は総合政策部長が務め、メンバーは同部の交通企
北海道新幹線新函館北斗―札幌間の開業時期が難工事のため、2038年度末以降に遅れる見通しとなったことを受け、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の藤田耕三理事長は28日、道庁を訪問し、鈴木直道知事、冨原亮道議会議長と面談した。 藤田理事長は「大変大きな期待をいただく中、結果
政府は28日、総合的な防衛体制強化のため平時から自衛隊や海上保安庁の使用を可能とする「特定利用空港・港湾」に、北海道や沖縄県の計8施設を追加すると明らかにした。滑走路拡張や護岸整備を行う。近く関係閣僚会議で決定する。 自民党国防部会などの合同会議で説明した。追加されるのは函館空港、函館港、白老港
都市部の小学生や保護者が第1次産業の生産者の元で自然に触れながら食や命の大切さを学ぶツアー「ポケマルおやこ地方留学」が27日から30日まで、厚真町本町のDino旅館を拠点に実施されている。岩手県花巻市の雨風太陽が主催し、東京都や千葉県、福岡県から6家族16人が参加。同町では28日、親子でサケの身をさ
アイヌ民族文化財団(札幌市)の伝承者育成事業に2年間参加し、平取町でアットゥシ織りの技術を学んだ河岸洋美さん(59)=白老町石山=の作品が4月半ばまで、白老アイヌ協会の事業拠点ノシキ=同大町=に展示されている。河岸さんは同協会の会員で、刺しゅう・革工芸作家。2023年5月から25年2月まで、アイ
道央産業振興財団(理事長・宮本知治苫小牧商工会議所会頭)は28日、理事会を苫小牧市テクノセンターで開き、2025年度事業計画と収支予算を原案通り承認し、就業規則や給与規定を一部改正した。同財団を構成する苫小牧、千歳、恵庭、安平3市1町の自治体、経済団体などから、理事や監事ら計10人が参加した。宮
(28日) ◇退任あいさつ ▽王子製紙取締役苫小牧工場長、渡部司氏。 ◇業務あいさつ ▽王子製紙苫小牧工場事務部グループマネージャー、伊藤隆雄氏。
政府が28日、平時から自衛隊や海上保安庁の使用を可能とする「特定利用空港・港湾」に白老港(白老町)を追加する方針を明らかにしたことを受け、白老町民の間には災害対策や経済効果への期待と軍事利用への警戒感が交錯している。[関連3面] 特定利用港湾は有事・災害時の拠点となる。指定後は艦船・航空機が円
「喪失」や「悲嘆」は、「グリーフ」とも呼ばれます。私がこの言葉を知ったのは、納棺師を志した14年前のこと。それ以来、さまざまな形のグリーフに触れました。グリーフと聞くと、まず「死」を思い浮かべるかもしれません。しかし、人は病気や災害、退職などで大切なものを失った時にもグリーフを感じます。 私の
江戸時代の町並みや文化を再現したテーマパーク「登別伊達時代村」(登別市中登別町)は、春の新演目「忍び外伝 心の旗印」を忍者かすみ屋敷で上演している。からくりを駆使した迫力ある忍者ショーで、家族連れなどを楽しませている。新作は、豊臣秀吉の命で追い詰められる伊達政宗を救おうと、忍びたちが命を懸けて戦う
(30日)苫小牧 午前10時、ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦ファイナルイベントオープニングセレモニー・表彰式(総合体育館)。午後0時15分、苫小牧地区連選抜大会兼全道民謡決勝大会予選会あいさつ(文化会館)。午後3時45分、苫小牧西子ども劇場特別地域公演「おひさまおはよう」開会あいさつ(住吉児童セン
厚真町商工会女性部(上田輝美部長)は28日、町社会福祉協議会(大橋正治会長)とNPO法人ASC北海道(徳田恒徳理事長)に1万円ずつ寄付した。上田部長と小寺せい子、柿崎幸恵両副部長が、町社協事務局とASC北海道のコーチがいる藏重自工(町表町)を訪問し、善意を届けた。寄付金は、8、9両日に町スポーツセ
人工透析患者らでつくる苫小牧腎友会(工藤彰洋会長)は27日、苫小牧市福祉ふれあい基金に6万円を寄付した。公共施設や福祉施設など市内の14カ所に回収箱を置いて使用済み義歯を集め、リサイクル業者を通じて貴金属部分を売った益金の一部。「患者という立場から、社会に役立つ行動をしよう」と、2009年から毎年
生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)は27日、苫小牧市の小学校と義務教育学校計23校に2025年度に入学する新1年生用「交通安全ランドセルカバー」として1475枚(予備を含む)を市教育委員会に寄贈した。2008年から継続する社会貢献。ランドセルカバーは、交通事故を防ぐため視認性の高い黄色の蛍光色で
緑ケ丘公園パークゴルフ場の1日オープンに向けて準備を進める同好会の会員 苫小牧市が開設するパークゴルフ場(PG場)が4月1日以降、順次、今季の一般開放を始める。利用者の減少が続く中、施設の運営態勢見直しを迫られ、2025年度は前年度比2カ所減の13カ所がオープン予定。雪解けが進み、準備は大詰めを迎
2026年3月オープンを予定している苫小牧市の複合施設「苫小牧市民文化ホール」(旭町)の建設・管理運営を担う特別目的会社「氷都とまこまいパートナーズ」は31日まで、開館に向けたイベントの企画・運営を無料でサポートする「苫小牧文化応援隊」のメンバーを募集している。1年後に迫った市民文化ホールの機運醸成
苫小牧市高丘の北大苫小牧研究林で、フクジュソウが見頃を迎えている。市内の広い範囲で雪がちらついた27日も幾つもの黄色い花を咲かせ、春の訪れを感じさせる。 室蘭地方気象台によると、同日、市内で1㌢以上の積雪はなかったが、昼過ぎから夕方にかけて各地で一時的にみぞれや雪が降った。 苫小牧研究林事務所
楽器の吹き方を習う参加者(左) 苫小牧市内の小中学生でつくる吹奏楽団「苫小牧ユースウィンズ」は23日、市文化会館の総合練習室で演奏会と楽器体験会を開いた。市内の小学生やその保護者ら約20人が参加し、吹奏楽の楽しさに触れた。 同団体のメンバー14人が「千本桜」や「負けないで」など5曲をフルートやク
苫小牧の子育ての会、苫小牧西子ども劇場は30日、市内2カ所で劇団風の子北海道を招いた特別地域公演を行う。会員、非会員を問わず、誰でも参加可能。チケットは4歳以上1200円、3歳以下無料。 会場は啓北町総合福祉会館(午前11時開演)、住吉児童センター(午後3時45分開演)。演目はいずれも「お
アジアでホテルを探すのはなかなかむずかしい。良しあしの基準が、日本とは相当に違うようだ。 つい最近滞在していたバングラデシュでは、三つ星クラスのホテルではちょっと不安なので、あえて四つ星だけを選んで泊まるようにする。だが、かなりの出費を覚悟して四つ星ホテルにこだわっても、たいていガッカリ、ちょ
苫小牧市と通信大手ソフトバンク(東京)は27日、デジタル技術を生かした地域活性化包括連携協定を結んだ。同社が苫小牧東部産業地域(苫東地域)で国内最大級データセンター(DC)を新設する縁で締結し、同社の同様の協定は道内8例目。市民サービスの向上や庁内業務の効率化、AI(人工知能)データセンターを活用し
苫小牧市は27日、製麺会社苫食(曽賀剛社長)の本社工場(有明町1)を津波発生時の一時避難施設とする協定を同社と締結した。 鉄骨造り3階建ての同工場は、屋上に最大50人の避難者を受け入れられる想定。夜間休日も利用可能な外階段を備えている。 市の津波ハザードマップ上、津波浸水(深さ3~5㍍未満)の
苫小牧市長生大学(総長・福原功教育長)の卒業式が26日、市文化交流センターで行われた。4年間の学びを終えた本科24人と、さらに4年の研修科を修了した17人に卒業証書が授与された。福原教育長は式辞で「生涯を通じて学習に励む皆さんの姿こそ社会のお手本」と熱心な活動をたたえた。中央長生大本科の長谷川綾子
2023年2月にラピダス(東京)が千歳市に立地表明したことを受け、立ち上げた官民支援組織「北海道次世代半導体産業立地推進連携会議」は27日、道庁で25年度の初会合を開いた。4月1日からパイロットラインの稼働を順次開始する次世代半導体製造拠点整備の進捗(しんちょく)状況を確認。ラピダスの清水敦男専務
複合拠点実現へ向け関連事業を確認した本部会議=27日、道庁 道は27日、庁内部長級で構成する「北海道次世代半導体産業立地推進本部会議」を開いた。2024年度の半導体関連事業の取り組み状況が報告されたほか、25年度に推進する関連事業を確認。鈴木直道知事は新年度は北海道GX(グリーン・トランスフォーメ
平成7年、ウインドウズ95の発売とともにインターネットが一般化し、苫小牧でも幾つかの施設で導入した。講座や体験会が催され、聞き慣れない片仮名語とともに、時代の先端をいく通信手段が注目を浴びた。■「子育て中は新聞を」「ネットは便利だけど、関心のある事しか見ないでしょ。新聞ならいろいろな記事が目に
釧路市在住の写真家工藤二男さん(75)の「超エル常識写真展」が4月9~13日、苫小牧市民活動センターで開催される。これに先立ち、出品する約60点のうち11点が30日まで、市内日吉町のカフェダンディライオンに展示されている。色彩の鮮明な明るさが特徴のA3判単写真とA4判組み写真で、「身近な被写体を楽
4月1日付で苫小牧労働基準監督署を離任する中島貢署長(59)と大艸豊誠副署長(52)が27日、転任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。中島署長は室蘭労基署署長に、大艸副署長は浦河労基署署長に就任する。両氏は2023年4月から現職。中島署長は「苫小牧は活気のあるまち。港もあり、空港も近い工業地帯」などと振